【スラムダンク】桜木花道のその後は?怪我の病名・原因や背中のリハビリ後を考察

漫画家・井上雄彦先生の代表作『スラムダンク』は、日本のバスケットボールブームの火付け役となった作品です。本作に登場する主人公・桜木花道のその後や怪我の病名・原因そして背中のリハビリ後までを徹底考察します。「週刊少年ジャンプ」の本誌上において、最終ページに「第一部完」と記載され、ジャンプコミックスでも既刊扱いとされている『スラムダンク』。現在も根強い人気を誇り、当時のファンの間でもずっと語り継がれている「桜木花道のその後」。その全貌を知りたい方は、是非ともご覧ください!

【スラムダンク】桜木花道のその後は?怪我の病名・原因や背中のリハビリ後を考察のイメージ

目次

  1. 桜木花道とは?
  2. 桜木花道のその後
  3. 桜木花道の怪我の病名や原因・リハビリ
  4. 桜木花道のかっこいい名言集
  5. 桜木花道に関する感想や評価
  6. 桜木花道のその後まとめ

桜木花道とは?

桜木花道(さくらぎはなみち)は、188cmの長身と抜群の身体能力を兼ね備えた赤い髪がトレードマークの不良少年で、本作の主人公です。神奈川県立湘北高校へ入学し、そこでバスケ部主将・赤木剛憲(あかぎたけのり)の妹でヒロイン・赤木晴子(あかぎはるこ)にバスケ部への入部を勧められます。そんな晴子の容姿に一瞬で惹かれてしまった花道は、バスケットボール初心者であるのにも関わらず、バスケ部へ入部してしまいます。

不良少年で尚且つバスケットボールの素人である桜木花道が、持ち前の身体能力と地道な練習などを通じて、その才能を徐々に開花。リバウンドにかけてはまさに天才的な能力を発揮し、バスケ歴4ヶ月で一躍全国区の実力者となり、チームメイトと共に湘北高校をインターハイ出場へと導きます。インターハイ出場では、後に花道がリハビリまで強いられるようになる背中の怪我を負うことになってしまいます。

スラムダンクの作品情報

スラムダンクの概要

宮本武蔵の青春期を描いた『バカボンド』や車椅子バスケットボールを題材とした『リアル』などの執筆で知られる漫画家・井上雄彦(いのうえたけひこ)先生の代表作である『スラムダンク』。高校のバスケットボール部を舞台にした青春スポーツ漫画の王道的な作品であり、シリーズの国内累計発行部数は1億2000万部を突破した空前の大ヒット漫画として今でも根強い人気を誇っています。

桜木花道や流川楓(るかわかえで)など人気なキャラクターが多く存在する『スラムダンク』は、神奈川県湘南地区が主に作品の舞台となっており、登場する高校などは架空の名称が使われていますが、「鎌倉高校前」の踏切はテレビアニメ『スラムダンク』のOPに流れるシーンに登場する場所として、『スラムダンク』の聖地として多くのファンが今もなお訪れています。

集英社の「週刊少年ジャンプ」で1990年42号~1996年27号までの全276話が連載され、テレビアニメ版もテレビ朝日系列で1993年10月16日~1996年3月23日までの全101話+SP版2話が放送。また、劇場版4作品とゲームに至っては数々の作品が制作されました。尚、「週刊少年ジャンプ」誌上での連載最終ページに「第1部完」と書かれており、続編について作者は「描きたくなった時に描く」とのコメントを残しています。

事実上、連載が終了した『スラムダンク』ですが、化粧品メーカー「資生堂」のCMで起用された宮城の背番号が「4」、流川楓のバスケットシューズが「エア・ジョーダン12」、桜木花道の髪が「若干伸びる」など、最終回以降の描写がオンエア。また、「1億冊ありがとうファイナル」が現在の神奈川県立三浦臨海高等学校にて開催、各教室の黒板に現段階での正式な続編となる漫画『スラムダンク-あれから十日後』が描かれました。

