【ワールドトリガー】A級隊のメンバー一覧！ランク戦順位やA級になる条件も紹介

「ワールドトリガー（ワートリ）」は2013年2月から週刊少年ジャンプで連載され、2018年12月からジャンプスクエアに移籍し、2021年7月現在も連載中となっている人気漫画です。原作者は葦原大介先生で、ヴォイスコミック化やゲーム化も実現しています。さらに「ワールドトリガー」のテレビアニメは第1期～2期が2014年から2021年4月の期間に放送され、第3期も2021年10月から放送される予定です。

突如、異世界と繋がる門（ゲート）が開き、そこから出現した近界民（ネイバー）の侵攻を受ける三門市。そんな街を救ったのが界境防衛機関のボーダーを名乗る謎の一団でした。彼らは地球上の武器の効かない近界民に対し、防衛体制を整え、トリガーという武器で戦い、撃破します。その4年後、三門市にやって来た謎の少年・空閑遊真が三雲修の高校に転校してきたところから、「ワールドトリガー」の物語が展開されていきます。

「ワールドトリガー（ワートリ）」に登場するボーダー内では、それぞれの隊がA級・B級・C級にランク分けされています。そんなボーダーの中でも、C級の隊員は400人以上、B級の隊員がおよそ100人ほどいるのに対し、Ａ級の隊員はおよそ30人と少数です。このように、Ａ級は全隊員の中でも5％しかいない、ボーダーの精鋭中の精鋭であり、Ａ級になるのはかなり狭き門とされています。

そして、Ａ級の隊員は給与面でも優遇されており、出来高払いのみとなっているＢ級隊員とは異なり、基本給も貰っています。さらに、Ａ級はそれぞれの部隊独自のエンブレムを作成できたり、トリガーの個人用への改造を開発室に依頼することもできたりするなど、あらゆる特権を持っています。

また、現在Ａ級とされているのは、部隊を組んでランク戦に出場する8部隊に加え、ランク戦に参加しないため、順位がないもののＡ級として扱われる特殊な部隊・玉狛第一（木崎隊）の全9部隊がA級とされています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級隊のキャラ・ランク戦順位の一覧、A級1位は太刀川隊です。太刀川隊のメンバーには、隊長で攻撃手（アタッカー）の太刀川慶、銃手（ガンナー）の唯我尊、射手（シューター）の出水公平、オペレーターの国近柚宇がいます。太刀川隊はランク戦における現在最強の部隊と言われており、隊長の太刀川慶は個人総合でも1位にに輝いているNo.1アタッカーです。

そのため、太刀川慶は近距離から中距離を太刀川慶が担当し、中距離から遠距離にかけては射手（シューター）の出水公平が対応する、という戦法をとっています。そして、黒トリガー奪取編や大規模侵攻編では、隊長の太刀川慶や出水公平の2人の活躍が見られた一方で、銃手（ガンナー）の唯我尊は任務に一切参加しておらず、意図的に上層部が彼を任務から外しているようです。

また、太刀川隊は部隊単位での活躍がまだ「ワールドトリガー」作中で描かれていません。しかし、パラメーターによると、オペレーターの国近柚宇も非常に優秀な隊員だと考えられています。そして、太刀川隊にはチーム内に狙撃手（スナイパー）がおらず、唯我尊も戦力的に太刀川隊の足手まといなのではないかと考えられていますが、圧倒的な戦力を誇る太刀川慶と出水公平の2人がそれらの弱点を見事にカバーしているようです。

ちなみに「ワールドトリガー」の太刀川隊のエンブレムは3本の刀の背景に三日月が描かれています。これについて、1本目の刀は隊長である太刀川慶、2本目の刀は隊長を支える出水公平、3本目の刀は太刀川慶の2本目の刀であると考えられており、背景の三日月は国近柚宇を表しているとされています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級隊のキャラ・ランク戦順位の一覧、A級2位は冬島隊です。冬島隊のメンバーには、隊長で特殊工作兵（トラッパー）の冬島慎次、狙撃手（スナイパー）の当真勇、オペレーターの真木理佐がいます。冬島隊はオペレーターの真木理佐が、エンジニアをしていた冬島慎次と、部隊に入ることもなくブラブラしていた当真勇を勧誘したのがきっかけで結成されたチームです。

