【シン・エヴァンゲリオン】神木隆之介が大人碇シンジ役に？声優に選ばれた理由も考察

約25年間続いたエヴァンゲリオンシリーズの完結作・『シン・エヴァンゲリオン』。そんな『シン・エヴァンゲリオン』とは一体どのような作品なのでしょうか？まずは、シン・エヴァンゲリオンの作品概要についてチェックしてみましょう。

『シン・エヴァンゲリオン』とは、2021年3月に公開されたアニメーション映画であり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4部作の最終作にあたる作品です。略称は「シン・エヴァ」。『シン・エヴァンゲリオン』は、2007年に公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』から続いた新劇場版シリーズの最終作であり、25年間続いたエヴァンゲリオンシリーズの完結作でもあります。

コア化により赤色に荒廃したフランス・パリの市街地。その上空に到着した反ネルフ組織ヴィレの旗艦『AAA ヴンダー』から、『パリカチコミ艦隊』としてマリが登場するエヴァ8号機、リツコとマヤ率いる作業員らが降下し、街に眠る「ユーロネルフ第1号封印柱」によるアンチLシステムの起動を試みます。

『シン・エヴァンゲリオン』4部作では、碇シンジやレイ・アスカ・マリ…個性にあふれたキャラクターたちが、人造人間エヴァンゲリオンに搭乗し、それぞれの生き方を模索することや、人の本質とは何か？ 人は何のために生きるのか？ といったことに焦点を当て、フィナーレを迎えます

エヴァンゲリオンシリーズの完結作・『シン・エヴァンゲリオン』。そんな『シン・エヴァンゲリオン』のラストシーンで大人になった碇シンジが登場するのですが、大人碇シンジの声優を務めたのはこれまで碇シンジの声優を担当してきた緒方恵美ではなく神木隆之介だったそうです。お次は、『シン・エヴァンゲリオン』で大人碇シンジの声優を務めた神木隆之介のプロフィールと主な出演作品をチェックしてみましょう。

• 本名：神木隆之介（かみきりゅうのすけ）
• 生年月日：1993年5月19日（28歳）
• 出生地：埼玉県
• 身長：168cm
• 血液型：B型
• 職業：俳優、声優、YouTuber
• ジャンル：映画、テレビドラマ
• 活動期間：1995年
• 事務所：アミューズ（2005年〜2021年3月）、Co-LaVo（2021年4月〜）

神木隆之介は、母親が事務所に応募して合格し、1995年にCMデビュー・1999年にテレビドラマ『グッドニュース』でドラマデビューを果たしました。2001年には映画『千と千尋の神隠し』に坊役で出演し、声優デビューを果たして声優としても活躍しています。2005年に公開された映画『妖怪大戦争』では主演を務め、日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞しました。

『シン・エヴァンゲリオン』で大人碇シンジの声優を務めた神木隆之介は、俳優として活躍するほか、声優としても多くの作品に出演しています。まず、声優としての神木隆之介の主な出演作品ですが、映画は『桐島、部活やめるってよ』・『バクマン。』・『3月のライオン』・『妖怪大戦争』・『劇場版 SPEC』シリーズ・『屍人荘の殺人』・『ラストレター』などが挙げられます。

神木隆之介の主なドラマ出演作品は、『探偵学園Q』や『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』・『家族ゲーム』・『学校のカイダン』・『刑事ゆがみ』・『11人もいる！』などです。神木隆之介の声優としての主な出演作品は、『千と千尋の神隠し』・『ハウルの動く城』・『サマーウォーズ』・『借りぐらしのアリエッティ』・『君の名は。』・『メアリと魔女の花』などが挙げられます。

人気シリーズ『エヴァンゲリオン』で長年、碇シンジの声優を務めてきたのはベテラン声優の緒方恵美です。しかし、『シン・エヴァンゲリオン』で大人になった碇シンジの声優は、これまで声優を務めてきた緒方恵美ではなく、俳優や声優として多方面に活躍する神木隆之介でした。

これまで長い間、碇シンジの声優を務めてきた緒方恵美が担当声優ではなく、神木隆之介が碇シンジの声優に起用された理由は一体なぜなのでしょうか？お次は、『シン・エヴァンゲリオン』で大人になった碇シンジの声優が神木隆之介になった理由は一体なぜなのか考察してみましょう。

