【キングダム】同金の最期はあっけない？史実に実在した？死亡シーンや強さを考察

キングダムの同金について、臨武君との戦いや死亡シーン、史実に登場したのかなどの情報をまとめて行く前に、同金の登場するキングダムの作品情報を紹介していきます。キングダムとは、週刊ヤングジャンプにて連載されている大ヒット漫画であり、週刊ヤングジャンプの看板作品として愛されています。

同金も登場し活躍するキングダムとは、2006年から週刊ヤングジャンプにて連載されている漫画作品で、現在も連載中の話題作です。中国大陸にて巻き起こった、各国が覇権を争った長い戦いの時代、春秋戦国時代の末期頃を舞台としているキングダム。キングダムでは、春秋戦国時代を終わらせ、秦の始皇帝となった大王・政と、彼を支えた大将軍・信を主人公としています。

史実にて実在した秦の始皇帝が、戦いの末に中華を統一するまでを描くキングダム。そのような設定のため、大まかなストーリーは史実に基づいているのです。壮大な戦いの歴史と、大将軍を夢見て挑み続ける主人公・信の成長と仲間との絆を描いているキングダムは、王道の熱いストーリーが多くのファンを熱狂させている漫画作品です。

人気作品キングダムは、2006年に連載を開始し、2020年9月時点でコミックスは59巻まで刊行されています。また、高い人気を誇るキングダムは、2012年にはテレビアニメ化も果たしました。その後、2013年、2020年とアニメの続編シリーズも放送されています。その他にも、ゲーム化や実写映画化もされるなど、非常に高い注目度の漫画作品として知られています。

同金も登場して活躍を見せたキングダムのあらすじを紹介していきます。キングダムの主人公信は、戦国時代の中国に生まれた戦災孤児でした。同じく孤児の親友・漂と共に、下僕として過ごしていた信。二人で天下の大将軍になる事を夢見ていました。しかし、そんなある日王宮からの任務に赴いた漂は死亡してしまいます。信は漂と夢見た大将軍になるため、秦国大王・政の剣となって戦場を駆け抜けていきます。

キングダムに登場した同金とは、王騎軍の第五軍長です。王騎軍とは、秦の六大将軍に数えられた、「秦の怪鳥」という異名をとる天下の大将軍・王騎将軍の抱える選りすぐりの軍の事です。王騎将軍とは、キングダムに登場するキャラクターの中でも屈指の人気を誇る人物であり、主人公・信に多大な影響を及ぼした将軍でもありました。そんな王騎将軍率いる王騎軍は、秦の抱える兵力の中でも、抜きん出た実力を誇る存在です。

王騎軍には、第一軍から第五軍までの部隊が存在しており、それぞれトップとなる軍長が存在します。王騎軍の総大将王騎将軍や副官の騰将軍だけではなく、軍長達もそれぞれが将軍級の実力を保持していると紹介されていました。それほど王騎軍の軍長達は、第一軍の録嗚未を始め強者揃いであり、第五軍の軍長を務める同金も同様です。同金は王騎軍第五軍長として、兵八千を率いていました。

キングダムに登場する同金は、口と顎に髭を蓄えた非常に強面な武将であり、大きな矛を武器としていました。録嗚未など王騎軍の他の軍長と同様に、マントをつけ重厚な鎧を装着していますが、唯一兜をつけずに戦う将でした。同金がキングダムに初登場したのは、コミックスで言うと13巻の事でした。同金は王騎軍の軍長として非常に高い実力を保持していましたが、死亡シーンがあっけないと言われているキャラクターでもあります。

キングダムに登場する同金は、強者揃いの王騎軍の中で、第五軍の軍長を務めていたキャラクターでした。録嗚未たち他の軍長と比較すると、登場後初めに死亡してしまうキャラクターだったため、最後があっけなかったと評されてもいます。あまり戦闘シーンで活躍を見せずに死亡してしまった同金でしたが、臨武君と出会った時は「こやつできる」と、すぐに臨武君の実力を看破していました。

