ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャック編あらすじ!真犯人は?

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」のバスジャック編をご存知でしょうか?田村由美先生によるミステリー漫画の「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」は、主人公の久能整が様々な事件の謎を解いていくストーリーになっています。そんな「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」のエピソードの中から、久能自身が事件に巻き込まれてしまった「バスジャック編」について、あらすじや犯人などのネタバレ、さらに物語の重要人物・ガロについてもご紹介していきます。

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャック編あらすじ!真犯人は?のイメージ

目次

  1. ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)とは?
  2. ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャック編の序盤のあらすじ
  3. ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャック編の中盤のあらすじ
  4. ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャックの真犯人をネタバレ
  5. ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャックの事件のその後
  6. ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)の久能整の実写ドラマキャスト
  7. ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャックに関する感想や評価
  8. ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャックまとめ

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)とは?

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」は、現代における新しいミステリー漫画として注目され、心に響くエピソードが多いと人気になっています。そこで、まず初めに「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」という作品について概要やあらすじをご紹介していきます。

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)の概要

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」は「別冊少女コミック」で連載をしていた漫画家・田村由美先生が、連載作品「7SEEDS」と同時期に発表した読切作品を前身とした作品になっています。2016年に読切として発表された「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」は、田村由美先生が「月刊フラワーズ」に移籍後、2018年1月号より本格的に連載が開始されました。

そんな「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」は、2021年8月現在までに9巻の単行本が発売され、2022年1月には「フジテレビ」の「月9」枠で実写ドラマ化が決定しています。そして「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」は2019年に「このマンガがすごい! 2019 オンナ編」の第2位と、「マンガ大賞2019」の第2位を受賞しており、注目が集まっている作品の1つとして有名になっています。

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のあらすじ

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」第1話のあらすじです。大学生の久能整は、ある日突然殺人の容疑で事情聴取を受ける事になりました。身に覚えのない出来事に、きっぱりと否定する久能ですが、取調べの刑事達も引きませんでした。そんな攻防が続く中、久能は刑事達の日常会話から、彼らの裏にある様々な出来事を読み解いていきます。そんな何気ない会話が、事件の真犯人へ繋がっていく事になっていきました。

ミステリと言う勿れ - フジテレビ

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャック編の序盤のあらすじ

次はそんな「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の第2話「バスジャック編」についてあらすじをご紹介していきます。「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」は久能がたまたま乗車したバスがバスジャックされるという衝撃的なエピソードですが、事件の真相や真犯人の意外性が話題となり、本作の中でも有名なエピソードの1つと言われています。

ネタバレ①バスジャックされるバス

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」序盤のあらすじネタバレ1つ目は「バスジャックされるバス」です。久能は同級生の殺害容疑も晴れ、日常を取り戻していましたが、以前から行きたかった印象派展の期限が迫っている事に気付き、急いで路線バスへ飛び乗りました。バスに乗車してうたた寝をしていた久能ですが、乗客の一人がバスの異変に気付きました。

久能の乗車したバスは美術館行きでしたが、どうやら行き先が違うようです。久能も異変に気付き、運転手へ声をかけようとした時、突然ナイフを持った男が立ち上がり、「バスを乗っ取らせてもらう」と言いました。そしてバスジャック犯・犬堂オトヤの指示によって乗客のスマートフォンなど連絡手段を断ち、さらに「普段にはないはず」のカーテンを閉めさせました。

ネタバレ②乗客の自己紹介

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」序盤のあらすじネタバレ2つ目は「乗客の自己紹介」です。バスジャック犯のオトヤは、乗客に自己紹介をするように促しました。この自己紹介は、乗客の本名や仕事、バスの目的地と自分自身の欠点を尋ねるものでした。乗客達はオトヤの提案に疑問を抱きながらも、脅されている恐怖から1人ずつ自己紹介を始めました。

