【シャーマンキング】X-LAWSを徹底解剖！メンバーの名前や持霊・強さを一覧で紹介

『シャーマンキング』では500年に一度開催されるシャーマンの頂点を決めるシャーマン同士の戦い「シャーマンファイト」を中心に物語が進行していきます。当然、参加者たちの前に強大な力を持つ組織が登場してくるのですが、その1つにX-LAWSという組織が登場していました。そこで、今回はX-LAWSのメンバーと持霊を紹介していきます。それではまず、『シャーマンキング』の作品情報やX-LAWSについて確認していきましょう。

『シャーマンキング』とは、1998年から2004年にかけて週刊少年ジャンプから連載されていたファンタジー漫画です。2001年からはテレビ東京系列にてテレビアニメが放送されました。漫画およびアニメでは霊能力者(シャーマン)の頂点を決める戦いを見ることができます。そして、2021年3月時点で累計発行部数は3800万部を突破する人気作品となりました。

ここでは『シャーマンキング』のあらすじを簡単に紹介します。本作では幽霊とさまざまな交流ができる霊能力者(シャーマン)が存在しており、主人公・麻倉葉もシャーマンの1人です。

彼はある日、500年に1度おこなわれるシャーマンの頂点(シャーマンキング)を決める戦い「シャーマンファイト」に参加するため、東京を訪れていました。そして葉は森羅学園中等部に通う小山田まん太との出会いを契機に、さまざまなシャーマンとの戦いに身を投じることとなります。

『シャーマンキング』に登場するX-LAWSはシャーマンファイトで、ガンダーラ、ハオ組に続く三大勢力の1つです。所属メンバーには警官や元軍人が多いのですが、メンバーの構成はハオ組によって被害を受けた者たちが多くを占めています。本来、正義を実現するための組織として存在しているようですが、シャーマンファイト参加中はハオを最大の悪と定め、抹殺することを目的にしていました。

シャーマンファイトの本選トーナメントでガンダーラ、ハオ組に続く三大勢力の1つとして登場するX-LAWS。所属メンバーには警官や元軍人が多いということが分かりましたが、それぞれのメンバーはどのような人物がいるのでしょうか？ここからは、X-LAWSのリーダーであるアイアンメイデン・ジャンヌを始めとしたメンバーの名前や詳細を一覧で紹介していきます。

X-LAWSのキャラ・メンバーの名前一覧、1人目に紹介するのは「聖・少・女」アイアンメイデン・ジャンヌです。X-LAWSのリーダーであり、彼女の高い巫力は自ら拷問器具の中に納まり、その苦痛に耐えることで増大したものでした。

X-LAWSのメンバーからは「聖・少・女」と大それた名前で呼ばれることもありますが、その正体はX-LAWSの正義を疑うことなく遂行する純粋な少女です。そのため、平和のためという理由で躊躇なく相手を殺害してしまう非情さを持ち合わせていました。

しかし、その後X-LAWSの目的や自身の本当の姿を知ったことで今まで何をやってきたのか、殺害するという取り返しのつかないことをしてきたのではないか？という思いを抱き、疑心暗鬼に陥っていました。そして本選トーナメントでは、X-LAWSの「X-1」チームとして参加していました。アナテル・ポッキを相手に圧倒的な力の差を見せつけ、見事な勝利を収めています。

X-LAWSのキャラ・メンバーの名前一覧、2人目に紹介するのは天使隊隊長のマルコです。メイデンがX-LAWSのリーダーを務めているのですが、実際に組織を動かしていたのがマルコでした。

正義を重んじるX-LAWSらしく、マルコは真面目で頑固な性格をしています。しかし本気になった際の戦闘服がホットパンツであることからも分かる通り、どこか周囲とズレた価値観を持っているようです。本選トーナメントでは、リゼルグとメイデンと共に「X-Ⅰ」チームとして参加していました。

X-LAWSのキャラ・メンバーの名前一覧、3人目に紹介するのは本選トーナメントで「X-Ⅲ」のリーダーを務めていたクリス・ブンスターです。クリスは元々軍人として活躍していたものの、ハオによって両足を焼かれたためX-LAWSのメンバーとして活動することになったようです。

