【ワールドトリガー】漆間隊は全てが謎のチーム?隊長・メンバー構成や実力は?

葦原大介によるSFアクション漫画「ワールドトリガー」(略称:ワートリ)。すべてが謎に包まれたチームと話題の漆間隊をご存じでしょうか?実際に登場したのは、コミックス23巻・遠征選抜試験編のみなのですが、その特異性からファンの心をつかんで離さないようなのです。これから、限られた情報をもとにこの漆間隊の隊長・メンバー構成や順位、そして噂の真偽についても解説していきます。ぜひご覧ください!

【ワールドトリガー】漆間隊は全てが謎のチーム?隊長・メンバー構成や実力は?のイメージ

目次

  1. 漆間隊とは?
  2. 漆間隊は全てが謎のチーム?謎を考察
  3. 漆間隊の隊長とメンバーを紹介!実力は?
  4. 漆間隊に関する感想や評価
  5. 漆間隊まとめ

漆間隊とは?

ワールドトリガー(ワートリ)の作品情報

本記事のメインテーマ・ワールドトリガーの漆間隊の話題に入る前に、まずはワールドトリガーの作品情報を紹介します。最初に作品概要、そして簡単なあらすじへと続きます。

ワールドトリガーの概要

葦原大介によるSFアクション漫画「ワールドトリガー」(略称:ワートリ)。週刊少年ジャンプ2013年11号に登場し2018年52号まで連載されました。その後、作者の健康上の理由から仕事の負荷を軽減するため月刊誌・ジャンプスクエアに移籍。2019年1月号より現在も連載中の作品です。

ワールドトリガーの公式キャッチコピーは「遅効性SF」。ワールドトリガーでは、エピソードの最初に現れたシーンの意味が、後のストーリー展開の中で示されることが多々あります。先を読み進めていくうちに、シーンの意味合いやキャラクターの印象が変化することから、そうしたキャッチコピーが生まれたと言われています。

また、漫画作品を原作としてテレビアニメが制作され、これまでに第1期(2014年10月~2016年4月)と第2期(2021年1月~4月)が放送されました。また2021年10月より第3期が放送予定となっています。

ワールドトリガーのあらすじ

物語の舞台は架空の都市・三門市。ある日の事、異世界への門が開くと近界民(ネイバー)と呼ばれる怪物が次々に侵入してきました。どんな兵器をも物ともしない近界民に政府もお手上げ状態です。そこで現れたのが謎の一団・ボーダー。近界民たちを撃退し始めます。その後も近界民とボーダーとの果てしない戦いは続き、いつしか4年半が経過。主人公の少年・空閑遊真と三雲修の登場となりました。

漆間隊の概要

ボーダー本部に所属するB級部隊の漆間隊。部隊としての特徴は、戦闘員が1名しかいないこと。隊長が自ら戦闘員として戦います。その他オペレーターが1名いますので、メンバーはあわせて2名となります。これは現在のボーダーの部隊の中では最少人数です。

こうしたミニマム組織になった経緯については、いくつかの説があります。まず、漆間隊結成当初は他の部隊並みの隊員がいたにもかかわらず。何らかの理由によりメンバーが減ってしまったというもの。その根拠としては、ランク戦開始時の漆間隊の順位は9位でしたが、ROUND8が終わったときには14位と急速に下降したことを挙げる人もいます。戦力低下を引き起こす事態が発生し順位を下げたというのです。

次に、隊長・漆間のトリガーセットに注目した説を紹介します。漆間のトリガーセットは、ステルス性のカメレオンやレーダーを攪乱するダミービーコンなど隠密作戦を支える特殊装備です。このことから、初めから1人で戦えるように考えられて組織された部隊であるというのです。

いずれも憶測の域を出る説ではありませんが、漆間隊は23巻の遠征選抜試験編で姿を現わしたばかりの戦闘組織です。ワートリでの今後の展開を待つことにいたしましょう。

ワールドトリガー | 東映アニメーション

漆間隊は全てが謎のチーム?謎を考察

考察①作中でほとんど登場がなかった?

ワールドトリガーでの漆間隊は、未だ全てが謎のチームと言っても過言ではありません。何しろB級ランク戦で漆間隊が登場したのは、ROUND2で柿崎隊や来馬隊、那須隊と戦って得点2を稼いだシーンぐらいです。これまでワートリ作中では、漆間隊の登場はほとんどなかったと言ってもよいくらいなのです。

考察②B級のランキングの順位を落としていった?

漆間隊の概要ランでも触れましたが、B級ランク戦で漆間隊は順位を急速に落としていきました。ランク戦開始時点での順位は9位、B級の中位の順位です。

ところが、ランク戦が始まると瞬く間に順位は下降の一途をたどります。そして、B級の最下位19位に甘んじる結果となりました。その原因は、ランク戦開始時点でメンバーの脱退など戦力にとってマイナスとなる変化が生じたと考えられています。

考察③オペレーターが2人いる?

