【ワールドトリガー】来馬辰也は仏と呼ばれる人格者!別役のアクアリウム事件とは?

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也について紹介します。ワールドトリガー(ワートリ)の大規模侵攻編で初登場した来馬辰也は鈴鳴第一・来馬隊の隊長で、仏と呼ばれる人格者です。ここでは、なぜ来馬辰也が仏と呼ばれるのかについて、その理由となったエピソードから、別役太一が起こした「アクアリウム事件」と、荒船拓磨との関係で落ち込んでいた村上鋼のエピソードを紹介します。さらに、来馬辰也のかっこいい魅力についても紹介します。

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目次

  1. ワールドトリガーの来馬とは?
  2. ワールドトリガーの来馬は仏と呼ばれる人格者!仏エピソードを紹介
  3. ワールドトリガーの来馬の強さや能力
  4. ワールドトリガーの来馬のかっこいい魅力
  5. ワールドトリガーの来馬のアニメ声優
  6. ワールドトリガーの来馬に関する感想や評価
  7. ワールドトリガーの来馬まとめ

ワールドトリガーの来馬とは?

ワールドトリガー(ワートリ)の作品情報

ワールドトリガー(ワートリ)は、葦原大介・作によるバトル・ファンタジー漫画で、ジャンプスクエアで連載中です。コミックは第23巻まで発売されています。東映アニメーション制作によるアニメ放送は2014年から始まり、2021年10月から第3シーズンがテレビ朝日系で放送予定となっています。また、ワールドトリガーはゲーム化もされており、「ボーダレスミッション」と「スマッシュボーダーズ」が発売されています。

ワールドトリガーの概要

ワールドトリガー(ワートリ)は地球外から侵攻してきた「近界民(ネイバー)」と、人間が防衛のために組織したボーダーとの戦いが描かれています。ワールドトリガー(ワートリ)はジャンプスクエアに移籍する前、2013年から2018年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。当時、週刊少年ジャンプ時代の2014年に「新鮮力キャンペーン」という企画の対象漫画に選ばれました。

ワールドトリガーのあらすじ

ワールドトリガー(ワートリ)のあらすじを見ていくと、異世界の近界民(ネイバー)が地球に侵攻してから4年半が経過した三門市。ボーダーによる防衛システムで市民たちは平穏に暮らしています。ある日、ボーダー・C級隊員である三雲修の学校に空閑遊真が転校してきました。空閑遊真は実はネイバーですが、三雲修をはじめとする仲間たちと共にボーダーに入隊し、各隊とのランク戦を戦いながら、ネイバーの侵攻に備えます。

来馬辰也のプロフィール

ワールドトリガー(ワートリ)の「大規模侵攻編」(コミック6巻)で初登場した来馬辰也は、ボーダー・鈴鳴支部に所属するB級部隊「鈴鳴第一」の隊長です。ポジションはガンナー、誕生日は2月18日、大学生で年齢は19歳、かえる座、血液型はA型です。家族構成は祖父と両親、弟です。トリガーは「アステロイド・突撃銃」、「ハウンド・突撃銃」をメイントリガーとして使用しています。

来馬辰也の家は裕福で、幼い頃から「お坊ちゃん」として甘やかされる環境で育ちましたが、誰にでも優しく温厚な人柄です。その性格の良さから隊員の村上鋼と別役太一は来馬辰也に心酔しており、どんな状況に陥っても来馬隊長の安全を最優先するということです。

ワールドトリガー | 東映アニメーション

ワールドトリガーの来馬は仏と呼ばれる人格者!仏エピソードを紹介

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也は優しく温厚な人柄で、これまでに彼が怒ったところを誰も見たことがないという、仏のような人物です。この作中随一の「人格者」である来馬辰也の「仏エピソード」を紹介します。

ネタバレ①加古チャーハンでは当たりしか引かない

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也の仏エピソードは、加古チャーハンのエピソードです。加古隊の隊長・加古望はチャーハン作りが上手く、ボーダーの隊員たちによく作ってあげています。しかし、美味しく作れる時もありますが、とんでもなくまずいチャーハンになることがあります。それは、加古が通常では使わないような食材をふんだんに使うからです。このまずいチャーハンを引き当ててしまう隊員が続出しています。

来馬もよく加古チャーハンを食べますが、来馬は一度もまずい(ハズレ)チャーハンだったことがありません。いつも当たりのチャーハンしか食べたことがない来馬は、その人柄の良さが幸運を引き寄せるのだと言われています。

