【キングダム】鱗坊（りんぼう） は毒舌な王騎軍第3軍長！最後の死亡シーンは？

2006年から2021年6月現在にかけて｢週刊ヤングジャンプ｣で連載されている漫画キングダム。漫画キングダムとは中国の春秋戦国時代を舞台にした歴史漫画であり、秦の始皇帝となる嬴政と大将軍を目指す信の活躍が描かれています。その人気は非常に高く、漫画キングダムは合計3期ものアニメがNHKで制作されています。そんな漫画キングダムには魅力溢れるキャラクターが多数登場しており、人気を博す大きな理由の1つとなってます。

その魅力溢れるキャラクターの中に、鱗坊（りんぼう）というキャラクターが登場しています。鱗坊（りんぼう）とは楚軍の白麗に呆気なく討ち取られて死亡した王騎軍第三軍長のキャラクターです。呆気なく死亡した最後を見ると鱗坊（りんぼう）は地味なキャラであるものの、皮肉めいた煽りセリフから高い人気を博しています。本記事ではそんな鱗坊（りんぼう）についてプロフィールや死亡した最後、セリフなどをご紹介します。

では鱗坊（りんぼう）のプロフィールや死亡した最後、セリフなどをご紹介する前に、鱗坊（りんぼう）が登場する漫画キングダムの作品情報と簡単なストーリーのあらすじについてご紹介していきます。鱗坊（りんぼう）が登場するキングダムとは中国の歴史である春秋戦国時代を描いた原泰久の歴史漫画作品です。漫画キングダムは2006年に｢週刊ヤングジャンプ｣で連載がスタートし、2021年6月現在も同誌で連載が続いています。

当初漫画キングダムは入りにくい中国史を舞台にしていることからあまり人気がありませんでした。しかし漫画キングダムは迫力溢れる絵柄が理由となって段々人気を伸ばし、2021年6月現在合計61巻のコミックスは8000万部を超える累計発行部数を記録しています。この非常に高い人気から漫画キングダムは2012年から2020年にかけて合計3期ものテレビアニメが放送されており、2019年の4月には実写映画の公開が行われました。

時は紀元前春秋戦国時代。漫画キングダムの主人公である信は天下の大将軍を目指して同じ戦争孤児の漂と修行に明け暮れる日々を送っていました。しかし信の友である漂は後の秦の始皇帝・嬴政の身代わりとなり、死亡して最後を遂げてしまいます。その後信は嬴政と出会い、漂が死亡した怒りをぶつけます。しかし信は身代わりとなった漂の決意を知り、夢である天下の大将軍になるために嬴政と共に乱世へ身を投じていくのでした。

本記事でプロフィールや死亡した最後、名セリフなどをご紹介する鱗坊（りんぼう）とは漫画キングダムに登場する男性キャラクターの1人です。漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）とは秦国に所属している武将のキャラクターであり、細い目の意地悪そうな顔つきと顎髭が特徴となっています。漫画キングダムに登場する秦国には最強の強さを持った6人の将軍がおり、｢秦国六大将軍｣と名付けられ戦争の自由が与えられています。

この｢秦国六大将軍｣の中で王騎という将軍は最強の武勇と知略を持った存在であり、｢秦の怪鳥｣とあだ名されています。その圧倒的強さは中国全土に轟いており、漫画キングダムの主人公・信が成長する大きなきっかけとなりました。本記事でご紹介する鱗坊（りんぼう）はそんな王騎将軍の下で第三軍長を務めています。第三軍長とは三番目に位置する軍を率いる隊長の階級であり、鱗坊（りんぼう）は五千人以上の兵隊を率いています。

しかし王騎将軍は漫画キングダムの馬陽の戦いで龐煖に重傷を負わされてしまいます。この重傷がきっかけとなって王騎将軍は死亡し、壮絶な最後を遂げてしまいました。王騎将軍が死亡した後、鱗坊（りんぼう）は王騎将軍の後を継いだ騰の下で第三軍長を務めることになりました。そんな王騎軍と騰軍の下で第三軍長を務めている鱗坊（りんぼう）は登場回数が少ないものの、渉孟の危険性を見抜くなど優れた知略を有しています。

また鱗坊（りんぼう）は最強の王騎将軍の下で第三軍長を務めていたので、おそらく卓越した武勇も持っていると考えられます。さらに鱗坊（りんぼう）は王騎将軍に非常に強い忠誠心を持っているので、漫画キングダムファンに高い人気を博しています。しかし鱗坊（りんぼう）は漫画キングダムの合従軍編で楚軍の白麗により、頭を弓矢で射貫かれてしまいます。頭を射貫かれたことで鱗坊（りんぼう）は死亡し、無残な最後を遂げました。

