2021年06月05日公開
2021年06月05日更新
【終末のワルキューレ】トールは北欧神話最強の神!神器・技や過去を紹介
神と人間の戦いを描いた大人気漫画終末のワルキューレ。漫画終末のワルキューレは多数の神様や歴史人物が登場する作品であり、累計発行部数600万部を記録するほど高い人気を博しています。そんな漫画終末のワルキューレにはトールという神様が登場しています。トールは「ミョルニル」という神器と一撃必殺の技「トールハンマー」を使う神様であり、北欧神話で最強と謳われています。本記事では北欧神話最強のトールについて神器や「トールハンマー」などの技、過去をまとめてご紹介していきます。
目次
終末のワルキューレのトールは北欧神話最強の神
終末のワルキューレの作品情報
「神VS人類最終闘争(ラグナロク)」の1回戦で呂布奉先と戦った漫画終末のワルキューレのトール。漫画終末のワルキューレに登場するトールとは過去に66体の巨人軍を倒した北欧神話最強の神であり、「ミョルニル」と呼ばれるハンマーの神器を武器としています。作中でトールは神器「ミョルニル」の必殺技「トールハンマー」などを使い、呂布に勝利を飾りました。本記事ではそんなトールの神器や技、過去などをまとめてご紹介します。
終末のワルキューレの概要
ではトールの神器や「トールハンマー」などの技、過去についてご紹介する前に、トールが登場する漫画終末のワルキューレの作品情報と簡単なストーリーのあらすじをまとめてご紹介していきます。トールが登場する終末のワルキューレとは梅村真也とフクイタクミ、アジチカの3人が描く漫画作品です。漫画終末のワルキューレは2018年に漫画雑誌「月刊コミックゼノン」で連載がスタートし、2021年5月現在も同誌で連載中となっています。
2021年5月現在「月刊コミックゼノン」で連載中の漫画終末のワルキューレは神話の神々と選ばれた英雄の歴史人物の最終闘争(ラグナロク)を描いた作品となっており、これまで合計10巻の単行本が刊行されています。その人気は凄まじく、連載が始まってわずか3年で600万部を超える累計発行部数を記録しています。この人気から漫画終末のワルキューレは2021年の6月にアニメの放送が決定し、数多くのファンから注目を集めています。
終末のワルキューレのあらすじ
神々が陰で人類を支配している世界。神々はある日1000年に1度開催される「人類存亡会議」で何の進化もしない人類に頭を抱え、人類の歴史に終止符を打とうとします。すると戦乙女(ワルキューレ)が会議の場所に現れ、「神VS人類最終闘争(ラグナロク)」で人類の未来を決めるよう神々に提案しました。当初神々は反対するものの、ワルキューレの挑発で開催を決定します。そして人類の存亡をかけた神と人類の戦いが始まるのでした。
トールのプロフィール
本記事で神器や「トールハンマー」などの技、過去をご紹介するトールとは漫画終末のワルキューレに登場するキャラクターの1人です。漫画終末のワルキューレに登場するトールはオーディンの息子にあたる北欧神話の神様であり、腰以上ある赤色の長髪と両頬や額に入った線状の印が特徴となっています。北欧神話においてトールは「ミョルニル」と呼ばれる短い槌を持つ神様として知られており、神話の中で主に「雷」を司っています。
その強さは北欧神話の中で最強であり、現代でもゲルマン人の間で深く信仰されています。漫画終末のワルキューレの作中でもトールは「北欧神話最強の神」と呼ばれており、戦うこと意外に興味が無い神として描かれています。そんなトールは漫画終末のワルキューレの第1回戦で中国史最強の武将・呂布奉先と戦います。戦いの中でトールは傷を負うものの、最強の神器から繰り出される必殺技を使って呂布奉先を破り、勝利を飾りました。
終末のワルキューレのトールの神器や技・強さ
トールの強さ①神器はミョルニル
ではここからは漫画終末のワルキューレに登場するトールの神器や「トールハンマー」などの技をまとめてご紹介していきます。漫画終末のワルキューレに登場する神々は神器と呼ばれるアイテムを持っています。この神器はそれぞれ能力が異なっており、人間には絶対に破壊することが出来ません。漫画終末のワルキューレの作中で北欧神話最強の神・トールは実際の北欧神話と同じく、「ミョルニル」というハンマーを神器にしています。
実際の北欧神話に登場する「ミョルニル」は短いハンマー型の武器です。しかし漫画終末のワルキューレに登場するトールの「ミョルニル」は変更が加えられており、トールの身長より遙かに大きいサイズをしています。そんな神器の「トール」は生きており、トール以外使用することが出来ません。その強さは大地さえも一撃でこなごなに砕くレベルとなっています。この強さからトールの神器「ミョルニル」は「天界最強の神器」といわれています。
