【呪術廻戦】釘崎野薔薇の術式「芻霊呪法」とは？簪や共鳴りの強さ・使用シーンを考察

釘崎野薔薇は『呪術廻戦』のヒロインであり、これまでのヒロイン像を打ち壊す強さや性格などがファンにも絶賛されています。『芻霊呪法』を使う呪術師であり、黒閃も決めるなど呪術師としての才能に溢れた存在となっています。ここではまず『呪術廻戦』についての基本的な情報をまとめていきましょう。

『呪術廻戦』は今最も注目されている作品であり、『鬼滅の刃』にも匹敵する売り上げの伸びを記録している作品として知られています。テレビアニメや劇場版作品にも注目が集まっていて、累計発行部数は5000万部を突破するなど売り上げを伸ばし続けています。ここではメガヒット漫画『呪術廻戦』の概要と簡単なあらすじをまとめます。

『呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)』は芥見下々が描くダークファンタジーであり、『週刊少年ジャンプ』で2018年14号から連載中の作品となっています。プロトタイプ兼前日譚である『東京都立呪術高等専門学校』の続編であり、テレビアニメ放送以降は日本を代表するメガヒットコンテンツとして国際的にも高い評価を獲得しています。2021年には劇場版作品も公開されるなど2021年注目の作品として知られています。

2018年6月の宮城県仙台市。一人の男子高校生が死刑宣告を受けていました。その少年は『虎杖悠仁』と言い、呪術師を名乗る男『五条悟』によって虎杖が『秘匿死刑』になった経緯が語られます。虎杖悠仁は拘束される前に自身の高校での呪霊との戦いに巻き込まれてしまい、その過程で特級呪物『両面宿儺の指』を食べて虎杖悠仁自身が呪術界で最も危険な存在となってしまったのでした。

釘崎野薔薇のプロフィールを見ていきましょう。釘崎野薔薇は都立呪術高専1年生であり、3級呪術師となっています。出身地は東北の田舎で、「盛岡まで4時間かかるクソ田舎」と本人は語っています。身長は160センチメートルないくらい、8月7日生まれと公表されています。虎杖と同時期に呪術高専に入学して、術式「芻霊呪法（すうれいじゅほう）」の使い手として身体能力、術式共に優秀な学生として高い評価を獲得しています。

ここでは『呪術廻戦』のヒロインである釘崎野薔薇の術式『芻霊呪法』と領域展開の有無、術式・技の強さなどを見ていきましょう。釘崎野薔薇は一年生ながら黒閃を決め、特級呪霊を撃破するなど、かなりの強さを見せています。一級術師に推薦されるなど学内でも評価も高く、術式『芻霊呪法』は特級呪霊とも相性のいい術式として知られています。さらに通常の術式に加えて黒閃や簪など強力な力を身につけています。

釘崎野薔薇の術式は『芻霊呪法』であり、自身の呪力を篭めた釘を打ち込むことで対象者にダメージを与える術式です。釘と金槌（交流会ではピコピコハンマー）、さらに藁人形を使う事で術式が発動します。攻撃するためには対象者の体の一部が必要で髪の毛や血液などでも発動できます。その部位が対象者にとって重要であればあるほど術式の攻撃力が上がります。

条件さえ整っていればかなりの遠距離でも術式の効果が発動しており、多くの呪霊にとっては相性の悪い術式でもあります。術式を使った技としては『共鳴り』や『簪(かんざし)』などがあり、一撃で呪霊を消し去ることができるほどの威力を誇る術式となっています。

釘崎野薔薇の領域展開についても見ていきましょう。『領域展開』は呪術師の極致であり、超一流の実力と才能を持っていなければ使いこなすことができません。学生では伏黒恵が領域展開を会得していますが、釘崎野薔薇は領域展開を使うことができません。その代わり、一流の呪術師の証である『黒閃』を決めており、釘崎野薔薇の呪術師としての才能は折り紙付きです。

ここでは釘崎野薔薇の技の強さと使用シーン一覧を紹介します。釘崎野薔薇はかなり早い段階から登場しているキャラクターであり、技の強さと術式の使用シーン一覧はファンにも注目されています。虎杖や伏黒恵と違い、相手に直接作用する術式を使うため、戦闘においてはかなり厄介な術式と考えられています。これまで見せたのは『芻霊呪法・共鳴り』と『芻霊呪法・簪(かんざし)』の二つです。

