2021年08月12日公開
2022年11月09日更新
【スラムダンク】アニメがひどい・つまらないと言われる理由は?不評の原因を考察
スラムダンクのアニメがひどい・つまらないと言われている理由を考察!高校バスケットボールに情熱を傾けるキャラクターたちの物語が描かれているスラムダンク。そんなスラムダンクのアニメが放送されていた時期や、視聴者からひどい・つまらないと言われている理由をまとめていきます。その他には、最終回が打ち切りと言われている理由や、視聴者の感想・評価を一覧で紹介していきます。
目次
スラムダンクとは?
SLAM DUNK(スラムダンク)の概要
アニメがひどい・つまらないと言われている理由や最終回について知る前に、まずは「スラムダンク」の基本情報を紹介していきます。スラムダンクは1990年から1996年まで連載されていた漫画で、1993年から1996年までアニメが放送されていました。原作者の井上雄彦は手塚賞を受賞してプロデビューしており、2006年にはバスケットボールのプロを目指す学生の奨学制度を設立しています。
SLAM DUNK(スラムダンク)のあらすじ
スラムダンクの作中では高校バスケットボールに情熱を傾けるキャラクターたちの物語が描かれています。主人公・桜木花道は有名な不良でしたが、赤木晴子に一目惚れした事でバスケットボール部に入部しており、少しずつバスケットボールの面白さに魅了されていきます。物語終盤には高校最強と名高い山王工業高校と激闘を繰り広げています。
スラムダンクのアニメがひどい・つまらないといわれる理由
ここからは「スラムダンク」のアニメがひどい・つまらないと言われている理由を紹介していきます。作画のクオリティ・山王戦に関する評価や、アニメに対する原作者の考えをまとめていきます。
ひどいといわれる理由①作画のクオリティが低い
スラムダンクの原作漫画は「画力の高さ」が人気の理由の1つです。連載当初は画力があまり高くありませんでしたが、終盤には漫画家でトップクラスの画力になっており、同時にプレーの迫力が凄いと言われていました。ですが「スラムダンク」のアニメは作画のレベルがとても低いため、それがひどい・つまらないと言われている理由のようです。
現代のアニメは作画レベルが低いと人気が出ない傾向があり、手描きの作画だけでなくCGを使ってアニメを制作しています。スラムダンクのアニメが放送されていた1990年代は全て手描きが当たり前だったため、人手が足りない事で作画の荒さが目立ってしまったのかもしれません。またバスケットコートの縦幅は28mですが、アニメはコートが異常に広かったと言われています。
ひどいといわれる理由②動きがおかしい
前述したように「スラムダンク」のアニメは作画レベルが低いため、同時にキャラクターの動きに違和感が出ています。スポーツ系アニメにはキャラクターの滑らかな動きが必要ですが、スラムダンクのアニメはキャラクターがカクカクした動きだったようです。そのため動きが悪い事で名シーンが台無しになったという厳しい評価が挙がっているようです。
作画・動きがおかしいと言われている「スラムダンク」のアニメですが、逆に原作漫画の画力が高すぎたという声も挙がっているようです。原作者の井上雄彦は同年代に連載していた漫画家と比べて画力が異常に高いため、原作漫画が凄すぎた事でアニメがひどく見えたという評価も挙がっているようです。
ひどいといわれる理由③山王戦がない
スラムダンクの原作者・井上雄彦は「一番面白い所で連載を終了させた」と言っています。この一番面白いエピソードが「湘北高校と山王工業高校の試合」ですが、アニメは全国大会編が始まる前に終了しています。そのため山王工業高校との試合が描かれなかった事もアニメがつまらないと言われている理由のようです。
スラムダンクでは「桜木花道の2万本のシュート合宿」が描かれており、この合宿シュートが全国大会の見どころ・鍵になっています。ですがアニメでは全国大会ではなくアニメオリジナルストーリーで合宿シュートを使用しているため、原作漫画を雑に扱った事に対して厳しい声が挙がっているようです。また最終回のオリジナルストーリーに対しても賛否両論が起こっているようです。
ひどいといわれる理由④序盤のストーリー展開が遅い
1990年代のアニメにありがちな事ですが、スラムダンクはストーリーが進むスピードが遅いと言われています。原作漫画を読んでいる方は面白いストーリーが始まるまで待つ事ができますが、原作漫画を読んでいない方は途中で飽きてしまうほどの展開スピードでした。そのためアニメだけを見ていた方は面白くない作品と感じてしまったようです。
スラムダンクはバスケットボールがメインテーマの作品ですが、物語序盤には喧嘩エピソードや恋愛エピソードが多く描かれていました。そのためテーマがぶれた事で面白くなくなったと言われています。アニメはスピード感を上げるために原作漫画のセリフをカットする事がありますが、原作漫画を忠実に再現した事が裏目に出てしまったようです。
原作者自身もアニメの出来に難色を示していた?