スラムダンクのあらすじ

漫画『スラムダンク』の主人公にして、バスケットボール初心者である桜木花道は、本作のヒロインで花道の憧れの人・赤木晴子にバスケ部の入部を誘われ、入学した湘北高校でバスケを始めます。バスケ部主将・赤木剛憲の妹である晴子目当てにバスケ部に入部した花道でしたが、何とバスケットボールは全くの初心者。その後、持ち前の身体能力も伴い、地道な練習や試合などを通じてその才能を開花させていく花道。

スーパールーキー・流川楓やチームメイトたちと激戦を繰り広げながら、「神奈川の王者」と呼ばれる強豪校・海南大附属高校と共にインターハイ出場を果たします。インターハイでは2回戦まで勝ち上がるも3回戦の試合でボロ負けし、3年生たちは引退。新体制となったチームは冬の選抜に向けて動き出しますが、2回戦の試合中に背中に怪我をした花道は、コートに立つ日を待ちながらリハビリを続けるのでした。

桜木花道のプロフィール

  • 名前:桜木花道(さくらぎはなみち)
  • 所属:湘北高等学校
  • 学年:1年7組
  • 身長:188cm
  • 体重83kg
  • 靴のサイズ:28.0cm
  • 誕生日:4月1日
  • 背番号:10ポジション:パワーフォワード、センター
  • 声優:草尾毅(くさおたけし)

本作の主人公で、中学校時代に「好きな娘と一緒に登下校」するために50人の女子生徒に告白したが全て振られた経験を持つ赤い髪がトレードマークの不良少年。50人目に告白した子の好きな相手が「バスケ部の小田君」だったため、バスケが大嫌いとなります。しかし、湘南高校入学後、バスケ部主将の妹である赤木晴子から声をかけられ、桜木花道は一瞬で恋に落ち、誘われるがままにバスケ部へと入部したバスケットボール初心者。

桜木花道のモデル

  • 名前:デニス・ロッドマン
  • 愛称:ワーム
  • 誕生日:1961年5月13日
  • 出身地:アメリカ合衆国ニュージャージー州トレントン
  • 身長:203cm
  • 体重:105kg
  • 足のサイズ:32.0cm
  • 現役時の背番号:10・91・73・70
  • ポジション:PF(パワーフォワード)、SF(スモールフォワード)

作中に登場する主人公の「桜木花道」のモデルとなった人物として、ネット上では「デニス・ロッドマン」選手であると噂されています。デニス・ロッドマンはアメリカニュージャージー州トレントン出身のバスケットボール選手で、1980年代~90年代にかけてNBAで活躍し、当時を代表する優れたディフェンダーで歴代でも屈指のリバウンダーです。髪を染め、全身のタトゥー、女性癖など奔放なライフスタイルが話題を生んだ選手。

桜木花道の父親

『スラムダンク』の作中で、主人公・桜木花道はアパートに住んでいる様子が描かれています。そのアパートに帰宅した花道は、玄関先で倒れている父親を発見します。「親父」と叫ぶ花道の言葉から、その人物が花道の父親であるのは間違いないです。何かの発作か病気で倒れたらしい父親。医者を呼ぶため、アパートの階段を駆け下り病院へと向かう花道ですが、その途中で花道は不良たちに絡まれ殴られてしまうことになります。

その後、倒れた父親について作中では描かれていないため、どうなったかは分かりません。玄関先には帰宅した父親のものと思われる靴と下駄箱下に置かれた男物のスニーカーらしき2点のみが描かれているため、ネット上では桜木花道の「父子家庭」説が流れました。作中でも父親の人物像や母親、兄弟についても描かれていないため、詳しい家族構成については不明ですが、父親と息子の二人暮らしではないかと思われます。

スラムダンク|テレビ愛知

桜木花道のその後

桜木花道のその後①スタートメンバーはどうなる?

全国出場を果たし、インターハイ2回戦の激戦の中で背中に怪我を負ってしまう桜木花道。作中ではその後、背中に負った怪我の治療からリハビリをする花道の姿が描かれています。背中の怪我の詳しい病名やインターハイ3回戦で敗退した湘北高校のメンバーや対戦校たちのその後は一体どうなったのでしょうか?スタートメンバーごとに「その後」をご紹介していきますので、是非ご覧ください!

