【エヴァンゲリオン】赤木リツコの名言集！シンエヴァでのセリフや声優も紹介

赤木リツコは『エヴァンゲリオン』シリーズのキャラクターの中でも大人の名言を残す女性として人気を獲得しています。新劇場版4作目であり、完結編でもある『シン・エヴァンゲリオン』にも登場しています。数多くの名言を残した赤木リツコはかなり重要なキャラでもあるので、ここではまず『シン・エヴァンゲリオン』と赤木リツコの基本的な情報をまとめていきましょう。

『シン・エヴァンゲリオン』は長年続いていたエヴァンゲリオンシリーズの完結編であり、2007年から続く新劇場版の4作目の作品となっています。『シン・エヴァンゲリオン』は圧倒的な人気を獲得し、100億円を超えるメガヒットを記録しています。世界中にファンを生み出しているエヴァンゲリオンシリーズの完結編という事で、いまアニメ界で最も注目されている作品の一つとなっています。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇(シン・エヴァンゲリオンげきじょうばん)』は2021年3月8日に公開されたアニメーション映画であり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4部作の最終作となっています。25年間続いたエヴァンゲリオンシリーズの完結作として注目の作品となっています。シリーズの生みの親である庵野秀明が総監督を担当していて、興行収入100億円を突破したことでも大きな話題となりました。

シン・エヴァンゲリオンのあらすじを見ていきましょう。赤く荒廃したパリ市街地にはEVA8号機が降り立ちました。そこで「ユーロNERV第1号封印柱」の復旧作業を始めましたが、NERVのEVAがこの作業を妨害し、マリの乗るEVA8号機との戦闘が始まります。一方のシンジとアスカ、レイの三人は救助を求めて赤い大地を歩き回っていました。

赤木リツコのプロフィールを見ていきましょう。赤木リツコは1985年11月21日生まれ（声優を担当した山口由里子と同日）の30歳であり、ネルフ技術開発部技術第一課に所属しています。エヴァンゲリオンの開発はもちろん、システム管理や敵の分析なども担当していて、優秀な科学者としてネルフには欠かせない存在です。母はゲヒルン所属研究者であり、MAGI開発者の赤木ナオコとして世界的にも知られた存在です。

赤木リツコの性格は同僚である葛城ミサトとは正反対で、クールで仕事には情を持ち込まないという性格をしています。コーヒーとタバコを好んでいて、登場するときはたばこを吸っていることがほとんどです。彼女の灰皿は常に吸殻があふれていて相当なヘビースモーカーであることが判明しています。普段はクールですが、猫の小物を集める趣味があるという意外な事実もあります。

ここでは赤木リツコの名言集を見ていきましょう。メガヒットを記録していた『シン・エヴァンゲリオン』にも登場して多くの名言を残しています。

史上最大の作戦『ヤマト作戦』前のミサトとリツコのやり取りであり、親友である二人の信頼関係がよく表れている名言です。この二人の信用しあえる関係はファンにも好評であり、作戦の要とも言える二人の女性のやり取りは緊張感ある作戦の中でも安心感のある会話となっています。

これは優秀な科学者である赤木リツコらしい名言となっています。生き物には現状を維持しようとするような『ホメオスタシス』という機能があり、エヴァや使徒など人知を超えたモノを扱うリツコの職業にとっては重要な言葉となっています。

天才技術者としてトップクラスの実力を持ってるリツコですが、そんなリツコでも男女のことは理解できないという女性らしい名言となっています。テレビアニメでは自分自身が碇ゲンドウと愛人関係にあるので、この関係に依存しながらも苦悩している姿が描かれています。碇ゲンドウと関係を持つことには、メリットよりもデメリットが多いことが分かっていながらもやめられない関係性を表現しています。

潔癖症も度が過ぎると生きにくいということでも知られています。リツコは潔癖症として知られていますが、テレビシリーズの赤木リツコは碇ゲンドウと愛人という関係になっていました。そのただれた関係性はリツコを汚していき、自分が汚れた存在であると考えるようになってしまいました。

『新劇場版：破』ではエヴァンゲリオン初号機が覚醒してしまい、そのことがサードインパクトのトリガーとなってしまいました。かなりの緊迫的な場面でこれほど文学的な語りを見せたことがファンの印象に強く残った名言となっています。

ゲンドウの語る人類補完計画は神に対して一種のあきらめを見せたことを表していました。しかし、リツコはこうしたことを真っ向から否定します。神に屈した補完計画による絶望のリセットを人類は望んでいないという考えを真っ向からぶつける名言として知られています。

ここでは『エヴァンゲリオン』シリーズで赤木リツコのアニメ声優について見ていきましょう。赤木リツコのアニメ声優に起用されたのはいまでは『ONE PIECE』のニコ・ロビン役の声優としても知られる山口由里子であり、本作で声優として高評価を獲得し舞台女優としてよりも声優としての活動をメインにしていくことになりました。ここからはそんな山口由里子のプロフィールと代表作品をまとめていきましょう。

山口由里子は1965年11月21日生まれの声優であり、女優としても活躍しています。大阪府出身で、青二プロダクションに所属しています。本名は『山口百里子(やまぐちゆりこ)』で埼玉県入間市在住円・演劇研究所の専攻科を卒業して、声優としてデビューします。『新世紀エヴァンゲリオン』以前には劇団道学の先生やドイツやアジアとの合同公演など舞台女優としての活動をメインにしていました。

山口由里子の主な出演作品を見ていきましょう。山口由里子は1994年『超くせになりそう』や『モンタナ・ジョーンズ』でテレビアニメ声優としてデビューします。そして『新世紀エヴァンゲリオン』の赤木リツコで声優としてブレイクすると、1998年には『ジェネレイターガウル』の斎藤リュウコや『ONE PIECE』のニコ・ロビン(ミス・オールサンデー)で圧倒的な評価を獲得しています。

