【新世紀エヴァンゲリオン】赤木リツコと碇ゲンドウの関係は?最後はどうなった?

日本の大人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』をご存知でしょうか?『新世紀エヴァンゲリオン』は世界中で多くのファンに愛される作品として有名で、選ばれた少年少女達が人類の為に生物兵器に乗って命懸けの戦いを繰り広げる衝撃的なストーリーとなっています。今回はそんな『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する科学者の赤木リツコについてご紹介します。赤木リツコの碇ゲンドウとの関係や、最後をどのように迎えたのか、さらにはかっこいい名言や太鼓についての噂の真相も合わせてご紹介します。

【新世紀エヴァンゲリオン】赤木リツコと碇ゲンドウの関係は?最後はどうなった?のイメージ

目次

  1. 赤木リツコとは?
  2. 赤木リツコと碇ゲンドウの関係
  3. 赤木リツコの最後はどうなった?
  4. 赤木リツコの名言集
  5. 赤木リツコに関する感想や評価
  6. 赤木リツコと碇ゲンドウの関係まとめ

赤木リツコとは?

新世紀エヴァンゲリオンの作品情報

『新世紀エヴァンゲリオン』の作品情報です。『新世紀エヴァンゲリオン』は庵野秀明監督によるアニメ作品です。1995年から1996年にかけて「テレビ東京」で放送され、全26話で構成されています。『新世紀エヴァンゲリオン』は未曾有の大災害「セカンドインパクト」によって崩壊した日本を舞台に繰り広げられる少年少女達の戦いを描いた作品です。

テレビアニメ放送後は反響も大きく、1994年から貞本義行先生によって漫画化され、2013年まで18年に渡って長期連載されました。その後、2006年には『新世紀エヴァンゲリオン』のリメイク版として『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版』が全4作で制作が決定し、2020年6月に4作目である『シン・エヴァンゲリオン 劇場版』が公開予定となっています。

新世紀エヴァンゲリオンの概要

『新世紀エヴァンゲリオン』の概要です。『新世紀エヴァンゲリオン』はGAINAX原作の元制作され、14歳という幼い少年少女達が「エヴァンゲリオン」という汎用人型決戦兵器のパイロットとなり、命懸けの戦いに挑んでいくという衝撃的なストーリーになっています。

アニメ放送当初は視聴率が低迷していましたが、放送終了後にはあまりに衝撃的なストーリー構成に、賛否両論の物議を醸し大きな注目を集めました。その後2020年3月現在に至るまで多くの人に愛される日本を代表するアニメの1つとなっています。『新世紀エヴァンゲリオン』はアニメの他に、漫画や小説、ゲームやパチンコなどでも展開されています。

新世紀エヴァンゲリオンのあらすじ

『新世紀エヴァンゲリオン』のあらすじです。西暦2000年9月13日に起こった未曾有の大災害「セカンドインパクト」によって人類の大半が死滅してしまいました。そんなセカンドインパクトから15年後の2015年に、14歳の少年・碇シンジは父親の碇ゲンドウから突然第3新東京市に呼び出されました。そこでシンジはゲンドウから巨大な兵器である「エヴァンゲリオン」のパイロットになるように命じられました。

エヴァンゲリオンは巨大な人型をした兵器で、第3新東京市を襲ってくる”使徒”という敵と戦う為に開発されました。この兵器はエヴァンゲリオンと適合した少年少女しかパイロットになる事が許されないものでした。そんなエヴァンゲリオン初号機に乗る事になった碇シンジは同じくパイロットの綾波レイや惣流・アスカ・ラングレーと共に使徒との戦いへ挑んでいきます。

赤木リツコのプロフィール

『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する赤木リツコのプロフィールです。赤木リツコは特務機関NERVに所属する技術開発部のエヴァンゲリオン開発総責任者を務める人物です。アニメ放映開始当初は30歳という設定でしたが、劇場版『Q』からは反NERV組織であるヴィレの戦艦に乗り、44歳になっていました。

同じくNERVに所属している加持やミサトとは大学の同期で友人です。ミサトとは良き戦友のような関係で、天真爛漫なミサトとは正反対の赤木リツコですが、とてもいいコンビとして活躍していました。赤木リツコは女性ですがヘビースモーカーである事が描かれており、常にタバコとコーヒーを持っています。実は飼い猫を飼っていますが、仕事が多忙の為祖母に預けていました。

赤木リツコの経歴

赤木リツコの経歴です。赤木リツコはスーパーコンピューターの「MAGI」を開発した赤木ナオコの娘です。母親譲りの才能があり、コンピューターの技術者としてはとても優秀な人材で「MAGI」の管理と運営を任されています。赤木リツコの母親であるナオコは「MAGI」完成直後に自殺しており、組織を再構築するタイミングでリツコが「MAGI」を引継ぎました。

