【ジョジョ】ジョナサン・ジョースターにスタンド能力はある？波紋・強さを考察

本記事では「ジョジョの奇妙な冒険」に登場したジョナサン・ジョースターのスタンド能力・波紋を紹介していきます！またジョナサンが最強と言われている理由や、アニメで声を演じた声優の情報なども載せていきます。

波紋・スタンド能力やハーミット・パープルについて知る前に、まずは「ジョジョの奇妙な冒険」の基本情報を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険は1987年から連載されている漫画が原作で、2012年からテレビアニメが放送されています。第1部には「ファントムブラッド」というサブタイトルが付けられていますが、連載当時は「ジョナサン・ジョースター-その青春-」というサブタイトルだったようです。

ジョジョの奇妙な冒険の1部ではジョナサン・ジョースターとディオの戦いが描かれています。貧民街出身の少年ディオは父親の死がきっかけでジョースター家の養子になっており、好青年を装いながらジョースター家の財産を狙っていました。そしてディオは「石仮面」で吸血鬼に変貌し、ジョナサンは大切な人を守るためにディオと戦う事を決意します。

ジョナサン・ジョースターは第1部「ファントム・ブラッド」の主人公です。真面目で正義感が強い性格をしており、「立派な紳士」になるために日々努力を続けています。姓と名前から「ジョジョ」という愛称で呼ばれており、その愛称は子孫にも受け継がれています。物語序盤に養子になったディオと出会っており、大学生時代にはラグビー部に在籍していました。

ジョナサン・ジョースターの父親は「ジョージ・ジョースター」という英国貴族です。厳格で実直な性格をしていますが、悪党に優しさや情を忘れないという気高い姿が描かれています。物語序盤に馬車の転落事故に遭っており、金品を漁っていたダリオ・ブランドーに命を救われたと勘違いしたため、その縁でダリオの死後にディオをジョースター家の養子にしています。

ロバート・E・O・スピードワゴンは第1部と第2部に登場したキャラクターです。当初は貧民街を根城にしているチンピラでしたが、ジョナサンの男気に惚れた後に友人になっています。また波紋の才能はなかったため、ディオとの戦いではジョナサンをサポートしています。第2部ではスピードワゴン財団を築き上げた成功者になっています。

ここからはジョナサン・ジョースターのスタンド能力を考察していきます。ジョナサン・ジョースターが主人公の第1部ではスタンド能力は描かれていませんが、とある理由でジョナサン・ジョースターがスタンド能力を持っていたという説が浮上しているようです。また最強の主人公と言われている理由や、スタンド能力の原型となった波紋についても解説していきます。

ジョジョの奇妙な冒険の公式設定ではジョナサン・ジョースターが最強の主人公になっているようです。ですがジョナサンが主人公の第1部ではスタンド能力が登場しておらず、ジョナサンは波紋を使ってディオと戦っています。そのためジョナサンは他の主人公と比べて基本的の戦闘能力が高いという考察がなされているようです。

第1部の主人公・ジョナサンは凄まじい精神力と強い正義感を持っているキャラクターです。そのため波紋だけでスタンド能力者と戦えるという考察がなされているようです。またスタンド能力者は「本体ではなくスタンドを破壊されると死亡する」という弱点があるため、波紋だけを使用しているジョナサンが最強の主人公なのかもしれません。

ジョジョの奇妙な冒険の3部ではジョナサンの宿敵であるディオが「ハーミット・パープル」というスタンド能力を使用しています。この「ハーミット・パープル」は老人ジョセフが使用しているスタンド能力ですが、何故かディオも使用していました。そして2000年の公式設定でハーミット・パープルはジョナサンが覚醒するはずのスタンド能力だった事が明かされています。

スタンド能力は1人につき1つしか使用する事ができません。ですがディオは「ディオの首」「ジョナサンの体」という2つの血筋を持っているため2つのスタンド能力を使用できたようです。とはいえディオはハーミット・パープルを軟弱なスタンド能力と言っているため、作中では1回しか使用していないようです。

ディオは時を止める「ザ・ワールド」というスタンド能力を使用していますが、実は「全てのスタンド能力を使う予定だった」という説が浮上しているようです。連載初期のディオのスタンド能力は「ワールド21」と呼ばれており、空条承太郎のスタンド能力を除いたタロットカードの数は21枚になります。そのためハーミット・パープルもその内の1つだったけれど、後に設定が変更されたという考察がなされているようです。

ハーミット・パープルには「念写能力」がありますが、最強の名が相応しいディオには必要ないように思えます。またディオとの戦いが激化してからはジョセフがハーミット・パープルを使用しているため、2000年の公式設定も後付けだという説が浮上しているようです。また空条承太郎はまったく違うスタンド能力を使用しているため、ジョナサンとジョセフが同じスタンド能力を使用しているという点も不可解です。

第3部でスタンド能力が「ハーミット・パープル」と明かされたジョナサンですが、第1部では「波紋疾走/オーバードライブ」という能力を使用しています。波紋疾走とは水面に何かが落ちた時に広がる円状の波「波紋エネルギー」を利用した能力で、太陽の光を弱点にしている吸血鬼に致命傷を与える事ができます。この波紋を流し込む事が「波紋疾走/オーバードライブ」と呼ばれているようです。