ネタバレ②別役のアクアリウム事件

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也のもう一つの仏エピソードは、来馬隊・隊員の別役太一が起こした「アクアリウム事件」です。来馬の趣味はアクアリウムで熱帯魚を育てることです。そのアクアリウムを別役太一が触っているうちに、中にいた熱帯魚を全部、白ゆでにしてしまったのが「別役太一のアクアリウム事件」と言われる出来事です。

アクアリウムを管理していくためには繊細な作業が必要で、多くの時間を費やすということです。それほど手を掛けて大切にしてきた熱帯魚をすべて台無しにしてしまった別役太一に対して、来馬は血の涙を流しながら許しました。別役太一は日頃からよく失敗をする人物で、その影響力は周囲にいる人や物が大きな被害に遭うほどです。

しかし、別役太一の失敗は決して悪気があってすることではないので、来馬も仲間たちも怒ることはありません。それでも、このアクアリウムの件は来馬もかなりショックを受けたと思われますが、許してしまうのが仏の来馬と言われる理由です。

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ワールドトリガーの来馬の強さや能力

ここまで、ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也の、加古チャーハンの件とアクアリウム事件について紹介してきました。来馬は幸運を引き寄せてしまう人格者で、大切なアクアリウムを別役太一に台無しにされても怒らない仏のような人物でした。ここからは、来馬辰也の強さや能力について見ていきます。

強さや能力①ナイス囮

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也の戦闘能力や強さは、トリオン、攻撃、技術、射程、防御などを見ても特に優れているものはなく、部隊を率いる隊長としての能力も普通だということです。初めて登場した大規模侵攻編での来馬辰也の戦いぶりを見ていくと、強敵とされる近界民・ランバネインの襲撃を受けて別役太一や茶野隊、荒船隊が次々と撃破されてしまいました。

ボーダー本部もランバネインの勢いに手を出すことができません。この時の来馬辰也の行動は、目の前に迫るランバネインから逃れるため、あちこち逃げ回っていました。そこに、A級部隊の出水公平、緑川峻、そして米屋陽介が駆けつけます。3人の連携が功を奏し、ランバネインは次第に追い詰められます。その間も来馬が周りを逃げ惑うので、彼に気を取られてしまったランバネインは、ついに米屋によって撃破されました。

結果、ランバネインの周りを逃げ回った来馬の行動が「ナイス囮」となったということです。来馬は隊長ではあってもその力量はありません。平凡な隊員の一人と言われており、隊のエースである村上鋼を別役太一と共に補助していく、そんな隊長でした。ところが、この大規模侵攻編を経て、来馬が一皮むけたと言われています。次は、その後の来馬辰也の活躍を見ていきます。

強さや能力②大規模侵攻編を経験して一皮むける

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也は大規模侵攻編で「ナイス囮」となり、結果的に勝利に貢献しました。来馬隊はエースの村上鋼が落伍すると部隊全体が終わりになる、そんな部隊でした。しかし、大規模侵攻編後の来馬は、村上が落伍してしまっても諦めずに最後まで粘り抜き、勝利するようになりました。ランク戦も後半になると、来馬自身が中心となる戦法を考案するなど、隊長としての能力を発揮するようになりました。

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ワールドトリガーの来馬のかっこいい魅力

ここまで、ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也の強さや能力について見てきました。ここからは、隊長として成長した姿を見せる来馬辰也のかっこいい魅力について見ていきます。

かっこいい魅力①村上との関係

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也のかっこいい魅力の一つ目は、村上鋼との関係です。来馬隊のエース隊員である村上鋼と荒船隊・隊長の荒船哲次は友人同士ですが、村上にとって荒船はアタッカーの師匠でもあります。村上は県外からスカウトされた隊員ですが、入隊からわずかな期間でアタッカーとして師匠の荒船を追い越してしまいました。この後、荒船はアタッカーを辞めて、スナイパーとなりました。

この一件で、ボーダーの中では「荒船がポジションを変えたのは村上に追い越されたから」という噂が流れました。この荒船のポジション転向に対して責任を感じた村上は心を痛め、落ち込みます。そんな村上の姿を見た来馬は雨の降る中、荒船を訪ねました。噂は誤解であることを荒船本人から確かめた来馬は、さっそく村上に伝えに行きました。そして、来馬は村上の日頃の努力や能力をさりげなく褒めるのでした。