前述したように「スラムダンク」のアニメはお世辞にも出来の良いものとは言えないため、原作者の井上雄彦はアニメに対してあまり良い印象を抱いていなかったと言われています。週刊連載を持つ漫画家は休みを取らずに命を削って漫画を描いているため、クオリティを低いものを放送されると良い気持ちではない事が予想できます。
スラムダンクのアニメに対する原作者・井上雄彦の真意は不明ですが、大ヒット漫画「バガボンド」がアニメ化されていない事もアニメに対する気持ちの表れなのかもしれません。漫画のアニメ化は原作者の了解が出ないと不可能なため、井上雄彦がアニメに良い印象を抱いていない事でバガボンドのアニメ化が実現しないのかもしれません。
1990年代に連載されていた「ドラゴンボール」は漫画だけでなくアニメもヒットしています。アニメを制作したのは「スラムダンク」と同じ「東映アニメーション」のため、その気になればスラムダンクもドラゴンボールと同じクオリティでの制作は可能だった事が予想できます。ですがクオリティが低いまま放送されているため、作品を雑に使われた事に憤りを感じたのかもしれません。
スラムダンクのアニメが打ち切りになった理由
ひどい・つまらないと言われている理由を知った後は、「スラムダンク」のアニメが打ち切りになった理由を考察していきます。スラムダンクの原作漫画は世界的なヒットを記録している作品ですが、アニメは打ち切りだったという説が浮上しているようです。
打ち切りになった理由①視聴率
アニメ「スラムダンク」は原作漫画のラストまで描かれていないため、視聴者の間では打ち切りだったという説が浮上しています。その理由の1つには「視聴率の低下」が挙げられており、スラムダンクのアニメは視聴率が低かった事で打ち切りになったという考察がなされているようです。1990年代の番組は視聴率が20%を超える事が当たり前でしたが、終了間際のスラムダンクの視聴率は10%ほどだったと言われています。
前述したように「スラムダンク」のアニメは作画・ストーリーテンポのクオリティが低いため、それが視聴率が上がらなかった理由と言われています。終了間際の原作漫画は凄まじい人気を誇っていましたが、その人気に便乗する事も難しかった事が予想できます。また雑な終わり方をした事で原作者・井上雄彦は良い印象を抱いていないのかもしれません。
打ち切りになった理由②お金の問題
あくまで噂の範疇ですが、原作者と集英社の間に「お金のトラブル」があった事でアニメが打ち切りになったという説が浮上しています。スラムダンクは漫画・アニメだけでなくゲームも発売しており、ゲームの版権を巡ってトラブルが起きたと言われています。このトラブルで集英社の上層部が激怒し、アニメを無理やり終了させたという説が浮上しているようです。
スラムダンクは世界的に大ヒットしているため、原作者がお金に対して強い執着を見せたとは考えにくいです。ですが集英社の言いなりになってしまうと強い上下関係ができるため、関係を正すために意見を言った可能性もあります。1990年代の編集部は漫画家よりも強い力を持っていたため、このようなトラブルは必然的に発生したのかもしれません。
スラムダンクのアニメの魅力
つまらないと言われている理由や打ち切りになった理由を考察した後は、逆に「スラムダンク」のアニメが面白いと言われている理由を紹介していきます。名言・主題歌・おすすめの理由をまとめていきます。
スラムダンクのアニメの魅力①名言
スラムダンクは名言・名シーンが多い作品のため、泣けるエピソードがとても多いです。また主人公・桜木花道は恵まれた身体能力・体格を持っていますが、桁外れの努力で才能を開花させています。そんな努力のストーリーがスラムダンクの人気が衰えない理由の1つと言われています。
スラムダンクのアニメの魅力②OP・ED主題歌
アニメ「スラムダンク」の1話から61話では「BAAD」の「君が好きだと叫びたい」がOP主題歌に使用されています。BAADは1992年に結成された音楽グループで、1999年に解散を発表しています。62話から最終回までは「ZYYG」の「ぜったいに誰も」が使用されていました。
アニメ「スラムダンク」の1話から24話では「大黒摩季」の「あなただけ見つめてる」がED主題歌に使用されています。大黒摩季は1989年から活動しているシンガーソングライターで、これまでに「中華一番!」「仮面ライダーオーズ」などの作品ともタイアップしています。25話以降は「WANDS」「MANISH」「ZARD」がED主題歌を歌っています。
スラムダンクのアニメはどんな人におすすめ?