ハーミット・パープルやザ・ワールドなどのスタンド能力は超能力を具現化した能力で、強さは使用者の精神力に左右される事が分かっています。第4部では「弓と矢」によってスタンド能力を覚醒させたキャラクターが登場していますが、基本的には血縁者が覚醒する能力のため、ジョナサンも生きていればスタンド能力を覚醒させた可能性があります。

波紋は様々な物質にエネルギーを流し込む事が可能で、流し込む物質によって「緋色の波紋疾走」「青緑波紋疾走」「銀色の波紋疾走」という違う技名が使われています。また波紋は医療に使用する事もできるため、自身の関節を外して腕のリーチを伸ばすという使い方もあるようです。ジョナサンはこの波紋の扱い方をツェペリ男爵から習っています。

最強の理由やハーミット・パープルについて知った後は、ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーの関係性を解説していきます。ジョナサンが迎えた悲しい結末や、ディオのその後なども紹介していきます。

物語序盤にジョージ・ジョースターは馬車の転落事故に遭っており、盗人であるダリオ・ブランドーに命を救われたと勘違いしています。その縁でディオはジョースター家の養子になっていますが、ディオはジョースター家の財産を奪う事を画策していました。そしてディオは仲良くしようとするジョナサンの心を踏みにじり、ジョナサンの周囲の信頼を奪って孤立させようとしています。

ジョナサンは「立派な紳士」を目指していましたが、テーブルマナー・勉学・スポーツという全ての面でディオに劣っており、その事実に強い劣等感を抱いてしまいます。ですがこの劣等感がジョナサンの成長の糧になったため、大学生時代にはディオと対等に競い合えるほどの成長を見せています。

ディオはジョナサンの心を傷つけるためにエリナの唇を奪っており、怒ったジョナサンに殴られたディオは涙を流しています。この出来事がディオには屈辱的だったため、愛犬ダニーを焼き殺すという凶行に出ています。そしてディオはジョージ・ジョースターに毒を盛って殺そうとしていたため、それを知ったジョナサンが正義の鉄槌を喰らわせています。

ジョナサンに殴られたディオは「石仮面」を使って吸血鬼に変貌しています。そのためジョナサンは人間を超越したディオに苦戦を強いられますが、最後は自宅を燃やして勝利を収めています。そしてディオは復活してしまったため、ジョナサンは波紋の扱い方を覚えて再びディオと戦う事になります。

波紋を極めたジョナサンはディオと互角の戦いを繰り広げ、最後はディオの体をバラバラに破壊して勝利しています。その戦いで重傷を負ったジョナサンは病院に入院する事になり、病院で再会したエリナと結婚しています。そして2人は豪華客船で新婚旅行に向かいましたが、客船内で首だけになりながらも生きているディオと遭遇しています。

ジョナサンをライバルと認めたディオは「ジョナサンの体」を奪おうとしました。そのためジョナサンは1人で客船に残る事を決め、ディオが動けないように抱きかかえて燃える客船の中で命を落としています。そしてこの時にはすでにエリナのお腹には新しい命が宿っていた事が明らかになっています。

ジョジョの奇妙な冒険第3部ではディオがジョナサンの体を乗っ取っていた事が判明しています。そのためジョセフと空条承太郎はディオを倒す旅に出ており、最終決戦で空条承太郎がディオを倒しています。この時にディオはスタンド能力を破壊されたため、二度と復活できない体になったようです。

最強と言われている理由やハーミット・パープルについて知った後は、ジョナサン・ジョースターの名言を一覧化して紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険は名言が多い作品のため、ジョナサンからも様々な名言が誕生しているようです。

ジョナサン・ジョースターは生まれながらに強い正義感を持っており、少年時代から立派な紳士になる事を目指しています。作中ではエリナという少女が不良に絡まれていたため、紳士らしくエリナを助けています。そしてディオとの戦いで重傷を負ったジョナサンは病院でエリナと再会し、物語終盤に結婚する事になります。そんなジョナサンの強い意志を感じるかっこいい名言です。

ジョナサンは養子になったディオと仲良くする事を望んでいましたが、ディオはジョースター家の財産を乗っ取ろうとしていました。また物語序盤のジョナサンはディオに抵抗する事ができませんでしたが、悪行を見逃せなくなった事で戦う事を決意しています。そしてジョナサンに殴られたディオは「石仮面」を使って吸血鬼に変貌しています。

ジョナサンとディオは宿敵ですが、それと同時に青春を共にした運命の相手と思っていました。そのためジョナサンはディオを憎んでいる訳ではなく、運命の相手だからこそ自分が倒すという意思を見せています。そしてジョナサンは強い勇気と正義感を持ってディオの凶行を止めています。

少年時代のジョナサンは「いい子」だったため、少年時代から歪んだ思考を持っていたディオにやられっぱなしでした。ですが青年に成長したジョナサンは「大切なもののためなら自分が傷ついても構わない」という意思を見せています。ジョナサンはディオと死闘を繰り広げていますが、ディオは自分を成長させてくれた存在でもあったようです。