ここでは赤木リツコと碇ゲンドウとの関係や母ナオコとの関係を見ていきましょう。赤木リツコの人間関係は複雑であり、子供向けのアニメとは思えないほどの大人のムード漂う関係性を築き上げています。特に赤木リツコと碇ゲンドウとの関係性はファンにも注目しています。

碇ゲンドウとリツコの関係が愛人であることはテレビシリーズだけの関係性ですが、この関係はかなり複雑で、リツコはゲンドウに対して激昂したりする姿を見せるほどでした。新劇場版ではこのような関係性は描かれていないことも特徴です。新劇場版ではゲンドウの考えに愛想が尽きてしまい、ミサト達と共に彼に対して反乱を起こします。反NERV組織ヴィレを結成して、真っ向から対立することになりました。

赤木リツコは母であるナオコとはかなり複雑な関係性になっています。手紙でのやり取りを主なモノにしていますが、親子関係は完全に関係は冷めきっています。ナオコは家庭を省みなかったことがリツコに大きな影響を与えていて、母へのコンプレックスを持ったまま育ったので、母親への憎しみすら感じさせます。

ここでは赤木リツコの活躍や最期を見ていきましょう。赤木リツコの活躍や最期はテレビアニメ『エヴァンゲリオン』や新劇場版では全く違った展開が用意されています。赤木リツコの活躍や最期はファンの中でも話題になっていて、特にテレビ版の最期などはファンの間でも衝撃の展開と言われました。

赤木リツコのテレビアニメ版の活躍は終盤までサポート役としてゲンドウに忠実な行動を取っていました。しかし、終盤になると愛人という関係によって現実が見えなくなっていたリツコはゲンドウに利用されるだけ利用されてしまいました。組織からレイを庇うために、スケープゴートとして利用されていることにも気が付かずに裏切られてしまいます。

アニメ版の赤木リツコの最期は壮絶です。リツコはゲンドウによって裏切られてしまい、拳銃を向けられました。射殺される瞬間に赤木リツコは『嘘つき』と言い残してゲンドウに殺されてしまいます。ゲンドウはこの時何をリツコに語りかけていますが、この内容は明らかにされていませんでした。漫画版ではこの時のゲンドウのセリフが描かれています。ゲンドウは最後にリツコに「愛していた」と言っていたことが判明しています。

新劇場版ではゲンドウと愛人関係ではないので、彼の真意に気づき反乱の意志を固めます。ミサトと共にゲンドウに対抗する組織である反NERV組織「ヴィレ」を組織して副長を務めました。戦艦「AAA ヴンダー」の副長となった後には、髪型もショートにして雰囲気を一変させています。新劇場版では死亡することはなく、生き延びていました。

新劇場版の『序』『破』『Q』での活躍はテレビシリーズと同様に、科学者と工学者としてエヴァンゲリオンの管理をする役割でした。最大の違いは旧作において描かれていたゲンドウとの関係性が全くないことです。全編通して彼との関係はドライで、科学者として真摯に向き合っている女性に描き直されています。

ネット上では「破」のラストシーンのセリフと太鼓を叩く赤木リツコが描かれている画像が出回ってファンの間では話題になっています。これはファンの二次創作が元ネタと思っている人も多くいますが、実はGAINAXの公式が制作した画像であることはあまり知られていません。 『新世紀エヴァンゲリオン タイピング-E計画』というゲームをクリアすると出現する画像であり、この画像の目的は不明とされています。

ここでは赤木リツコに関するネット上の感想や評価などを紹介していきましょう。『シン・エヴァンゲリオン』はメガヒットを記録していて、ネット上でも熱狂的な人気を獲得しています。そのため『エヴァンゲリオン』シリーズの中でも赤木リツコに関する感想や評価はネット上でも数多く見つけることができます。

赤木リツコはカッコいいという声が数多く挙がっていて、エヴァンゲリオンシリーズの女性キャラクターの中でもカッコいい女性として絶賛されています。ネット上には『エヴァは女性陣が強くてカッコいいな。リツコさん好きだな』という声や『まじリツコとミサトがカッコいい。カッコいい女性は大好きです。』という声、『リツコさんが思ってた以上に観れて嬉しい！リツコさんカッコいい』という声が挙がっています。

赤城リツコの声優を担当した山口由里子もファンから絶賛の声が挙がっています。声優たちの演技も好評を博していましたが、リツコの声にも圧倒的に支持されています。ネット上には『エヴァのリツコさんの声はマジで最高すぎる』という声や『エヴァで一番キャラと声が合ってて最高なのはリツコなんだよな』という声、『シンエヴァのリツコ良かったな。山口さんの声が最高』という声が挙がっています。

リツコとゲンドウの関係はファンの間でも議論になっています。ネット上には『自分も新劇場版のリツコさんはゲンドウとの肉体関係はなかった派ですね』という声や『新劇のゲンドウとリツコ、やっぱ師弟関係なのかな』という声、『新劇リツコとゲンドウ、肉体関係ないかわりに師弟関係としてのリスペクトがあったと解釈してる』という声が挙がっています。

今回はメガヒットを記録している『シン・エヴァンゲリオン』の赤木リツコ名言・名セリフや基本的な情報、活躍や最期、ネット上の感想などを紹介してきました。大人の女性として注目されている赤木リツコの名言は奥が深いものが多く、人気の高いキャラクターとなっています。赤木リツコの名言、名セリフにも注目して『エヴァンゲリオン』をお楽しみください。