トールの強さ②防具は鉄の手袋
漫画終末のワルキューレに登場するトールは「ミョルニル」と別に、「鉄の手袋(ヤールングレイプル)」と呼ばれる神器を持っています。トールのもう1つの神器である「鉄の手袋(ヤールングレイプル)」は手袋のような形をしており、どんな攻撃さえも防ぐことが出来る能力を持っています。生きた神器「ミョルニル」は基本眠った状態にあります。しかし眠った状態から覚醒すると、誰も触ることが出来ないほどの灼熱を帯びた槌になります。
当初「鉄の手袋(ヤールングレイプル)」を付ける理由はトールが灼熱を帯びた「ミョルニル」を使うためといわれていました。しかしこれは違い、本当の理由は覚醒する前の「ミョルニル」をトールが壊さないためです。作中で呂布奉先と戦ったトールは序盤に「鉄の手袋(ヤールングレイプル)」を壊されてしまいます。この時トールは余裕の表情を浮べながら覚醒した「ミョルニル」を手に持ち、呂布奉先に対して本当の実力を発揮しました。
トールの強さ③闘神の雷鎚(トールハンマー)
漫画終末のワルキューレの作中で北欧神話最強の神・トールは呂布奉先と戦った際、ある2つの技を使用しました。まず1つ目の技は「闘神の雷鎚(トールハンマー)」です。漫画終末のワルキューレの作中でトールが使用した「闘神の雷鎚(トールハンマー)」とは手元から雷を出しながら身体を仰け反り、敵に対して雷の一撃を与える大技となっています。確かにこれは一度身体を仰け反って構える必要があるため、非常に隙の大きい技です。
しかしその分「闘神の雷鎚(トールハンマー)」の威力は非常に高く、たった一撃で敵を消し飛ばしてしまいます。トールは過去に「闘神の雷鎚(トールハンマー)」で66体の巨人を倒し、この過去の活躍から「闘神の雷鎚(トールハンマー)」と名付けられました。作中でトールは「闘神の雷鎚(トールハンマー)」で呂布奉先を瞬殺しようとします。しかしトールは呂布奉先にこの技を防がれてしまい、身体に大きな傷を負ってしまいました。
トールの強さ④覚醒雷鎚
2つ目にご紹介するトールの技は「覚醒雷鎚(ゲイルロズトールハンマー)」です。漫画終末のワルキューレの作中でトールが使用した「覚醒雷鎚(ゲイルロズトールハンマー)」とは一度神器の「ミョルニル」を投げ、返ってきた遠心力と速度が付いた「ミョルニル」を掴んでそのまま一撃を与えるといった技となっています。トールが使う神器の「ミョルニル」は上述でご紹介した通り生きているため、全力で投げた後にトールの手元へ戻ってきます。
全力で投げて戻ってくる「ミョルニル」は異常なほどの遠心力と速度が付いています。これを利用して敵に最強の一撃を放つのが「覚醒雷鎚(ゲイルロズトールハンマー)」となっています。漫画終末のワルキューレの作中でトールは「ミョルニル」を投げた後に「覚醒雷鎚(ゲイルロズトールハンマー)」を放ち、呂布奉先の両脚を折ります。その後トールは再び技を放ち、「天喰」という必殺技を使った呂布奉先の顔面をこなごなにしました。
終末のワルキューレのトールの過去
過去①巨人を全滅させる
ではここからは漫画終末のワルキューレに登場するトールの過去についてご紹介していきます。トールが住んでいる「神々の国(アースガルズ)」は過去、「巨人の国(ヨトゥンヘイム)」の侵攻を度々受けていました。「神々の国(アースガルズ)」は何度も「巨人の国(ヨトゥンヘイム)」の侵攻を防ぎ、神々に大きな油断が生まれてしまいます。すると突然、「巨人の国(ヨトゥンヘイム)」の巨人軍は大軍で神々に攻撃を仕掛けました。
「軍神」とあだ名されるテュ-ルや神々の騎士団達は攻め寄せる巨人軍の大軍に必死に対抗します。しかし神々は慢心のせいで戦闘力が衰えており、「神々の国(アースガルズ)」が巨人に制圧されそうになってしまいました。そんな中トールは単騎で出撃し、「闘神の雷鎚(トールハンマー)」を使って66体の巨人を全滅させます。この時トールは英雄となったものの、巨人のあまりの弱さに退屈そうな表情を浮べながら「つまらん」と呟きました。
過去②ヨルムンガンドを倒す
ヨルムンガンドとは北欧神話に登場する巨大な毒蛇の怪物です。北欧神話において、ヨルムンガンドは巨人が住むヨトゥンヘイムで育てられ、オーディンによって海に放たれました。オーディンによって自由を得たヨルムンガンドは海の中で巨大な毒蛇の化物に成長します。その後トールは海で釣りをしていた時、偶然にもヨルムンガンドと退治します。この時トールは頭に一撃を与えるものの、ヨルムンガンドに逃げられてしまいました。
これがきっかけとなってトールはヨルムンガンドと宿敵同士になります。そして終末の日である「ラグナロク」が到来し、ヨルムンガンドは海から陸地に上がりました。そして再びトールとヨルムンガンドと戦うことになります。トールは「ミョルニル」を3回放ち、ヨルムンガンドを見事撃破します。しかしトールもまたヨルムンガンドの毒で死亡しました。ちなみに漫画では「覚醒雷鎚」でヨルムンガンドを倒したということになっています。
