2020年10月02日公開
2020年10月02日更新
【キングダム】倉央は強気な王翦軍第四将!田里弥とは対照的なキャラ?
キングダムに登場する倉央というキャラクターについて、対照的な田里弥との関係やかっこいい魅力、糸凌との関係などを紹介しています。王翦軍第四将だという倉央ですが、強気なキャラクターの強さは果たして本物なのでしょうか?田里弥のしくじり発言への返答のほか、実際にキングダムを読んだという人の、倉央というキャラクターに関するネット上での感想や評価についてもまとめています。
倉央(そうおう)は強気な王翦軍第四将
キングダムに登場する倉央は、田里弥とは対照的で強気な王翦軍の第四将だといわれています。今回はそんなキングダムの倉央というキャラクターについて、その強さや田里弥や糸凌との関係などについてもまとめて紹介します。しくじりは許さないと言った田里弥に対して、倉央が返した言葉とは一体どのようなものだったのでしょうか?強さだけでなく、倉央の持つかっこいい魅力などについてもまとめています。
キングダムの作品情報
キングダムは原泰久先生による中国時代劇作品で、週刊ヤングジャンプにて2006年から2020年現在まで連載が続けられている漫画です。現在までに刊行されている59巻の売り上げは、電子版を含めて累計6800万部を突破する人気を見せています。2008年には集英社が運営する「VOMIC(ヴォミック)」という、漫画のイラストに音声や効果音をつけた番組で、全8回で構成されたラジオドラマの放送も行われていました。
その後2011年11月にはキングダムのテレビアニメ化が決定し、翌年6月からテレビシリーズの放送がスタートしました。テレビアニメは現在までに全3シリーズが放送されていますが、2020年4月から放送となった第3シリーズは、新型コロナウイルスの影響によって第5話以降の放送が休止となってしまいました。VOMIC版とテレビアニメ版では、それぞれキャラクターを担当している声優は異なった人物が起用されています。
キングダムの概要
テレビアニメ版のキングダムは、NHK BSプレミアムで2012年6月4日から2013年2月25日まで、第1シーズンが放送されました。第1シリーズは全38話構成で、第2シリーズは翌年6月8日から2014年3月2日に、全39話が放送されました。第3シリーズは2020年4月6日から、NHK総合での放送となっています。キングダムの主題歌を担当しているのは、「Nothing's Carved In Stone」「D☆DATE」「BiSH」といったアーティストです。
キングダムはアニメ化だけでなく、実写映画化もされている作品です。主人公の信役を演じているのは、連載10周年記念動画でも同役を演じた俳優の山崎賢人さんです。このほかに吉沢亮さん、長澤まさみさん、橋本環奈さん、本郷奏多さん、満島真之介さん、要潤さん、大沢たかおさんといった豪華俳優陣が勢揃いしています。2020年5月の地上波初放送の際に、劇場版の続編となる第2弾も制作されることが発表されました。
キングダムのあらすじ
紀元前3世紀の古代中国、戦災孤児の信(しん)と漂(ひょう)は奴隷として生活をしながら、天下の大将軍になるという夢を抱いて修行に明け暮れる日々を過ごしていました。中国最西にある秦の国で、大臣の昌文君は漂に目をつけます。仕官することとなった漂と別れ、信もまた夢を叶えるために一人修行を続けていました。しかしある晩、仕官したはずの漂が手負いの状態で信の所まで戻ってきたのです。
すでに手遅れの状態だった漂は、一枚の紙とかつての野望を信に託して、命を落としてしまいます。悲しむ信ですが、漂に渡された紙を辿って到着した場所には、まるで漂に瓜二つの男の姿がありました。彼は政(せい)と名乗り、秦国第三十一代目大王という人物だったのです。彼こそが漂が命を落とす原因を作った人物であったことに激昂した信でしたが、二人の野望のために乱世の中に身を投じていく決意をするのでした。
倉央のプロフィール
キングダムに登場する倉央(そうおう)とは、王翦傘下将軍の第四将である人物です。王翦傘下将軍の第四将には倉央のほかに、亜光(あこう)、麻絋(まこう)、田里弥(でんりみ)という人物が所属しています。堅物揃いとされている王翦傘下将軍たちですが、その中でも倉央は軽口を好むタイプの、ほかの将軍たちとは異なる猛将です。亜光と麻絋が破れてしまって以降は、田里弥と登場する機会が多くなっている人物です。
王翦軍の主要メンバーとは?
