2018年09月21日公開
2018年09月21日更新
ミステリと言う勿れをネタバレまとめ!主人公の久能整や感想・レビューを紹介
月刊flowersで連載中のミステリと言う勿れ、第1巻から最新刊のあらすじネタバレ及びレビューサイトと感想サイトをまとめました。ミステリと言う勿れはBASARA、7SEEDSで有名な少女漫画の大御所田村由美の最新作です。ミステリと言う勿れの主人公は天然パーマが特徴的な大学生、久能整(くのう ととのう)。久能整のカレー日和に、ふと事件はやってくる。久能整がひたすら語り続けると、知らぬ間に事件の真相へとたどり着く。新感覚のミステリ漫画「ミステリと言う勿れ」を紹介します。
ミステリと言う勿れのネタバレや感想をご紹介!
ミステリと言う勿れとは?
田村由美による話題の最新作、「ミステリと言う勿れ」の1巻から2巻までのあらすじネタバレとレビュー・感想サイトをまとめました。ミステリと言う勿れは「月刊flowers」で絶賛連載中です。タイトルの如くミステリとは少し違う新感覚の漫画です。本記事ではミステリと言う勿れのあらすじネタバレと久能整について解説します。また、ミステリと言う勿れについてのレビュー・感想サイトについても紹介します。
ミステリと言う勿れの久能整について
ミステリと言う勿れの主人公、久能整(くのう ととのう)は天然パーマが特徴的な大学生です。ミステリと言う勿れの魅力とも言えるのは、久能整がとにかく話をする点にあります。何気ない雑談から人の家庭事情や心境を見抜き、物事の本質を的確につきます。久能整の話は力強く頷きたくなるような話が多く、作中でも多くの人を悩みを解消させるきっかけを作るほどです。
また、久能整は記憶力に優れています。刑事から尋問されたときの言葉を一字一句丁寧に覚えていたり、中学校の頃に読んだ週刊誌の記事を思い出したりと作中でも見事な記憶力を発揮しています。こうして久能整がいろいろな人と会話を続けている間に、いつのまにか事件の真相へとたどり着いてしまい、そして解決してしまうのです。
淡々と事実を述べながら、少しふざけた一面も見せる。久能整はこのようにして会話をしながら考察し、人間観察をしながら自分の意見を述べてる間に、いつの間にか事件を解決します。こうした光景が続くのがミステリと言う勿れの魅力の一つだと言えます。
ミステリと言う勿れのあらすじネタバレ
ミステリと言う勿れ 第1巻あらすじネタバレ episode1
ここではミステリと言う勿れの第1巻から第2巻にかけて続くあらすじのネタバレについて紹介します。ミステリと言う勿れは久能整のアパートから始まる。久能整がのんびりとカレーを作っていると、大家が訪ねてきた。大家と一緒に訪ねてきたのは大隣警察の藪警部。藪警部は公園で起きた殺人事件の調査をしていた。久能整は警察署へと連行され、殺人事件の容疑者として疑われるのであった。
殺害されたのは久能整の同級生である寒河江健(さがえけん)。同級生であることと目撃者の証言から久能整は殺人犯とした疑われた。しかし久能整は動揺を見せず、冷静に容疑を否認する。久能整はしばらく、警察署で事情聴取を受けることとなる。
その間、久能整は意図せずとも持ち前の洞察力と物事の本質をとらえる力を認められ、徐々に警察署内で信用を得ていく。大隣警察署に努める池本巡査は妻とのトラブル、乙部巡査は娘に嫌われていること、風呂光巡査は亡くなったペットの猫のこと、青砥巡査部長は過去に起こした冤罪事件のこと。それぞれが抱える悩みを、久能整は無意識のうちに解決していった。しかし、藪警部だけは頑なに久能整を認めなかった。
藪警部は凶器が見つかったと報告した。久能整の指紋がついた果物ナイフが出てきたという。しかし、久能整は身に覚えがない。更に藪警部は家宅捜査を強行し、久能整のノートパソコンから寒河江充ての借用書が見つかる。寒河江は何人かに金を貸していた形跡を残していたことが判明し、久能整への疑いはさらに深まっていく。次々と物的証拠が出てきて取り調べを受ける中、久能整はとあることに気づき黙秘する。
久能整は警察署の風呂光巡査に調査の協力依頼を要請する。そして久能整は、真相へと徐々に近づいていく。そして久能整は真相へとたどり着いた。久能整は調査も何もせず、自分の記憶力、洞察力、観察力の三つだけで事件を解決へと導いていく。犯人は、警察署の中にいたのだった。
ミステリと言う勿れ 第1巻~第2巻あらすじネタバレ episode2
無事身の潔白を証明した久能整。秋の朝、カレー日和で今日ものんびりカレーを作る中、久能整の家に大隣警察署でお世話になった池本巡査が訪ねてくる。久能整の事件は解決したはずであるが、池本巡査はあることについて相談をしに来た。