終末のワルキューレのトールのアニメ声優
緑川光のプロフィール
上述でご紹介した通り、漫画終末のワルキューレは2021年の6月にアニメの放送が決定しています。このアニメ終末のワルキューレでトールを演じることになったのは日本の男性声優である緑川光です。トールの声優を務めることになった緑川光とは1968年の5月2日に栃木県で生まれた男性声優であり、2021年5月現在青二プロダクションに所属しながら活動しています。元々緑川光は1988年のアニメ「キテレツ大百科」でデビューしました。
1988年にデビューを飾った声優の緑川光は1993年にアニメ「スラムダンク」の流川楓を演じて一躍注目を集め、1995年にアニメ「新機動戦記ガンダムW」の主人公ヒイロ・ユイを演じ大ブレイクしました。そんな緑川光は声変わりが無かったため、男らしい声から女性らしい声まで幅広く出せる声優として知られています。緑川光はこの特殊な声質を活かし、2021年5月現在までに数多くの人気キャラクターを演じています。
緑川光の主な出演作品
- 1993年のアニメ「スラムダンク」:流川楓役
- 1995年のアニメ「新機動戦記ガンダムW」:ヒイロ・ユイ役
- 1998年のアニメ「遊戯王シリーズ」:海馬瀬人役
- 2003年のアニメ「ボボボーボ・ボーボボ」:ソフトン役
- 2006年のアニメ「彩雲国物語」:茈静蘭役
- 2008年のアニメ「コードギアス反逆のルルーシュR2」:黎星刻役
- 2009年のアニメ「ドラゴンボール改シリーズ」:天津飯役、人造人間16号役
- 2011年のアニメ「Fate/Zero」:ランサーことディルムッド・オディナ役
- 2015年のアニメ「血界戦線シリーズ」:ツェッド・オブライエン役
- 2016年のアニメ「坂本ですが?」:坂本役
- 2017年のアニメ「僕のヒーローアカデミア」:ベストジーニスト役
- 2018年のアニメ「SSSS.GRIDMAN」:グリッドマン役
- 2019年のアニメ「ワンパンマン」:ガロウ役
- 2021年のアニメ「SK∞エスケーエイト」:桜屋敷薫役
終末のワルキューレのトールに関する感想や評価
終末のワルキューレのアニメPV全部見た
— 羣咲カナメ (@4E2l0KdYKllSx62) May 29, 2021
ますます原作が読みたくなってきた
とにかくトールさんが最っっっ高にかっこいい!!!!
長髪バーサーカーとか…最高すぎる!!
トールさん好き…惚れた…😍💕✨ pic.twitter.com/4oqswoJ0Vp
漫画終末のワルキューレに登場するトールに関する感想ではトールが好きといった感想が多く寄せられていました。漫画終末のワルキューレに登場するトールは並外れた強さを持った北欧神話の神です。またトールは強さの他に、非常にかっこいいイケメンな容姿も兼ね備えています。このかっこいい容姿と強さからトールは漫画終末のワルキューレファンに高い人気を博しています。
終末のワルキューレってトールだけ頭3つくらい抜けて強いよね
— ふるしょー (@Unko_motomete) December 27, 2020
漫画終末のワルキューレに登場するトールに関する感想ではトールが強いといった感想も多く寄せられていました。漫画終末のワルキューレに登場するトールは素のままで最強クラスの強さを持っており、神器「ミョルニル」を使うと勝てる相手が存在しないレベルとなっています。この圧倒的強さが理由となってトールは北欧神話で最強と評されています。
呂布とトール神の戦い好きだわ〜
— na-nanbo (@shichinanan) November 29, 2019
漫画終末のワルキューレに登場するトールに関する感想ではトールと呂布奉先の戦いが好きといった感想も多く見受けられました。漫画終末のワルキューレの神と人類の戦いはほとんどが戦闘技術や頭脳を駆使したものとなっています。しかしトールVS呂布奉先は己の強さだけをぶつけ合う非常に男らしい戦いが描かれています。そのためトールと呂布奉先の戦いは漫画終末のワルキューレで特に人気の高い戦いとなっています。
終末のワルキューレのトールまとめ
本記事では漫画終末のワルキューレに登場するトールについて神器や技、過去などをご紹介しました。漫画終末のワルキューレに登場するトールは過去に巨人軍66体を全滅させ、作中で呂布奉先を破った神です。巨人軍は神々の軍が大苦戦したほどの相手であり、呂布奉先は中国史上で最強と謳われている武将となっています。そんな巨人軍と呂布奉先を破った経歴から、まさにトールは神々の中で最強の存在といっていいでしょう。