【ジョジョ】ウィル・A・ツェペリのアニメ声優は塩屋翼！代表作や名言を紹介

本記事では「ジョジョの奇妙な冒険/ファントムブラッド」に登場したウィル・A・ツェペリの声優や名言を紹介していきます。その他には、ウィル・A・ツェペリの悲しい最期や、読者・視聴者の感想をまとめていきます。

ウィル・A・ツェペリの名言やアニメ声優を知る前に、まずは「ジョジョの奇妙な冒険」の基本情報を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険は1986年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートした漫画で、2021年時点で第8部までが発表されています。原作者の荒木飛呂彦はイタリア美術から大きな影響を受けているようで、キャラクターの「ジョジョ立ち」もイタリア美術が発想の元になっているようです。

ジョジョの奇妙な冒険1部の舞台は1988年のイギリスで、副題は「ファントムブラッド」です。主人公のジョナサン・ジョースターは裕福な家庭で何不自由ない生活を送っていましたが、父親の命の恩人の息子ディオ・ブランドーがジョースター家の養子になっています。このディオが石仮面を使って吸血鬼になったため、ジョナサンは波紋の戦士になって死闘を繰り広げています。

ウィル・A・ツェペリはジョナサン・ジョースターに「波紋」を教えた戦いの師匠です。イタリア系の学者の家に生まれており、自らを男爵と名乗っています。蝶ネクタイとシルクハットが特徴的な紳士の佇まいをしており、年齢は50歳です。考古学者だった時には父親と世界中を旅していましたが、メキシコで石仮面を発見した事で人生が一変しています。

ここからはアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」でウィル・A・ツェペリの声を演じた声優を紹介していきます。ウィル・A・ツェペリは2人の声優が声を演じているので、2人のプロフィールや経歴をまとめていきます。

劇場版アニメ・ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険」でウィル・A・ツェペリの声を演じているのは声優の小山力也です。小山力也は京都府出身で、1987年から芸能活動を行っている人物です。元々は俳優でキャリアをスタートさせており、1996年の海外ドラマで声優デビューしています。また舞台俳優の活動も行っており、2000年にはヨーロッパの公演を行っているようです。

声優・小山力也はアニメ「バキ」で「烈海王」というキャラクターを演じています。烈海王は本作のメインキャラクターで、香港出身の中国人です。本名は「烈永周」ですが、中国拳法を極めている事で高位の称号「海王」を名乗っています。烈海王が登場した本作は1991年から連載されている漫画で、2018年と2020年にアニメが放送されていました。

声優・小山力也はアニメ「名探偵コナン」で「毛利小五郎」というキャラクターを演じています。毛利小五郎はヒロイン・毛利蘭の父親で、探偵事務所を営む私立探偵です。登場当初はへっぽこ探偵でしたが、江戸川コナンの麻酔銃を使った推理で名探偵と呼ばれるようになります。毛利小五郎が登場した本作は1994年から連載されている漫画で、1996年からアニメが放送されています。

声優・小山力也はその他にも、「はじめの一歩」「NARUTO」「攻殻機動隊シリーズ」「ソウルイーター」などのアニメでキャラクターの声を演じています。小山力也は高校生時代から現在の声質だったようで、電話で叔母と話していた時に父親と間違えられる事があったようです。また学生時代は水泳部だったため、現在も特技に水泳を挙げているようです。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」でウィル・A・ツェペリの声を演じているのは声優の塩屋翼です。塩屋翼は鹿児島県出身で、1966年から芸能活動を行っている人物です。元々は劇団ひまわりの子役でデビューしており、1972年から声優活動を開始しています。2021年現在の所属事務所は「プロ・フィット」で、年齢は62歳です。