かっこいい魅力②老若男女に慕われている

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也のかっこいい魅力の二つ目は、誰からも慕われていることです。来馬の人柄が優しく温厚で、まるで仏のようだと言われていることは紹介してきました。村上鋼は荒船のことで落ち込んでいた時、解決して励ましてくれた来馬の人柄を尊敬し、慕っています。別役太一も「アクアリウム事件」を起こした時、怒らず許してくれた来馬を村上と同じ様に慕っています。

このことは太刀川慶も、来馬隊の隊員たちは危険な状況になった時、自身を犠牲にして来馬を助けるだろうと言い、来馬隊はそういう部隊であると言っています。また、弓場拓磨は眼光鋭く言葉遣いも荒っぽいという威圧感たっぷりの人物ですが、来馬に対しては礼儀正しい態度を取ります、このように、来馬は誰からも慕われるところが魅力だということです。

かっこいい魅力③B級ランク戦での活躍

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也のかっこいい魅力の三つ目は、B級ランク戦での活躍です。来馬隊はROUND3で那須隊と三雲隊との戦いに挑みました。来馬は別役との連携プレーで、村上が来るまでの間、那須隊からの攻撃をしのいでいます。しかし、頼みの村上は敗北。別役も自らを犠牲にして来馬を庇い、ペイルアウトしてしまいます。

いつもならエース村上を失った時点で弱腰になる来馬隊ですが、来馬は一人になっても那須隊の攻撃を根気強くかわしながら、最後にはポイントを奪うことができました。平凡な隊員と言われていた来馬ですが、B級ランク戦での成長した姿がかっこいいと言われています。

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ワールドトリガーの来馬のアニメ声優

ここまで、ワールドトリガー(ワ―トリ)の来馬辰也について、仏エピソード、強さや能力、かっこいい魅力を紹介してきました。ここで、アニメ版のワールドトリガー(ワ―トリ)で来馬辰也の声を担当している声優・高塚正也について紹介します。

高塚正也のプロフィール

来馬辰也の声優・高塚正也は、誕生日・1969年8月15日、兵庫県出身で所属は「青二プロダクション」です。1990年代から活動をしており、声優の他にも「スポーツうるぐす」や「FNNスーパーニュースWEEKEND」などの番組でナレーションを務めました。

高塚正也の主な出演作品

来馬辰也の声優・高塚正也の主な出演作は、2004年「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」ヨアヒム・ラドル、2005年「銀牙伝説WEED」ジェロム、2007年「BLUE DRAGON」ブルードラゴン、ナレーション、2010年「さらい屋 五葉」梅蔵、2011年「レベルE」サド、2012年「キングダム」龐煖、ナレーション、2014年「戦国無双SP 真田の章」直江兼続。

2016年「双星の陰陽師」五百蔵鳴海、2017年「ONE PIECE エピソードオブ東の海 〜ルフィと4人の仲間の大冒険!!〜」ジョニー、2018年「ブラッククローバー」ヴェット、2019年「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」ティアンム、2020年「アサティール 未来の昔ばなし」パパ、2021年「エビシー修業日記」ザリガニ先輩。

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ワールドトリガーの来馬に関する感想や評価

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也は大規模侵攻編以降、著しい成長を見せました。今後も来馬辰也のかっこいい所を見ることができると思い、嬉しいという感想です。

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也は落ち込む村上鋼を心配して、雨が降っているにも関わらず荒船を訪ねました。このシーンは来馬というキャラクターを理解することができるエピソードで、他にもキャラクターの想いを理解するヒントが散りばめられているワ―トリは最高だという感想です。

ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也と村上鋼、この二人のことを村来と呼ぶということです。優しく仏のような来馬先輩を隊員たちは尊敬しており、何があっても来馬先輩を守り抜く決意をしています。

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ワールドトリガーの来馬まとめ

いかがでしたか?ワールドトリガー(ワートリ)の来馬辰也について紹介してきました。来馬隊・隊長の来馬は仏と言われるほど、優しく温厚な人柄で、みんなに慕われていました。特に「アクアリウム事件」を起こした別役太一を許すところや、落ち込む村上鋼のために荒船に会いに行くところなど、仲間思いの来馬隊長です。これからも来馬辰也の活躍に期待して、ワールドトリガーをお楽しみください。

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