釘崎野薔薇の術式・技一覧①は『共鳴りの強さと使用シーン』です。芻霊呪法・共鳴りは釘崎野薔薇が最も多用する術式で、作中でもかなりの多くの発動シーンがあります。共鳴りが最も有効だったのは『呪胎九相図（じゅたいくそうず）』の呪霊たちとの戦いでした。彼らとの術式の相性によって共鳴りは相性次第では特級呪霊でも倒せることを証明しました。黒閃の発動時はさらにすさまじい威力を見せました。

『芻霊呪法・共鳴り』は肉体の一部を手に入れることが発動条件であり、人間であれば髪の毛などを手に入れることができれば攻撃可能です。呪霊は肉体の一部が欠損しても動ける場合が多いので、腕などを手に入れることで一撃で相手を倒す威力を誇ります。特に威力を出せる部位は血です。血は『芻霊呪法』の中でも重要なファクターなので、これを手に入れ共鳴りを使うと相手は命を削られるような痛みを感じることになります。

釘崎野薔薇の術式・技一覧②は『簪の強さと使用シーン』です。釘崎野薔薇の奥の手でもある芻霊呪法・簪(かんざし)は対象に直接打ち込んだ釘が釘崎野薔薇の合図と共に相手を破壊する技で、特級呪霊を一瞬で殺せるほどの強さを見せています。大木をなぎ倒すほどの威力と時間差での攻撃という厄介な技なので、共鳴りを警戒すればするほど簪(かんざし)への警戒心が薄れ、致命傷を与えることが可能となっています。

ここでは『呪術廻戦』の中でも優秀な呪術師でもある釘崎野薔薇の呪術師としての強さを見ていきましょう。虎杖と伏黒恵という規格外の一年生と共に入学しており、釘崎野薔薇も二人に劣らないほどの才能を持っています。黒閃を決めたり、特級呪霊を単独で撃破したりとかなりの強さを見せていて、これまでにないヒロイン像を確立したことでファンを増やしています。

釘崎野薔薇の呪術師としての強さ①は五条のセリフ「ちゃんとイカレてた」です。釘崎は田舎での呪霊との戦いには慣れていましたが、五条悟は『都会と田舎では呪霊のレベルが違う』と言い放ちました。そのため釘崎が都会の呪霊に対抗できるかは未知数だと言い、様子を見ていました。そして、『呪術師は恐怖に打ち勝つイカレっぷりが必要』と話します。

人質を取られて苦戦したものの、結果的には虎杖との共闘で見事に都会の呪霊を祓って見せたことで五条悟は『ちゃんとイカレてた』と彼女のことを高く評価しました。

釘崎野薔薇の呪術師としての強さ②は『死にそうになっても恨み節を言う』です。少年院での戦いでは釘崎は別の空間に飛ばされてしまい、呪霊に捕まってしまいます。絶体絶命のピンチでも怯えることなく、恨み節を言うという肝の据わった姿を見せています。伏黒によって救出はされましたが、どんな状況でも『釘崎野薔薇』を貫き通す芯の強さは彼女の最大の魅力となっています。

釘崎野薔薇の呪術師としての強さ③は『蝕爛腐術の模様が出ても笑顔』です。特級呪物『呪胎九相図(じゅたいくそうず)』の受肉体である壊相と血塗との戦いでは、彼らの術式『蝕爛腐術』を食らってしまいました。彼らの術式『蝕爛腐術』は彼らに血を浴びただけで激痛が走り、十分と経たずに死んでしまいます。しかし、釘崎はこれを食らっても、笑いながら反撃し続けました。このイカレっぷりこそが釘崎野薔薇が人気の理由です。

釘崎野薔薇の呪術師としての強さ④は『黒閃を炸裂させる』です。才能ある呪術師の証とも言える釘崎野薔薇は『呪胎九相図』の受肉体である壊相と血塗との戦いで黒閃を決めて見せました。虎杖も黒閃を決め、伏黒は黒閃ではなく領域展開を会得しています。この二人に差をつけられていたと思われていましたが、釘崎野薔薇が黒閃を決めたことで呪術師としての才能は二人にも負けず劣らずの才能を持っていることが判明しました。