池本巡査は新婚で子供ができたばかりである。前回の件から久能整のことを気に入ったのか、わざわざ訪ねてきて最近妻の機嫌が悪いと相談する。しかし、本題はその件ではなく池本巡査は連続殺人事件を追っていた。当然、ただの学生である久能整が事件について何も知る由はない。この後用事を控えていた久能整は池本巡査に帰ってもらった。その際に池本巡査の連絡先をメモでもらう。
ミステリと言う勿れ 久能整、不運にもバスジャックに巻き込まれる
久能整は楽しみにしていた美術展へと足を運んでいた。今日の予定を頭に浮かべ、ご機嫌になって歩み進んでいると、なんとすでにバスの姿が目に入った。慌てて久能整はバスへと駆け込むと、ちょうど黒いコートの男がバスへ乗っている最中であった。危うく激突しかけたところ、久能整は謝罪する。
バスの中でうとうととする中、久能整はいつまで経っても美術館にたどり着かないことに違和感を抱く。周りの乗客もいつもと違う道を走っていることに気づき始めた。慌てて運転手のもとへ駆けつけようとする久能整の前にナイフを持った怪しい男が、座れを命じる。そして乗客全員にスマホをはじめとした電話機の類をすべて取り上げた。
バスジャック犯の要求は奇妙であった。一旦バスを止めて運転手に何か作業を手伝わせたと思いきや、バスへ戻ると一人一人に自己紹介をさせる。バスの行き先もわからなければバスジャックの目的もわからず、乗客はただただ混乱するばかりだ。そんな中、バスジャック犯は乗客に質問をした。何故人を殺してはいけないのかと。
バスの乗客は恐る恐るバスジャック犯へ回答する。殺してはいけないから、誰かが悲しむから、自分がされたら嫌だから。しかし、どの理由もバスジャック犯は納得することがない。そこで久能整が口を開いた。久能整はバスジャック犯に話す。人を殺しちゃいけないってことはない。ただ、秩序ある平和で安定した世界を保つためには便座上そうなっているということを話します。
さらに久能整はバスジャック犯へ追い打ちをかける。自分だけが殺す側に立ちたい人間は劣等感の裏返しであり、人を殺してはいけないという問題とは別の話だと指摘する。バスジャック犯はしびれを切らし、ナイフを久能整に突きつけようとしたところ、間一髪。大柄の男がバスジャック犯を後ろから襲撃し、気絶させた。バスジャック犯が捕まり、一件落着かと思いきやそうではない。
ミステリと言う勿れ 事件は終わらない
バスジャック犯を止めた大柄の男は、なんとバスジャック犯の仲間であった。結局乗客は解放されず、バスは止まることなく進み続ける。バスの乗客である熊田翔は久能整のことを気にかけていた。バスジャック犯に襲われたときも咄嗟にかばったり、何度か会話を交わしていくうちに親しくなっていた。そんな中、バスはとある屋敷へとたどり着く。バスがたどり着いた先は犬堂家と呼ばれる屋敷だった。
乗客たちは屋敷に招かれ、通路で奇麗な女性の写真を目の当たりにする。大きな居間へ案内された乗客たちは犬堂家け一晩を過ごすこととなる。その日の夜、今の扉の鍵が開いてることに気づいた熊田翔と久能整。久能整は迷わず電話を探しに部屋の外へ出て、池本巡査へ至急連絡する。
バスジャックに遭遇したことと犬堂家の屋敷のことについて話すと、池本巡査の口から衝撃的な事実が発覚する。池本巡査が追っていた殺人事件の犯人は、犬堂愛珠(いぬどうあんじゅ)は事件の最初の被害者であった。久能整は、その一言で事件の真相へ気づくのであった。
ミステリと言う勿れを観た感想やレビューを紹介
ミステリと言う勿れの感想やレビューサイト記事を二つ紹介します。この作品をみて様々な評価や感想を抱いた方がいるようです。
これは僕もなんでだろうと長年疑問に思ってます。
いや、まぁいつでも人殺しておっけーみたいな世界じゃどう考えても生きていけないし、当たり前と言えば当たり前なんですけど。
一つ目は本記事のあらすじでも紹介した、バスジャック犯と久能整の「何故人を殺してはいけないのか」を中心に感想とレビューを書いています。ミステリと言う勿れの中における久能整の魅力がよく伝わってきます。
限られた登場人数とシチュエーションで。
よくも、これだけ緊張感のある話を構築できるものだ。
…と、ベテラン漫画家の巧さを改めて感じます。
2巻まで読了。
何話か続きで1つのエピソードが終わる形です。
2巻までで3つのエピソードがありました。
そのどれも面白い。
二つ目はミステリと言う勿れの第1巻のあらすじネタバレと感想・レビューの記事です。登場人物紹介も入れており、非常にわかりやすく解説しています。ツッコミ交じりの感想・レビューは必見です。
ミステリと言う勿れのネタバレまとめ
ミステリと言う勿れについて、あらすじネタバレ及びレビューサイトと感想サイトをまとめましたが、いかがだったでしょうか?本作はミステリー物ではありますが、どこか不思議でミステリーとも言い切れない、とても魅力的な作品と評判です。
ミステリと言う勿れの本編では、まだまだ本記事では伝えきれていない魅力がたくさん詰まっています。ミステリと言う勿れの続きが気になるのであれば、これを機にミステリと言う勿れをご覧ください。