バスジャックされたバスには、コンビニのバイトへ向かっていた淡路一平と、目的地はなくたまたま居合わせた無職の坂本正雄、病院に行く為乗車した主婦の柏めぐみ、自称ジャーナリストと名乗る女性の露木リラ、ボランティア活動の為乗車した奈良崎幸仁、家族の見舞いの為に乗車した小林大輔、友人に会いに行く為乗車した大学院生の熊田翔、そしてキレやすいバスジャック犯の犬堂オトヤが乗客として居合わせていました。

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ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャック編の中盤のあらすじ

たまたま乗車したバスがバスジャックされた久能ですが、果たしてバスジャックされたバスはどこへ向かっているのでしょうか?次は「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」について中盤のあらすじをご紹介していきます。

ネタバレ①全ての問題は犯人のせい

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」中盤のあらすじネタバレ1つ目は「全ての問題は犯人のせい」です。バスジャックされたバスの中で、熊田は乗客にトイレ休憩と飲み物の調達をして欲しいと伝えました。この提案をのんだバスジャック犯・オトヤは、「1人3分以内」で「誰かが逃げれば皆殺し」というルールを伝えました。そしてその責任は「逃げた人にある」と言います。

このバスジャック犯・オトヤの発言を聞き、久能は反論しました。久能はバスジャック犯・オトヤに対し、「逃げた人に責任はない」「全てはバスジャックをした犯人の責任」と臆する事なく告げます。そして久能もトイレ休憩に向かいますが、バスの外見が「観光バス」に張り替えられていた事などから、犯行が用意周到に行われている事に疑問を持ちました。その後、久能はトイレに警察へのメモを隠し、バスへ再び乗車しました。

ネタバレ②バスジャック犯との会話

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」中盤のあらすじネタバレ2つ目は「バスジャック犯との会話」です。バスが目的地へ向かう中、バスジャック犯・オトヤは乗客達に「人を殺した事はあるか」「殺人はなぜしてはいけないのか」と質問を投げ掛けました。このバスジャック犯・オトヤの突拍子もない質問に、久能は答えていきます。

久能はバスジャック犯・オトヤの質問に対し、「殺人はいけない事ではない」と言いました。「戦時下では殺人は良しとされる」事を引き合いに出し、「社会を安定させ、平和を保つ為に必要だから」殺人を罰していると答えます。そしてさらに「殺人をしたいなら”そうゆうところ”へ行けばいい」と犯人に言いました。しかし久能が「自分が殺されたくないなら別」と犯人を煽ると、犯人は逆上しナイフを久能へ突きつけます。

バスジャック犯・オトヤにナイフを突きつけられてしまった久能ですが、熊田の咄嗟の機転によって危機を脱し、坂本の行動によってバスジャック犯・オトヤからナイフを奪う事に成功しました。しかしここで、坂本は自分もバスジャックの共犯で、オトヤの兄である犬堂ガロと名乗りました。バスジャック犯が2人になってしまった車内で、バスジャック犯の質問は「一番嫌な死に方」と言うアンケートに変わりました。

バスジャック犯の新たな質問に、乗客達は「病死」や「溺死」、「焼死で途中に目が覚めてしまう」など様々な意見を出しました。そして「生き埋め」という返答があった時、バスジャック犯は「それは嫌だな」と同意します。そんな中、久能はバスジャック犯に違和感を覚え始め、バスジャック犯の行動や言動から、バスジャックの目的が「目的地や要求」ではなく「乗客そのもの」ではないかと推測していました。

ネタバレ③バスジャックでの伏線

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」中盤のあらすじネタバレ3つ目は「バスジャックでの伏線」です。バスジャック中の伏線として挙げられている出来事を3つご紹介していきます。まず1つ目は「久能を凝視していた乗客」です。久能が急いでバスに飛び乗った際に、その慌てた様子が注目を集めたとも言えるシーンではありますが、「久能を凝視する乗客」が4人いました。

そして2つ目の伏線は「生き埋めは嫌だ」と言う犯人の発言です。「一番嫌な死に方」と言う質問で、犯人が強く反応したのは「生き埋め」と言う死に方でした。そして最後の伏線は「バスジャック犯の名前」です。バスジャックの犯人は、犬堂ガロと犬堂オトヤと言う兄弟でした。しかし久能はこの2人の名前に違和感を感じており、これが後程事件の伏線として明らかになっていきます。

