【ジョジョ】虹村億泰のスタンドはザ・ハンド！空間を削り取る能力は最強

ちょっと抜けていておバカだけどかっこいいと話題の虹村億泰。虹村億泰のスタンド、ザ・ハンドも最強・強い・かっこいいと人気です。そんなザ・ハンドのスタンド能力について紹介していきますが、その前にまずはジョジョ4部の作品情報や虹村億泰のプロフィールについて紹介していきます！

ジョジョ4部とは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの4部目にあたる『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』を指します。ジョジョ4部は1992年から1995年の間に週刊少年ジャンプにて連載されていた作品で2015年10月にはアニメ化され、2017年8月には実写映画が公開されています。

ジョジョ1部ではジョースター家とDIOとの因縁の始まりを描き、2部では波紋という呼吸法を使った技で戦闘。3部から登場したのがスタンド能力です。3部でジョースター家とDIOとの因縁の決着が着き、それから数年後を描いたのがジョジョ4部となります。

3部までと違い舞台は日本。M県S市の杜王町に住む高校生の東方仗助はある日、空条承太郎と出会います。承太郎から実の父のこと、スタンド能力について、そして杜王町に邪悪なスタンド使いが住んでいることなどを聞いた仗助は、敵対するスタンド使いと戦うことを決意。矢を貫かれたことでスタンド使いとなった広瀬康一、虹村億泰と共に戦いに身を投じていくことになります。

虹村億泰はぶどうヶ丘高校の1年生で身長178cm、てんびん座、右肩に「億」、左肩に「BILLION」と書かれた学ランを着ています。DIOの手下だった父のお陰で生活できていたものの、DIOが承太郎一行に敗れてからはお金が入らなくなっただけでなく、肉の芽が暴走したために父は醜悪な怪物となってしまいます。

そんな父を匿いつつ兄の形兆と2人で暮らしていましたが、一般人をスタンド使いにする矢を手に入れた形兆の存在に気付いた仗助たちと戦闘、そして敗北します。仗助によって父の気持ちを聞かされた虹村兄弟ですが、そのとき億泰にレッド・ホット・チリ・ペッパーからの攻撃が。形兆は億泰を庇って死亡します。それまで兄の言うとおりに過ごしてきた億泰は自分で考え、決断することが苦手でした。

しかし吉良吉影との最終決戦において瀕死の重傷を負った億泰の夢の中に形兆が現れ、億泰自身に進むべき道を決断させます。このことがきっかけで億泰は変わっていくのです。

• 破壊力：B
• スピード：B
• 射程距離：D
• 持続力：C
• 精密動作性：C
• 成長性：C

虹村億泰のスタンド「ザ・ハンド」の能力は右手で掴んだものを空間ごと削り取るかっこいい能力です。削り取られたものがどこに行くのかは億泰自身もわかっておらず、これは仗助のクレイジー・ダイヤモンドでも修復することはできません。右手を使うため右手を狙われやすいという弱点はありますが、億泰のスタンド能力は最強に強いと言えます。

しかしスタンドの使い手である億泰自身の頭があまりよくないこと、決断力がないことなど、いわゆる愛すべきバカともいえる存在なために最強に強いザ・ハンドの能力をうまく活用できていないようです。

ジョジョのスタンドには全て名前の元ネタが存在するのですが、億泰のスタンド、ザ・ハンドの名前の元ネタは1970年代に活躍していたアメリカのバンド「ザ・バンド」です。

1968年にミニアルバム『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク（Music From Big Pink）』でデビューを飾ったザ・バンドはその後も1年に1枚のペースで傑作を発表し続け人々を魅了していきます。そして1976年に行われた伝説の解散コンサート「ラスト・ワルツ」には様々なアーティストたちが参加したと言います。

アニメで億泰の声優を務めたのは高木渉さんです。高木渉さんは1966年7月25日生まれ、千葉県出身、アーツビジョン所属、1987年から声優として活動を開始しています。人気作品に数多く出演していることから知名度も高く、2016年に大河ドラマ『真田丸』に出演した際はアニメファンから非常に大きな反響を呼んだと言います。このことをきっかけに、以降はテレビドラマなどへの露出も増えているようです。

高木渉さんの主な出演作品には、『緊急発進セイバーキッズ』の天神林ケン役、『SAMURAI SPIRITS 〜破天降魔の章〜』のガルフォード役、『機動新世紀ガンダムX』のガロード・ラン役、『頭文字D』の健二役、『はじめの一歩』の青木勝役、『天使な小生意気』の蘇我源造役、『べるぜバブ』のアランドロン役、『MIX』の立花英介役、『終末のワルキューレ』のゼウス役などがあります。

実写映画で億泰を演じたのは新田真剣佑（あらたまっけんゆう）さんです。新田真剣佑さんは1996年11月16日生まれ、ロサンゼルス出身で、千葉真一さんを父に、矢吹二朗を叔父に持つなど芸能一家の生まれです。元々、真剣佑の名前で芸能活動をしていましたが、2017年に『ちはやふる-上の句-/-下の句-』にて演じた綿谷新から名前をもじり、新田真剣佑へ芸名を変えたようです。

新田真剣佑さんの日本での主な出演作品には、『ちはやふる』シリーズの綿谷新役、『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』の山下孝介役、『カイジ ファイナルゲーム』の廣瀬湊役、『サヨナラまでの30分』の主演・宮田アキ役、『ブレイブ 群青戦記』の主演・西野蒼役、『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』の雪代縁役などがあります。 

ここからは虹村億泰のスタンドに関する感想や評価を見ていきましょう。こちらの方は「ザ・ハンドがたまらないデザイン」だという感想を持たれています。ザ・ハンドは億泰と同じくお金に関するマークが体についているのが特徴のスタンドです。

こちらの方は「ザ・ハンドのスタンド能力あったら大掃除で出たゴミとか消せるのにな」という感想を持たれています。こちらの方以外でも、「大掃除の時期になるとザ・ハンドのスタンド能力が欲しくなる」という感想を持たれる方が見られました。

こちらの方は好きなスタンドにザ・ハンドを挙げています。空間を削り取るというかっこいい能力から、ザ・ハンドのことを「攻撃力お化け」とも評しており、右手で削られた空間がどこに行くのか気になっているようです。

こちらの方は「ザ・ハンドは億泰だからこそ獲得できたスタンドだけど、億泰の性能が微妙なので良さと悪さが表裏一体」という感想を持たれています。ザ・ハンドのスタンド能力は最強に強い、かっこいいと言われていますが億泰自体がおバカキャラ故に、このような感想を持つ方が多く見られました。

ここまで虹村億泰のスタンド、ザ・ハンドの最強に強い、そしてかっこいい能力を紹介してきました。そしてアニメにて億泰の声優を務めた高木渉さんについて、実写映画にて億泰を演じた新田真剣佑さんについても紹介してきました。

ザ・ハンドは最強に強いスタンド能力だと言われていますが、億泰のキャラ故にあまり戦闘シーンは多くありません。しかし実在したら使い勝手がよさそうであったり、億泰のキャラ自体がファンに愛されているためか、ファンの印象に強く残るスタンドなようです。億泰のスタンド、ザ・ハンドが気になった方は億泰の登場するジョジョ4部をご覧になってみてはいかがでしょうか？