赤木ナオコは碇ゲンドウの愛人で、幼いリツコを祖母に預けて「MAGI」の研究に没頭し、不倫関係を続けていました。そんなナオコの事をリツコは恨んでいます。自身も碇ゲンドウと関係を持ってしまった事でその憎悪の感情はより深くなり、科学者としての母親は尊敬していても女性としての母親の事は恨んでいました。

赤木リツコの性格

赤木リツコの性格をご紹介します。赤木リツコは科学者らしく、常に冷静で落ち着いています。理論的で現実主義な性格をしており、その性格から感情的なミサトとはよく意見が衝突していました。生真面目な赤木リツコは自身に任された仕事に関しては一切の妥協を許しません。

そのあまりのストイックさに周りからは冷酷に写る場面もあったようですが、リツコ自身もそんな自分の事はよく理解しているようです。客観的に捉えた自分を省みる事も多く、碇ゲンドウと不倫関係を続けている自分の事を嘲笑うような場面も描かれています。

赤木リツコの太鼓を叩く姿が話題に?

インドアなイメージの強い赤木リツコですが、太鼓を叩く姿が話題となった事をご存知でしょうか?こちらの画像は『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』のラストシーンのセリフに合わせて赤木リツコが太鼓を叩いている画像として拡散されました。実はこの赤木リツコが太鼓を叩く姿には元ネタがありました。

赤木リツコが太鼓を叩いていた真相は、1999年に発売された「新世紀エヴァンゲリオンタイピング-E計画」が元ネタとなっています。プレイ画面でタイピングをクリアすると現れる画像が、噂となった赤木リツコが太鼓を叩いている画像でした。

こちらのゲームはGAINAXが発売したもので、正真正銘の公式のものです。この事から赤木リツコが太鼓を叩いている画像は公式から発表されたものである事が分かっています。インドアの赤木リツコがさらし一枚で大きな和太鼓を勇しく叩く姿は、ファンの間で大きな衝撃となり、赤木リツコと言えば太鼓という程有名なエピソードとなっています。

エヴァンゲリオン公式サイト

赤木リツコと碇ゲンドウの関係

碇ゲンドウとの関係①愛人

赤木リツコと碇ゲンドウの関係をご紹介します。前述したように、赤木リツコと碇ゲンドウは愛人関係にありました。碇ゲンドウは赤木リツコの母親・ナオコとも関係を持ち、やがてシンジの母親であるユイと結婚しています。赤木リツコとの関係は妻であるユイが亡くなってから始まったという見解もあり、死別した後である事から愛人ではないと考える方も多くいました。

しかし碇ゲンドウは亡くなった妻のユイを心底愛しています。この事から、ユイを想いながらも赤木リツコと関係を持ったゲンドウの感情から気持ちの上では愛人であったとする意見もありました。またリツコとは違い、ゲンドウの感情は冷酷で、ナオコやリツコといった優秀な人材を自らの駒として程よく使う為に、彼女達の気持ちを利用したと考えられています。

碇ゲンドウとの関係②嫉妬の感情

常に冷静な赤木リツコですが、碇ゲンドウに関する事に対しては感情を露わにするシーンも描かれています。碇ゲンドウは綾波レイに対し並々ならぬ愛情を注いでいました。そんな様子を間近で見ていたリツコはレイに対し激しい嫉妬心を抱いていきます。

リツコの嫉妬が露わになったのは、ゲンドウの事を思ってゼーレの尋問に応じていた時の事です。実はゲンドウの為と思っていた行動がレイの身代わりであった事に気付いたリツコは激しい感情を爆発させました。シンジやミサトが見ている前で、レイのクローンを破壊し、シンジを母親の死を彷彿とさせるシーンに立ち合わせた事でゲンドウに対する復讐にも似た行動をとっています。

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赤木リツコの最後はどうなった?