倉央が所属している王翦軍の主要メンバーについても、簡単に紹介します。第一将の亜光は、王翦から信頼されているだけでなく、李牧からの評価も受けている人物です。謀への理解はあるものの、自身の分身ともいえる軍の兵力による力技での戦いを好む人物です。王翦の戦術を複数使用できるという特徴も持っています。第二将の麻鉱もまた、亜光と並ぶほどの名将といわれています。亜光とは真逆に策謀を好む傾向にあります。
練兵を重ねた兵士達は王翦軍の中でも最強といわれていますが、それにより驕っていた部分も否めませんでした。第三将の田里弥は王翦軍随一の智将といわれており、補佐的な役割を果たしている人物です。矛を振るうことはしないものの、洗浄では臨機応変な対応が可能なキャラクターです。戦況などを考え込んでいるシーンも多い人物で、常に物事を冷静に対処していくような性格をしています。
倉央(そうおう)は田里弥とは対照的なキャラ?
王翦傘下将軍の中でも異質なキャラクターともいえる、第四将の倉央ですが、同じ王翦傘下将軍の中でも田里弥とは対照的なキャラクターであるといわれています。続いてはキングダムの倉央と田里弥というキャラクターについて、対照的な二人のやり取りなどについても紹介します。対照的なキャラクターであるだけに、しくじりを許さないという発言に対してなど、そのやり取りはどこか面白さも感じられるかもしれません。
倉央は田里弥とは対照的?
倉央と田里弥が対照的だといわれているのは、主に容姿の部分です。田里弥の場合には、いわゆる塩顔系の薄い顔立ちをしています。一方で倉央の場合には、堀の深い濃い顔立ちの髭の似合うイケメンなのです。髪の毛は左側だけが無造作に流されており、後れ毛がある髪型をしています。見た目にも対照的な人物同士であることがわかる二人は、やはりその性格も対照的であると考えて間違いなさそうです。
戦闘においても倉央と田里弥は対照的な面を見せており、倉央の場合には敵陣に突撃していって敵を倒している場面も見られました。作戦に対する機転もきく人物で、敵陣に突っ込んでいける能力があるだけに、かなりの強さを持っている人物であることは明らかです。
「バカなしくじりは許さぬぞ」と凄む田里弥に返した言葉
田里弥とは対照的でワイルドなイケメンの倉央ですが、物語の中では強気な発言が度々見られることがあります。ようやく出陣の時間になったかと思えば、待ちくたびれすぎたために戦い方を忘れてしまったと発言をしています。命がけの戦の場では考えられないような発言ですが、そんな倉央の発言に対して、田里弥は「バカなしくじりは許さない」と言葉を返したのです。気を抜いてしくじりを見せるようなことは許されない場です。
そんな田里弥のしくじり発言に対して、倉央は気を引き締めるわけでもなく、相も変わらずのんびりとした口ぶりで「しくじりという言葉は無縁すぎて知らない」と話したのです。よく言えば楽観的でありマイペースなキャラクターであることがわかるしくじり発言ですが、強さに自信があるからこそできる発言でもあるのかもしれません。実力が無ければ、しくじりどころでは済まされないのが戦場の場なのです。
倉央のかっこいい魅力
しくじり発言にも非常にマイペースであることがわかる倉央ですが、その魅力はどういった部分にあるのか、気になった人もいるのではないでしょうか?続いてはキングダムの倉央というキャラクターの、かっこいい魅力についても順番に紹介します。どのようなキャラクターであっても、それぞれに魅力があるからこそファンは惹かれるものです。果たして倉央はどんな魅力を持つキャラクターなのでしょうか?
かっこいい魅力①自信満々な性格
倉央は、あらゆる言動からとても自信に満ちた性格をしていることがわかります。特に何かに対して物怖じすることもないので、田里弥から咎められるようなことがあったとしても、動じることもありません。王翦に畳みかけるように質問するような場面も見られており、こういった言動からもやはり田里弥とは対照的なキャラクターとして描かれているように思われます。
かっこいい魅力②戦場での活躍
倉央は、矛を使って戦闘を行う人物です。ほかの王翦傘下の将軍と同じく知略にも優れた人物ではありますが、先陣を切って戦いに向かうことができるだけの強さを持ち合わせています。本人いわく、戦いが専門であるという発言もあり、頭を使うよりも体を使って戦いに挑む方が性に合っているキャラクターなのだと考えられます。田里弥軍が李牧軍との苦戦を強いられた際には、王翦は探りを入れるために倉央を戦場に送り込みました。
倉央と糸凌の関係
田里弥との対照的な部分などを紹介してきた倉央ですが、糸凌(しりょう)との関係性についても、気になっている人はいるのではないでしょうか?続いては倉央と糸凌の関係についても、順番に紹介します。男女の関係であるとの噂もある二人ですが、果たしてそれは事実なのでしょうか?