登場時はオーバーソウルの義足で両足を動かしています。本選ではリーダーとして十分な働きを見せており、強化型手榴弾「ハンドグレネードX」を使ってスピリットオブファイアを倒そうとしていました。試合のリングに張り巡らされたバリアを利用し手榴弾を爆発させ、酸素が燃え尽きることを狙う作戦を立てて実行するなど高い思考力と行動力を持ち合わせているようです。

X-LAWSのキャラ・メンバーの名前一覧、4人目に紹介するのは元オーストラリア憲兵特殊部隊コブラユニットの狙撃手であるケビン・メンデルです。ケビンは普段から仮面を被って素顔を隠しています。

どうやら、彼が素顔を隠しているのはハオの存在が関係しているようで、過去にハオから全身を焼かれたことで残った火傷跡を隠すためでした。その全身火傷をきっかけに両手に義手を付けることになっています。本選トーナメントでは、「X-Ⅲ」のメンバーとして参加していました。

X-LAWSのキャラ・メンバーの名前一覧、5人目に紹介するのは元スイス陸軍山岳部部隊員のミイネ・モンゴメリです。彼女も他のメンバー同様、ハオとの戦いにおいて死を恐れておらず、ハオに殺害された父の仇を討つためにX-LAWSに加入しています。本選トーナメントでは、「X-Ⅲ」チームとして参加していましたが、ハオとの戦いで瞬殺されてしまい最初の犠牲者となりました。

X-LAWSのキャラ・メンバーの名前一覧、6人目に紹介するのは元NAS隊員の経歴を持つジョン・デンバットです。X-LAWSの真実を知ったことでマルコを信じることができず、無謀にもハオの奇襲に向かっています。その際に軍事機密となっている人工衛星に扮した実験兵器を使用するという大胆な作戦を仕掛けていました。

X-LAWSのキャラ・メンバーの名前一覧、7人目に紹介するのは元デルタフォース隊員のポーフ・グリフィスです。X-LAWSにおける「X-Ⅱ」チームのリーダーを務めていました。そしてラーキとデンバットと共にハオを討ち取りに行ったメンバーの1人です。ところが、母親を思い密かに涙を流すハオの姿を見てしまったことで、ハオの怒りに触れ、スピリットオブファイア黒雛によって焼き殺されてしまいます。

X-LAWSのキャラ・メンバーの名前一覧、8人目に紹介するのはデルタフォースに所属していたラーキ・ディラックです。彼もマルコに見切りを付けてハオの奇襲に向かった1人で、ポーフ同様スピリットオブファイア黒雛によって焼き殺されてしまいます。ただ、心を読むハオを相手に奇襲作戦が成功するとは思えないと、疑念を抱いていたキャラでもありました。

X-LAWSのキャラ・メンバーの名前一覧、9人目に紹介するのは元X-LAWSのハンス・ライハイトです。彼は幼少期からシャーマンとしての能力を持ち、X-LAWS所属持には高い実力を持っていましたが、攻撃的な性格をしていたため主力メンバーから外されてしまっています。

熱心なメイデン信者でもありますが、彼が信じていたのは「聖・少・女」としてのメイデンでした。その後、メイデンの正体を知ったことでシャーマンファイトがおこなわれている島を消そうと行動していることから、いかに攻撃的な性格をしていたのかが分かります。

X-LAWSのキャラ・メンバーの名前一覧、10人目に紹介するのはX-LAWS創設者でありながらX-LAWSメンバーを抜けたラキスト・ラッソです。ハオに敗北したことがきっかけでX-LAWSが掲げる正義に疑問を抱くことになり、ハオ組に加入することになっています。本選トーナメントでは、ハオと共に「星組」チームとして参加していました。