バスジャック中の車内で様々な伏線が引かれている中で、警察署では「連続殺人事件」の捜査会議が開かれていました。連続殺人事件は、とある路線バスの路線上で起きており、その被害者は「生きたまま土に埋められる」と言う残忍な殺害方法で殺されていました。そして新しく4人目の被害者も見つかり、警察官達は被害者が「力のない老人や若い女性」など”非力”な人物に偏っている事に気付きます。

この「腕力の強い若い男性の被害者がいない」という偏った被害者の特徴から、風呂光は犯人について「自分の腕力に自信がない人物」ではないかと推測します。そして被害者の利用していた路線バスが一致する事に気付いていきます。こうしてバスジャックと並行し、「生き埋め連続殺人事件」の捜査も大詰めとなっていきました。

ネタバレ④犬堂家である女性の写真を見る乗客たち

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」中盤のあらすじネタバレ4つ目は「犬堂家である女性の写真を見る乗客たち」です。バスジャックされたバスはいよいよ目的地である洋館へ辿り着きました。そこで降ろされたバスの乗客達は、洋館の入り口で大きな写真を目にします。この写真に写っていたのは髪の長い綺麗な女性で、着物を身につけていました。

着物を着て写真に写る美しい女性の写真を目にしたバスの乗客達は、顔色を変えました。口元を手で覆う者や、顔を青ざめさせている者までいます。そんな乗客達の様子を見て、久能は「知っている人物か」と乗客に問います。しかし乗客達は口を揃えて「知らない」と答えました。こうして洋館へ案内された人質達は、洋館の広間へ通され、用意されていた食べ物や飲み物を自由に飲食し、くつろぐようにと告げられました。

ネタバレ⑤煙草森の行動

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」中盤のあらすじネタバレ5つ目は「煙草森の行動」です。煙草森とは、バスジャックされてしまったバスの運転手です。ここまでの物語でほとんど出番のない煙草森ですが、犬堂ガロとオトヤの誘導によって洋館にたどり着き、居間に用意された食事を食べるようにと伝えられて、乗客達が怪しんで渋る中、バスの運転手である煙草森が行動を起こしました。

煙草森は、自分がしっかりしていないせいでバスジャックに遭ってしまったと責任を感じているようで、自分が責任を取って先に毒見をすると言い出しました。そして土下座をして、乗客達に謝罪をしました。やがて煙草森は用意された食事を食べ始め、食事に異常がない事を確認します。そのままデザートまで食べ進めていく煙草森は食べ方が汚いようで、食べカスをぼろぼろと床に落として食べていました。

食事を終えた煙草森は、食べカスやゴミを拾い集め、それをソファーの下へ押し込んで隠していきます。さらに、居間の壁一面に飾られたナイフなどの凶器を手に取った煙草森は、「保身の為に所持した方がいい」という他の乗客の意見に耳も貸さず、「見えていたら怖い」という理由で絨毯の下へ隠し始めました。そんな煙草森の行動や言動を横目で見ながら、久能は黙り込んで何かを考えているような仕草をしています。

そんな中、自称ジャーナリストの露木が、バスジャック犯が現在進行形で発生している「生き埋め連続殺人事件」の犯人ではないかと推理を始めました。この露木の持ち出した「生き埋め」という言葉に久能がどこか引っ掛かるようで、久能はバスの車内で「生き埋めは嫌だ」と話した熊田に対し、「あの発言は偶然だったのか」を確認しました。そして熊田は当然のように「偶然以外何があるのか」と返していました。

ネタバレ⑥バスジャック犯からの質問

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」中盤のあらすじネタバレ6つ目は「バスジャック犯からの質問」です。乗客達が居間で食事をとっていると、バスジャック犯のオトヤとガロが戻ってきました。そして乗客達に「トロッコ問題」について質問しました。この「トロッコ問題」というのが、暴走するトロッコの線路の先に5人の人間がおり、もう1つの線路には1人の人間がいるという状況の問題です。

