ミステリーアニメのおすすめランキング！推理系・サスペンス系など名作や人気作一覧

「ミステリー」の意味は不思議・神秘などで、フィクションのジャンルの1つです。また、一言で「ミステリーアニメ」と言っても推理やサスペンスなどから、ファンタジーやホラー、SFや青春、コメディ要素などを含んだものまでその種類は多岐に渡ります。

「ミステリーアニメ」の魅力とは何でしょうか？ミステリーアニメは実写では表現しきれないものを高い質で表現することができるところが魅力だと言われています。今回は推理ものやサスペンスものを中心にファンタジー系やホラー系、コメディ系などおすすめの名作「ミステリーアニメ」をランキング形式で紹介していきます。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング40位は「Ergo Prox（エルゴプラクシー）」です。2006年にWOWOWで放送されたSFサイコサスペンスです。未知のウイルスに冒された地球において、人々は「ロムド」というドーム型の都市で生活しており、市民情報局で働く主人公のリルはウイルスにより暴走したロボットの感染や市民が惨殺される痛ましい事件を捜査していました。

そんな折り、彼女は謎の怪物を見つけ、それを単独で調べ出します。難しすぎるミステリーアニメとして有名です。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング39位は「Serial experiments lain（シリアルエクスペリメンツ・レイン）」です。1998年にテレビ東京系列で放送されました。主人公の岩倉玲音はある日、死んだはずの四方田千砂からのメールを受けとります。そして、そのメールを受け取って以来、本来は見えないはずのものを目に捉えることができるようになりました。

この奇妙な現象を調べるため、玲音は「NAVI」というネットワーク端末を準備します。そのことで、玲音は仮想の世界と現実との往復が可能となるのでした。インターネット上の仮想現実の世界に関する問題を独特の世界観で描き、大勢の視聴者からの支持を得たアニメです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング38位は「ファイ・ブレイン 神のパズル」です。2011年にEテレで放送されました。パズルが得意な高校生・カイトは、謎の組織「POG」作成の命がけの「賢者のパズル」に幼馴染みで同級生のノノハとともに挑戦。見事「財」が封印された腕輪をゲットし「神のパズル」に挑戦できる「ファイ・ブレイン」の候補者に選ばれます。

その後カイトとノノハは他の「ファイ・ブレイン」の仲間たちとともに超難解なパズルに挑んでいくのでした。視聴者参加型の斬新な推理アニメとして話題になりました。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング37位は「屍鬼」です。小野不由美作先生のサスペンス・ホラー小説が原作で、2010年にフジテレビ系列で放送されていました。陸の孤島状態になっているその村には約1300人の住人が住んでおり、ある日、3人の村人が絶命した状態で見つかりました。

この出来事は事件性なしの事故として処理されてしまいますが、村の唯一の医者・尾崎敏夫はそれに違和感を覚えます。その後、次々に村人が死に村人たちの間で恐怖が広がっていくサスペンス・ホラーです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング36位は「文学少女」です。野村美月先生のラノベが原作で2009年に発売されたDVDに収録されたアニメで、漫画化や映画化もされたラブコメミステリーです。平凡な男子高校生・井上心葉は文芸部部長・天野遠子の「本の紙を食べる」という奇行を目撃。そのせいで強引に文芸部に入部させられた心葉は、遠子が進める事件解決の手伝いをすることになり、というストーリーです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング35位は「ファンタジックチルドレン」です。2004～2005年にテレビ東京系列で放送されました。南の島に住む少年・トーマは不思議な少女・ヘルガと出会います。ヘルガはトーマが知らない風景の絵を描きます。そして、ヘルガはその場所に行きたいと言うのでした。トーマは彼女の望みを叶えるため、その場所を探す旅に出ます。

一方、少年少女の連続失踪事件を追うクックス刑事は、数十年ごとにティナという女性探しに現れるべフォードの子供たちに疑いの目を向け、というストーリーとなっています。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング34位は「妄想代理人」です。WOWOWで2004年に放送されていた今敏先生原作アニメです。主人公の鷺月子は、ストレス社会を生きる現代人を癒やすかわいいマスコットキャラをデザインした人物ですが、実はとんでもない心の闇を抱えていました。

