【シャーマンキング】ホロホロとコロロの関係・正体は?本名や過去をネタバレ

シャーマンキングのメインキャラクター『ホロホロ』。こちらの記事ではアイヌの血を引く氷能力の使い手ホロホロと、その持霊のコロポックルの『コロロ』の関係・正体についてご紹介していきます。またホロホロの本名や、コロロとホロホロの過去に大きく関わってくる少女『ダム子』についても解説。2021年版のアニメ・シャーマンキングをネタバレ有りでもっと楽しく見たいという人はぜひチェックしてみてください。

【シャーマンキング】ホロホロとコロロの関係・正体は?本名や過去をネタバレのイメージ

目次

  1. ホロホロとコロロとは?
  2. ホロホロとコロロの関係・正体をネタバレ
  3. ホロホロの過去や本名をネタバレ
  4. ホロホロとコロロの強さや能力
  5. ホロホロとコロロのアニメ声優
  6. ホロホロとコロロに関する感想や評価
  7. ホロホロとコロロの関係まとめ

ホロホロとコロロとは?

シャーマンキングの作品情報

ホロホロとコロロが登場するのは、2度アニメ化がされた人気漫画『シャーマンキング』。主人公の麻倉葉を始めとする様々な霊能力者たちがバトルを繰り広げるファンタジーバトル漫画です。シャーマンキングはアニメ化もされた人気作品ですが、連載末期には週刊少年ジャンプの人気作品アンケートで最下位近くの票となり、2004年に打ち切りとなりました。

しかし、未だにシャーマンキングの作品ファンという人も多く、2021年には2度目のアニメ化が実現しています。こちらの記事ではそんなシャーマンキングに登場する味方キャラの『ホロホロ』と、ホロホロの持霊である『コロロ』についてご紹介していきます。

シャーマンキングの概要

ホロホロとコロロが活躍する作品『シャーマンキング』は漫画家・武井宏之(たけいひろゆき)先生が週刊少年ジャンプにて連載していた作品です。シャーマンキングの連載期間は1998年~2004年の約6年間で、単行本は32巻まで発売され、その後連載後の物語が書き下ろされた完全版コミックスが全27巻で発売されました。

2001年には1度目のアニメ化がされ、ドラマCDやトレーディングカードゲーム、テレビゲームとしても発売されています。週刊少年ジャンプの人気作品アンケートの結果により、原作漫画が打ち切りとなったシャーマンキングですが、2008年には週刊少年ジャンプには掲載されなかった書下ろしストーリーが追加された完全版コミックスが発売されました。

一度打ち切りになったシャーマンキングですが、2011年には週刊少年ジャンプから『ジャンプ改』に掲載誌を移し、主要キャラクターの過去編の物語『シャーマンキング0-ZERO-』が開始。その後は『シャーマンキングFLOWERS』のタイトルで、葉の息子の"花"を主人公とした物語がスタートしています。20201年から開始されたアニメ第2期のシャーマンキングでは、声優陣が若干変更されています。

シャーマンキングのあらすじ

中学に通う小柄な少年・小山田まん太(おやまだまんた)。塾の帰り道、近道をしようと夜の墓場に踏み入ったまん太が見たのは1人の少年と、彼を取り巻く幽霊達。悲鳴を上げ逃げ去ったまん太でしたが、翌日自分のクラスに昨夜の少年が転入してきます。そしてまん太は少年・葉と交流をしていくにつれ、シャーマンという存在や、500年に1度開かれるシャーマンファイトという大会の存在を知っていくのでした。

ホロホロのプロフィール

  • 本名:碓氷ホロケウ(うすいほろけう)
  • 持霊:コロロ
  • 巫力:2100~12万
  • 誕生日:1985年11月27日(13歳)
  • 身長:158センチ
  • 血液型:O型
  • 趣味:スノーボ―ド
  • 好物:ジンギスカン
  • 出身地:北海道
  • 声優:うえだゆうじ