そして自分がその線路を切り替えることができるなら、切り替えるのかという質問になっています。つまり5人の命か1人の命のどちらを選ぶかという2択問題ですが、乗客達は各々の考えを口にしました。「そのままにしておく」という者や、「人が見ているなら切り替える」という者、逆に「人が見ていないなら切り替える」という者もいました。そして久能は「その人間が誰なのかによる」と質問の答えを返しました。

そしてバスジャック犯・オトヤはもう1つ質問をしました。それは「自分が犯した最も重い罪は?」というものでした。この質問にも乗客達は戸惑いながらも真剣に答えていきました。「ストレスから万引きをした」という者や、「自分が死ねと言った友達が本当に死んでしまった」という者、「自分の虚偽の通報のせいで被害が拡大した火災があった」という者、「自分の妻子が自分のせいで家を出て行った」という者もいました。

そんな中で、バスの運転手である煙草森は、自分が幼少期に飼っていた金魚を触って遊んでいたら死なせてしまったと言います。そしてその金魚を煙草森は隠したそうですが、誰もそれに気づかなかった事から、いずれはしっかりと話したいと言いました。そんな煙草森の話を久能は静かに聞いていました。こうしてバスジャック犯はひとしきり質問を投げ掛け、また居間を後にしました。

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ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャックの真犯人をネタバレ

これまでに「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」についてあらすじをネタバレしてきました。ここまでに作中では、バスジャック犯である犬堂オトヤとガロが、「連続生き埋め殺人事件」の犯人ではないかという憶測が挙げられていました。そんな犯人予想もある中、次はいよいよ「バスジャック編」における「連続生き埋め殺人事件」の真犯人をネタバレ紹介していきます。

ネタバレ①本物の犬堂ガロ

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」真犯人のあらすじネタバレ1つ目は、「本物の犬堂ガロ」です。バスジャック犯が居間を後にした後、犯人達が鍵をかけていない事に気付いた乗客達は、助けを求める手段を探しに部屋を出ました。そこで電話を見つけた久能は警察に通報し、バスジャックの事や洋館について警察に伝えました。やがて洋館に警察が到着し、バスシャック犯は抵抗する事なく応じました。

そんな中で久能は話し始めます。それはバスジャック犯の共犯がいるという事でした。久能は犯人が唯一背中を向けた人物・翔もバスジャック犯の一味だと言いました。そんな久能の告発に翔は驚く事もなく淡々と認め、自分が犬堂ガロである事を認めました。そしてガロは、バスジャック犯達は自分のいとこだと話します。このバスジャックはガロのある目的によって起こされたものでした。

ガロは「連続生き埋め殺人事件」の初めの犠牲者である犬堂愛珠が、自分の姉である事を明かしました。そして愛珠が一人暮らしだった事で、事件の発覚が遅れた事、そして愛珠が最後に消息を絶ったのが路線バスが最後だった事を明かしました。この事からガロは愛珠を殺した犯人を炙り出す為に、バスジャック犯としていとこ達に協力してもらい、さらにバスの運転手である煙草森にも協力を要請していた事を話し始めました。

愛珠の最後の姿を見たと話す煙草森が明かした、「愛珠が誰かと歩いていた」という証言を元に、「愛珠といた人物」を犯人と睨んだガロは、バスジャックを計画し、常連客達に質問をする事を決めました。その質問は、殺人についてや、自分の犯した罪の告白、自分が嫌だと思う死に方など、生死や命に関わる質問を投げ掛けました。そんな質問をする事で、愛珠を殺した犯人を炙り出そうと試みていました。

ネタバレ②「犬堂愛珠」を殺害した犯人

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」真犯人のあらすじネタバレ2つ目は、「犬堂愛珠を殺害した犯人」です。ガロはバスジャックを通して犯人に目星をつけていました。それが「万引き」の懺悔をした淡路でした。ガロは淡路が愛珠の写真を見て青ざめた様子から、愛珠を殺した犯人と睨んだようです。しかし真実は「淡路は寝ている愛珠の鞄から財布を盗んだ」だけでした。