そんな中、月子に共感した人間が順々に通り魔「少年バット」に襲われる事件が起き、大勢の被害者を出します。目撃者が多数いても犯人はなかなか捕まらず、人々の間で恐怖が伝染していきます。その後、この連続通り魔事件を担当する刑事・猪狩慶一とその相棒の馬庭光弘は被害者の奇妙な共通点に気づき、通り魔の正体に迫っていくというストーリーです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング33位は「レイトンミステリー」です。ニンテンドーDSなどのゲームシリーズが原作で2017～2018年に放送されました。主人公はレイトンの娘カトリーで、彼女が依頼を受け、数々の事件を解決していくストーリーです。

オムニバス形式のアニメでカトリーが主人公ですが、失踪したカトリーの父エルシャール・レイトンの視点から物語が語られる話もいくつかあります。子どもが観ることも配慮して殺人事件など凶悪事件のエピソードは少ないですが、謎解きに関してはそこそ難しく作られているので大人も楽しめる内容となっています。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング32位は「残響のテロル」です。2014年にフジテレビで放送されたクライム・サスペンスです。青森の核燃料の再処理施設に2人組が侵入し、プルトニウムを盗むという事件が起きます。それから半年後、ある計画を進める九重新と久見冬二の2人がある高校に転入してきます。

それと同時期、東京で大爆発が発生。犯人はスピンクス1号と2号と名乗り、実はその2人組は新と冬二でした。それから2人と警察のゲームがスタートします。彼らは次の爆破場所をなぞなぞで予告し、警察は必死になります。彼らの目的は何のか？警察は彼らを止めることができるのか？最後までハラハラするクライム・サスペンスです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング31位は「スパイラル～推理の絆～」です。城平京先生の漫画が原作で2002～2003年にテレビ東京系列で放送されました。主人公の鳴海歩は、頭脳明晰で親からも歩が想いを寄せる人からも慕われる兄の清隆に対してコンプレックスを抱いていました。

しかし、ある日突然兄が「ブレードチルドレンを追う」という謎の言葉を残して失踪してしまいます。それから数年後、高校生になった歩の周辺で不可思議な事件が発生し始め、というストーリーです。「隠れた名作」と言われるサイコミステリーアニメです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング30位は「心霊探偵八雲」です。神永学先生のミステリー小説シリーズが原作でNHKで2010年から放送されていました。霊に取り憑かれてしまった友達を救ってもらうため、ヒロインの大学生・小沢晴香は霊能力者・斉藤八雲の元を訪ねます。

八雲は左目だけが赤色でボサボサ髪、他人と心の距離を置くタイプの青年でした。そのため、最初は彼のことを信用していなかった晴香でしたが、亡くなった姉の遺言を八雲から聞き、彼の霊能力に確信を持ちます。そして、2人で協力して数々の奇妙な事件を解決していくことになるというストーリーです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング29位は「うみねこのなく頃に」です。同人ゲームが原作で2009年にAT-Xなどで放送されました。1986年10月4日、大富豪の所有する伊豆諸島の六軒島に、年に1度開かれる親族会議のために親族たちが集まっていました。余命僅かの当主は魔女ベアトリーチェの復活を望んでおり、自分の命と親族全員の命、全資産を魔女への捧げものにしようとしていました。

そんな中、六軒島は台風により孤立してしまい、大きな密室状態となってしまいます。そして、次々と残忍な連続殺人事件が起こり、現場には魔法陣が描かれていました。この連続密室殺人は人間の仕業か？それとも魔女の仕業か？、ファンタジー要素も含まれた本格ミステリーとして人気のアニメです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング28位は「ダンタリアンの書架」です。三雲岳斗先生のライトノベルが原作で2011年に放送されました。ヒューイは祖父から古びた屋敷と蔵書を受け継ぎ、その屋敷の地下である少女と出会います。