また、データブックによると、冬島隊の戦闘スタイルは隊長である冬島慎次の戦術や、当真勇の狙撃、真木理佐の補佐によって、敵を確実に仕留めるというものだそうです。しかし、冬島隊の部隊としての戦闘シーンが描かれておらず、詳細は明らかになっていません。

そして、冬島隊は現場で戦う戦闘員が特殊工作兵（トラッパー）と狙撃手（スナイパー）しかおらず、ポジションが大きく偏ったチームとなっています。しかし、そんな中でもA級2位という成績を叩き出しており、そのことからやや特殊な部隊であると考えられています。そんな「ワールドトリガー」の冬島隊のエンブレムは、チェスがモチーフとなっており、ナイトの頭に角が描かれています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級隊のキャラ・ランク戦順位の一覧、A級3位は風間隊です。風間隊のメンバーには、隊長で攻撃手（アタッカー）の風間蒼也、同じく攻撃手（アタッカー）の菊地原士郎、万能手（オールラウンダー）の歌川遼、オペレーターの三上歌歩がいます。風間隊はボーダー屈指の連携力が強みのチームで、太刀川慶に次ぐNo.2アタッカーの風間蒼也が率いています。

風間隊の戦闘スタイルについてみていくと、菊池原士郎の「強化聴覚（サイドエフェクト）」を共有した状態で、仲間たち全員が「カメレオン」というステルストリガーを使用。他の隊には真似できないその相乗効果によって、見事ランク戦を一気に勝ち抜きました。

そして、風間隊は攻撃手（アタッカー）が2人に万能手（オールラウンダー）が1人というメンバー構成となっており、近距離戦ではA級の部隊の中でもトップクラスの実力を誇ります。その上、風間隊はステルス戦闘にも長けていることから、重大な規律違反をした鳩原の行方を追うなどの機密事項が関係した任務も任されています。

また、現オペレーターは三上歌歩ですが、かつては玉狛支部に移籍する前の宇佐美栞が風間隊のオペレーターを務めていました。そして、風間隊を結成したのも彼女であり、隊長の風間蒼也と一緒に風間隊を創設しました。そんな「ワールドトリガー」の風間隊のエンブレムは、瞳に大きな斜線の入ったデザインとなっています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級隊のキャラ・ランク戦順位の一覧、A級4位は草壁隊です。草壁隊のメンバーには、隊長でオペレーターの草壁早紀、攻撃手（アタッカー）の緑川駿、銃手（ガンナー）の里見一馬、狙撃手（スナイパー）の宇野隼人、万能手（オールラウンダー）の佐伯竜司がいます。

草壁隊は隊長がオペレーターという珍しいチームで、緑川駿以外のメンバーが長い間、スカウト活動のために県外に行っていたことから、部隊単位の戦闘シーンもなく詳細は明らかになっていません。ただ、攻撃手（アタッカー）に銃手（ガンナー）に狙撃手（スナイパー）に万能手（オールラウンダー）という、かなりバランスの良いメンバー構成となっており、特に里見一馬はNo.1ガンナーとして知られています。

さらに、緑川駿は中学生ながら、対ネイバー戦闘訓練にて驚異の4秒という数字を叩き出した将来有望な隊員です。そして、ランク戦で空閑遊真に負けた後は彼の良きライバルとなり、その時の経験を大規模侵攻編で活かすなど、日々成長しています。そんな優秀な隊員たちのいる「ワールドトリガー」の草壁隊のエンブレムは、頭がドラゴンで鶏の持つ生物がモチーフとなっています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級隊のキャラ・ランク戦順位の一覧、A級5位は嵐山隊です。嵐山隊のメンバーには、隊長で万能手（オールラウンダー）の嵐山准、同じく万能手（オールラウンダー）の時枝充、同じく万能手（オールラウンダー）の木虎藍、狙撃手（スナイパー）の佐鳥賢、オペレーターの綾辻遥がいます。嵐山隊は通常の任務に加え、テレビ出演などの広報活動も行う「ボーダーの顔」的な存在です。

嵐山隊は万能手（オールラウンダー）が3人というメンバー構成により、状況に応じてそれぞれが役割を変え、3人で近距離と中距離を担います。そして、狙撃手（スナイパー）の佐鳥賢が遠距離をカバーする、という死角のない戦闘スタイルをとっています。