淡路の謝罪を皮切りに、柏は愛珠が助けを求めてきた手を振り解いた事を謝罪しました。この柏の謝罪に、露木も同じく愛珠の体調が悪い事に気付いていながら無視をした事を告白し、謝罪しました。これらの事から、乗客達は愛珠に対して後ろめたい出来事はあるものの、殺害まではしていない事が判明しています。それではガロの姉である愛珠を殺した犯人は一体誰なのでしょうか?久能は真犯人についてぽつりぽつりと話し始めました。

久能が話しかけたのは運転手の煙草森でした。久能は煙草森がこれまでにしてきた様々な行動について話し始めました。ゴミや食べカスをソファーの下へ隠す事や、武器を絨毯の下へ隠す事、過去に自分が殺してしまった金魚を隠してしまった事を1つ1つ話していきます。そして、久能はやがて「人を殺したのも、片付けただけですよね?」と質問しました。この久能の質問に対し、煙草森は否定する事なく認めました。

それもそのはず、煙草森には罪悪感が全く存在していませんでした。煙草森は愛珠が乗車した日に、終点を過ぎてバス内で飲酒をしたそうです。そして車庫に戻る途中で、愛珠が車内で倒れている事に気付きました。煙草森は飲酒の発覚を恐れて、愛珠の救護を行わず、その遺体を隠す事にしました。しかし愛珠は埋められた時には生きており、抵抗する愛珠を押さえつけて殺す快感を煙草森は感じてしまったそうです。

その後は煙草森はバスの中で犯行を繰り返す事になっていきます。生き埋めにする快感と、見たくないものに蓋をする原理で煙草森はターゲットを殺しては埋めていくようになりました。バスジャック犯のオトヤが、いくつかした乗客の質問でも、誰よりも人目を気にする回答を行っていた煙草森の言動に久能は引っかかっていたようです。こうして煙草森の自供もあり、「連続生き埋め殺人事件」の犯人は確定しました。

その後、家宅捜索によって被害者に残された指紋と煙草森の指紋も一致し、「連続生き埋め殺人事件」の犯人として煙草森が逮捕されて連行されていきました。そして、バスジャックを行った犬堂オトヤ、ガロと名乗っていたハヤも連行されていきます。この時、バスジャックにあった乗客達は「バスジャックはされていない」と主張しましたが、バスジャックの事実は消す事はできず、警察へ同行を求められていきました。

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ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャックの事件のその後

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」は、バスの運転手である煙草森が「連続生き埋め殺人事件」の犯人と判明します。そして犬堂愛珠と言う女性を巡って真犯人を探す為にバスジャックを起こした犬堂オトヤとハヤも連行されていきました。次は事件が解決し、犯人達が連行された後の物語についてあらすじをネタバレ紹介していきます。

その後①ガロと整の関係

犯人達が連行された後、久能はガロに近づき話しかけました。ガロは休憩に立ち寄ったトイレで、久能の残したメモを破いてしまった事を謝ります。そして久能に、いつから自分を疑っていたのか尋ねました。久能はこのガロの質問に、バスジャックの目的について「お金ではない」と即答した事に違和感を感じたと話します。さらに洋館に到着してすぐに上着を脱いだ事にも違和感を感じたようです。

このように小さな違和感を感じ取る事で、ガロをバスジャック犯の一味と見抜いた久能の洞察力にガロは感服しました。そして愛珠が最後に乗車したバスの運転手を疑わなかった自分を責めます。そんなガロに久能は「制服を着た人間には盲目になる」と声をかけました。ガロは久能の言葉を聞き、横暴でわがままな姉でも「愛していた」と遠い目をしました。そんなガロの元へ、連行する為に警察官が近づいてきました。

久能は自分の事を「うざい」と言わなかったガロに対し「また会いたい」と思っていました。そして警察に連行されていくガロに対し、「うちに遊びに来てくれる?」と尋ねました。ガロもそんな久能に興味が湧いていたようで、「不起訴になったら」と返し、久能が見たがっていた展覧会は次の会場で開催される事も教えてくれました。こうして奇妙な事件で出会った2人は再び会える日を夢見て別れる事になりました。

その後②煙草森はどうなった?