声優・塩屋翼はアニメ「伝説巨神イデオン」で「ユウキ・コスモ」というキャラクターを演じています。ユウキ・コスモは本作の主人公で、巨大ロボット・イデオンのメインパイロットです。機械いじりを趣味にしているため、自分以上のメカマニアはいないと豪語しています。ユウキ・コスモが登場した本作は1980年から1981年までアニメが放送されていました。

声優・塩屋翼はアニメ「スラムダンク」で「宮城リョータ」というキャラクターを演じています。宮城リョータは湘北高校バスケットボール部のメンバーで、ポジションはポイントガードです。高い運動能力を活かした速攻を得意にしており、他校の監督からは「神奈川県内でも五指に入るガード」と称されています。宮城リョータが登場した本作は1993年から1996年までアニメが放送されていました。

声優・塩屋翼はその他にも、「海のトリトン」「おてんきボーイズ」「メイプルタウン物語」「ひみつのアッコちゃん」などのアニメでキャラクターの声を演じています。塩屋翼は落語の公演をしていた時期があるようで、その際には「春空亭つばさ」という名義を使用していたようです。

前述したように塩屋翼はアニメ「スラムダンク」で「宮城リョータ」の声を演じていますが、兄の塩屋浩三も同作で「高宮望」というキャラクターを演じているため、兄弟で共演していたようです。高宮望は主人公・桜木花道の友人で、パンチパーマとメガネが特徴的なキャラクターです。

塩屋浩三は1979年から声優活動を行っている人物で、これまでに「ゲゲゲの鬼太郎」「ドラゴンボールシリーズ」「ワールドトリガー」「キン肉マン」などのアニメでキャラクターの声を演じています。子役デビューした年は弟・塩屋翼と同じ1966年ですが、塩屋翼は1972年に声優デビューしているため、声優界では弟が先輩のようです。

声を演じた小山力也と塩屋翼について知った後は、ジョジョの奇妙な冒険で誕生したツェペリのかっこいい名言を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険では他作品とは違う独特な名言が誕生しています。

ジョジョの奇妙な冒険1部のボスであるディオ・ブランドーは人間をゾンビにする能力を持っているため、ツェペリやジョナサンはゾンビに苦戦を強いられています。ですがツェペリは「人間には勇気がある」と言い、恐怖を克服する事で更に強くなれると叫んでいました。そして波紋を使ってゾンビを倒しています。

ジャック・ザ・リパーとの戦いで誕生したウィル・A・ツェペリの名言です。ツェペリはジョナサンに波紋を伝授しており、その際に「人間賛歌」の用語を用いていました。人間賛歌とは「生きる事の素晴らしさ」を意味する言葉で、ジョジョの奇妙な冒険のシリーズを通したテーマにもなっています。

ジョジョの奇妙な冒険でウィル・A・ツェペリが命を落とす間際に誕生した名言です。ツェペリは正義を貫くために家族を捨てていますが、そんな自分の人生に悔いはないと言っていました。またツェペリの死がジョナサンを一回り成長させるきっかけになっています。

声を演じた小山力也・塩屋翼やかっこいい名言を知った後は、ウィル・A・ツェペリのかっこいい魅力を紹介していきます。ウィル・A・ツェペリは1部にしか登場していないキャラクターですが、ファン人気がとても高いようです。

ウィル・A・ツェペリは父親と旅をしている時にメキシコの地下遺跡で「石仮面」を発見しており、後にディオ・ブランドーが石仮面を手に入れています。そのため運命の巡り合わせでツェペリとジョナサンは出会っており、ツェペリは座った状態でジャンプするという衝撃的な姿を見せています。そして挨拶を済ませたツェペリは波紋を使って骨折しているジョナサンの腕を完治させています。

ツェペリは「ディオがまだ生きている事」をジョナサンに話し、吸血鬼を倒すためには波紋エネルギーが必要な事を明かしました。その話しを聞いたジョナサンは波紋エネルギーを学ぶ事を決意し、ツェペリとジョナサンの修行が始まっています。そして完全な吸血鬼になったディオとジョナサンの死闘が幕を開けています。

