【呪術廻戦】加茂憲紀の声優・日野聡の出演作一覧！鬼滅の刃で演じたキャラは？

今回のまとめでは、大人気漫画・テレビアニメ『呪術廻戦』に登場する加茂憲紀（かものりとし）の声優を務めた日野聡さんを中心にまとめていきます。日野聡さんと言えば、アニメ『鬼滅の刃』でも知られる声優です。まとめでは、日野聡さん以外にも、加茂憲紀がどんな人物なのかについてもまとめていきます。それでは、日野聡さんについてまとめていく前に、『呪術廻戦』について概要やあらすじなどについて見ていきましょう。

テレビアニメ『呪術廻戦』は、2020年から2021年にかけ、全24話にて放送されていた呪術を扱ったダークファンタジーアニメです。原作となったのは、2018年より『週刊少年ジャンプ』にて連載されている芥見下々さんが描く同名漫画です。2021年6月時点では15巻まで刊行されています。また、本編の前日譚として描かれた漫画『呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校』もありますので、こちらもチェックしてみてください。

主人公の虎杖悠仁は、仙台市にある高校に通うごく普通の男子高生として生活を送っていましたが、物語の冒頭でたった1人の家族であった祖父が亡くなります。その夜、東京の呪術高専からやってきた伏黒恵から接触された虎杖は、特級呪物「両面宿儺」が虎杖の通う高校にあることを聞き、呪物の回収を手伝うことになりました。ですが、その呪物は、虎杖が所属するオカルト研究会の先輩が既に開封してしまっていたのです。

それでは、テレビアニメ『鬼滅の刃』にて声優を務めていた日野聡さんについてまとめていく前に、テレビアニメ『呪術廻戦』にて日野聡さんが声優を務める加茂憲紀（かものりとし）のプロフィールなどについて見ていきましょう。加茂憲紀は、呪術高専の京都校に通う3年生として登場するキャラクターで、等級は準一級呪術師です。糸目キャラとしても知られており、髪の毛のサイドを結んだ特徴的なヘアーが特徴的でもあります。

加茂憲紀は、見た目通り非常に冷静沈着な性格をしており、礼儀や伝統を重んじる堅実なキャラクターとして描かれています。呪術界の御三家の1つでもある加茂家の嫡流としてのプライドがあり、どんな時も冷静な判断をし、時に冷酷非道な判断も厭わない人物です。一見優しそうなキャラですが、呪術関連のことになると嫡男としてもプライドと意地を出し、感情よりも秩序や戒律を重視する責任感のあるリーダーとして知られます。

では、そんな加茂憲紀の役割とは一体どんなものなのでしょうか？『呪術廻戦』に登場する呪術界の御三家は、加茂家のほかに禪院家と五条家があります。加茂憲紀は、そんな格式の高い御三家の1つである加茂家の嫡男、いわゆる跡継ぎとしての立場を持っています。禪院家の次期当主は、禪院家の分家出身ではあるものの、禪院家の当主・禪院直毘人（ぜんいんなおびと）の遺言になり跡継ぎを指名された伏黒恵です。

そして、もう1つの御三家である五条家の現当主は、呪術高専東京校の教師で六眼を持つ特級呪術師の五条悟です。伏黒恵は2級呪術師ではあるものの術式の中でも限られたものにしかできないと言われている領域展開をすることができる力を持っています。一方、加茂家の次期当主とされる加茂憲紀は、準1級呪術師ではあるものの領域展開はできません。

これらのことから、『呪術廻戦』での加茂憲紀の役割としては、御三家の1つ加茂家の次期当主として禪院家と五条家に劣らないように奮闘・成長する姿を見せることのほか、獄門彊に閉じ込められた五条がいない間、京都校のほか呪術界を牽引するリーダーとしての役割を担ってくるのではないか？と考えられます。