ガロと別れた後の久能は、ガロが会いに来てくれるのを待っていました。そんな久能の元へガロから荷物が届きます。心を躍らせながら開封した久能の目に飛び込んできたのは、人間の手首でした。その手首にはガロのはめていた「許しを乞う、家族を愛す」という意味のある石・エンジェライトが装飾された時計が着けられていました。その手首を見て、ガロの手ではないかと驚いた久能は警察に連絡します。

そして手首を調査した警察から、手首はガロの物ではないと聞かされました。その手首は煙草森の物で、煙草森の手首以外の部分も釣り堀で発見されたそうです。煙草森は殺人罪で起訴されていましたが、精神鑑定に持ち込まれる手前だったと言い、そんな煙草森は輸送する車ごとどこかに攫われてしまったそうです。その話を聞いた久能は一連の犯行はガロによるものと感じ、「ガロは一線を越えてしまった」と確信しました。

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ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)の久能整の実写ドラマキャスト

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」についてあらすじをネタバレ紹介してきましたが、実はそんな「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」が2022年1月に「月9」ドラマとしてフジテレビで実写化される事をご存知でしょうか?次はそんな「月9」枠でのドラマ化に伴って発表された、主演キャストの菅田将暉さんについてご紹介していきます。

菅田将暉のプロフィール

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の主演キャスト・菅田将暉さんは、1993年2月21日生まれの2021年8月時点で28歳の俳優です。大阪府出身の菅田将暉さんは、2009年に「仮面ライダーW」の主要キャラクター・フィリップ役に抜擢され、初出演ながら初主演という大役を務めました。2013年には映画「共喰い」で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞され、一躍トップ俳優の仲間入りを果たしました。

菅田将暉の主な出演作品

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の主演を務める菅田将暉さんの主な出演作品をご紹介していきます。菅田将暉さんは、ドラマ「二十歳と一匹」の藤原理人役や、ドラマ「ちゃんぽん食べたか」の佐野雅志役、ドラマ「民王」の武藤翔役、映画「男子高校生の日常」のタダクニ役や、映画「セトウツミ」の瀬戸役、映画「帝一の國」の赤場帝一役など多数の作品に主要キャストとして出演されていました。

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ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャックに関する感想や評価

こちらは「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」で、「なぜ人を殺していけないのか」というオトヤの質問に対し返した久能のセリフが心に刺さったという方の投稿です。「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」では久能のセリフが逸脱だと評価される事も多く、今回の「バスジャック編」でも久能の斬新で的を得た物言いは評価されていました。

こちらも「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」で、バスジャック犯に問いかけられた質問に対する久能の返しが爽快だと感じた方の投稿です。作者の田村由美先生はベテランの人気作家でもあり、そんな田村由美先生の「さすが」とも言える作品の1つに「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」は挙げられています。

こちらは「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」での真犯人の正体に驚いたという方の投稿です。真犯人はバスの運転手という意外な人物だっただけに、真相に驚いた方も多いようです。そしてそんな犯人に対する被害者遺族の報復も描かれており、「バスジャック編」は読者の中でも記憶に残っているエピソードの1つと言われていました。

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ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のバスジャックまとめ

「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」の「バスジャック編」に関するまとめはいかがだったでしょうか?「バスジャック編」では、久能の記憶に深く残る犬堂ガロとの出会いも描かれており、物語序盤で登場するエピソードの中では有名なものになっています。そして意外な事件の真相が記憶に刺さると「バスジャック編」は評価されています。

多くの漫画ファンやミステリーファンを魅了している「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」ですが、「月9」ドラマとして実写化される事も発表され、大人気俳優・菅田将暉さんが起用された事で注目度も高まっています。そんな「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」を、まだご覧になった事がない方は、この機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?

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