概要欄で解説したように、漆間隊は隊長兼戦闘員1人とオペレーター1人という、異例の2人体制を取っています。どうしてそのような体制になったのかは、未だ明らかにされていません。何らかの問題があり隊員が抜けてしまったとか、あるいは最初から少人数体制を前提で組織されたなどの説があるのは前述のとおりです。

ところが、SNSではさらに別の噂が流されているようです。それは現在のオペレーター、六田梨香の他にもう1人オペレーターがいるというもの。しかし、これは単なる根拠のない噂と考えて良いでしょう。

このような噂が流れたのは、漆間が隠密行動を取っていたことに起因するようです。漆間隊に専用室が与えられていたことから、2人だけの少数部隊ではおかしいという疑念を生んだり、六田との関係から漆間の行動がもう1人のオペレーターのように見えたと想像されます。

考察④トリガーは隠密行動のみのセット?

漆間隊唯一の戦闘員・漆間のトリガーは、かなり偏ったものであることが判明しています。メイントリガーには、ステレス性のカメレオンやダミーを作ってレーダーをかい潜るビーコンなど、サブトリガーには拳銃の音を消すサイレンサーなどを装備しています。

これは隠密行動に使われるトリガーです。隠密に特化したトリガーセットを見て、1人での活動を前提とした部隊では?隊員が欠員して1人になったためこうしたトリガー構成になったのでは?といった憶測を呼ぶことになりました。

ワートリで漆間隊隊長・漆間のようなトリガーセットを持っているB級隊員は、元A級で射手ランク1位の二宮隊隊長・二宮匡貴と、香取隊隊長でオールラウンダーの香取葉子の2人だけです。漆間の実力が示される戦闘シーンはワートリ作中には登場していませんが、他の2人から類推するとかなりの腕前と考えられます。

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漆間隊の隊長とメンバーを紹介!実力は?

漆間恒

ここでワールドトリガー・漆間隊の隊長とメンバーを紹介しておきましょう。まず、漆間隊隊長の漆間恒からです。漆間は16歳の高校生で、ポジションはガンナー(射手)を務めています。ぼさぼさ頭が外見上の特徴で、ボーダーでの活動をお金のためと割り切っています。思ったことをずけずけと言う性格で、性格が悪い、守銭奴などの評価がSNSでは飛び交っています。

ワールドトリガー作中では、現在までのところ漆間の戦闘シーンは登場していません。ただ前述のようにステルス性のトリガーセットから、敵から隠れて作戦を遂行する役割を担っていると推測されます。

漆間の実力のほどは、B級ランク戦ROUND2の結果から推定できます。柿崎隊、那須隊、来馬隊から2得点を奪い、最終成績では18得点を挙げています。これは、戦闘員3名を擁するB級上位の弓場隊の獲得ポイントと同じです。このことから漆間恒は、かなりの腕前をもつガンナーであることがわかります。

六田梨香

続いて漆間隊のもう一人のメンバー、オペレーターをしている六田梨香を紹介します。六田の初登場は、コミックスで言うと23巻、遠征選抜試験編でのこと。長い髪をした美少女ですが、漆間同様に謎の多い人物です。

所作から受ける印象は漆間とは対照的、控えめでおとなしい性格をしているようです。年齢は明らかにされていませんが、漆間のことを「くん付け」で呼んでいることから、漆間の年齢16歳より上と考えられます。

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漆間隊に関する感想や評価

ここまでワールドトリガーの漆間隊特集をお届けしてきましたが、最後に漆間隊に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するワールドトリガーの漆間隊に関する感想や評価は、ワールドトリガーのストーリー展開の特殊性に驚きを隠せない方のツイートからです。何に驚いているのかと言えば、猛者の多いB級で戦闘員たった1人の漆間隊が2点を取得したこと。

しかも、それを誰も当たり前のこととでもあるかのように、誰も話題にしていません。最後にはおぞましさまで感じてしまったようです。

続いて紹介するワールドトリガーの漆間隊に関する感想や評価は、ワールドトリガーの情報や描写の凄さを称えている方のツイートからです。

まず、戦闘員1人だけの謎のチームとして、漆間隊の記憶を読者の脳裏に刻み込みます。その上で「オペレーターの少女と気だるそうな男」の構図を提示すると、名前などなくても読者は「絶対にこれは漆間隊だ」と前のめりになって漫画に没入します。作者による作品構成の妙と言うべきでしょうか?

最後に紹介するワールドトリガーの漆間隊に関する感想や評価は、昼休みを利用してワールドトリガー新刊本を購入した方のツイートからです。

そして、夢中になって作品を読んだ結果、漆間隊が戦闘員たった1人になった理由は激しい戦闘で隊員が死亡したからではなく、単に隊長の漆間の人望がなかっただけと確信したようです。作中で理由を明らかにするのではなく、読者の想像に委ねていることも人気の秘密なのかもしれません。

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漆間隊まとめ

ここまで「ワールドトリガー(ワートリ)漆間隊は全てが謎のチーム?」と題して、漆間隊体調やメンバー構成、そして実力について解説してきました。いかがでしたでしょうか?

ボーダー本部所属のB級部隊・漆間隊。隊長兼戦闘員1名にオペレーターが1名とボーダーでは最小部隊です。注目すべきなのは漆間隊のトリガーセット。ステルス性能を持つトリガーが揃っていることから、隠密行動に特化した部隊を目指していると考えられます。

また、隊長・漆間はB級ランク戦で1人で18得点も挙げておりかなりの腕前と考えられますが、彼の実力を評価できる戦闘シーンは現時点ではありません。情報が限られており謎の多い漆間隊です。ワールドトリガーの今後の展開に期待しましょう。

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