【ジョジョ】スピードワゴンの声優は上田燿司！1部も2部も担当？過去の代表作も紹介

「ジョジョの奇妙な冒険」のゲーム版・アニメ版でスピードワゴンの声優を務めた、小野坂昌也さんと上田燿司さんについて、そのプロフィールや主な出演作品を紹介し、スピードワゴンの青年期と晩年を兼任した上田燿司さんのインタビューについてもみていきます。

さらに、スピードワゴンのかっこいい魅力や最期、彼が創設したスピードワゴン財団のその後を紹介し、彼の名言についてもみていきます。まず、ここではスピードワゴンが初登場した「ジョジョの奇妙な冒険」1部の作品情報をみていきます。

「ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド」は「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第1部にあたる、荒木飛呂彦先生のアドベンチャー漫画です。それは1986年12月2日～1987年10月26日にかけて、週刊少年ジャンプで連載され、テレビアニメは2012年10月～2013年4月にかけて、TOKYO MXやMBSなどで放送されていました。

19世紀のイギリスにおいて、名門貴族の長男として憧れの父のような紳士になるべく日々自らを律して過ごしていたジョナサン・ジョースター。しかし、父の恩人の息子ディオ・ブランドーが養子として家にやって来てから、そんな彼の生活は一転。7年後、ジョナサンはディオのジョースター家計画に気づきます。追い詰められたディオは石の仮面を被り吸血鬼と化し、それから、ジョナサンとディオの戦いが始まるのでした。

「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するロバート・E・O・スピードワゴンは、ロンドンの貧民街のゴロツキたちのボスでしたが、第1部の主人公ジョナサン・ジョースターと出会い、その紳士的な振る舞いに惚れこみ、彼と親友同士になります。以降、第1部・第2部通して、陰ながらジョースター家を見守り続けるのでした。

さらに、スピードワゴンには匂いで人を判別できる特技があり、その能力によってディオの芝居を見破ったこともありました。また、貧民街のポスになる前には世界中を旅していたとされるスピードワゴンですが、その他の経歴については一切が謎に包まれています。

2006年に発売されたゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」でスピードワゴンの声優を務めたのは小野坂昌也さんです。小野坂昌也さんは「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズで他に、アレッシーのアニメ声優も務めています。次に、そんな小野坂昌也さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

「ジョジョの奇妙な冒険」のゲーム版でスピードワゴンの声優を務めた小野坂昌也さんは、1964年10月13日生まれ、出身地は大阪府大阪市住吉区で「まさやん」「ヤング師匠」などの愛称で親しまれています。そして、身長は170㎝、血液型はO型、所属事務所は青二プロダクションで、声優やナレーター、ラジオのパーソナリティやリングアナウンサー、DJなどとして1985年から活躍しています。

小野坂昌也さんの主な出演作品は「よんでますよ、アザゼルさん。」アザゼル役、「はじめの一歩」千堂武士役、「SLAM DUNK」安田靖春役、相田彦一役、「キン肉マンII世」キン肉万太郎役、「テニスの王子様」桃城武役、「ONE PIECE」チュウ役、スパンダム役、「BLEACH」平子真子役、「ボボボーボ・ボーボボ」首領パッチ役、「カードキャプターさくら」ケルベロス役、「ネオ アンジェリーク Abyss」ジェイド役などです。

他に「ネオ アンジェリーク Abyss」ジェイド役、「ヘタリア」フランス役、「創聖のアクエリオン」ピエール・ヴィエラ役、「テイルズ オブ シンフォニア」ゼロス・ワイルダー役、「銀魂」尾美一役、「トリコ」鉄平役、「BACCANO! -バッカーノ!-」アイザック・ディアン役、「真・三國無双」趙雲役、諸葛亮役、「ドラゴンボール改」バータ役、「トライガン」ヴァッシュ・ザ・スタンピード役などを演じています。

テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズや、2013年発売のゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」、2015年発売のゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」、2020年発売のゲーム「ジョジョのピタパタポップ」でスピードワゴンの声優を務めたのは上田燿司さんです。次に、スピードワゴンのアニメ声優・上田燿司さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

「ジョジョの奇妙な冒険」のテレビアニメ版でスピードワゴンの声優を務めた上田燿司さんは、1971年8月7日生まれ、出身地は兵庫県神戸市垂水区です。また、上田燿司さんは関西大学法学部卒の学歴を持ち、東京アナウンスアカデミーの出身です。そして、所属事務所はアミュレート、声優やラジオのパーソナリティーとして2001年から活躍しています。

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズに登場するスピードワゴンは、第1部で登場した時には血気盛んな青年でしたが、親友のジョナサン・ジョースターの孫であるジョセフ・ジョースターが主人公になった第2部では老人の姿で登場し、ジョースター家を見守り続けます。第1部の青年期のスピードワゴンも、第2部の老人になったスピードワゴンも、両方ともアニメ声優の上田燿司さんが演じています。

上田燿司さんは第1部の青年期のみならず、第2部で老人になったスピードワゴン役を兼任することになった当時の心境を次のように語っています。また、アフレコ現場はとても熱気があふれ、心身ともに重圧のかかる現場だったようです。しかし、そんな中でも、熱量の高いキャラを演じるという強い意気込みと共に「幸せな現場にいる」と実感していたそうです。

上田燿司さんの主な出演作品は「おそ松さん」デカパン役、「ACCA13区監察課」オウル役、〈物語〉シリーズのセカンドシーズンのクチナワ役、「ノー・ガンズ・ライフ」ヒュー・カニンガム役、「シュタインズ・ゲート ゼロ」アレクシス・レスキネン役、「新テニスの王子様」田仁志慧役、「BANANA FISH」チャールズ・ディキンソン役、「義風堂々!! 兼続と慶次」豊臣秀吉役、「ジュエルペット」シリーズのコール役などです。