同金が臨武君と戦う事になったのは、キングダムの25巻から描かれた合従軍侵攻での事でした。秦はおよそ五万の兵力で攻め込んできた楚軍に対し、非常に厳しい局面に立たされていました。そんな時、他の将軍たちが駆け付けるまでに、足止めとして活躍したのが王騎軍残党と呼ばれていた騰軍でした。騰軍の軍長として戦場に立った同金は、鱗坊と共に楚軍と激突します。

楚軍を迎え撃った同金の攻撃は激しく、その猛々しい姿を目撃した楚軍の将・白麗は、すぐに同金が将であると見抜いていました。敵を蹴散らして進む同金の前に現れたのが、楚軍の将軍・臨武君でした。臨武君は楚軍の中で、若手ながら頭角を現している実力者であり、同金は臨武君の前に敗れ去ってしまったのでした。

同金は最強の王騎軍の軍長として登場しながら、あっけなく死亡してしまったキャラクターでした。しかし、王騎軍の軍長として実力を高く評価されており、その死は録嗚未ら仲間に多大な影響を与えていました。楚軍との戦いで同金が死亡した事により、録嗚未は合従軍編で楚軍の臨武君まで到達すると、同金の敵である臨武君に対して怒りをむき出しにしていました。録嗚未は臨武勲を討取ろうと一騎打ちに入ります。

そんな録嗚未のもとに、鱗坊も現れます。戦場では通常、将軍級の武将が直接戦う際は、一騎打ちとして周りの兵士たちは静観する事になります。しかし、鱗坊は「同金の弔い」だとして、録嗚未と共に二人がかりで臨武君を仕留めにかかったのでした。また、騰将軍も合従軍との戦いで臨武君の存在を察知した時、「同金の敵」だと心に止めていました。

異例ともいえるニ対一の戦いとなった、録嗚未・鱗坊と臨武君の戦い。同金の敵を取ろうとした二人でしたが、鱗坊は白麗の放つ弓矢に射抜かれて死亡します。録嗚未も臨武君には実力が及ばず、落馬させられてしまいます。そこに登場したのは騰将軍でした。騰将軍は臨武君と直接対決し、圧倒的な力の差を見せつけて首を討取っていました。

キングダムに登場するキャラクター達は、史実に登場している事が多いです。キングダムは春秋戦国時代の中国を舞台としており、主人公信も実在した李信将軍がモデルとなっていました。また、秦の始皇帝となる政など、歴史上欠かせない登場人物もいます。キングダム作中で戦場で活躍している武将にも、史実に登場している人物がいます。

では、キングダムに登場する同金は史実に登場したのかと言えば、これと言った人物はいないと言われています。史実に登場した武将をモデルとしている訳ではない同金でしたが、活躍シーンは少ないながらも、非常に個性的なキャラクターだとして注目されていました。また、同金以外の王騎軍の軍長たちも、オリジナルキャラクターであると考えられています。

キングダムに登場する同金の強さですが、同金はキングダム作中での戦闘シーンが非常に少ないため、その強さが分りにくいキャラクターでした。同金は秦国最強と謳われていた王騎軍で第五軍長を務めていた猛者であり、その他の軍長にも劣らない強さを持っていたと考えられています。王騎軍の軍長の中で最も早く死亡してしまった為、実力が見劣りすると思われがちな同金。

同金は臨武君と同じくらいの強さを持っているとも評されていましたが、実際に臨武君と交戦した時には、あっけなく一撃で倒されてしまっています。同金は戦場では軍長として圧倒的な力を見せつけてもいましたが、臨武君に瞬殺されてしまった為、噛ませ犬のような扱いとなっていました。

キングダム作中で、同金が初登場したのはコミックス13巻での事でした。キングダム13巻では、王騎将軍は自らの配下の兵を蒙武将軍に預けます。蒙武将軍と共に戦い、総攻撃を仕掛ける兵力に加わる事となった同金。登場後、戦闘シーンはあまり多くはなかったのですが、その強面なルックスや矛を担ぐ勇ましい姿を見せていました。

キングダム作中で、非常に人気の高いキャラクターとなった王騎将軍。主人公・信だけではなく、秦国の民にも慕われており、もちろん部下達からの信頼も厚い人物でした。そんな王騎将軍でしたが、キングダム作中で戦いの中で死亡してしまいます。王騎将軍は最期に部下たちに後追いする事を禁じており、王騎軍の兵士たちがどれほど王騎将軍に忠誠を誓っていたのかが分かります。

王騎将軍の最期のシーンでは、彼の死を知った軍長達が悲しみのあまり泣き崩れる姿も描写されていました。第一軍軍長の録嗚未は敵と交戦中でしたが、激昂しながら数に勝る敵をなぎ倒していきました。その勢いは優勢に戦を進めていたはずの敵軍を引かせる程でした。また、鱗坊は力なく項垂れていました。同金は涙を流し、「何かの間違いだと」と事実を受け入れられない様子が描写されていました。

王騎将軍の死を受けて激昂する録嗚未と、涙を流す同金・鱗坊のシーンは、軍長それぞれの性格の違いが表れたシーンでもありました。王騎将軍の死を知って、打ちのめされ号泣する同金の姿からは、彼の主への忠誠心の強さが分かります。

キングダム作中での同金の活躍シーンでは、趙との戦いで蒙武将軍と共に総攻撃を仕掛けた時のシーンも印象深いと評価されていました。仲間の鱗坊が敵を足止めしている間に、第五軍軍長同金は八千という兵力を率いて趙本陣を攻めます。本陣に攻め込むはずだった同金でしたが、その前に趙軍は本陣を山の中に移していたのでした。

趙軍が本陣の位置を山の中に移していたため、同金が趙軍と交戦する事はありませんでした。位置を移した本陣を深追いしなかった同金。山間部での戦いの厳しさを考慮して、瞬時に判断したのでした。このような活躍シーンを見ても、同金は単純な武力だけではなく、判断力や指揮力にも長けていると分かります。

キングダムに登場する同金に関しての感想や評価を紹介していきます。同金に関しての感想では、死んでほしくなかったという声が上がってました。同じく合従軍との戦いで命を落とした軍長に鱗坊もいましたが、王騎軍の軍長達はファンから人気の高いキャラクターでもあり、死亡してしまったのが悲しいと言った声が多く挙がっていました。

キングダム作中で、楚軍の将軍臨武君に敗れて死亡してしまった同金。その結果、同じく軍長の録嗚未や鱗坊は弔い合戦として臨武君に挑む事になります。また、騰将軍も同金の敵として臨武君を察知しており、合従軍との戦いが開戦した時には、多くのファンが胸を熱くしていました。

キングダムのアニメにて、第3期の1話目で早速死亡してしまった同金。第3期開始早々に臨武君に倒されてしまった同金に関して、あっけなく脱落してしまって切ないと言った声も挙がっていました。同金は王騎軍の軍長として、活躍を期待されるキャラクターだったのですが、活躍シーンも少なくあっという間に倒されてしまったのでした。

ここでは、人気漫画作品キングダムに登場する、同金というキャラクターについて紹介しています。同金とは、キングダムに登場した人気キャラクター・王騎将軍率いる王騎軍の第五軍長を務めていた人物です。八千という兵力を率いた同金は、キングダム作中では将軍に匹敵する実力者とされていました。同金という人物は、史実には登場していませんでしたが、漫画キングダム作中でも印象深い活躍シーンを残したキャラクターでした。

同金は最強と謳われた王騎軍の軍長を務めるほどの実力者でしたが、臨武君との戦いであっけなく死亡してしまいます。その為、噛ませ犬的な扱いを受けてしまった同金。しかし、戦場での様々な局面でその実力を垣間見せた将でもありました。是非、キングダムをチェックして、王騎軍の第五軍長・同金の登場シーンにも注目して見てください。