ホロホロは北海道出身のアイヌのシャーマン。シャーマンキングになって広大なフキ畑を作るという夢のために上京し、シャーマンファイトに臨みます。シャーマンファイトで3人1組のチームを作った際には道蓮率いる『THE蓮』のメンバーとして参加しました。

ホロホロがシャーマンキングに登場した初期は持霊コロロを入れるための媒体はスノーボードの板でしたが、物語中に妹のピリカに手作りのイクパスイを贈られ、その後はイクパスイを持霊を入れる媒体として使っています。感情的で熱血な挙動を見せることが多いホロホロですが、単独行動を見せることもあります。またシャーマンファイトが終わった後には農業高校に通い、牧場と農業を仕事として生活しています。

コロロのプロフィール

  • 霊力:750~2万1000
  • 趣味:かくれんぼ
  • 声優:水樹奈々(2001年版)/中島愛(2021年版)

コロロはアイヌに伝わる精霊・コロポックルで、手のひらサイズでおかっぱの可愛らしい見た目をしています。手にはいつもフキを握っており、空気中の水分を凍らせる能力を持っています。コロロの正体はホロホロの小学生の頃の初恋相手『黒部民子(くろべたみこ)』という同級生の少女で、山で遭難し死亡してしまいます。

その後ホロホロの父の持霊・ゴロロの修行によってコロポックルとなり、ホロホロの持霊になったという過去を持っています。まん太の小柄で丸いフォルムを見てコロポックルと勘違いし一目惚れします。シャーマンキングの物語中ではホロホロにやきもちを焼き、家出をするエピソードも描かれました。

TVアニメ『SHAMAN KING』公式サイト

ホロホロとコロロの関係・正体をネタバレ

ホロホロとコロロの関係

ホロホロとコロロの関係は、一見シャーマンと持霊という共存関係に見えますが、コロロの過去・正体を覗くとその関係性がさらに深いものになっていきます。そのコロロの正体というのは、ホロホロの小学生の時の初恋相手である『黒部民子(くろべたみこ)』という少女。

親がダム建設の仕事のため引っ越してきたという理由から"ダム子"というあだ名をつけられた民子はクラスに馴染めず、同じくクラスで浮いていたホロホロと仲良くなります。その後ダム子は山で遭難し死亡してしまいますが、修行を積みコロポックルとなって再びホロホロと共に生きることになるのでした。

持霊のコロロの正体はダム子だった?

コロロの正体はホロホロの過去の友人のダム子。しかしホロホロはそのことを知りませんでした。そんなコロロの正体が明かされたのはシャーマンキングの完全版コミックス26巻。自然と共に生きるアイヌの一族として、ダム建設のためにやってきたダム子一家と親しくしてはいけないと言われたホロホロは、次第にダム子と距離を置くようになります。

しかし、あれほど親しくしていたホロホロになぜ避けられているのか分からないダム子はホロホロの後を追って山に入ってしまいます。そしてダム子はそのまま山で遭難してしまい、寒さによって死亡。帰らぬ人となってしまうのでした。

ダム子がコロロになった後はホロホロの持ち霊として一緒にいることになりますが、ホロホロはコロロの正体を知らずにいました。しかしホロホロが仲間たちに自分がダム子を殺す原因になってしまったという過去と、心を閉ざしていたことを打ち明けたことにより、コロロは元のダム子の姿へと戻りその正体を明かしたのでした。

Thumbホロホロ(シャーマンキング)の魅力まとめ!持霊の秘密や名言・セリフも紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ホロホロの過去や本名をネタバレ

ネタバレ①ホロホロは黒部民子と仲良しだった

コロロの正体・過去の姿である黒部民子(ダム子)とホロホロが仲良くなったきっかけは、ダム子がホロホロの住む村に引っ越してきたことから始まります。親の仕事をきっかけに引っ越してきたダム子は同い年のホロホロと仲良くなりますが、自然と共に生きるアイヌの一族であるホロホロと、その自然を壊してダムを建設する仕事をする親を持つダム子は次第に距離が開いていくのでした。