彼女はその地下でひっそりと本を読んで過ごしており、名前はダリアン。彼女こそ禁断とされる「幻書」がしまわれている悪魔の叡智「ダンタリアンの書架」の扉でした。この物語は幻書が巻き起こす事件をヒューイが解決していくダークファンタジーです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング27位は「おおかみかくし」です。PSPのアドベンチャーゲームが原作で2010年にTBSなどで放送されました。1983年、川によって新市街と旧市街に分けられている山間のニュータウン「嫦娥町」に引っ越してきた九澄博士は慣れない環境に戸惑いながら楽しい毎日を過ごしていました。

そんな中、クラス委員をしている櫛名田眠が九澄博士に対して「旧市街には近づくな」と忠告して、というミステリーアドベンチャーストーリーです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング26位は「櫻子さんの足の下には死体が埋まっている」です。太田紫織先生のミステリ小説が原作で2015年にTOKYO MXなどで放送されていました。主人公の館脇正太郎は北海道の旭川市在住の高校生で、あるきっかけから「骨」をこよなく愛する残念系のお嬢様・標本士の九条櫻子と出会います。

行く先々で人間の死に関係する数々の事件に巻き込まれる正太郎は、その度に検視官でもある櫻子と関わることになるというストーリーです。アニメ化の他にコミカライズやテレビドラマ化もされています。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング25位は「ACCA13観察課」です。オノ・ナツメ先生の漫画が原作で2017年に放送されていました。架空の国ドーワー王国の民間の組織「ACCA」は地区ごとにまるで外国のようにそれぞれ文化や文明のレベルが異なるその国で、医療や消防・警察など主要な組織を傘下に置いていました。

この物語はそんなドーワー国で行われるクーデターに関係する謎と暗躍が描かれたストーリーとなっています。モダンかつファンタジーな独特な世界観が魅力で、スマートなミステリー群像劇として人気があります。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング24位は「サクラダリセット」です。「リセット」や「未来視」など超能力を持つ人間の存在する咲良田という街が舞台で、日常の中にあるミステリーを超能力によって解決していくストーリーです。2人登場するヒロインの扱いやまるでシェイクスピアの戯曲のようだと言われる独特のセリフ回し、癖の強いSFファンタジーの要素により、好き嫌いが分かれる作品だと言われています。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング23位は「ダンガンロンパ」です。推理アクション系のコンピュータゲームが原作で2013年に放送されました。才能を持ったものだけが入学でき、卒業できれば人生の成功が確約されると言われる希望ヶ峰学園に入学した苗木誠。入学式の日、苗木ら新入生は皆突如意識を失い、目が覚めると彼らは扉や窓が鉄板で覆われた学園内に閉じ込められていました。

体育館に集められた苗木ら新入生は「他の生徒を誰か殺害しなければ外に出られず、一生学園内で暮らさなければならない」という恐怖のルールを聞かされて、というストーリーです。

　ミステリーアニメの名作おすすめランキング22位は「ハルチカ」です。初野晴先生の推理小説が原作で2016年にTOKYO MXで放送されました。学園内で起こる日常の謎と恋愛を描いた作品となっています。

中学時代バレーボールに打ち込んだ穂村千夏は高校入学を機に、女らしくなりたいと思い吹奏楽部に入部。千夏が顧問の草壁先生に憧れつつも再会した幼馴染みの上条春太とともに廃部寸前の吹奏楽部を盛り立てコンクール出場を目指し奮闘するストーリーです。青春ものかと思いきや、校内で様々な奇妙な事件が起こり、千夏が春太とそれを解決していくというミステリー要素もあります。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング21位は「六花の勇者」です。山形石雄先生のライトノベルが原作で2015年に放送されました。6人の勇者が世界を脅かす魔神を倒すという王道の勇者ファンタジーのはずが、勇者が「7人」集まってしまい、その中から勇者を名乗る偽物1人を暴こうという物語です。

従来のアニメでは「なんでもあり」な世界観のファンタジーはミステリーとは相性が良くないと考えられてきました。しかし、この作品では駆け引きや打算、騙し合いなど人間のリアルな面と謎解きをうまくファンタジーと混ぜ合わせることで異色のテイストに仕上げ、新感覚のミステリーとして人気の作品となっています。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング20位は「STEINS;GATE」です。AT-Xなどで2011年に放送されていました。2010年の秋葉原、主人公の大学生・岡部倫太郎は数々の発明品をつくるサークルを発足し、メールを過去に送れるタイムマシンを発明しました。