スタートメンバー①湘北

激戦を制し、インターハイ出場までこぎつけた湘北高校でしたが、インターハイ2回戦の相手で前年度までのインターハイ3連覇を果たした「山王工業高校」に逆転勝利します。しかし、この試合で全てを出し尽くした選手たちは、続く3回戦・愛知県代表校「愛知学院高校」にボロ負けしてしまいます。この試合を最後に、3年生である主将の赤木と副主将の木暮が引退しました。では、他のメンバーのその後はどうなったのでしょうか?

『湘北高校のスタートメンバーのその後』

  • 背番号「4」:3年生・赤木剛憲(主将)→引退し、大学受験に専念中
  • 背番号「5」:3年生・木暮公延(副主将)→引退を冬まで伸ばし、部活に出没中
  • 背番号「7」:2年生・宮城リョータ→新主将
  • 背番号「10」:1年生・桜木花道→背中の怪我のリハビリ治療のため入院中
  • 背番号「11」:1年生・流川楓→アメリカに留学するため、英会話の勉強中
  • 背番号「14」:1年生・三井寿→大学のスポーツ推薦を目指し、冬の選抜に向けて奮闘

スタートメンバー②海南

海南こと「海南大附属高校」は、湘北高校がインターハイ予選決勝リーグ初戦の相手で、「神奈川の王者」と呼ばれる全国でも有名な強豪校です。その海南のスタートメンバーは、その後どうなったのでしょうか?では、早速見てみましょう!

『海南大附属高校のスタートメンバーのその後』

  • 背番号「4」:3年生・牧紳一(主将)→サーフィンをしている
  • 背番号「5」:3年生・高砂一馬→不明
  • 背番号「6」:2年生・神宗一郎→一人黙々とランニング
  • 背番号「8」:学年不明・小菅→不明
  • 背番号「9」:3年生・武藤正→不明
  • 背番号「10」:1年生・清田信長→飼い犬の大型犬とランニング
  • 背番号「12」:学年不明・山本→不明
  • 背番号「14」:学年不明・小嶋→不明
  • 背番号「15」:3年生・宮益義範→不明

スタートメンバー③翔陽

スタメンの内、4人が190cm以上の長身と大柄なチームで、インターハイ予選決勝リーグの進出をかけて湘北高校と対戦した「翔陽高校」。海南大附属に次ぐ強豪校と呼ばれているその翔陽高校のスタートメンバーは、その後どうなったのでしょうか?

『翔陽高校のスタートメンバーのその後』

  • 背番号「4」:3年生・藤真健司(主将)→髭を生やしている
  • 背番号「5」:3年生・花形透→掛けていた眼鏡が変わっている
  • 背番号「6」:3年生・長谷川一志→中学時代の坊主頭になっている
  • 背番号「7」:3年生・永野満→眉毛が細くなっている
  • 背番号「8」:3年生・高野昭一→永野と同様に眉毛が細くなっている
  • 背番号「9」:2年生・伊藤卓→外見が変わった先輩たちを見てショックを受けている

スタートメンバー④陵南

湘北高校と練習試合及びインターハイ予選の2回対戦し、神奈川県では上位に位置する強豪校だが全国大会への出場経験はない「陵南高校」。メンバーの魚住、仙道が入部してからは飛躍的な成長を遂げ、海南大附属高校と並び今年度優勝候補と言われるその陵南高校のスタートメンバーは、その後どうなったのでしょうか?

『陵南高校のスタートメンバーのその後』

  • 背番号「4」:3年生・魚住純(主将)→引退後もバスケ部に顔を出し、キャプテンを続行すると宣言
  • 背番号「5」:3年生・池上亮二→不明
  • 背番号「6」:2年生・越野宏明→事実上のキャプテンは自分だと心の中で語っている
  • 背番号「7」:2年生・仙道彰→部活を頻繁にサボり、海釣りで大物を釣って喜ぶ
  • 背番号「8」:2年生・植草智之→次期キャプテンのダークホースと心の中で自称
  • 背番号「11」:1年生・菅平→不明
  • 背番号「13」:2年生・福田吉兆→次のキャプテンの座を狙う
  • 背番号「15」:1年生・相田彦一→不明

スタートメンバー⑤武里

昨年度と今年度、インターハイ予選神奈川県大会のベスト4となった「武里高校」。海南戦を捨て試合にしようとしたかと思えば、湘北に敗戦後に選手たちに「これで3敗確実だ…」と意気消沈したりと浮き沈みが激しい監督がいるこの武里高校のスタートメンバーは、その後どうなったのでしょうか?