糸凌とは?
糸凌はキングダムの605話で初登場となった、王翦傘下将軍の倉央軍副官です。性別は女性ですが、双剣を武器として戦う隻眼の女傑で、大柄な体格をしています。高い武力を誇っているキャラクターでもあり、思うように暴くことのできなかった李牧の戦術を探るために、倉央が趙軍へと突撃させた人物でした。趙軍を瞬く間に蹂躙していく糸凌の強さは、先陣を切って戦に出ることができるほどのものでした。
田里弥軍がかなりてこずっていた李牧の戦略を打ち崩していった糸凌は、かなりの手練れなのではないかと考えられます。これらの強さを見ても、キングダムに登場する女性キャラクターの中でも、最強の副官といって差し支えない人物なのではないでしょうか?
倉央と糸凌は男女の関係?
そんな最強の副官ともいえる糸凌ですが、実は倉央とは男女の関係にあるのではないかともいわれています。お互いに相当の強さを誇る人物同士であるだけに、通常であれば力差のありそうな男女でありながら、立場はほぼ対等ともいえる二人です。実はキングダムの本編の中には、二人が恋仲だと思われるセリフが登場していました。倉央が糸凌を送り出した際に、「勝利をしたら朝まで抱きまくるから体力を残しておけ」と話します。
このセリフに対して、「御意」と短く返した糸凌は口元に笑みを浮かべていたのでした。これほどの強さを持つカップルとあって、二人が組んだら最強の軍が誕生しそうです。このセリフで初めて、二人がそういう関係にあることを知って、驚いたファンも多かったのではないでしょうか?
倉央に関する感想や評価
楽天的でマイペースなキャラクターであることがわかった倉央ですが、実際にキングダムの読者からは、どういった目線で見られているキャラクターなのか、気になった人もいるのではないでしょうか?続いては実際にキングダムを読んだファンの、倉央に対するTwitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。
キングダム今週も面白かったけど、あのヒキは不要なんじゃないかな。大技を使いすぎてると感じた。二転三転はあるとして、、、デンリミと倉央は強そうだった(こなみ)
— JJ (@JetSet9260) December 13, 2018
キングダムを読んでいて、倉央が強そうという感想もありました。実際に強さがあるからこそのあの性格なのだと思いますが、読んでいて強そうと感じられるキャラクターは、その分魅力も感じられることが多いのではないでしょうか?
最新巻を読んでより王翦軍の田里弥と倉央が好きになった私…特に舞うような所作で軍の指揮を執る田里弥は好み…
— 田渕将平 (@metroid3881) June 24, 2020
あ、キングダムのお話!!
対照的なキャラクターの倉央と田里弥ですが、そんな二人が好きになったという感想もありました。対照的なキャラクターだからこそ、並んで絡みがある場面などはメリハリがあり、面白さも感じられるのかもしれません。二人が一緒に活躍する場面を見たいという感想もありました。
キングダム良いじゃん?から原作最新刊まで読んで倉央好きになるルート
— なくらい (@naikurai) May 29, 2020
キングダムを最新刊まで読破した結果、倉央が好きになったという感想もありました。作中にはかなり多くのキャラクターが登場するので、好みは人によって分かれることも多いはずですが、そんな中でも好きだと感じられるキャラクターにはやはり魅力が詰まっているようです。
今週のキングダムも
— YUDAI (@yudai1015_cg) July 4, 2019
熱かったんやけど
第2将の麻鉱より
その下の田里弥や倉央の方が
強キャラ感すごいのは
まぁ展開的にしゃあないのかな思う
倉央がやはり強キャラに見える、という感想もありました。実際に戦闘する場面が無かったとしても、自信たっぷりなキャラクターというのは、それだけで強そうに見えることも多いものです。実際の強さも相俟って、彼に惹かれるファンが多いのも頷けるのではないでしょうか?
倉央まとめ
キングダムに登場する倉央というキャラクターについて、田里弥との関係やしくじり発言に対する返答、その強さや糸凌との関係などをまとめて紹介しました。これまではあまり倉央というキャラクターに興味が湧かなかったという人も、もう一度キングダムを読み返して、どういった人物なのかを確認してみたくなったのではないでしょうか?
登場しているキャラクター同士の関係性なども、よく見て頭に入れていくと意外な繋がりがあったりもするものです。この機会にぜひキングダムを読みながら、倉央や王翦軍のメンバーといった人物たちについても知ってみるのもオススメです。