X-LAWSのキャラ・メンバーの名前一覧、11人目に紹介するのはパッチ村探しの際に葉たちと共に行動していたリゼルグ・ダイゼルです。ハオ打倒のためにシャーマンファイトに参加していましたが、途中でX-LAWSと出会ったことで葉たちのもとを離れ、X-LAWSのメンバーとして活動することになっています。本選トーナメントでは「X-Ⅰ」チームとして参加していました。

X-LAWSのメンバーであるアイアンメイデン・ジャンヌは、かつて人類にハンムラビ法典を与えたとされるシャマシュ神を持霊にしています。メイデンが纏っている鎧は媒介にしているアイアンメイデンを取り憑かせてオーバーソウルしたもので、治癒能力や小物を媒介に刑具、拷問器具の具現化が可能です。また神クラスの霊であるため、霊力は52万と驚異的な数値を誇っています。

X-LAWSのメンバーであるマルコ・ラッソは、大天使ミカエルを持霊にしています。2万の霊力を持った機動天使で、剣と盾を持った騎士のような姿をしていました。マルコが所持する銃「ベレッタフルオート9」から射出される弾丸にオーバーソウルさせており、高級車のフェラ〜リ テスタロッサ92年型をベースにしています。

X-LAWSのメンバーであるクリス・ブンスターは、大天使メタトロンを持霊にしています。霊力15,000の天使で、クリスが所持している銃「ブンスターランチャー」から射出されたミサイルにオーバーソウルさせていました。戦闘時はモーニングスターと盾を用いて戦い、高い突破力を発揮しています。

X-LAWSのメンバーであるケビン・メンデルは、大天使レミエルを持霊にしています。霊力12,000の天使で、ケビンの義手に仕込まれた銃から射出された弾丸にオーバーソウルさせていました。ベースとなっている車輛は300SLクーペです。

X-LAWSのメンバーであるミイネ・モンゴメリは、大天使ガブリエルを持霊にしています。霊力11,000の天使で、ガブリエルは神の言葉を人間に伝える存在とされているようです。柔らかいフォルムが特徴的で、ハート型の盾と鞭を使った柔軟な戦い方を得意としています。ミイネが所持している銃「ミイネルガー」から射出された弾丸にオーバーソウルさせていました。

X-LAWSのメンバーであるジョン・デンバットは、大天使ラファエルを持霊にしています。霊力9,000の天使で、ラファエルは癒しをおこなう輝ける者の意味を持っているようです。グレネードランチャーから射出された弾丸を媒介にしてオーバーソウルさせており、ラファエルのベースとなっているのはDB4です。物語ではジョンが用いた実験兵器を宇宙から発射させていました。

X-LAWSのメンバーであるポーフ・グリフィスは、大天使サリエルを持霊にしています。神の命令の意味を持つのがサリエルで、霊力は8,000です。ポーフが所持する銃「ポーフレミントン」から射出された弾丸を媒介にしてオーバーソウルさせています。サリエルのベースとなっているのが911ターボで、全体的に細身のデザインです。

X-LAWSのメンバーであるラーキ・ディラックは、大天使ウリエルを持霊にしています。霊力7,000の天使で、ウリエルは神の炎を意味しているようです。ラーキが所持するバズーカから射出されたロケット弾を媒介にオーバーソウルします。ベースとなったのはGT40で、ガッシリした体つきが印象的です。

X-LAWSのメンバーであるハンス・ライハイトは、堕天使アザゼルを持霊にしています。霊力は47万と他の天使と比べて群を抜いて高く、S・O・Fを上回る数値です。主砲の火力を極限まで追求した遠距離攻撃砲を用いており、その威力は島一つを消し去るのに1秒もかからないとのことでした。しかし、強大過ぎる霊力を持つゆえにオーバーソウルできたとしても、すぐに巫力が切れるという欠点もあります。

X-LAWSのメンバーであるラキスト・ラッソは、堕天使ルシフェルを持霊にしています。霊力20万を持つ天使で、ラキストがG.Sの天界と地獄を巡ったことで作り出した最強の機動天使です。メイスを用いた戦闘スタイルで、攻撃力、防御力、スピード面に特化した近接戦闘を得意としていました。一方で欠点もあり、一度でもオーバーソウルを破られると、その反動でラキスト自身が気絶してしまいます。