『武里高校のスタートメンバーのその後』

  • 背番号「4」:記載なし
  • 背番号「5」:記載なし
  • 背番号「6」:今村(学年不明)→不明
  • 背番号「7」:記載なし
  • 背番号「8」:記載なし
  • 背番号「9以上」:記載なし

湘北は選抜で全国出場できる?

夏のインターハイ制覇を目指す湘北高校は、神奈川県予選を勝ち進み、決勝リーグの進出を懸け海南大と並び称される強豪校「翔陽高校」と対戦し勝利します。その後、決勝リーグでは「神奈川の王者」と呼ばれる強豪校「海南大附属高校」と激戦を繰り広げるも惨敗してしまいます。しかし、前年度インターハイ県予選ベスト4の「武里高校」と宿敵「陵南高校」を破り、優勝した「海南大附属高校」と共にその後インターハイ出場を果たします。

桜木花道のその後②天才ですから

インターハイ2回戦の相手は、前年度までインターハイ3連覇を果たした秋田県代表校「山王工業高校」と対戦。一時は20点以上の差を付けられた湘北高校でしたが、そこから驚異的な粘りを見せます。途中、桜木花道は背中に怪我(病名は不明)を負ってしまいますが、背中の痛みに耐えながら猛追を重ねる花道はその後、終了間際のジャンプシュートによる決勝点で逆転勝利します。

しかし、その試合で全力を尽くした選手たちは、続く3回戦の相手にボロ負けしてしまいます。その後、花道は背中の痛みを我慢しながら試合を続行したことで体に無理がたたり、怪我の代償として入院し、リハビリをすることになってしまいます。看護師さんらしい年配の女性から「今日はちょっときついわよ」と言われるようなリハビリを行うらしいのですが、その問いに対し花道は「はっはっは愚問を…天才ですから」と返すのでした。

桜木花道のその後③全日本のユニフォーム

激戦のインターハイを終え、その後は冬の選抜に向けて動き出した新体制メンバーたち。一方で背中の怪我で負傷した桜木花道は、復帰に向けてリハビリ治療を余儀なくされます。その後、赤木晴子から入院している桜木花道の元に手紙が届き、浜辺でその手紙を読もうとしたその時、同校のライバルでスーパールーキーの流川楓がランニングをしながら通りかかります。

花道の目の前で立ち止まった流川は、これ見よがしに見せつけたのは、何と「Japan」と書かれた全日本のユニフォームでした。インターハイ終了後、流川は全日本高校選抜のメンバーに選ばれ、日本代表の合宿に参加していました。その後、合宿から帰宅し、ランニングをしていたのが花道が入院している施設の近くの浜辺だったのです。

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桜木花道の怪我の病名や原因・リハビリ

桜木花道が怪我を負った状況

では、ここからは『スラムダンク』の作中で、桜木花道が「怪我を負った状況」について考察していきましょう。作中ではインターハイ2回戦の「山王工業高校」との一戦で、桜木花道がボールを追いかけ、審判席のような机に背中からダイブする描写が描かれていますが、実際にその時に花道は怪我をしたのでしょうか?花道は、この場面で背中から机に飛び込む形となり、背中を机に強打してしまうのです。

作中からも伺えるように花道が相当な勢いでコート外に突っ込んでいく様子が描かれており、その衝撃とダメージは相当なものであることが考えられます。その後、激痛で立っていられるのもやっとなくらいの怪我の病名とは一体何なのでしょうか?その後リハビリを続けることになってしまったほどですから、相当に重い病名なのは確かです。

桜木花道の病名や背中の痛みの原因

では、桜木花道の「背中の痛みの原因」とその「病名」について考察してみましょう。作中にもあったように2回戦の「山王工業高校」との試合中に花道はボールを追いかけ、コート外の審判席のような机に向かってダイブしていく描写があり、その時に突っ込んだ拍子に自身の背中を机で強打してしまうのです。背中の痛みの原因は「背中を机に強打したこと」で、背中の痛みの原因となる病名は詳細が描かれていないため「不明」です。