では、御三家の1つ・加茂家の次期当主とされている加茂憲紀の家族構成は一体どうなっているのでしょうか？加茂憲紀は、加茂家の嫡男として次期当主に任命されていますが、実は正室の息子ではなく、側室の息子だということが明かされています。生まれた当時は、側室の子どもであったことから惨めな思いをしてきましたが、加茂家が受け継ぐ術式を継いでいることが判明すると忽ち”嫡男”として受け入れられたのです。

側室であった母親は、加茂家から虐げられるなど酷い扱いをされてきました。そのこともあってか、加茂家の次期当主となった加茂憲紀は、次期当主としてのプライドを持ちながら冷静沈着に術師を全うしていく覚悟を持つようになりました。御三家と呼ばれる加茂家のほか、禪院家や五条家の当主、次期当主らも一筋縄ではいかない境遇を持っていることから、呪術界に継がれる血縁の難しさなどがストーリーからも窺えます。

また、脹相の誕生に関係し、加茂家のほか御三家からも忌み嫌われている加茂憲倫（かものりとし）と、加茂家の次期当主である加茂憲紀は読みが同じな点が読者の間で話題となっています。この点に関し、ストーリーではまだ明かされていない部分がありますが、読者の間では、忌み嫌われている加茂憲倫と、虐げられていた側室の息子である加茂憲紀は同じくらい加茂家にとって”汚点”だと思われているのでは？と囁かれています。

では、加茂家と脹相には一体どんな関係があるのでしょうか？まず、脹相について見ていきましょう。脹相とは、特級呪物に指定されている「呪胎九相図（じゅたいくそうず）」の1番目の姿のことを指します。「呪胎九相図」は、明治に生きた加茂憲倫（かものりとし）が生み出したと言われている呪物です。加茂憲倫は、”史上最悪の術師”として知られており、御三家の汚点であり恥として忌み嫌われている人物です。

それは、ある時、加茂憲倫の元に呪霊との間にできた子ども身ごもった女性が訪れたことがキッカケでした。そんな彼女に興味を持った加茂憲倫は、子ども産ませることなく堕胎させるということを9回ほど繰り返させたのです。そうして現代まで9つもの胎児を特級呪物として厳重に保管していましたが、夏油らによって1番～3番までの呪胎を盗まれ、やがて受肉をし意思を持って行動する呪霊となってしまいました。

盗まれた1番～3番が、張相（ちょうそう）、壊相（えそう）、血塗（けちず）なのです。では、加茂憲倫によって生み出された呪胎九相図の1番目である脹相は、加茂家とどんな関係があるのでしょうか？脹相は、加茂家の血は直接流れていませんが、加茂家の相伝である「赤血操術」という術式を扱います。このことから、血縁ではないものの相伝の術式が使えるという点では加茂家とは切っても切れない縁があるということが窺えます。

続いては、テレビアニメ『呪術廻戦』にて加茂憲紀の声優を務めた日野聡さんについて見ていきましょう。日野聡さんは、1978年8月4日生まれのアメリカ合衆国サンフランシスコ生まれの東京都出身、アクセルワンに所属しています。2000年代より声優として活動を始め、2010年には歌手としても活動を始めました。私生活では、2014年に同じく声優として活動する中島沙樹さんと結婚しています。

そんな日野聡さんのこれまでの経歴についても見ていきましょう。日野聡さんは、舞台俳優を目標に児童劇団に所属していました。それまでは海外ドラマの吹き替えを中心に活動する声優として活動していましたが、2003年放送のテレビアニメ『一騎当千』にて始めてテレビアニメの声優として出演することになりました。この出演を機に、吹き替え声優のほか『鬼滅の刃』など、アニメ声優としても活躍することになったのです。

そんな日野聡さんのこれまでの主な出演作は、

• 灼眼のシャナ（坂井悠二）
• 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX（神楽坂）
• ゼロの使い魔（平賀才人）
• 焼きたて!!ジャぱん（堤政伸）