ここからは釘崎野薔薇の過去や出身・祖母などを見ていきましょう。呪術師になったものはいずれもつらい過去を抱えていて、釘崎野薔薇も例外ではありません。釘崎野薔薇の場合は閉鎖的な田舎に生まれたことが原因であり、このことが釘崎野薔薇が都会に憧れ呪術高専の生徒として上京した理由にも繋がっています。釘崎野薔薇の行動原理に繋がる事柄なので、彼女を語る上では欠かせない要素となっています。

釘崎野薔薇の過去や出身・祖母の考察①は『ふみと出会う』です。釘崎野薔薇は東北の田舎に生まれていて、全校生徒19人という小さな小学校に通っていました。町は閉鎖的であり、内部で強い結びつきがある一方で、外界からの人間を拒絶するところがありました。そんな中でも野薔薇は6歳ながら田舎特有の「距離感の近さ」に気味悪さを感じていました。

そして、幼い野薔薇は田舎の人間との接触を避けるようになり、小学1年生の時に転校してきた「ふみ」と毎日のように過ごすことになります。ふみは最初は野薔薇のサバサバした態度を苦手にしていましたが、ゲームを一緒にしたりしているうちに親友同士となっていきました。田舎の中でも変わった性格をしていた野薔薇とは野薔薇が高専に入る直前まで親友としての関係が続いていました。

釘崎野薔薇の過去や出身・祖母の考察②は『沙織を慕う』です。ふみが引っ越してきてから少し後になって、町には新たな一家が引っ越してきます。その一家には「沙織」という中学2年生の女の子いて、都会から来たという事で野薔薇は興味を持つようになります。釘崎は沙織が住んでいる田舎ではよく目立つ大きな屋敷を「秘密基地だ」と言って、ふみとその屋敷に通うようになります。

沙織は2人と年が離れていましたが、一人っ子だったため2人を妹のように可愛がってくれました。野薔薇は沙織を姉のように慕い、2人は本当の姉妹のように過ごしていました。田舎にはないような紅茶を出して出迎えたり、東京の情報を2人に話してあげたりして楽しい時間を過ごしていたと野薔薇は語っています。ぶっきらぼうだった野薔薇ですが、沙織の丁寧な言葉遣いや都会の価値観に強い影響を受けていきました。

釘崎野薔薇の過去や出身・祖母の考察③は『沙織が村八分に遭う』です。しかし、ある時から沙織の周囲の環境に変化が訪れます。都会からわざわざ引っ越してきた沙織の一家を村人たちは疎んじ始めて、「田舎者を馬鹿にしている」と被害妄想を膨らませていきました。そしてゴミの不法投棄や落書きなどの嫌がらせが相次いで、沙織は村八分の状態になってしまうという状況に追い込まれてしまいます。

嫌がらせによって田舎にはいられなくなってしまい、沙織一家は引っ越しを余儀なくされてしまいます。釘崎とふみと別れることになり、釘崎はこれまでにないほど涙を流しました。この一件を機に釘崎は田舎嫌いにさらに拍車をかけて、高校生になったら都会に行くという思いをより一層強くしました。そして、田舎の柵を打破するほどの強さを手に入れるために呪術師として成功することを目標にします。

釘崎野薔薇の過去や出身・祖母の考察④は『呪術高専へ入学』です。沙織との別れから10年の時が流れて、釘崎は自身を苦しめ、沙織を奪った田舎を離れるため東京都立呪術個厭う専門学校へ入学します。しかし、4月に入学する予定が祖母が自分のもとで釘崎を育てたいと主張して、そのことを解決するために二か月遅れの入学となってしまいました。

6月入学と中途半端になりますが、ついに上京が決定してふみとも別れることになってしまいました。東京へ旅立つ日、親友であるふみは見送りに来ますが、釘崎は最後まで涙を流しませんでした。涙をこらえて「今度は会う時は沙織も含めた3人で会おう」とふみに告げて、釘崎は呪術師としての一歩を踏み出しました。

釘崎野薔薇の過去や出身・祖母の考察⑤は『祖母から術式の使い方を教わった？』です。呪術師は地域ごとにある種の派閥があり、北海道や京都などは東京に負けず劣らずの呪術師の質も保たれています。東北も呪術師が多いと見られていますが、そのレベルは都会と比べると低いと考えられています。野薔薇の「芻霊呪法（すうれいじゅほう）」は祖母から教えられたものと言われています。