漫画キングダムの作中で王騎軍と騰軍の第三軍長を務めている鱗坊（りんぼう）。漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）は高い実力と篤い忠誠心を兼ね備えた魅力溢れるキャラクターであり、漫画キングダムファンに非常に高い人気を博しています。しかしそんな鱗坊（りんぼう）には性格に大きな欠点があります。鱗坊（りんぼう）は人を下に見るような性格をしており、いつも人を煽って挑発する毒舌家として有名となっています。

そのため毒舌家の鱗坊（りんぼう）は漫画キングダムの作中で見事ともいえる煽りセリフを数多く残しています。例えば漫画キングダムの作中で鱗坊（りんぼう）は渉孟と対峙した際、豚と評して存分にバカにしました。また他にも鱗坊は漫画キングダムの合従編で｢楚の剛将｣こと臨武君の髪型を貶します。なので漫画キングダムに登場する毒舌家の鱗坊（りんぼう）と戦う敵は皆、怒りを露わにするような険しい表情を浮べています。

しかし大昔の戦争において、人を煽って挑発する好意は戦略的に重要となっています。例えば敵を罠に嵌める際は、上手く挑発して敵を誘導する必要があります。このことから鱗坊（りんぼう）の毒舌家な一面は戦場で非常に役に立つスキルといえるでしょう。上述でご紹介した通り、鱗坊（りんぼう）は本作の読者に高い人気を博すキャラクターです。その人気を博す大きな理由はこの人を散々煽る毒舌家な一面が大半を占めています。

ではここからは漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）の死亡した最後を詳しくご紹介していきます。鱗坊（りんぼう）が第三軍長として仕えている王騎将軍が死亡した後、漫画キングダムは合従軍編に突入します。漫画キングダムの合従軍編とは秦と韓・魏・趙・楚・燕・斎の合計6各国の戦いを描いたエピソードです。斎国が離脱したことで秦軍は敵を減らしたものの。趙や燕、楚といった強力な敵国と戦わねばなりませんでした。

そこで秦国は軍隊を函谷関に集め、絶体絶命の中で勝利をもぎ取ろうとします。この漫画キングダムの合従軍編で鱗坊（りんぼう）は函谷関へ赴き、王騎将軍の後を継いだ騰や第五軍長を務める同金と共に攻め寄せる楚軍と戦います。しかし鱗坊（りんぼう）や騰達と共に戦っていた同金が臨武君によって殺される事態が発生してしまいます。同金の死亡を受けた鱗坊（りんぼう）は怒りを露わにし、仇の臨武君を散々に毒舌で侮辱します。

そして鱗坊（りんぼう）は王騎将軍の下で第一軍長を務めていた録嗚未と共に、臨武君を討とうとしました。しかしその瞬間鱗坊（りんぼう）は楚軍の千人長である白麗に頭を弓矢で射貫かれてしまいます。この白麗の攻撃によって鱗坊（りんぼう）は死亡し、あまりに呆気ない最後を遂げてしまいました。鱗坊（りんぼう）が白麗によって呆気ない最後を遂げた後、録嗚未は臨武君に突撃するものの、圧倒的な力に敗北してしまいました。

しかしその後騰が臨武君を倒し、鱗坊（りんぼう）と同金の恨みを晴らします。そして恨みを晴らした騰は他の軍長達と共に、最後を遂げた鱗坊（りんぼう）とお酒を酌み交わしました。このお酒を酌み交わすシーンは多数の鱗坊（りんぼう）ファンを涙させています。一方函谷関の戦いは桓騎や蒙武といった将軍達の活躍により、無事集結します。そして秦と6ヶ国の戦いを描いた漫画キングダムの合従軍編の物語は幕を下ろすのでした。

上述でご紹介した通り、漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）は白麗に討ち取られて最後を遂げてしまいます。では鱗坊（りんぼう）を討ち取った白麗とはどのようなキャラクターなのでしょうか。漫画キングダムに登場する白麗とは戦国七雄の1つ・楚国に所属しているキャラクターであり、整った容姿と長い黒髪が特徴となっています。楚国に所属する白麗は千人将という階級に就いており、同金を殺した臨武君に仕えていました。

楚国の千人将である白麗は非常に優れた弓の腕前を持っており、｢中華十弓｣の第三位だと自称しています。千人将としては同じ千人将で｢楚の雷轟｣とあだ名されている項翼の相棒であり、主に敵の抑え役を担当しています。ちなみに臨武君の妻は白麗の姉・白翠であることが分かっています。そんな白麗は漫画キングダムの合従軍編で臨武君に従い、秦国を攻めます。この戦いで白麗は鱗坊（りんぼう）を射殺して討ち取る功績を挙げました。