『シン・エヴァンゲリオン』の大人碇シンジの声優が神木隆之介になった理由はなぜ？考察1つめは、『ラストの碇シンジは過去とは別人？』です。神木隆之介が大人になった碇シンジの声優を務めたのは、『シン・エヴァンゲリオン』のラストシーンでのことでした。

このラストシーンでは、エヴァのいない世界になったこと、そこにいる『大人の碇シンジ』は『これまでファンたちが見続けてきた碇シンジ』とは別人であることが表現されていたと考えられます。大人になったとはいえ、これまで碇シンジの声優を務めてきた緒方恵美であっても、きっと素敵な演技をしてくれたはずです。

しかし、『シン・エヴァンゲリオン』ラストシーンで、これまで声優を務めてきた緒方恵美ではなく、神木隆之介に演じさせたということは、ラストシーンでの碇シンジは過去の碇シンジと別人であることを表現しているのではないかと考えられています。

もっと詳しく、なぜ神木隆之介に、大人になった碇シンジを演じさせたのか考察してみると、理由として考えられるのは、ラストシーンで登場する碇シンジは『エヴァのいない新しい世界で生きている』ことを表現するためだと考えられています。『碇シンジがエヴァのいない新しい世界で生きている』ことこそが、『シン・エヴァンゲリオン』シリーズの終着点として、制作側も伝えたかったのではないかと思われます。

『シン・エヴァンゲリオン』の大人碇シンジの声優が神木隆之介になった理由はなぜ？考察2つめは、『エヴァファンを卒業させる』です。『シン・エヴァンゲリオン』は、アニメ放送開始からは25年以上経過している長期にわたって人気の作品です。そんなエヴァンゲリオンシリーズですから、多くのファンたちが最終作となる『シン・エヴァンゲリオン』にたいして、期待していたのは言うまでもありません。

そんな並ならぬ愛情をエヴァンゲリオンに注ぎ続けたエヴァンゲリオンファンたちを、作品から『卒業』させるために、声優をこれまで演じてきた緒方恵美ではなく神木隆之介に演じさせようとしたのではないかと考えられています。

『シン・エヴァンゲリオン』の大人碇シンジの声優が神木隆之介になった理由はなぜ？考察3つめは、『監督との関係』です。『シン・エヴァンゲリオン』の総監督を務めたのは、庵野秀明監督です。そんな庵野秀明監督と神木隆之介にはある関係があったそうです！

まず、庵野秀明監督と言うと、昔からスタジオジブリと深い関係があります。例えば、『風の谷のナウシカ』では巨神兵のシーンを担当したり、『風立ちぬ』では主役・堀越二郎の声優を庵野秀明監督が担当しています。

神木隆之介もジブリ作品に声優として多数登場しており、『千と千尋の神隠し』では坊役、『ハウルの動く城』ではマルクル役、『借りぐらしのアリエッティ』では翔役を演じています。このように神木隆之介と庵野秀明監督はジブリ作品に深い関係があります。

さらに、庵野秀明監督と神木隆之介は2020年に公開された映画『ラストレター』にて共演しています！ジブリ作品と深い関係があると言う共通点に加え、映画で共演していたことから個人同士での面識があることなどといった神木隆之介と庵野秀明監督の関係から、今回大人になった碇シンジ役に神木隆之介を起用したと言う理由も考えられています。

『シン・エヴァンゲリオン』の大人碇シンジの声優が神木隆之介になった理由はなぜ？考察4つめは、『声優としてのスキルが高い』です。上記で考察したように、神木隆之介と庵野秀明監督には共演歴があったり共通点があることも、神木隆之介が大人碇シンジの声優に起用された理由として考えられますが、なぜ起用されたのかと言う理由を探ろうとすると、神木隆之介の声優としてのスキルが非常に高いことは濃厚なポイントです。

神木隆之介は『サマーウォーズ』や『メアリと魔女の花』などといった劇場版アニメーションに出演しているほか、『皇帝ペンギン』や『キリクと魔女』などでは吹き替えを担当しています。さらに、『君の名は。』では立花瀧役で主演し、声優アワード「主演男優賞」を受賞しているなど、声優顔負けなほど、声優としてのスキルが高いようです。そんな神木隆之介ですから『シン・エヴァンゲリオン』に起用されたことも不思議ではありません。