• NARUTO -ナルト- 疾風伝（サイ）
• 金色のコルダ〜secondo passo〜（衛藤桐也）
• 銀魂（神威）
• 裏切りは僕の名前を知っている（降織千紫郎）
• バクマン。（高木秋人）

• とある魔術の禁書目録シリーズ（浜面仕上）
• 遊☆戯☆王ZEXAL II（真月零 / ベクター）
• 弱虫ペダル（新開隼人）
• ハイキュー!!（澤村大地）
• 斉木楠雄のΨ難（灰呂杵志）などがあります。

これまで様々な作品に参加し名を馳せていた日野聡さんですが、昨今話題のテレビアニメ『鬼滅の刃』でも人気キャラクターの声優を演じていました。日野聡さんが演じたのは、2020年に公開された劇場アニメ『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』にてキーパーソン的役割を担った煉獄杏寿郎です。バラエティー番組では、煉獄杏寿郎役としてナレーションを務めるなど、『鬼滅の刃』を機にメディア露出も増えました。

テレビアニメ『呪術廻戦』では、加茂憲紀の幼少期のシーンも描かれました。続いては、加茂憲紀の幼少期のアニメ声優を務めた川井田夏海さんについて見ていきましょう。川井田夏海さんは、1996年2月18日生まれの愛知県出身、インテンションに所属しています。

子役としての活動を経てから、2014年に開催された『第二回全日本声優コンテスト「声優魂」』にて声優部門国内カテゴリーで優秀賞を受賞をキッカケに、2017年よりアニメ声優として活動を始めました。

そんな川井田夏海さんのこれまでの主な出演作は、

• はたらく細胞（未熟胸腺細胞4）
• 荒野のコトブキ飛行隊（シンディ）
• 女子高生の無駄づかい（渦巻き）
• あひるの空（船越幸）

• 放課後ていぼう日誌（帆高夏海）
• 推しが武道館いってくれたら死ぬ（おしゃれ女子）
• ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。（幼少期の花鳥）
• ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会（浅希）
• ふしぎ駄菓子屋 銭天堂（広田由香）

• ゆるキャン△ SEASON2（一宮拓人）
• ダイナ荘びより（ヨガインストラクター）
• ひげを剃る。そして女子高生を拾う。（結城あさみ）
• MARS RED（葉）
• ゲーム「ときめきアイドル」（川口夏海）などがあります。

続いては、加茂憲紀の名言や名シーンについて見ていきましょう。まず1つ目が、加茂憲紀と伏黒恵の戦いについてです。それは、呪術高専の東京校と京都校の姉妹校交流会での出来事でした。加茂憲紀は、京都校の生徒たちと虎杖悠仁殺害を目論み、東堂と戦闘中の虎杖の元へ向かいました。

ですが、京都校の東堂は虎杖と意気投合しており、京都校の総意であった「虎杖の殺害」という目的を果たしにきた京都校生徒たちを撤退に追い込んだのです。加茂憲紀と伏黒恵との戦闘はこの後に起こりました。伏黒恵と対峙することになった加茂憲紀は、「苅祓 （かりばらい）」という手裏剣のように血液を相手に投げるという技を繰り広げました。

加茂憲紀のこのシーンは、名シーンとして読者からは支持されています。テレビアニメでも加茂憲紀のシーンは人気がありますので、まだ見ていない方は、漫画・テレビアニメ共にぜひご覧になってみてください。

続いては、加茂憲紀の名言や名セリフについて見ていきましょう。加茂憲紀の名セリフとして度々あげられるのは、上記のセリフになります。このセリフは、姉妹校交流戦にて伏黒恵と戦った際に放ったものとなっています。いつもは糸目で表情が分かりにくい加茂憲紀ですが、伏黒恵との戦いでは険しく冷たい表情が垣間見えました。このセリフを放った時も同様に、いつもは糸目の目が開いことが特徴的となっています。