ネタバレ②黒部家が引っ越ししてきた理由

ホロホロの住む土地に引っ越してきたダム子一家。その理由は父親の仕事。建築系の仕事に就いていたダム子の父親は、新しくダムを建設するために村にやってきました。しかし、ダムの建設が進めば村は沈んでしまいます。そのため、ホロホロの父や村の住民は黒部家やダム建設の関係者を快く思っていませんでした。

ネタバレ③ホロホロはダム子とあだ名を付ける

"民子"は呼びにくいということで、ダム建設の仕事で引っ越してきたことを由来に『ダム子』とあだ名をつけたホロホロ。そのお返しとばかりに、ダム子もホロホロの本名"ホロケロ"を文字って『ホロホロ』と命名。そんなあだ名をつけるほどの関係になったにもかかわらず、ホロホロはダム建設に反対する家族に言いつけられ、ダム子との関係に距離を置くようになってしまうのでした。

ネタバレ④ダム子は山で死亡する

一時はあだ名を付け合うほどの仲になったホロホロとダム子でしたが、親たちの事情により親しくすることを禁じられてしまいます。しかしダム子はホロホロとこのまま疎遠になるのは嫌だと、山の中に入っていくホロホロを追いかけます。

ところがホロホロを見つけるどころか山の中で遭難してしまったダム子。そして助けが来ないまま、ダム子は山で凍死してしまうのでした。そんなダム子の死を聞いたホロホロは「自分のせいだ」と胸を痛め、ダム子を死に追いやった自分の本名"ホロケウ"という名前を嫌いになり"ホロホロ"と名乗るようになるのでした。

ネタバレ⑤ホロホロが本名を隠していた理由

"炎(ウフュイ)の狼(ホロケウ)"という意味の『ウフュイホロケウ』が由来とされているホロホロの本名『碓氷ホロケウ』。しかしホロホロはシャーマンキングの登場時には本名ではなく、ダム子が付けてくれたあだ名『ホロホロ』を自分の名前として使っています。

なぜホロホロは本名ではなくあだ名を口にしたのか?それは『碓氷ホロケウ』は大切な友人であったダム子を殺してしまったアイヌの名前だから。実際に自分が手に掛けたわけではなくとも、自分のせいで死なせてしまったことに後悔と罪悪感を感じて本名を捨てたのでした。

ネタバレ⑥ホロホロがフキ畑を作りたい理由

ホロホロはシャーマンキングになりたい理由について「広大なフキ畑を作りたいから」と話しています。一見スケールが小さく見えるホロホロのその夢に肩透かしを食らったファンもいたのではないでしょうか?なぜホロホロは「フキ畑を作ること」を夢に描いているのでしょう?

それは「ホロホロ自身がフキ畑を好きだから」という理由や「コロポックルの住処を守りたい」という思いの他に、想い人であり自分が殺してしまったダム子との「思い出の場所だから」という気持ちからくるものだと考えられます。「フキ畑を一緒に見た楽しい時間や気持ちをもう一度取り戻したい」そんな彼女への償いの意味も込めて、ホロホロはフキ畑を復興させたいと願っているのではないでしょうか。

Thumb【シャーマンキング】阿弥陀丸は葉のかっこいい相棒!名言やその後もネタバレ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ホロホロとコロロの強さや能力

ホロホロの強さや能力

シャーマンファイトで道蓮チームとして参加したホロホロ。ホロホロは持霊のコロロが使う氷の能力を得て攻撃を行います。始めの頃はスノーボードを媒体としていましたが、後に妹から贈られたイクスパイを使用し戦うようになります。シャーマンファイト予選の際には主人公の葉に負けてしまいましたが、実力主義の道蓮のメンバーに加えられるほどの能力の持ち主。コロロの真の姿が明かされた後には更なる成長も見せています。