『シン・エヴァンゲリオン』の大人碇シンジの声優が神木隆之介になった理由はなぜ？考察5つめは、『ジブリと東宝のコネクションがある』です。俳優として活躍する神木隆之介ですが、声優としても多くの作品に出演しています。神木隆之介は特に、声優としてはジブリ作品に多数出演しています。

そんなスタジオジブリはもちろんのこと、『シン・エヴァンゲリオン』も配給元は東宝です。つまり、これまで多くのジブリ作品に出演してきた神木隆之介ですから、ジブリと東宝のコネクションがあったことからも起用のポイントとなったのではないかと推測されているようです。

『シン・エヴァンゲリオン』の大人碇シンジの声優が神木隆之介になった理由はなぜ？考察6つめは、『イメージがぴったり』です。神木隆之介は2008年に月刊ニュータイプで実施された『もし「エヴァンゲリオン」が日本で実写化されるとしたら役者は誰になるのか？』と言うアンケートで碇シンジ役として1位になっていました。

さらに2009年のエイプリルフール企画としてYahoo!JAPANで実施された『エヴァ実写ドラマ化計画』でも、神木隆之介は碇シンジ役で1位に輝いています。一度のみならず二度、異なる社が行ったアンケートで1位に輝くほど神木隆之介は碇シンジのイメージにぴったりということです。このことから大人になった碇シンジ役に、予てからイメージぴったりとされていた神木隆之介が起用されたのではないかと考えられています。

『シン・エヴァンゲリオン』の大人碇シンジの声優が神木隆之介になった理由はなぜ？考察7つめは、『28歳の碇シンジと同じ年齢になった？』です。最終作となる『シン・エヴァンゲリオン』のサブタイトルには「EVANGELION：3.0+1.0」というメッセージが含まれています。このメッセージから考えられるのが、ラストシーンでエヴァンゲリオンの存在しない世界と平行世界になっているということです。

「EVANGELION1.0」の世界での碇シンジは14歳で、「EVANGELION：3.0」では14年後の世界になっているので28歳になっています。つまり碇シンジは28歳になっているのですが、声優を務めた神木隆之介も碇シンジと同じ28歳になっています。ラストシーンではよりリアルに大人になった碇シンジを演じることを求め、碇シンジと同い年の神木隆之介を起用したのではないかと考えられています。

『シン・エヴァンゲリオン』のラストシーンで、マリと碇シンジが駅のベンチで会話するシーンがあるのですが、このラストシーンで使われていた駅の場所は一体どこなのでしょうか？お次は、『シン・エヴァンゲリオン』のラストシーンで登場した駅の場所についてチェックしてみましょう。

『シン・エヴァンゲリオン』のラストシーンでマリと碇シンジが会話していた駅は、山口県宇部新川駅が舞台とのことでした。ちなみに、宇部新川駅の改札には、『シン・エヴァンゲリオン』の総監督を務めた庵野秀明監督の直筆サインの入ったポスターが設置されているそうです。

『シン・エヴァンゲリオン』のラストシーン舞台となった、山口県宇部新川駅。一体なぜ、宇部新川駅が『シン・エヴァンゲリオン』のラストシーンとして舞台に選ばれたのかというと、宇部新川駅は、『シン・エヴァンゲリオン』を手がけた庵野秀明監督の生まれ故郷であることが関係しています。

庵野秀明監督は高校卒業後、芸術系の大学に進学するために生まれ故郷を離れることになりました。つまり、庵野秀明監督にとっての『出発点』というのが、宇部新川駅ということになります。長年にわたって人々に愛され続けた『シン・エヴァンゲリオン』の最終作を作り終えた『終着点』も、『出発点』と同じ、宇部新川駅にしたかったのではないかと考えられています。

『エヴァンゲリオン』シリーズにて碇シンジの声優をこれまで務めてきた緒方恵美。そんな緒方恵美があることでキレてしまったそうです。一体なぜ、緒方恵美はキレてしまったのでしょうか？お次は、『シン・エヴァンゲリオン』『エヴァンゲリオン』シリーズで碇シンジの声優を務めてきた緒方恵美のプロフィールと、キレてしまった理由がなぜか調査してみましょう。