ここでは釘崎野薔薇の死亡説などを見ていきましょう。釘崎野薔薇は死亡したと言われていて、ファンの間では復活の可能性なども注目されています。数多くの死者を出した『渋谷事変』では釘崎野薔薇は死亡したように描かれていて、多くのファンが彼女の動向を気にしています。復活の可能性も指摘されていて、今最も気にされている話題として知られています。

釘崎野薔薇が死亡したとされるシーンを見ていきましょう。五条悟の封印を主な目的とした『渋谷事変』では真人の分身と交戦しました。共鳴りとの相性が良かったので戦闘は釘崎の優位に運んでいました。分身状態では『無為転変』を使うことができないという事に気が付いたため、接近戦を選択し真人の分身を追い詰めていきました。そして戦闘が不利であると逃げていく真人の分身を追っていく釘崎は罠にかかってしまいます。

釘崎の見えないところで本体と入れ替わり、そのことに気がつかなかった釘崎は無防備に無為転変を食らってしまいます。釘﨑は虎杖の目の前で左顔面を吹き飛ばされてしまい倒れますが、そこへ東堂と事象をとどめることができる術式を持つ新田が到着し即死は免れました。その後の生死は不明となっていますが、渋谷事変後に虎杖が伏黒に彼女の生死を問うと、伏黒は『沈黙』という形で答えました。

釘崎野薔薇は生きているという説や復活の可能性などを見ていきましょう。新田新の術式で無為転変で顔を吹き飛ばされたまま保存されていますが、反転術式でも治療が困難なことが判明しているので死亡が濃厚の状況と言われています。しかし、伏黒恵は死亡を断言したわけではありません。復活の可能性があるかといえば、かなり高いとも言われています。

伏黒恵が虎杖の質問に答えなかったのは、虎杖を騙すためなのではないかという意見もあります。これはいわゆる『意趣返し』であり、以前に虎杖が死を偽装して数か月間死んだと思わされ続けていたことを再現しているのではないかというモノです。虎杖が復活した時は釘崎は涙を浮かべるほど怒っていたので仕返しに伏黒に嘘をつかせているというのが復活説を唱えるファンの意見となっています。

ここでは『呪術廻戦』の釘崎野薔薇に関するネット上の感想や評価などを紹介してきましょう。『呪術廻戦』は圧倒的な人気を獲得している作品であり、ネット上でも数多くの熱狂的なファンを生み出しています。個性的なキャラクター達はそれぞれ多くのファンを生み出していて、釘崎野薔薇に関する感想や評価はネット上でも数多く見つけることができます。

釘崎野薔薇が好きという声が数多く見つかりました。『呪術廻戦』の魅力は個性的なキャラクターであり、その中でも釘崎野薔薇はカッコいい女性キャラクターとして人気を集めています。ネット上には『釘崎野薔薇が思ってた100倍可愛くて最高の女過ぎて、好きです。』という声や『呪術は野薔薇ちゃんが好き！』という声、『釘崎野薔薇ちゃんとても好きです』という声が挙がっています。

釘崎野薔薇の術式である芻霊呪法・簪と黒閃が最高という声も集まっています。釘崎野薔薇の術式・簪のカッコよさには数多くのファンが魅了されています。ネット上には『野薔薇ちゃんの簪の技むっちゃかっこいいですよね！』という声や『野薔薇ちゃんの芻霊呪法共鳴りと簪、カッコいい』という声、『野薔薇ちゃんの簪とか2人の黒閃最高すぎたんだけど。かっこよすぎた』という声が挙がっています。

釘崎野薔薇に生きてて欲しいという声も数多くあります。渋谷事変では死んでしまったような描写があり、生きててほしいと願うファンの声がネット上には溢れています。ネット上には『釘崎生きてんのかな。生きててほしいわ』という声や『釘崎野薔薇氏推しだったので釘崎氏だけでも生きててほしいんですよね』という声、『呪術の釘崎野薔薇生存願望強すぎる』という声が挙がっています。

今回はメガヒット漫画『呪術廻戦』の釘崎野薔薇の術式や強さ、過去、死亡説、ネット上の感想などを紹介してきました。釘崎野薔薇は『呪術廻戦』のヒロインであり、ヒロインでありながらもかなりの強さを持っていることでも知られています。その過去や死亡説なども注目されていて、今後の動向も注目のキャラとなっています。『呪術廻戦』のヒロイン・釘崎野薔薇の術式などにも注目して、『呪術廻戦』をお楽しみください。