そんな万能なチームである「ワールドトリガー」の嵐山隊のエンブレムは、小さな5つの星が大きな星を形作るデザインとなっており、彼らの抜群のチームワークを表現しているようだと言われています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級隊のキャラ・ランク戦順位の一覧、A級6位は加古隊です。加古隊のメンバーには、隊長で射手（シューター）の加古望、攻撃手（アタッカー）の黒江双葉、特殊工作兵（トラッパー）の喜多川真衣、オペレーターの小早川杏がいます。隊長の加古望はかつてのA級1位チームである旧東隊のメンバーで、優秀な審美眼を持ち、戦術傾向を見向くことに長けています。

また、黒江双葉はA級では最年少であり、同じく最年少の緑川駿とは幼馴染の間柄です。さらに、加古隊は女性のみで構成されたチームですが、隊長の加古望が空閑遊真を自チームに勧誘していたことから、女性だけというメンバー構成へのこだわりは薄いようです。

しかし、隊員の名前の頭文字が「K」になることにはこだわっているようで、そんな「ワールドトリガー」の加古隊のエンブレムは蝶の羽に「K」が書かれたデザインとなっています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級隊のキャラ・ランク戦順位の一覧、A級7位は三輪隊です。三輪隊のメンバーには、隊長で万能手（オールラウンダー）の三輪秀次、攻撃手（アタッカー）の米屋陽介、狙撃手（スナイパー）の古寺章平、同じく狙撃手（スナイパー）の奈良坂透、オペレーターの月見蓮がいます。隊長の三輪秀次はかつての旧東隊のメンバーで、奈良坂透は当真勇に次いでNo.2スナイパーと呼ばれるほどの実力者です。

また、三輪隊は4人の戦闘員のいるメンバー構成となっており、他のチームに比べて戦闘員の年齢が比較的若くなっています。そして、三輪隊の戦闘スタイルはアステロイドと鉛弾を使う三輪秀次と、弧月を使用した攻撃が得意な米屋陽介が近距離を担い、中距離から遠距離は狙撃手（スナイパー）の古寺章平と奈良坂透の2人が対応し、敵を狙い撃ちにするものとなっています。

ただ、米屋陽介以外の3人の戦闘員は近界民（ネイバー）に対し、個人的な恨みを抱いており、城戸派寄りの思想を持っています。そのため、彼らは近界民（ネイバー）を確実に討ち取るべく、日々様々な技術を磨いています。そんな「ワールドトリガー」の三輪隊のエンブレムは、中央の銃弾に2匹の蛇が巻き付く姿が描かれたものとなっています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級隊のキャラ・ランク戦順位の一覧、A級8位は片桐隊です。片桐隊のメンバーには、隊長で銃手（ガンナー）の片桐隆明、攻撃手（アタッカー）の一条雪丸、狙撃手（スナイパー）の桃園藤一郎、観測手（スポッター）の尼倉亜澄、オペレーターの結束夏凛がいます。

片桐隊は長い間、草壁隊と一緒に県外へのスカウト活動に出向いていたため「ワールドトリガー」作中での活躍シーンがあまりありません。そして、戦闘シーンも「ワールドトリガー」作中で描かれていないため、戦闘スタイルなども明らかになっていません。

しかし、ボーダーの中でおそらく唯一だろうと思われるポジション「観測手（スポッター）」を担う戦闘員・尼倉亜澄が在籍しています。そんな「ワールドトリガー」の片桐隊のエンブレムは、雪の結晶をモチーフとしたものとなっています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級隊のキャラ・ランク戦順位の一覧、最後に特殊なA級隊である玉狛第一(木崎隊)についてみていきます。玉狛第一（木崎隊）のメンバーには、隊長で完璧万能手（パーフェクトオールラウンダー）の木崎レイジ、攻撃手（アタッカー）の小南桐絵、万能手（オールラウンダー）の烏丸京介、オペレーターの宇佐美栞がいます。

玉狛支部に所属する玉狛第一（木崎隊）は黒トリガーに匹敵する威力を誇る、玉狛特性トリガーを使用します。しかし、そのトリガーは本部のものと規格が違うため、玉狛第一（木崎隊）はランク戦には出場しません。また、玉狛第一（木崎隊）の戦闘スタイルは小南桐絵が暴れ、万能手（オールラウンダー）の2人がフォローするというものです。