背中から突っ込んでしまったのがきっかけで、背中に病名不明の怪我を負った桜木花道。その直後から花道は試合中に背中に痛みを感じるようになります。花道を襲った背中の痛みは、試合中に激痛を我慢して立っているのもやっとの状態でした。そんな背中の痛みの原因となった怪我の病名は、詳しい詳細が描かれていないため分かりませんが、その後の花道の試合中の様子から見ても相当酷い病名であると考えられます。

しかし、マネージャーの彩子さん曰く、その病名は「選手生命に関わる」ことや監督の安西先生はその病名が「あと少しで一生後悔するところでした」と言われるような怪我の状態でした。そこから考察する病名と言えば、「背骨の骨折」、「脊髄損傷」、「脊髄分離症」、「背中の打撲」などが挙げられます。

インターハイが終わったその後にリハビリを行っていることから、桜木花道の背中の怪我の様子は「背骨の骨折」の病名と「脊髄損傷」の病名は歩くことができないことから双方の病名は考えられず、「脊髄分離症」の病名もしくは「背中の打撲」の病名が可能性としては考えられます。

桜木花道の背中のリハビリ

桜木花道を襲った背中の怪我の詳しい病名は、その後明らかにされていませんが、作中では歩いてリハビリに行く様子が描かれているので、背中の骨折や脊髄損傷という大怪我ではなさそうです。しかし、マネージャーや監督の言葉にあるように、一歩遅ければ選手生命が危うかったほどの怪我ということで、背中の骨折や脊髄損傷に近いような病名であると言えます。リハビリを続けながら、コートに立てる日を待つくらいですから。

リハビリを必要とするまでに至った怪我の具合は、看護師の女性が発言する「脅しじゃないのよ 耐えられる?桜木君」との言葉から、想像を絶するようなリハビリであることが伺えます。痛みを堪えながら行うリハビリは、それこそリハビリを行う者にとっては耐え難いものでしょう。しかし、そのリハビリを乗り越えた先に待っているものがあるから、きっと辛いリハビリにも耐えられるのだと教えてくれるシーンでもあります。

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桜木花道のかっこいい名言集

桜木花道の名言①「大好きです…」

『スラムダンク』の主人公・桜木花道は中学時代に50人の女子生徒に告白し、全て撃沈されたという過去を持つ男。その本音は「好きな娘と一緒に登下校したい」という思いから、好みの女子生徒に次々に告白したまさにお調子者を絵にかいたような存在の花道は、本作のヒロイン・赤木晴子に「バスケットはお好きですか?」と声をかけられ、その晴子に一目惚れをしてしまいます。

見栄っ張りでお調子者の花道は、「大好きです スポーツマンですから」と答えます。しかし、身体能力が高くてもバスケに関しては全くの初心者である花道。この後、花道は晴子目当てにバスケ部へ入部してしまいます。この台詞は桜木花道がお調子者である様子を伺わせた大変有名な台詞として、桜木花道の「名言」として扱われています。

漫画『スラムダンク』の作中で桜木花道が赤木晴子に対して、2度目にバスケに対する思いを伝えたシーンがあります。1回目のお調子者的な発言ではなく、2回目の発言は花道自身が真剣にバスケと向き合ってきた思いが語られています。「大好きです 今度は嘘じゃないっす」の言葉から、花道が真摯にバスケと向き合い、心からバスケが好きになった様子が伺えます。花道が今まさにかっこいい男として成長した姿を示した「名言」です。

桜木花道の名言②「勝負はこれからだ…」

バスケ部で3年生の赤木剛憲とバスケ勝負をすることになった桜木花道。勝負する相手は何と花道が憧れる赤木晴子の兄であり、バスケ部の主将。かたや花道はバスケ初心者です。おまけに赤木が晴子の兄だという事を知らない花道は、赤木に向かって「ゴリラジジイ」、「サル」、「ハゲ」などと暴言を吐いてしまいます。お調子者で気の短い花道の性格を伺わせる言葉であり、桜木花道の名言として選ばれています。