鱗坊（りんぼう）を見事討ち取った白麗は騰に圧倒される臨武君の救援に駆けつけます。しかし白麗は蒙恬の襲撃で傷を負ってしまい、臨武君が騰によって殺されてしまいました。白麗は負傷によって戦線を離れ、函谷関の戦いが楚国の敗北に終わってしまいます。その後宦官の嫪アイが反乱を起こし、秦国から独立して新たな国を作ります。その際撤退する結果となったものの、白麗は相棒の項翼と共に混乱状態にある秦国を攻めました。

秦国への攻撃から撤退した後楚国で戦国四君の1人・春申君の暗殺事件が起こり、白麗は廉破と媧燐の会談に参加します。その後始皇十二年となり、白麗は千人将の階級から将軍に大出世しました。そして将軍となった白麗は什虎の戦いに参戦し、臨武君の仇を討つため騰軍に攻撃を仕掛けます。しかし白麗は乱美迫に攻撃を邪魔され、仇討ちに失敗しました。その後白麗がどう動くか分かっておらず、多数のファンに活躍を期待されています。

ではここからは漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）の名言及び名セリフを2つまとめてご紹介していきます。まずご紹介する鱗坊（りんぼう）の名言・名セリフは渉孟に発したセリフです。漫画キングダムの作中で王騎将軍は第三軍長の鱗坊（りんぼう）達を率い、馬陽の地で趙軍と戦います。この馬陽の戦いで鱗坊（りんぼう）は序盤に渉孟とぶつかりました。渉孟とは趙国の将軍であり、非常に太った肉体が特徴となっています。

非常に太った肉体が特徴の渉孟は秦軍の蒙武と並ぶ強さを持つと評されている猛将となっており、｢破壊の渉孟｣とあだ名されています。渉孟は少し傲慢な性格をしているものの、その強さから趙軍の兵士達に篤く信頼されています。鱗坊（りんぼう）はそんな渉孟と対峙した時、上記の1つ目の名言及び名セリフを発しました。さらに鱗坊（りんぼう）は挑発に引っかかった渉孟に対し、上記の2つ目の名言及び名セリフを言って侮辱します。

その際鱗坊（りんぼう）は挑発しながらも渉孟の危険性を他の軍長に伝える名采配を見せました。その後鱗坊（りんぼう）の挑発を受けた渉孟は怒り、秦軍相手に圧倒的な武勇を見せつけます。しかし渉孟は鱗坊（りんぼう）が仕える王騎と戦い、たった一太刀で死亡する呆気ない最後を遂げてしまいました。上記の2つの名言及び名セリフは鱗坊（りんぼう）の毒舌家な一面が明確に分かったシーンであり、多数の読者を笑わせました。

2つ目にご紹介する鱗坊（りんぼう）の名言及び名セリフは楚軍の将軍・臨武君に発したセリフです。渉孟を散々に侮辱した鱗坊（りんぼう）は王騎将軍が死亡した馬陽の戦いの後、合従軍が攻め寄せる函谷関の戦いに参戦します。この戦いで鱗坊（りんぼう）は同金や騰と共に、秦国に攻め寄せる楚軍と戦います。しかし敵の楚国で圧倒的な武勇を持った｢楚の剛将｣こと臨武君が姿を見せ、騰軍第五軍長の同金を討ち取ってしまいました。

第五軍長を討ち取った臨武君は白麗の姉と結婚した将軍であり、秦軍を窮地に追い込みます。しかし臨武君は圧倒的力を持っていたものの、髪型が非常におかしい将軍でした。毒舌家の鱗坊（りんぼう）は同金の死を受けて上記の名言及び名セリフを発し、臨武君の髪型を散々に侮辱します。この鱗坊（りんぼう）の名セリフを聞いた臨武君は口角を上げ、怒りを露わにします。その後鱗坊（りんぼう）は騰と共に臨武君を倒そうとします。

しかし臨武君に突撃する鱗坊（りんぼう）の陰には楚軍千人将の白麗が潜んでいました。兵士達の陰に潜んでいた白麗は鱗坊（りんぼう）に対し、一本の弓を放ちます。この白麗の弓は見事に鱗坊（りんぼう）の脳天を貫きます。白廉の弓が脳天に刺さった鱗坊（りんぼう）は即死してしまい、非常に呆気ない最後を遂げてしまいました。その後騰は圧倒的な強さで臨武君を討ち取り、死亡した鱗坊（りんぼう）の無念を晴らしました。