他にテレビアニメ「攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」パズ役、「スター☆トゥインクルプリキュア」バケニャーン役、「荒野のコトブキ飛行隊」ジョニー役、「ROBOTICS;NOTES」長深田充彦役、「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」アーソン役、吹き替え映画「レディ・プレイヤー1」英国人IOI役、アニメ「スポンジ・ボブ」イカルド・テンタクルズ（2代目）役などを演じています。

「ジョジョの奇妙な冒険」のスピードワゴンのかっこいい魅力、1つ目は驚異的な生命力･精神力です。スピードワゴンは波紋を使えないため、主に情報屋や解説の役割を担っています。派手な戦闘を繰り広げる他のキャラと比べるとやや影が薄い印象を受ける彼ですが、驚異的な生命力と精神力を持つことで知られています。

実際、スピードワゴンは折れた肋骨が肺に刺さる重傷を負っても、3日後には平気で歩き回っていたり、腕を怪我したツェペリ（ジョセフの波紋の師匠）の治療を自分の怪我より優先したり、かなり高い生命力と精神力を持っています。さらに、スピードワゴンはトレードマークの帽子のつばの部分が刃に加工されており、彼の主要な武器となっています。

「ジョジョの奇妙な冒険」のスピードワゴンのかっこいい魅力、2つ目は初登場シーンです。「ジョジョの奇妙な冒険」の第1部「ファントムブラッド」の2話でスピードワゴンは初登場しました。毒薬の売人を探すため、ロンドンの貧民街にやって来た主人公のジョナサンに対し、スピードワゴンは仲間たちと立ち向かっていきますが、惨敗してしまいます。

しかし「親を悲しませたくない」として手加減した紳士的なジョナサンに心打たれたスピードワゴンは彼に惚れこみ、彼のディオ討伐に協力することになりました。ジョナサンと共に行動することになったスピードワゴンは、匂いで人の判別ができる特技を活かし、ディオの芝居を見抜いたり、世界中を旅した経験を活かし、情報を集めたりするなど、ジョナサンたちを影ながらサポートします。

さらに、スピードワゴンはディオが倒された後、残されていた石仮面を破壊する活躍も見せました。その後、ジョナサンが妻エリナと新婚旅行に向かうのを見送り、これがジョナサンとの別れのシーンとなりました。

「ジョジョの奇妙な冒険」のスピードワゴンのかっこいい魅力、3つ目は2部では石油王になっていたことです。ジョナサンの死後、スピードワゴンはアメリカで石油を掘り当て「スピードワゴン財団（SPW財団）」を創設します。そして、第2部で再登場したスピードワゴンは石油王となっていました。

ジョナサンの影響もあってか、第2部で登場したスピードワゴンは若い頃のような粗暴さがなくなり、すっかり老紳士となっていました。さらに、ジョナサンの死後もジョースター家との親交が続いており、引き続き吸血鬼の調査を行っていました。そして、ジョナサンの孫であるジョセフの戦いも手助けするなど、相変わらずジョースター家を支えているのでした。

「ジョジョの奇妙な冒険」で活躍したスピードワゴンは「スピードワゴン財団」の創設者として、アメリカで医療や経済のさらなる発展に貢献。最期は生涯独身のまま、心臓発作のため、89歳で亡くなりました。

スピードワゴン財団はスピードワゴンの死後も、引き続き石仮面や新たなスタンド使いの調査・研究などを行い、ジョースター家のサポートを続けています。これは「過酷な運命を背負う彼等の手助けをしてほしい」というスピードワゴンの意思を継いだものとされています。

「黒執事」のスピードワゴンの名言、1つ目は「こいつはくせえッー！…」です。匂いで人を判別できるスピードワゴンは、人の善悪も匂いによって判断することができます。そのため、ディオの芝居も容易に見抜いてしまいました。

「黒執事」のスピードワゴンの名言、2つ目は「スピードワゴンはクールに…」です。ジョナサンとエリナが良いムードになるのを目撃したスピードワゴンは、このセリフを言って立ち去りました。2人の邪魔をしないように静かに去る姿がクールだと評価されています。

こちらは「黒執事」のスピードワゴンの声優に関するツイートです。スピードワゴン役のアニメ声優が上田燿司さんで良かったという感想で、ぴったりの役柄だと評価されています。

こちらも「黒執事」のスピードワゴンの声優に関するツイートです。スピードワゴンのアニメ声優・上田燿司さんの熱演が絶賛されており、アニメ版スピードワゴンの感情の重い男という感じが最高だと評価されています。

こちらも「黒執事」のスピードワゴンの声優に関するツイートです。上田燿司さんがアニメ声優を務めたことで、スピードワゴンの魅力に気付かされたという感想で、上田燿司さんの演技も第1部の再評価に貢献したのではないかと推測されています。

いかがでしたか？「ジョジョの奇妙な冒険」のスピードワゴンの声優について、小野坂昌也さんと上田燿司さんのプロフィールや主な出演作品をそれぞれ紹介し、テレビアニメ第1部と第2部でスピードワゴンの青年期と晩年を演じた上田燿司さんのインタビューをみてきました。

さらに、スピードワゴンの驚異的な生命力と精神力などのかっこいい魅力を紹介し、その最期や名言、スピードワゴン財団のその後をみてきました。皆さんもぜひ「ジョジョの奇妙な冒険」のスピードワゴンそして、声優を務めた小野坂昌也さんと上田燿司さんに注目してみてください！