スパイファミリーの作者・遠藤達哉はイケメン？性別や経歴・過去作品を一覧で紹介

007のようなスパイものでありながらコメディタッチである「スパイファミリー」は、作者・遠藤達哉さんによる漫画作品で、集英社が配信するアプリ「少年ジャンプ+」にて2019年3月25日より隔週月曜更新され、2021年6月現在、7巻まで発行されているようです。絶妙なコメディセンスが光る「スパイファミリー」は、2014年9月22日に配信をスタートさせた「少年ジャンプ+」の看板漫画作品となったようです。

敏腕スパイ「黄昏」ことロイドは任務のために、養子にした孤児の少女アーニャの母親代わりとして、平凡な公務員を隠れ蓑にした凄腕の殺し屋「いばら姫」ことヨルと結婚します。ロイドとヨルは互いの素性を隠したまま夫婦を装い、心が読める能力をひた隠しにしているアーニャは、2人の素性を知りつつも自身の能力がバレないようにします。「スパイファミリー」は、そんな３人のスリリングでコメディタッチな作品となっています。

1980年7月23日生まれでB型の遠藤達哉さんは、茨城県出身で両親と兄がいるようですが結婚しているかは不明のようです。幼い頃からの夢であった漫画家を見事実現した遠藤達哉さんは、好きな漫画家である「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」の鳥山明さん、「今日から俺は!!」の西森博之さん、「ドラゴンヘッド」の望月峯太郎さんと同じく人気漫画家の仲間入りを果たしたようです。

「スパイファミリー」は女性をターゲットにした漫画ではないものの、力強いタッチで描く男性漫画家とは違った印象のある遠藤達哉さんの絵柄から、名前は男性であるものの実は女性ではないかという噂が以前からあったようです。元々、漫画家には性別を不明とさせるような名前が多数あることから、「遠藤達哉さん女性漫画家」説に拍車がかかったものの、遠藤達哉さんは名前の通り男性でなんとイケメンのようです。

ニコニコ動画のジャンプフェスタ2011にて、噂通りの遠藤達哉さんの爽やかイケメンが拝見できますが、画像の方は現時点において発見することができませんでした。「遠藤達哉さん女性漫画家」説の要因となった男性漫画家とは違った絵柄は、お兄さんの影響で少女漫画を読んでいたことと、恋愛漫画のアシスタント経験によるものかもしれません。

賞金稼ぎ養成学校の新入生を主人公にした西部劇テイストを満載の読み切り漫画「西部遊戯」で、遠藤達哉さんは第5回ストーリーキング漫画部門準キングを受賞し、「赤マルジャンプ」の2000年SPRINGでデビューしたそうです。

19～20歳でデビューし「TISTA」「月華美刃」など連載漫画はあったものの、長期連載になることなく短期で完結していたようです。数々の漫画賞にノミネートや受賞となり大ヒットとなった「スパイファミリー」までの約20年間は、連載漫画となった「TISTA」「月華美刃」以外は読み切り漫画のみで、これと言ったヒット作品は無かったようです。

遠藤達哉さんが「スパイファミリー」前に手掛けた「月華美刃」と「TISTA」は、「スパイファミリー」のようにブレイクすることなく短期連載で完結してしまったものの、この2作品はファンの間では評価が高いようです。

「週刊少年ジャンプ」2000年51号に読み切り掲載されていた「月華美刃」は、その後連載漫画として「ジャンプSQ」で復活し、2010年6月号〜2012年2月号まで掲載されていたようです。全5巻から成る「月華美刃」は、平安時代を大胆にアレンジした和風ファンタジー漫画となっています。

「月華美刃」は紙媒体以外に、集英社のヴォイスコミック「VOMIC」としてジャンプ専門情報番組「サキよみ ジャンBANG!」での放送と、VOMIC公式サイトで配信されており、ヒロインの声優は坂本真綾さんが担当していたようです。

遠藤達哉さんの思い入れのある作品で初連載となる「TISTA」は、「ジャンプSQ」の創刊号となる2007年12月号〜2008年8月号まで連載され、全2巻から成るようです。特殊能力を持つヒロインが、暗殺者としてシビアな社会問題に関わっていくシリアスな内容となっています。

「スパイファミリー」でブレイクするまでの遠藤達哉さんは、作者と並行して漫画家のアシスタントをしていたようです。 遠藤達哉さんがアシスタントに入ったことで、他のアシスタントの画力が向上すると言われるほど評価が高く、「青の祓魔師」の加藤和恵さん、「この音とまれ」のアミューさん、「チェンソーマン」の藤本タツキさん、「地獄楽」の加賀ゆうじさんなど、超絶人気の漫画家のアシスタントを務めていたようです。

「スパイファミリー」のマスコットキャラであるアーニャは、とある組織の実験体として誕生し、幼いながらも人の心が読める能力がバレないように施設や里親を転々としていた過去があったようです。人の同情を引きそうな過去があるアーニャですが、当人は至って天然で自由すぎる性格のようです。よく言えば肝が据わっている、悪く言えばトラブルメーカーかもしれませんが、アーニャはかわいいトラブルメーカーと言えるでしょう。

夫で父親を演じる「スパイ・黄昏（ロイド）」、妻の母親を演じる「殺し屋・いばら姫（ヨル）」、子供を演じる「孤児で超能力者（アーニャ）」の3人は互いの正体を知らないまま疑似家族となります。人の心が読めるアーニャはロイドとヨルの正体を知っていることから、大人の事情を察しナイスなフォローで一家はトラブルを回避しているようです。

「スパイファミリー」というタイトルから解るように、スパイものに派手なアクションシーンは必要不可欠と言えるでしょう。スパイもの定番となる多勢に無勢の格闘、ド派手なカーアクションと爆破シーンなどアクションシーンは、読者を惹きつける力強いタッチで描かれています。平常時のヨルがアーニャを守るために思わずやってしまったアクションにはあ然となるのの、なぜがシュールな笑いを誘ってしまいます。

互いの素性を隠し利益が一致した疑似家族、ロイド・ヨル・アーニャの3人がスローテンポながらも徐々家族らしくなっていく過程は「スパイファミリー」の魅力となっているようです。ロイドとヨルの仕事での有能さは、アーニャの親として発揮されていないものの、元来の生真面目さからアーニャに対し真摯に接しているようです。そして、アーニャは2人の正体を知りつつも、そんな彼らの優しさに心を開き始めているようです。

ファン心をくすぐる1番くじが販売されたと言うことは、「スパイファミリー」の人気の凄さを証明したようです。1番くじはハズレることがないものの、お目当てのキャラクターグッズが欲しいのがファンの本音と言えるでしょう。

「スパイファミリー」は誰もが憧れるスパイものワクワクドキドキ感に、アーニャの無限大に炸裂していくかわいさや、仕事はデキるけどコミュニケーションスキルが皆無のロイドとヨルの微妙な恋の行方を加えた一級のエンターテインメント作品と言えるかもしれません。

漫画だけでなく、関連書籍も発売されている「スパイファミリー」の人気は留まることがないようです。Twitterのトレンドに入ったことで注目度がさらにアップしたことから、新たなファンを開拓できることでしょう。

イケメンと噂される「スパイファミリー」の作者・遠藤達哉さんの姿は、動画で拝見できるのでぜびご覧になってみてはいかがでしょうか。ロイドのように爽やかイケメンである作者・遠藤達哉さんが描く「スパイファミリー」は、スパイもの新境地を開拓し新たな進化を遂げることでしょう。