ひどい・つまらないという声が挙がっている「スラムダンク」ですが、原作漫画に忠実に制作されているため、原作漫画だけでは満足できない方におすすめです。またオリジナルストーリーがあるため、もっと「スラムダンク」の世界を楽しみたい方にもおすすめです。
スラムダンクのアニメ最終回は原作何巻?
つまらないと言われている理由や打ち切りになった理由を考察した後は、「スラムダンク」のアニメ最終回を紹介していきます。最終回のエピソードや、全国大会が始まった原作漫画の巻数をまとめていきます。
スラムダンクのアニメ最終回の原作は22巻
アニメ「スラムダンク」の最終回では原作漫画22巻のエピソードが描かれています。原作漫画では湘北高校が全国に向かう所に繋がっていきますが、アニメでは湘北高校が「陵南高校・翔陽高校の合同チーム」と試合を行うというオリジナルストーリーが描かれており、試合が終わって湘北高校が全国に向かう所で放送が終了しています。
スラムダンクの全国大会編は23巻から
スラムダンクの原作漫画23巻からは全国大会編がスタートしています。原作ファンにとても人気のエピソードですが、2021年8月時点でアニメ化されるという発表はされていません。ですが映画化が決まっているため、全国大会が映画で描かれる可能性もあります。
スラムダンクのアニメに関する感想や評価
打ち切りになった理由や最終回について知った後は、「スラムダンク」に関する感想・評価を紹介していきます。本記事で紹介したアニメに関する感想や、映画化に関する感想をまとめていきます。スラムダンクは連載が終了した後もまったく人気が衰えない作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。
感想・評価:オリジナルストーリーがつまらない!
スラムダンクのアニメ、アニメオリジナルの話は全部つまらないので、再放送ではカットしてほしい。
— 山猫ばんがろー(栗山和男)🌼🐾 (@infosaikou) February 8, 2021
スラムダンクの原作漫画は高い評価を受けていますが、アニメオリジナルのストーリーはつまらないという厳しい声が挙がっているようです。また打ち切りの気配がしていた最終回もオリジナルストーリーだったため、視聴者の間では最終回に対して面白い・つまらないの賛否両論の評価が挙がっているようです。
視聴者の間で「スラムダンク」のアニメは打ち切りだったと言われていますが、打ち切りではなかった可能性もゼロではないようです。そのため全国大会の前にアニメが終了した理由が知りたいという感想や、アニメに対する原作者の真意が知りたいという感想が挙がっているようです。
感想・評価:アニメも面白い!
スラムダンクのアニメを初めて見てる。面白いなこの作品!どうして今まで見てこなかったんだ
— 揚げ処 (@agedokoro_02) July 23, 2021
作画のクオリティや最終回に賛否両論があるアニメ「スラムダンク」ですが、原作漫画だけでなくアニメも面白いという感想・評価が挙がっているようです。また作画に時代を感じるという評価や、作画レベルを上げてリメイクアニメを作って欲しいという感想も挙がっているようです。
感想・評価:映画が気になる!
スラムダンクの映画化の続報が欲しい!😆全国編だったらマジで激アツだなら何としてでも観に行く!😎
— マックス【原神】 (@maxgenshin) July 12, 2021
スラムダンクは映画化が決まっているため、映画で全国大会・山王工業高校の試合を放映して欲しいという感想が挙がっているようです。また登場キャラクターのドリームチームを映画化して、映画が終わった後にリメイクアニメを作って欲しいという感想も挙がっているようです。このような肯定的な意見とは逆に、実写映画は止めて欲しいという声も挙がっているようです。
スラムダンクのアニメがひどいといわれる理由まとめ
本記事では「スラムダンク」のアニメがひどい・つまらないと言われている理由や最終回の評価を紹介していきましたがいかがだったでしょうか?スラムダンクのアニメは作画のクオリティが低かったため、作画レベルを上げてリメイクアニメを作って欲しいという声が挙がっているようです。そんな本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。