嬉しくてそのタイムマシンを使って何度も過去にメールを送っていた岡部でしたが、そのことで世界に大きな影響を及ぼす悲劇を招いてしまい、その悲劇を阻止するため岡部は動き出すというストーリーとなっています。テレビゲームが原作のSFアドベンチャー・ミステリーです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング19位は「コップクラフト」です。賀東招二先生のライトノベルが原作で2019年7～10月にTOKYO MXなどで放送のアニメです。警察官のケイ・マトバは魔物や魔法の存在する異世界からやって来たロリっ子のティラナ・エクセディリカと相棒として捜査することになります。

最初こそ反発しあっていた2人でしたが捜査を通して徐々に互いの実力を認め合い始め、相棒としての絆を築いていくというストーリーです。ハードボイルドな警察とミステリーの世界観に異世界ファンタジーとロリっ子を絡めたこちらも異色のミステリーアニメとなっています。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング18位は「神様のメモ帳」です。杉井光先生のライトノベルが原作で2011年にAt-Xなどで放送されていました。高校生の藤島鳴海は篠崎彩夏と出会い、強引に園芸部に引き入れられます。新入部員の歓迎会が彩夏のバイト先で開かれることになり、店に入ると探偵やヤクザ、ヒモ、軍人やボクサーといった変わり者ばかりがそこにいました。

彼らの共通点は「ニート」で彼らとの出会いが鳴海の人生に大きな影響を与えることになるというストーリーで、暴力団や薬物など日本の現代社会が抱える問題をリアルに描いた青春ミステリーです。人気ラノベのアニメ化として話題になった作品でもあります。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング17位は「輪るピングドラム」です。2011年に放送されたシュールなファンタジーアニメです。死んだはずの高倉陽毬はペンギンの帽子を被った謎の女・プリンセス・オブ・ザ・クリスタルに生き返らされます。陽毬は生き返る代償を要求され、双子の兄・冠葉と晶馬と共に何も分からない状態から謎のピングドラムを探すことになり、三兄妹の奮闘が始まります。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング16位は「すべてがFになる」です。森博嗣先生原作で2015年にフジテレビ系列で放送されていました。大学で准教授をしている犀川創平は、教え子であり恩師の娘の西之園萌絵と共に孤島の研究所を訪れます。優秀な研究者揃いのその研究所で一番の天才・真賀田四季は過去に殺人を犯したため研究所内の隔離された部屋で暮らしていました。

あるとき、真賀田四季の部屋から新たに切断遺体が発見され、パソコンには「すべてがFになる」という言葉が残されていました。犀川創平と西之園萌絵がこの不思議な密室殺人事件に挑みます。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング15位は「UN-GO」です。昭和の文豪として知られる坂口安吾先生の小説が原作で、舞台や設定などは大きくアレンジが加えられた大胆なアニメとなっています。探偵業の廃れた戦後の東京で相棒の因果と「結城探偵事務所」を営む主人公の結城新十郎は自称「最後の名探偵」として数々の難事件を解決し、その推理力の高さは警察からも認められていました。

しかし、世間的にはメディア王・海勝麒六がその推理を行っていると思われており、新十郎は「敗戦探偵」と言われていました。そんな世間の目に負けず、新十郎と因果が難事件に挑んでいくストーリーです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング14位は「Another」です。綾辻行人先生の小説が原作で2012年に放送されていました。1998年、中学3年生の榊原恒一は父の海外出張のため、亡くなった母方の実家に預けられることになりました。転校先の学校で恒一はミステリアスな少女・見崎鳴と出会い、彼女に惹かれますがクラスメイトは彼女を恐れ、彼らは恒一にも彼女を避けるように強制するのでした。

ある日、恒一のクラスメイトの少女が不審死を遂げます。実はそれは3年3組伝統の「呪い」が原因だそうで、学校で語り継がれる謎と次々に起きる事件解決に乗り出す主人公の姿を描いたホラーミステリーです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング13位は「魍魎の匣（もうりょうのはこ）」です。京極夏彦先生の推理小説が原作で2008年に日本テレビ系列で放送されました。古本屋を経営する中禅寺秋彦が、妖怪に関連して発生する数々の怪事件を解決するストーリーです。