玉狛第一（木崎隊）は戦闘員全員がボーダートップクラスの実力を有しているとされ、防衛任務においては1人で1部隊に数えられています。そのことから、玉狛第一（木崎隊）は「ボーダー最強部隊」と呼ばれています。また、宇佐美栞は玉狛第二（三雲隊）のオペレーターも兼任しています。そんな「ワールドトリガー」のエンブレムは旧ボーダー時代のものです。

「ワールドトリガー」のA級になる条件や方法の考察、1つ目はB級2位以内に入ることについてです。B級からA級への昇格は部隊単位であることから、原則として部隊を組んでいることが条件になっていると考えられています。さらに、B級ランク戦で勝ち抜き、B級の部隊の中で上位2位以内に入ることで、A級の部隊への挑戦権をもらえるとされています。

おそらく、挑戦権を与えられたB級の部隊がA級の部隊と模擬戦を行い、その結果でA級に昇格できるかどうかが決まるのだろうと予想されています。A級への昇格の詳しい条件は明らかになっていませんが、必ずしもA級の部隊を倒し、勝たなければならないというわけではないようです。そのため、今後A級の部隊の数が増える可能性もあると考えられています。

「ワールドトリガー」のA級になる条件や方法の考察、2つ目はA級の順位はA級ランク戦で決めることについてです。B級の部隊はB級ランク戦にて、順位が決定されますが、A級の場合はどうなのでしょうか？BBF（ ワールドトリガー オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILE）の質問コーナーにて「A級ランク戦」の存在が示唆されています。

そのため、A級の順位もB級と同じように、ランク戦で決定されるのではないかと言われています。また、B級1位にあたる二宮隊や、2位の影浦隊はそれぞれ特殊な理由でB級に降格となった元A級の部隊です。特殊な理由とは、二宮隊は元隊員である鳩原未来の規律違反が判明したため、影浦隊は隊長の影浦正人の暴力事件が発覚したためなので、通常ならA級からB級に降格することはないとされています。

「ワールドトリガー（ワートリ）」の迅悠一は飄々とした性格をしている青年で「実力派エリート」を自称する「ワールドトリガー」の主人公の1人です。迅悠一はかつては玉狛支部に所属するS級隊員でしたが、現在はA級攻撃手（アタッカー）としてソロで活躍している青年です。その誕生日は4月9日、年齢は19歳、身長は179㎝、星座ははやぶさ座、血液型はO型です。

「ワールドトリガー（ワートリ）」の迅悠一は派閥抗争を鎮静化させるため、自身の使用する黒トリガーをボーダー本部に返し、そのことでS級隊員から降格となりました。現在では部隊ではなく、個人で活動するA級隊員として例外的に扱われています。基本的には部隊を組まないとA級になることはできませんが、迅悠一の場合は元々S級隊員だったのが降格したため、唯一個人でA級隊員であると認められています。

さらに、個人でA級隊員と認められる例外がもう1パターン存在します。A級部隊が解散した場合、それに所属していた隊員たちはソロのA級隊員となります。しかし、現在はそのようなパターンで個人のA級隊員と認めたられているキャラはいないようです。

こちらは「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級に関するツイートです。B級からA級に昇格する手段とされる、B級上位とA級のバトルが見てみたいという感想で、三雲修がどのA級部隊を対戦相手として選ぶかにも注目しているようです。

こちらも「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級に関するツイートです。A級2位の冬島隊のA級ランク戦での活躍が早く見てみたいという感想で、特殊工作兵（トラッパー）と狙撃手（スナイパー）しか戦闘員がいない中でどうやって冬島隊が2位になったのかが気になるそうです。

こちらも「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級に関するツイートです。A級ランク戦が見てみたいという感想で、魅力的なキャラ揃いのA級のメンバーたちの活躍が気になるそうです。

いかがでしたか？「ワールドトリガー（ワートリ）」のA級部隊のメンバーを一覧で紹介し、それぞれのランク戦での順位や戦闘スタイル、エンブレムなどをみてきました。さらに、A級になる条件や方法を考察し、例外的に個人でA級隊員と認められている迅悠一についてもみてきました。皆さんもぜひ「ワールドトリガー」のA級部隊のキャラたちの活躍に注目してみてください！