ウィル・A・ツェペリは過去に家族を捨てていますが、2部には「シーザー・A・ツェペリ」という孫が登場しています。シーザーは祖父の死はジョースター家に責任があると考えていましたが、戦いを経て2部の主人公ジョセフ・ジョースターと親友になっています。また祖父と同じ波紋の戦士のため、シャボン玉を媒体にした波紋を使用しています。

シーザー・A・ツェペリは「ワムウ」という名前の「柱の男」と戦っており、死闘の果てに命を落としています。その時点でシーザーには家族がいなかったため、ツェペリ家はシーザーで血筋が途絶えているようです。

ジョジョの奇妙な冒険の7部には「ジャイロ・ツェペリ」というキャラクターが登場しています。ジャイロ・ツェペリはネアポリス王国の死刑執行人の家系であるツェペリ家の長男で、年齢は24歳です。作中ではジョニィ・ジョースターとタッグを組んでおり、レースの技術を教えるなどの面倒見が良い性格が描かれています。

ジャイロ・ツェペリはウィル・A・ツェペリと血は繋がっていません。ジョジョの奇妙な冒険6部のラストでは世界が一巡しており、それが理由でパラレルワールドが発生しています。そのためジャイロ・ツェペリは別の世界線の「シーザー・A・ツェペリ」と言われています。またジャイロ・ツェペリの本名「カエサル」の読み方を変えると「シーザー」になるようです。

かっこいい名言・魅力や小山力也・塩屋翼について知った後は、ツェペリの過去を紹介していきます。またツェペリが命を落とした理由や、波紋使いになった理由をまとめていきます。その他には、ジョナサンとの関係性などもまとめていきます。

ウィル・A・ツェペリは父親と世界中を旅しており、メキシコの地下遺跡で石仮面を発見しています。そのため石仮面を持って帰国していましたが、帰国途中に石仮面を被った父親が仲間を皆殺しにしており、父親は日光を浴びて消滅してしまったようです。そのためツェペリは石仮面を探す旅に出ており、チベット奥地の寺院で吸血鬼に有効な波紋を会得した事を明かしています。

ジョジョの奇妙な冒険1部では歴史上の騎士であるブラフォードとタルカスがディオの能力で復活しています。2人との戦いでツェペリはチェーンに捕まり、そのまま体を真っ二つに切断されています。自らの死を悟ったツェペリは残りの生命エネルギーをジョナサンに流し込み、ツェペリのエネルギーを受け継いだジョナサンは圧倒的な強さでブラフォードとタルカスを倒しています。

声を演じた小山力也・塩屋翼について知った後は、ウィル・A・ツェペリに関する読者・視聴者の感想を紹介していきます。本記事で紹介したウィル・A・ツェペリの声優に関する感想などもまとめていきます。

近年の塩屋翼はサブキャラクターを演じる事が多かったですが、ウィル・A・ツェペリを演じた事で今どきのアニメファンにも周知されているようです。そんな塩屋翼が演じたウィル・A・ツェペリがかっこいいという感想が挙がっているようです。

塩屋翼と比べて小山力也のウィル・A・ツェペリは渋いキャラクターになっているようです。そんなウィル・A・ツェペリが面白いという感想や、2人とも声がキャラクターに合っているという感想が挙がっているようです。

ジョジョの奇妙な冒険ではジョースター家の物語が描かれていますが、それと同時にツェペリ家の物語も描かれています。そんなツェペリ家が繋ぐ物語が面白いという感想や、ウィル・A・ツェペリの最期が泣けるという感想も挙がっているようです。

本記事ではアニメ「ジョジョの奇妙な冒険/ファントムブラッド」でウィル・A・ツェペリの声を演じた声優を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ツェペリは2人の声優が声を演じていますが、どちらもファンから高い評価を受けているようです。そんな声優が出演している作品を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。