「妖怪」に関連した事件を解決とありますが、妖怪が直接登場するわけではなく、数々の謎が1つの真相へと繋がっていく本格伝奇ミステリーとしてミステリーファンからの支持を多く集める作品となっています。原作小説は第49回の日本推理作家協会賞を受賞し、実写映画化もされた話題作でもあります。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング12位は「B: The Beginning」です。Netflixのオリジナルサスペンスアニメで2018年に配信されました。謎めいた連続殺人犯「キラーB」と、それをつけ回すテロ組織「マーケットメイカー」。天才捜査官と名高いキース・フリックはそれらを捕まえるべく動いており、推理小説の雰囲気が醸し出されるキースの推理シーンが見どころとなっています。

そして、物語全体が繋がってくるため話が進むほど過去の話を見返したくなると話題の本格的なミステリーアニメです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング11位は「GOSICK-ゴシック-」です。桜庭一樹先生の推理小説が原作、テレビ東京などで2011年に放送されていました。主人公の少年・久城一弥は頭脳明晰な天才少女・ヴィクトリアと出会い、2人で協力して数々の事件を解決するストーリーです。物語の前半はミステリー要素多めで、後半からは恋愛要素も加わり、ヴィクトリアのゴスロリ衣装もかわいいと評判の作品です。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング10位は「がっこうぐらし！」です。海法紀光先生のサスペンス漫画が原作で2015年に放送されていました。学校全体を貸し切って泊まることが主な活動内容の「学校生活部」に入っている4人の女子高生と顧問の女性教師は、ほのぼのとした部活動を楽しんでいました。しかし、その日常が一変する出来事が起きて、というストーリーです。

ポイントは「第1話の衝撃」で第2話以降はなぜそうなったのかという謎解き要素も加わるサバイバル・サスペンスホラーアニメとなっています。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング9位は「化物語」です。「化物語」は西尾維新先生の怪異をテーマにした青春ファンタジー小説小説「〈物語〉シリーズ」の第1弾でその後「傷物語」「偽物語」と20以上続いていきます。アニメ「化物語」は2009年に放送されました。主人公の阿良々木暦はある大事件に巻き込まれた春休み以来、普通の人間とは少し違ったところを持つようになります。

その後、病弱なクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎには「重さ」がないという秘密を知ってしまった暦は、ひたぎの問題解決のための協力をすることになって、というストーリーです。このアニメシリーズは、ヒロインたちの抱えている怪異を暦が解決に向けて奮闘する物語となっています。重ための内容のミステリーに加え、コメディ要素も含まれており、独特な世界観が人気のアニメとなっています。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング8位は「僕だけがいない街」です。三部けい先生の漫画が原作で2016年に放送されました。主人公の藤沼悟は「リバイバル（再上映）」という過去に自分だけタイムトリップできる特殊能力に思い悩んでいました。

ある日、悟の母親が悟が小学校の頃に発生した誘拐事件の真相を掴んだため、口封じで殺害されてしまいます。母の死に直面した悟は小学校の頃にリバイバルし、当時の誘拐事件の被害者・加代と母の命を取り戻すために犯人を追うというストーリーです。現役の推理作家や芸能人からも称賛された話題作で、実写映画化もされました。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング7位は「東のエデン」です。神山健治先生原作のオリジナルサスペンスアニメで2009年にフジテレビ系列で放送されていました。2010年11月、日本にミサイルが10発撃ち込まれるも犠牲者が0人という不可思議なテロが起きます。その事件は次第に風化していきましたが、その3ヶ月後日本人の森美咲は米国のホワイトハウスで起きた事件に巻き込まれ、日本人男性・滝沢朗に助けられます。

彼は記憶喪失で服を一切身につけておらず所持品は携帯電話のみでした。しかし、その携帯には82億円もの大金が電子マネーで入っており、彼の失われた記憶と82億円の謎がストーリーが進むにつれて明らかになるというサスペンス・アクションミステリーです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング6位は「ジョーカーゲーム」です。柳広司先生のスパイ・ミステリ小説が原作で2016年にAT-XやTOKYO MXで放送。実写映画化もされています。舞台は第二次世界対戦勃発前の昭和12年、秘密裏に発足された「D機関」というスパイ養成部門に属するキャラクターたちのスパイ活動を描いた物語ですが、ミステリー要素も描かれています。