コロロの強さや能力

ホロホロの持霊として戦うコロロ。その能力は空気中の水分を一瞬で氷に変えてしまうもので、始めは750程度の霊力でした。しかしホロホロが仲間に自分の過去を打ち明けたことが引き金となり、本来の姿『ダムコロロ』となった後には21000もの霊力を得ました。

Thumb【シャーマンキング】ファウストの持霊と能力は?オーバーソウルや登場回も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ホロホロとコロロのアニメ声優

ホロホロのアニメ声優はうえだゆうじ

シャーマンキングは2度アニメが制作されていますが、ホロホロの声は2作品とも声優のうえだゆうじさんが担当しています。初代シャーマンキングでは旧名の"上田裕司"の明記となっています。うえだゆうじさんは他にも『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の相楽左之助、『ポケットモンスター』のタケシ、『地獄少女』の柴田一の役など有名作品のメインキャラクターを多く演じています。

コロロのアニメ声優

コロロのアニメ声優①水樹奈々

コロロのアニメ声優は2001年版と2021年版で変更されており、2001年版では有名声優の水樹奈々(みずきなな)さんが演じています。水樹奈々さんは2001版のシャーマンキングではコロロの他にも『玉村たまお』『ピノ・グレアム(幼少期)』の声も演じており、2021年版でも引き続き玉村たまおの声優として参加しています。

シャーマンキング以外のアニメキャラクターでは『NARUTOシリーズ』の日向ヒナタ、『地獄少女』の柴田つぐみ、『ブラッククローバー』のバネッサ・エノテーカ、『しゅごキャラ!』のほしな歌唄の役などでも知られています。

コロロのアニメ声優②中島愛

2021年版シャーマンキングのコロロの声を演じたのは声優の中島愛(なかじまめぐみ)さん。2001年版シャーマンキングが放映されていた時期には中学生でシャーマンキングのアニメをリアルタイムで見ていた世代なこともあり、コロロ役に決まった際には「まさか自分が参加できるなんて、今でもまだ信じられないです」とコメントされています。

そんな中島愛さんがシャーマンキング以外で演じたアニメキャラクターの役には『マクロスF』のランカ・リー、『HUGっと!プリキュア』の愛乃めぐみ、『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』のトゥーリ役などがあります。

Thumb【シャーマンキング】五大精霊の名前一覧!持ち主や強さ・能力をまとめて解説 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ホロホロとコロロに関する感想や評価

ホロホロの過去編に涙するファンの姿も

いつもはムードメーカーなホロホロですが、持霊コロロの正体であるダム子との物語(過去編)を読んだ読者の中には、ホロホロの意外な過去に涙した人も多いようです。コロロの正体・ホロホロの過去が気になる人は完全版コミックスのシャーマンキングを読んで見てはいかがでしょうか?

コロロの正体を知っていると物語が更に楽しくなる!

ホロホロの持霊として活躍するコロロですが、その正体はホロホロの初恋相手だったダム子。その関係性が明らかになってからシャーマンキングを見返すと、また違った角度から2人を見守って楽しめるとファンの間で話題となっています。

仲良しパートナーなホロホロとコロロ

シャーマンキングには何組ものシャーマンと持霊たちが登場しますが、その中でも特に仲良しなのがホロホロ・コロロコンビ。利害関係や誓約ではなく、死してなおホロホロの側にいたいと思うコロロの気持ちがファンの胸をつく素敵なコンビです。

Thumb【シャーマンキング】打ち切りになった理由は?伝説の最終回や完全版・続編も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ホロホロとコロロの関係まとめ

以上、シャーマンキングに登場する味方キャラクターのホロホロとコロロの関係や本名・過去についてご紹介してきました。コロポックルとしてホロホロの持霊になる前はダム子という人間の少女だったコロロ。自分のせいでダム子を殺してしまったと後悔を持つホロホロに、いつでも寄り添うコロロとホロホロの関係が人気となっています。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