桜木花道の名言③「俺はバスケットをやる…」

桜木花道の身体能力に目を付けたのは赤木晴子だけではなく、柔道部主将・青田も何と花道の能力を見込んでいたのです。あの手この手で花道を柔道部に入部させようと目論む青田でしたが、柔道部に入るのを断る花道。晴子をダシに説得にかかろうとする青田に花道は、「オレはバスケットをやる バスケットマンだからだ」と宣言します。その言葉はまさに天才・桜木花道が誕生した瞬間で、多くのファンの心に刻まれた名言でもあります。

桜木花道の名言④「それがどうした…」

中学時代、チームの得点源として活躍し、神奈川県大会優勝に導き、最優秀選手を獲得した天才シューターの三井寿(みついひさし)は、エースとして期待されていましたが怪我とライバルの活躍を目の当たりにして挫折。それ以来、不良となり自暴自棄な生活を送っていた三井が、バスケ部を逆恨みして襲撃しようとし、そこへ現れた桜木軍団によって返り討ちされます。その時の花道の台詞が「かっこいい」として名言に選ばれています。

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桜木花道に関する感想や評価

今でも根強い人気を誇る漫画『スラムダンク』。その人気キャラクターとして名前が挙がる主人公・桜木花道に関する感想や評価は、どのようなものがあるのでしょうか?ネット上で調べてみましたので、その生の声を是非ご覧ください!

漫画『スラムダンク』と言えば、青春スポーツ漫画の王道作品です。『スラムダンク』で一躍バスケットボール人気を巻き起こしたと言っても過言ではないこの作品は、バスケ経験者なら誰もが思い出してしまいます。学生時代の青春と共にあったことが伺えるこのコメントから、『スラムダンク』が永遠の青春であり、多くのファンに愛されていた作品であることが伝わる評価です。

桜木花道の名言が今もなお、語り継がれている様子が伺えるコメントです。多くの名言を残し、ファンの心に刻んだ桜木花道の言葉は、今でも人の心に残る言葉として共感されている様子が伺えます。それだけ桜木花道というキャラクターがファンにとって、大きな存在であることを示しています。

この年代に限らず、『スラムダンク』を知っている人にとっても舞台になった湘南は「青春」を送るのに相応しい場所であると感じさせるコメントです。また、湘南の地に桜木花道が存在しているような発言から、「湘南」=「桜木花道」と連想させてしまいそうになるほど、桜木花道というキャラクターが如何に愛されていたのかが分かります。

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桜木花道のその後まとめ

では、最後に漫画『スラムダンク』の主人公・桜木花道のその後について、まとめます。インターハイで激戦の最中に背中に怪我を負ってしまった花道は、インターハイ終了後にリハビリのために施設近くの浜辺にいる姿が描かれています。そこをランニングで通りかかった流川と遭遇し、「Japan」と書かれたユニフォームを見せびらかした流川に嫉妬する花道でしたが、気持ちを切り替えリハビリに専念しようとします。

ここまでが原作の事実上の連載終了です。しかし、この後「1億冊ありがとうファイナル」が開催し、会場となった高校の教室には「あれから10日後」と題した作者・井上雄彦先生による直筆の黒板漫画が描かれました。花道はリハビリを続けており、晴子から届いた手紙を読む姿が描かれています。「リハビリ王からリバウンド王に戻る姿を早く見たいです」と書かれ、リハビリの先生から日本人初のNBA選手が誕生したことを聞きます。

それを聞いた花道は、「まー見てろって 次に行くのは俺だ…天才ですから」と意気込む姿があります。これが正真正銘、桜木花道のその後のストーリーです!また、資生堂とコラボしたCM上では、髪が少し伸びた桜木花道や背番号「4」の宮城の姿、流川のバッシュが「ジョーダン12」になっていたりと『スラムダンク』のその後だとファンの間でも大変話題に!どちらもネット上で見れるので、気になる方は是非その目でご覧ください!

【スラムダンク】桜木花道のモデルは?デニスロッドマンとバークレーのどっち? - Selvy

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