優秀な彼らが頭脳戦や騙し合いを繰り広げる様子や、D機関発足を決めた主人公・結城中佐のさすが「魔王」と呼ばれるだけある迫力や、威圧感が特に見どころと言われています。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング5位は「ひぐらしのなく頃に」です。同人サークルによるホラー・ミステリーゲームが原作で2006〜2007年に放送されていました。

舞台は昭和50年代の架空の村、その村では「綿流し」という古い習慣が残っており、「綿流し」の日に起きる奇妙な連続怪死事件に翻弄されながらも協力して解決に向かう人々が描かれています。パラレルワールドのように展開していくストーリーが魅力で従来のミステリーにはない斬新な作品として人気です。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング4位は「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」です。三田誠先生の小説が原作で2019年7月〜9月にTOKYO MXなどで放送されていた魔術ミステリーアニメです。ウェイバー・ベルベットはエルメロイ教室の講師をしながら、エルメロイ派の次期当主ライネスから当主の立場を預かっており、そのことで「ロード・エルメロイⅡ世」と言われていました。

彼の元へ次期当主のライネスが度々「魔術絡み」の相談をしに訪れ、それに起因した事件をエルメロイⅡ世がその分析能力の高さで解決に導いていくというストーリーです。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング3位は「氷菓」です。廃部寸前の古典部に入った奉太郎は千反田えると出会います。彼女はかつて古典部に所属していた彼女の伯父にゆかりのある思い出を探す目的で入部したそうで、奉太郎も彼女の思い出探しを手伝うことになり、というストーリーです。

古典部が33年前から毎年発行してきた文集「氷菓」に秘められたメッセージと真実に2人が迫っていくミステリーアニメです。ミステリーと言っても殺人事件などはなく、純粋に謎解きを楽しめるアニメとなっています。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング2位は「金田一少年の事件簿」です。天樹征丸・金成陽三郎原作の漫画のアニメ化作品で1997〜2000年まで放送され、続編として2014年には「金田一少年の事件簿R（リターンズ）」が放送されたり、4度実写ドラマ化される人気作品です。

有名な探偵・金田一耕助を祖父に持つ金田一一が、幼馴染で同じ高校に通う七瀬美雪と多くの殺人事件に遭遇し、IQ180の頭脳を活かして事件解決していくストーリーです。決め台詞「じっちゃんの名にかけて」が有名です。

ミステリーアニメの名作おすすめランキング1位は「名探偵コナン」です。青山剛昌先生の漫画が原作で「推理アニメ」といったらこれと言われるほど有名な国民的アニメです。1996年から継続して現在でもアニメが放送中で、映画も1997年から毎年4月に公開されています。「日本警察の救世主」と呼ばれる活躍をしていた高校生探偵の工藤新一は、幼馴染の毛利蘭と一緒に行った遊園地で黒ずくめの男たちのヤバイ取引を目撃します。

そのことで口封じのために妙な毒薬を飲まされた工藤新一は薬の不思議な効果で、体が小学生サイズまで縮んでしまいました。「工藤新一」が生きていることが黒ずくめの男たちにバレると、周囲の人間も危険にさらされるとして親しい人にも正体を隠すことになった工藤新一。彼は成り行きで毛利蘭に「江戸川コナン」と名乗り、黒ずくめの男たちの情報を得るため、探偵業を営む毛利蘭の家で居候することになるのでした。

こうして、工藤新一は小学生探偵「江戸川コナン」として数々の難事件を解決していくことになり、というストーリーとなっています。

いかがでしたか？ミステリーアニメのおすすめ作品や名作をランキング形式で紹介し、推理ものやサスペンス、SFなど様々なミステリーアニメの作品情報とあらすじをみてきました。気になるの作品は見つかりましたでしょうか？皆さんもぜひお気に入りの推理アニメを見つけ、謎と推理を楽しんでみてください！