最後①ゲンドウによって射殺される

赤木リツコは作中で命を落とします。そんな赤木リツコの最後は皮肉にも愛したゲンドウに射殺されるという最後でした。リツコは嫉妬の感情によってレイのクローンを全て破壊してしまった罪によってNERVに監禁されました。その後「MAGI」に対するハッキングを阻止し、「MAGI」を守ったリツコはゲンドウと心中する為セントラルドグマで待ち伏せしました。

ゲンドウに銃を向け、心中しようとするリツコでしたが、ゲンドウからの返り討ちに遭い、ゲンドウの銃弾によってリツコは最後を迎えました。最後までゲンドウの為に働き、「MAGI」を守ったリツコでしたが、愛する者の手にかけられて悲しい最後となりました。

最後②死の直前の印象的なシーン

赤木リツコの最後のシーンはとても印象的に描かれています。リツコがゲンドウに射殺される直前、ゲンドウはリツコに語りかけます。「赤木リツコ君、本当に…」と途中でセリフは消えてしまうものの、ゲンドウのセリフを聞いたリツコが最後に「ウソつき」と答えるシーンがあります。

この時ゲンドウが最後に何と声をかけたのかはアニメでは明かされていません。ファンの間でもゲンドウの最後のセリフは様々な憶測を呼び、「ウソつき」と悲しそうに笑うリツコの最後の顔は名シーンとして有名になりました。漫画版ではゲンドウは「愛していた」とセリフを話しており、ゲンドウが愛人のリツコにかけた偽りの言葉であった可能性が高いと言われています。

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赤木リツコの名言集

赤木リツコの名言①「潔癖症はね、辛いわよ…」

潔癖症はね、辛いわよ、人の間で生きていくのが
汚れたと感じた時が分かるわ、それが

上記のセリフは赤木リツコの名言として有名なセリフの一つです。ダミーシステムに対して納得できないと反発する伊吹マヤに対して、リツコが制するように言ったセリフです。どこか含みを持った言い回しで、リツコ自身にも言い聞かせているような名言となっています。

赤木リツコの名言②「零号機が殴りたかったのは…」

零号機が殴りたかったのは私ね、間違いなく

上記のセリフはエヴァンゲリオン零号機が制御不能となった事で、暴走した際に赤木リツコが言った名言です。エヴァンゲリオンとリツコの間には何とも言えない絆があり、事実零号機に恨まれているだろう事もリツコは感じていました。自身の事をよく理解しているリツコらしい名言となっています。

赤木リツコの名言③「私、バカな事してる?…」

私、バカな事してる?ロジックじゃないものね、男と女は。そうでしょ、母さん

上記のセリフはクラッキングされた「MAGI」を守る為、第666プロテクトという防御策を施しながら言った赤木リツコの名言です。スーパーコンピューターの「MAGI」にはリツコの母・ナオコの人格が移植されており、危機的状況に置かれていながらも、母親のナオコに語りかけているリツコが印象的な名言となりました。

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赤木リツコに関する感想や評価

こちらは赤木リツコが一番好きという方の投稿です。赤木リツコは『新世紀エヴァンゲリオン』の中でも人気が高く、一番好きなキャラクターに挙げるファンも多いようです。冷静沈着でありながらも、公式から太鼓を叩く画像でいじられてしまう愛らしさも兼ね揃えた赤木リツコは、とても魅力的なキャラクターである事が分かっています。

こちらも赤木リツコが一番好きという方の投稿です。赤木リツコはアニメ全編を通しても作画が安定しており、泣き黒子のよく似合う美人として描かれています。作中では緊迫したシーンも多く、悲しい最後を迎えてしまう大学同期の3人組ですが、3人の幸せなシーンを見たいという声も多く寄せられていました。

こちらはリツコの生き様が好きだという方の投稿です。リツコは自身の母親を恨みながらも母親と同じ男性を愛し、最終的には愛する者の手で殺されてしまいました。死の間際に愛する男性からかけられた偽りの愛の言葉に思わず「ウソつき」と涙しながら死んでいく姿は多くのファンの心を打ちました。

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赤木リツコと碇ゲンドウの関係まとめ

赤木リツコと碇ゲンドウの関係に関するまとめいかがだったでしょうか?赤木リツコはNERVの優秀な科学者としてゲンドウの元で働く傍で、ゲンドウを愛し、尽くしていました。自分を捨ててまで母が残したかった「MAGI」を守り、管理しながらも一方で母を恨んでいたリツコは母と同様にゲンドウによって命を落とす事になります。

冷静でありながらも実は誰よりも脆く愚かだった赤木リツコはとても魅力的なキャラクターで、リツコのセリフは名言としてファンの心に響くものが多くありました。一方で作中のリツコからは想像もつかないさらし1枚で勇しく太鼓を叩く姿が公式ゲームで発表され、そのギャップに驚いたファンも多くいました。

レイに対し敵対心を持ち、レイのファンからは反発される事も多い赤木リツコですが、赤木リツコはどこか憎めないキャラクターとして愛されています。2020年6月には待望の劇場4作目の公開も控えている今、『新世紀エヴァンゲリオン』をご覧になった事がない方はぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?

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