最強と言われている理由や名言を知った後は、アニメ・ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険」でジョナサン・ジョースターの声を演じた声優を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険1部は何度もアニメ化・ゲーム化されている作品のため、様々な声優が声を演じているようです。

OVA「ジョジョの奇妙な冒険」でジョナサン・ジョースターの声を演じたのは声優の小杉十郎太です。小杉十郎太は洋画「太陽がいっぱい」を見て声優に興味を抱いており、声優になる前は父親と同じ医者を目指していたようです。大学卒業後には4年ほどサラリーマンをしており、飲み仲間に誘われた際にCMナレーションの仕事を開始したようです。

小杉十郎太はナレーション一本で仕事をしていく予定だったようですが、次々とアニメオーディションの話が舞い込んでおり、ダメもとで受けた「Zガンダム」のヘンケン艦長役に抜擢された事を明かしています。そんな経歴を持つ小杉十郎太はこれまでに「機甲戦記ドラグナー」「金田一少年の事件簿」「剣勇伝説YAIBA」などの作品でもキャラクターの声を演じています。

ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険」で青年時代のジョナサン・ジョースターの声を演じたのは声優の田中秀幸です。田中秀幸は東京都出身で、1955年から芸能活動を行っている人物です。幼少期の子役でキャリアをスタートさせており、アニメ「科学忍者隊ガッチャマン」で声優デビューしています。そんな経歴を持つ田中秀幸はこれまでに「ドカベン」「魔境伝説アクロバンチ」「キン肉マン」などの作品にも出演しています。

ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険」で少年時代のジョナサン・ジョースターの声を演じたのは声優の中井和哉です。中井和哉は兵庫県出身で、1995年から声優活動を行っている人物です。声優になる前は公務員だったようで、休日を使いながら養成所に通っていたようです。剣士や侍などのキャラクターを演じる事が多く、やった事がないキャラクターの演技を楽しみにしているようです。

中井和哉は「ワンピース」のゾロ役で知られていますが、妻は「サンジを演じて欲しい」という想いを抱いていたようです。またゾロの「方向音痴とかっこいい割合」には個人的な拘りがあるようです。そんな経歴を持つ中井和哉はこれまでに「サムライチャンプルー」「デジモンセイバーズ」「戦国BASARA」などの作品でもキャラクターの声を演じています。

劇場版「ジョジョの奇妙な冒険」でジョナサン・ジョースターの声を演じたのは声優の小西克幸です。小西克幸は和歌山県出身で、1996年から声優活動を行っている人物です。学生時代はサッカーに明け暮れていたため、あまりアニメを見ていなかったようです。また進路を決める際に「普通の会社員にはなりたくない」という想いを抱いていたため、それが声優になったきっかけのようです。

小西克幸はゲーム好きな声優として知られており、特に「モンスターハンター」のやりこみ具合が有名なようです。初仕事はゲームのキャラクターだったようで、これまでに「勇者王ガオガイガー」「シャーマンキング」「金色のコルダ」などの作品にも出演しています。

2012年版アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」でジョナサン・ジョースターの声を演じたのは声優の興津和幸です。興津和幸は兵庫県出身で、2000年代から声優活動を行っている人物です。アニメ「魔人英雄伝ワタル」が声優になったきっかけで、これまでに「信長協奏曲」「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」「監獄学園」などの作品でキャラクターの声を演じています。プライベートでは神社仏閣巡りを趣味にしているようです。

声優・名言やハーミット・パープルについて知った後は、ジョナサン・ジョースターに関する読者・視聴者の感想を紹介していきます！ジョジョの奇妙な冒険は熱狂的なファンが多い作品のため、ジョナサンに対しても様々な感想が挙がっているようです。

第1部の主人公・ジョナサンは強い正義感を持っているキャラクターのため、そんなジョナサンがかっこいいという感想が挙がっているようです。またジョナサンとディオの戦いはシリーズ最高の戦いだという感想も挙がっているようです。

こちらもジョナサン・ジョースターがかっこいいというファンの感想です。ジョナサンは唯一歴代主人公の中で悲しい死を迎えているため、死亡シーンが泣けるという感想も挙がっているようです。また主人公同士の戦いを見てみたいという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したようにジョナサンは公式設定で最強の主人公と言われているようです。作中ではディオと死闘を繰り広げているため、その設定に納得できるという感想が挙がっているようです。またジョナサンがハーミット・パープルを使用している姿を見てみたいという感想も挙がっているようです。

第1部は時代を感じさせる絵柄・言葉遣いがされているため、ジョナサンの名言が面白いという感想が挙がっているようです。また荒木飛呂彦のセリフの使い方が天才過ぎるという声も挙がっているようです。

本記事ではジョナサン・ジョースターが最強と言われている理由やスタンド能力・波紋を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ジョナサンは悲しい最期を迎えていますが、その正義感と意思は子孫に受け継がれているようです。そんなジョナサンが活躍しているエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！