X-LAWSのメンバーであるリゼルグ・ダイゼルは、天使ゼルエルを持霊にしています。霊力1万の天使で、ゼルエルは戦を司る存在とされているようです。リゼルグが所持する小型拳銃から射出された弾丸にオーバーソウルさせており、ベースとなっているのがロータスエリーゼスポーツです。戦闘時はレイピアのような細身の剣で戦う戦闘スタイルで、スピードに特化しています。

ここではX-LAWSの目的を明確にしておきます。まず、X-LAWSの名前の由来については「X」が10、「LOW」が法、Sが複数系を表していることをおさえておきましょう。名前の由来から推測できるように、10の法の下に正義を行使するというのが組織理念となっています。

これを行動基準とすることで、X-LAWSのメンバーはある目的を果たそうと力強く行動していました。その目的というのが悪の元凶であるハオを倒すことです。なぜなら、X-LAWSのメンバーの大半はなんらかの形でハオによる被害を受けているからです。そして、X-LAWSがシャーマンファイトに参加したのは、強大な力を持つハオを倒すために必要なスピリットオブファイアの媒介を探るためでした。

X-LAWSの中心人物となっているのが、アイアンメイデン・ジャンヌです。メイデンは神クラスの持霊シャマシュを扱うため、メンバー全員からX-LAWSの象徴「聖・少・女」として崇められています。ところが当のメイデンは思い込みが強く、通常よりも少し霊感があるだけの少女であり、「聖・少・女」などと大それた存在ではありませんでした。

この秘密はX-LAWSを設立したラキストと、設立時にいたマルコだけが知っていました。しかし、「X-Ⅱ」チームは終盤に差し掛かった時点でメイデンの秘密を知ってしまったため、マルコを信じることができなくなり、単独でハオを打倒しようと行動に移すことになっています。

一方、自分が「聖・少・女」として祀り上げられた存在であったという事実を知ったメイデンも、この事実をしっかりと受け止め、何者であろうと世に法は必要であるという理念を引き継ぎ、新生X-LAWSとして一歩を踏み出すことになります。

こちらは『シャーマンキング』に登場するX-LAWSのメイデンに関する感想です。感想を見るとメイデンがかわいいと好評であることが分かります。他の感想でもメイデンのかわいさについて言及されている内容が多く載せられていました。感想で言われているように、完全版でメイデンのかわいさの理由が知れるとのことなのでぜひチェックしてみると良いでしょう。

こちらは『シャーマンキング』に登場するX-LAWSのマルコと持霊・大天使ミカエルに関する感想です。感想ではミカエルは「正確にはロボットじゃない」と言われているのですが、おそらく多くの方が天使をロボットと捉えているからこそこのような意見が出たのではないでしょうか？

こちらは『シャーマンキング』に登場するX-LAWSのリゼルク・ダイゼルに関する感想です。感想ではリゼルクが精神的な弱い部分と強い部分の両方が好きだと言われています。普段のリゼルクは精神的な弱さが目立つかもしれませんが、だからこそ時折見せる強さがギャップを生み、魅力的にうつっているのかもしれません。

『シャーマンキング』に登場するX-LAWSを、メンバーの名前や持霊・強さを基準に一覧で紹介してきましたがいかがでしたか？X-LAWSは「X」が10、「LOW」が法、Sが複数系を表し、10の法の下に正義を行使するという理念を基に行動する組織でした。そしてX-LAWSのメンバーの大半は悪の元凶となっている「打倒ハオ」を掲げているため、ハオに対抗するために組織された天使集団と言っても過言ではありません。

最終的にメイデンやX-LAWSメンバーが真実を知ってしまったことで、体制維持が困難になってしまいます。しかし、その後メイデン主導で「新生X-LAWS」が新たに組織され、平和な世の中を目指すことになりました。今回はX-LAWSのメンバーを中心に紹介しましたが、機械的なフォルムがかっこよく印象的な持霊についてもチェックしてみると良いでしょう。