• 出生地：東京都千代田区
• 生年月日：1965年6月6日（56歳）
• 血液型：B型
• 身長：170cm
• 職業：声優、女優、歌手
• 事務所：Breathe Arts
• 活動期間：1992年〜（声優活動）、1992年〜（音楽活動）

緒方恵美についてネット検索すると「キレる」と言うワードが出てきます。このことから緒方恵美が何かにキレたことがわかりますが、その理由とは一体何なのか多くの人が気になっていたことでしょう。また、こちらのワードが出てくるようになったのは『シン・エヴァンゲリオン』で大人碇シンジ役の声優が神木隆之介になったこともあり、神木隆之介と緒方恵美の間に何かトラブルが起きたのではないかと推測する声もありました。

しかし、緒方恵美がキレたと言う理由は、神木隆之介に対してではありませんでした。では、一体何に対して怒っていたのかと言うと、『シン・エヴァンゲリオン』が公開された後、緒方恵美のSNSに対して、ラストシーンでの碇シンジの声優を神木隆之介が演じたことに対する当てつけのようなコメントについてだったようです。

詳しい経緯としては、『シン・エヴァンゲリオン』を見た方が、「碇シンジの声優を神木隆之介に取られたのはどんな気持ち？」などといったコメントを緒方恵美のSNSアカウント上にしてきたことが関係しているようです。

このような悪意あるコメントを残す方に対し、緒方恵美は『今後1週間の間、「悪意あるネタバレをわざと私のツイートにリプライでつけてくる方」は、皆様のために、確認次第速攻発言ミュート&ブロックします』とツイートしていました。緒方恵美はラストシーンでの碇シンジの声優が自分ではなく神木隆之介になったことに対して怒っていたのではなく、悪意あるコメントをする方達に怒っていたようでした。

『シン・エヴァンゲリオン』のラストシーンで大人になった碇シンジの声優を務めたのは驚くことに、神木隆之介でした。そんな『シン・エヴァンゲリオン』で碇シンジを演じた神木隆之介に対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『シン・エヴァンゲリオン』で碇シンジを演じた神木隆之介に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『シン・エヴァンゲリオン』で碇シンジを演じた神木隆之介に対して「シンエヴァ、神木隆之介さんの起用びっくりしたけどなんだかちょっと安心したな。やっとみんな大人になれたんだ、仕組まれた運命から自由になれたんだな〜って。どんなに永くてもいつかはトンネル抜けられるのかもなってこっちまで勇気をもらえたし。」とツイートしています。神木隆之介が演じたことで大人碇シンジを感じられ安心したという声もありました。

こちらの方は『シン・エヴァンゲリオン』で碇シンジを演じた神木隆之介に対して「エヴァ観た。神木隆之介に全部持ってかれた。」とツイートしています。『エヴァンゲリオン』シリーズ最終作となるラストシーンでは、碇シンジの声優をこれまで演じてきた緒方恵美ではなく神木隆之介が演じたことでインパクトあるラストシーンに神木隆之介に全部持っていかれたという方もいるようでした。

こちらの方は『シン・エヴァンゲリオン』で碇シンジを演じた神木隆之介に対して「シンエヴァの神木くん、「まだまだ子供だと思ってたらいつの間にか立派な大人になっていた存在」の象徴的な意味であのキャスティングなのかなと今ちょっと思った」とツイートしています。子役時代から第一線で活躍している神木隆之介が碇シンジを演じたことで、神木隆之介と碇シンジを重ねてキャスティングに納得した方もいるようでした。

『シン・エヴァンゲリオン』で大人碇シンジの声優を務めた神木隆之介についてのまとめはいかがでしたか？これまでエヴァンゲリオンシリーズで碇シンジの声優を務めてきたのは緒方恵美ですが、『シン・エヴァンゲリオン』のラストシーンで大人になった碇シンジ役を務めたのは神木隆之介でした。

考察でご紹介したように、神木隆之介が起用された理由は様々でしたが、神木隆之介の声優としてのスキルが高いことや過去に実写イメージとしてもぴったりだと過去アンケートで選ばれていたことなども関係しているのではないかと考えられています。神木隆之介がラストシーンで登場する話題度抜群な『シン・エヴァンゲリオン』、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね！