【キングダム】白麗は中華十弓の一人！性別は男？女？項翼との関係も紹介

キングダムに登場する白麗とは、キングダムの主人公信の所属する秦国にとって、覇権を争う敵となる楚国の武将です。数々の人気キャラクターが登場しているキングダムにおいて、白麗も活躍シーンが多く期待の若手将軍だと言う事で注目を集めています。また、男なのか女なのか、性別が気になるとも言われている人物です。ここでは、キングダムに登場する白麗の性別や作中での活躍について紹介していきます。

キングダムに登場する白麗は男なのか、女なのか？その性別に関してや、項翼との関係についてなどを紹介していく前に、白麗が登場するキングダムの作品概要を紹介してきます。キングダムとは、週刊ヤングジャンプにて連載されている漫画作品です。秦の大王が中国大陸を統一し、始皇帝となるまでの道のりを描く、非常にスケールの大きな歴史スペクタクルとして幅広い年齢層のファンを獲得している人気作品です。

キングダムは2006年に週刊ヤングジャンプにて連載を開始しています。作者は日本の漫画家、原泰久です。2006年から現在も連載中であるキングダムは、非常に高い人気を獲得しており、第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞するなど、輝かしい受賞経歴も持っています。そんな人気作キングダムは、2012年と2013年、2020年にテレビアニメのシリーズも放送されています。

キングダムのコミックスは2020年10月現在で59巻まで刊行されており、累計発行部数は6800万部を突破しています。週刊ヤングジャンプの看板作品として人気を博すキングダムは、テレビアニメだけではなく、ゲーム化や実写映画化も果たしています。様々なメディアミックスでも成功を収めているキングダムは、非常に注目度の高い作品であり、その壮大なストーリーの行く末が常に話題となっています。

キングダムのあらすじを紹介していきます。キングダムの主人公は、信という下僕の少年です。戦災孤児となって下僕になった信でしたが、天下の大将軍になりあがるという壮大な野望を秘めていました。親友の漂と剣の稽古を欠かさなかった信でしたが、王宮に仕える事となった漂は任務中に死亡してしまいます。その後信は、命を狙われる秦の大王・政とめぐり合い、やがて戦場に出て大将軍目指して戦いぬいていきます。

キングダムに登場する白麗のプロフィールを紹介していきます。白麗とは、キングダム作中に登場する様々な国の中で、屈指の人口と兵力を誇る楚の国の武将です。白麗は登場時楚国の千人将であり、同じく千人将だった項翼と共に、主人公信たちと敵対する兵力として激突しました。白麗はキングダム作中で活躍シーンも多い人物であり、その強さや性別が分かりにくいカッコいい見た目にも注目が集まりました。

キングダム作中には、個性豊かで武力の高いキャラクターが多数登場しています。そして、それぞれが使用する武器も様々です。例えば、主人公の信は戦場に出始めの頃は、剣を使用して戦っていました。その後、武力が向上するにつれて、王騎将軍から受け継いだ大振りの矛を使用するようになりました。他にも、巨大な鎚を使用する者、双剣を使用する者など様々ですが、白麗は弓の名手として戦場で活躍していました。

白麗は優れた弓の腕前を持っており、「中華十弓」にも名前を連ねています。中華十弓とは、各国の弓の名手10人を集めて呼称しているもので、白麗は自分では中華十弓の3番手につけていると言っていました。その自信の通り、大混戦の戦場においても、白麗の弓は遠くの敵を見事に打ち抜いていました。

キングダムに登場する武将たちは、史実に実在した人物や、完全オリジナルの人物など様々です。主人公の信は名を李信と名乗っていますが、李信という将軍は史実にしっかり記録が残されており、秦の将軍として活躍しています。また、主人公信と共に、中華統一を目指して戦っていく秦の大王・政も、歴史に名を残す「秦の始皇帝」となります。このように、史実に記録が残る武将も多数登場しているのが、キングダムなのです。

では、白麗は史実で実在するのかと言うと、白麗はオリジナルキャラクターだと言われています。白麗という名前の人物は史実に登場しておらず、そもそも中華十弓という存在がキングダムオリジナル設定です。中華十弓がオリジナルであり、その他のキャラクター達も史実に登場していない為、白麗もキングダムオリジナルキャラクターだと考えられます。

キングダムに登場した楚の武将・白麗は、白翠という姉がいる事が明かされています。白麗はキングダムの合従軍編で登場した際、楚国の期待の将軍・臨武君の軍に所属していました。白麗の姉・白翠は、臨武君と結婚しており、臨武君は白麗にとっては姉の夫・義理の兄という事になります。姉の夫である臨武君は、剛腕の武将ではありましたが、秦と合従軍との戦いの中で、秦の武将・騰と一騎打ちの末倒されてしまいます。

白麗の姉・白翠も、白麗と同じく容姿端麗な女性であり、臨武君と結婚し幸せな生活を送るはずでした。戦場にて白麗は姉を未亡人にする訳にはいかないと、臨武君を弓で援護していましたが、結局臨武君は命を落としてしまったのでした。

キングダムに登場する白麗は、男なのか女なのか、性別が分かりにくいと注目されたキャラクタ―でした。その理由は、白麗が女性にも見られるほど整った顔立ちをしている為です。白麗は戦場で活躍する武将ですが、端整な顔立ちなので女性ではないか？との声も挙がっていました。しかし、白麗は自分の事を「俺」と言っており、仲間の兵士も特に白麗を女性扱いしていません。

キングダム作中では、女性キャラクターも戦場で活躍しています。かつて秦国の六将に数えられた摎も女性でしたが、戦場は女性であることを仮面でかくしていました。白麗は素顔で戦場に出ており、特に女性と明記されていないため、性別は男性であるとされています。

白麗は楚国の千人将として初登場していますが、同じく楚の千人将として登場したのが、項翼です。項翼は冷静沈着な性格の白麗とは違い、血の気が多くあからさまな挑発をするような好戦的なキャラクターです。項翼は戦場でも自分の力を見せつける事を優先し、暴走しがちなため、白麗が抑え役として相棒のような立ち位置となっていました。

キングダムの白麗の強さは、その弓の腕によって非常に高くなっています。決して剛腕の持ち主ではない白麗ですが、性格に遠くの敵を射抜く事が出来る弓により、戦場ではその強さを発揮しています。中華十弓にも入る弓の腕前では、秦国の猛者も葬ってしまいます。

白麗は弓の腕前は非常に優れているのですが、近距離戦には向いていないと言われています。戦場において、遠くから狙った敵を倒せる白麗の弓は、秦国の蒙恬に警戒される事となり、攻撃されてしまいます。遠距離では強い白麗も、一度接近を許すとあっさりと深手を負わされてしまいました。

キングダムでの白麗の活躍シーンと来歴を紹介していきます。注目の若手武将として登場した白麗は、キングダム作中で楚国が秦へと侵攻を開始した際、前線で戦いに参加したキャラクターでした。

キングダム作中で、楚は秦への侵攻を開始しますが、白麗は姉の夫である臨武君と同じ舞台で前線へと送られてきました。秦は楚の侵攻をとどめるため、南虎塁を防御の砦として構えていました。白麗は臨武君らと共に秦国と戦い、南虎塁を落としてしまいます。

秦に攻め込んでいたのは、楚だけではありませんでした。周囲の国々が一時手を組んで秦を落としてしまおうと、合従軍を起こしていたのです。白麗ら楚の部隊は、合従軍の先鋒として活躍していました。白麗たちは南虎塁を落としたことで、防衛線の間を抜く形となって侵攻していきます。この時、楚軍を止める為出動したのが、騰軍でした。臨武君は騰軍の猛者も葬っていきます。

そして、合従軍と秦国との最終決戦となった函谷関での戦いでは、同胞の敵を討つために騰軍の武将たちが臨武君と対峙する事となります。そんな時、白麗は姉の夫・臨武君を護衛するため、鱗坊を討取ります。しかし、その後臨武君は騰と激突し、敗れてしまったのでした。

合従軍との戦いの後、楚国内はある事件で激震が走ります。それは、春申君が暗殺された事でした。楚国を支配していた李烈王が亡くなってしまい、その後実権は春申君が握るものと思われていましたが、その春申君も暗殺されたのです。このような混乱の最中、白麗は項翼と共に、ある男との面談に同席するように命じられたのでした。

キングダム作中での白麗の名言を紹介します。まず、「オイ…」という名言では、白麗の弓の腕前への自信が良く分かります。実際は中華十弓の8位のようですが、白麗は自分では3位に入っていると自負しているのでした。

この白麗の名言は、信の存在に興味を抱いた時の名言です。戦場で武功をあげるために奔走する若手達にとって、敵国の同世代の兵士はライバルになります。白麗も、信を好敵手と認めているのでした。

「余計な…」という白麗の明言は、姉の夫・臨武君を死なせまいと心配する感情が分かります。幸せな結婚生活を送るはずの姉を悲しませまいと、白麗は臨武君を戦場で援護しているのでした。

キングダムのアニメで、白麗の声を担当した声優情報を紹介していきます。白麗の声を担当したのは、若手男性声優として人気を集めている上村祐翔です。上村祐翔とは、1993年10月23日生まれ、埼玉県出身の男性声優です。子役としても活動してきた経歴の持ち主で、劇団ひまわりに所属しています。子役として活動していた上村祐翔は、2002年の作品・ぼのぼのクモモの木にて声優活動をはじめています。

2004年には、特捜戦隊デカレンジャーに出演し、俳優として活動を開始しています。その後、大学生の頃に俳優を職業とすることを決意した上村祐翔。スキューバダイビングや英語など多彩な趣味・特技も持っています。また、教員免許を持っていることでも知られている声優です。

キングダムで白麗の声を担当した声優・上村祐翔の出演作を紹介していきます。上村祐翔は、文豪ストレイドッグスの中島敦、アイカツスターズ!の五十嵐望、僕のヒーローアカデミアの天喰環、ヴィンランド・サガのトルフィン、風が強く吹いているの城次郎、キャプテン翼（第4作）の新田舜などでも知られている声優です。

キングダムの白麗に関しての感想をいくつか紹介していきます。まず、白麗は遠距離から狙った敵を射抜く事が出来ます。臨武君の援護の為に、鱗坊を打ち抜いた際は、そのかっこよさにしびれたという声も挙がっていました。

キングダムの白麗への感想では、項翼とのコンビが好きだという感想も多いです。性格が全く逆の白麗と項翼でしたが、お互いをフォローしあっており信頼関係で結ばれていました。二人がセットで活躍するシーンは多く、実はファンの多いコンビなのです。

白麗に関しては、性別が知りたいと言う感想も見られていました。白麗の性別については、作中で明言はされていませんが、女性と言う扱いはされていないため、男性であると考えられます。しかし、白麗はファンの間でも、女性だと思ったという声が多数挙がっているキャラクターでした。

ここでは、人気漫画作品キングダムに登場する、白麗というキャラクターについて詳しく紹介しています。キングダムの白麗は、楚国で若くして頭角を表している期待のルーキーでした。同じく楚国の若手武将の項翼とは、相棒のような関係でした。また、姉の白翠は臨武君と結婚していましたが、臨武君は戦場で亡くなってしまっていました。

様々な人気キャラクターの登場するキングダムにおいて、男か女か一見わからないほど、整った顔立ちをしている白麗は、人気のあるキャラクターでした。白麗は見た目のかっこよさだけではなく、中華十弓に入るほどの高い武力も注目されています。キングダム作中では、白麗は合従軍との戦いなどで活躍シーンを見せています。是非、キングダムをチェックして、白麗のかっこいいシーンにも注目してみてください。