上述でご紹介した通り、鱗坊（りんぼう）はその毒舌家な一面が大きな理由となって漫画キングダムファンに非常に高い人気を博しています。しかし鱗坊（りんぼう）が高い人気を博すのは毒舌家な一面だけが理由ではありません。ではここからは漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）の人気を博すかっこいい魅力についてご紹介していきます。まずご紹介する鱗坊（りんぼう）のかっこいい魅力は王騎将軍への忠誠心の高さです。

漫画キングダムの馬陽攻防編で王騎将軍は総大将となり、趙国が支配する馬陽に侵攻します。当初｢飛信隊｣を率いる信や蒙武の活躍により、王騎将軍率いる秦国は趙国より有利な立場になりました。すると馬陽の戦場に趙国三大天の1人で最強の武勇を持つ龐煖が現れます。龐煖はかつて、王騎将軍の妻になるはずだった摎を殺害した人物です。そのため王騎将軍は愛する摎の仇を討つため、最強の龐煖と総大将同士の一騎打ちを行いました。

しかし王騎将軍と龐煖が一騎打ちをする中で趙国三大天の1人・李牧が現れ、秦軍に攻撃を仕掛けます。李牧率いる趙軍の勢いは凄まじく、秦軍が一瞬で追い込まれてしまいます。また龐煖と一騎打ちを行っていた王騎将軍は重傷を負ってしまいました。その後重傷を負った王騎将軍は信や騰に後のことを託し、最後を遂げてしまいます。この王騎将軍の死を受けた鱗坊（りんぼう）は俯きながら涙を流し、かっこいい忠義心を見せました。

2つ目にご紹介する鱗坊（りんぼう）のかっこいい魅力は情に厚いところです。上述で詳しくご紹介した通り、王騎将軍の亡き後鱗坊（りんぼう）は同じ第三軍長として騰の指揮下に入りました。騰の指揮下に入った鱗坊（りんぼう）は漫画キングダムの合従軍編で函谷関へ赴き、攻め寄せる楚軍と戦います。この戦いには第三軍長の鱗坊（りんぼう）の他に、第一軍長の録嗚未や第五軍長の同金といった王騎将軍の軍長が参戦していました。

しかし王騎将軍達に仕えていた各軍長達が｢楚の剛将｣こと臨武君と対峙した際、第五軍長の同金が戦死してしまいます。第三軍長の鱗坊（りんぼう）や第一軍長の録嗚未、第五軍長の同金は大昔から王騎将軍の下で戦っていた戦友であり、お互い固い絆で結ばれていました。そのため鱗坊（りんぼう）は同金の弔い合戦と称し、録嗚未と共に臨武君を討ち取ろうとします。この時鱗坊（りんぼう）は仇討ちのため、2対1の姿勢を取ります。

確かに一騎打ちで2対1は卑怯を意味します。しかしこれは何としても同金の仇を討つという鱗坊（りんぼう）の強い意思から出た行動でした。上述でご紹介した通り、鱗坊（りんぼう）は毒舌家であるため、あまり仲間思いなキャラクターには見えません。しかし臨武君との戦いを見ると、鱗坊（りんぼう）は情に厚い非常にかっこいいキャラクターといえるでしょう。これは鱗坊（りんぼう）が人気を博す大きな理由の1つとなっています。

漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）に関する感想では鱗坊（りんぼう）が好きといった感想が多く寄せられていました。確かに鱗坊（りんぼう）は漫画キングダムであまり登場シーンが多くありません。しかし鱗坊（りんぼう）は毒舌家な一面や情の厚さなどを持った魅力的なキャラクターとなっています。そのため鱗坊（りんぼう）は登場回数が少ないながらも、漫画キングダムファンに非常に高い人気を博しています。

漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）に関する感想では人への煽りが凄いといった感想も多く寄せられていました。上述でご紹介したセリフを見ると分かる通り、漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）は敵を煽って挑発する毒舌家のキャラクターです。この鱗坊（りんぼう）の敵を煽る毒舌は非常に面白く、多数の漫画キングダムファンを笑わせています。

漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）に関する感想では最後が勿体無いといった感想も見受けられました。鱗坊（りんぼう）は高い煽り能力や忠義心を持った魅力溢れるキャラクターだったものの、白麗に討ち取られて戦死してしまいます。もし鱗坊（りんぼう）が生きておれば、おそらくもっと注目を集める人気キャラクターとなったことでしょう。

本記事では漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）についてプロフィールや死亡した最後、名セリフなどをご紹介しました。漫画キングダムに登場する鱗坊（りんぼう）は確かに毒舌家なキャラクターです。しかし本当は忠義心と情の厚さを持つ非常に魅力溢れるキャラクターであり、多数の読者に愛され続けています。なので鱗坊（りんぼう）が戦死した漫画キングダムの臨武君との戦いは非常に惜しい人を亡くしたといえるでしょう。