開かれた目は、眼光鋭く、加茂家の次期当主としてのプライドのほか、殺意や覚悟なども感じることができます。複雑な出自を抱えた加茂憲紀ですが、加茂家の次期当主になるべくこれまでに耐え抜いてきた様々な経験などもこの目が物語っているのです。京都校のリーダーとしても、加茂家の次期当主としても高いプライドをもった加茂憲紀を感じられるこのシーンに、痺れた方も多いのではないでしょうか？

続いては、加茂憲紀が使用する術式や能力のほか、弱点について見ていきましょう。まず、加茂憲紀が使用する術式についてです。加茂憲紀は、加茂家の相伝術式である「赤血操術（せっけつそうじゅつ）」を使用します。この術式は、自分の血液のほか、血液が付着したものならば何でも自由自在に操ることができるというもので、近いものはもちろん、遠くのものでも操作可能です。

血液は、自分のものでなくとも血液パックの血液でも有効という点が利点だと言えるでしょう。また、血液を使用した攻撃は、かなりの威力があり、加茂憲紀の武器でもある弓矢の先に血液を付着させ攻撃も可能です。「赤血操術」のほか、自身の体内に流れる血液を操作し身体能力をあげる「赤鱗躍動（せきりんやくどう）」という技もあります。

他には、血液を使い相手を拘束させる「赤縛（せきばく）」、血液を圧縮させる「百歛（びゃくれん）」、血液を圧縮させ矢のように放つ「穿血（せんけつ）」というものもあります。加茂憲紀の術式は、基本的には加茂家の相伝術式であり、血液を用いたものが特徴となっています。

こうしてみると加茂憲紀はかなりの強さがあり、弱点はないように見えますが、加茂憲紀に弱点はあるのでしょうか？実は、最強に見える加茂憲紀にもそれなりに弱点はありました。それは、領域展開ができないということです。御三家である五条家の当主・五条悟や、禪院家の次期当主とされる伏黒恵は領域展開をすることができます。ですが、加茂家の次期当主である加茂憲紀は領域展開をすることができないのです。

ですので、領域展開をされてしまうと、途端に加茂憲紀は対応できなくなり戦闘上不利となってしまいます。領域展開ができないという点は、加茂家の次期当主である加茂憲紀にとってはコンプレックスであることが窺えます。また、加茂憲紀が交流会で殺害を目論んでいた虎杖悠仁は、特級呪物「両面宿儺」の器であるという点や、両面宿儺が領域展開ができるという点で、加茂憲紀が虎杖に執着する”敵”であることも窺えます。

加茂憲紀が領域展開ができないという点が今後の争点にもなってくるのではないか？とも考えられるので、ぜひ注目してみてください。また、この他にも、加茂憲紀の名前についても読者の間では様々な憶測が飛び交っています。それは、脹相などを生み出した元凶である史上最悪の術師・加茂憲倫（かものりとし）と名前の読みが同じという点です。この点に関しても加茂憲紀の弱点となってくる可能性が考えられるので、要チェックです。

続いては、『鬼滅の刃』でも声優を務めていた日野聡さんに関する感想や評価について見ていきましょう。まず1つ目の感想は上記のものになります。こちらの方は、夏油傑は櫻井孝宏さんだと分かっているのに、漫画を読んでいると夏油傑の声が日野聡さんになってしまうといったものでした。夏油傑の櫻井孝宏さんと加茂の日野聡さんの声が脳内では逆に再生されてしまうといった声が多々ありました。

続いての日野聡さんに関する感想や評価は上記のものになります。こちらの方は、加茂憲紀の声を担当する日野聡さんの声が加茂憲紀すぎたといった感想でした。日野聡さんと加茂憲紀の声がすごくマッチしているという感想を呟いている方は多くいらっしゃり、はまり役だと言っている方も多くいらっしゃいました。

続いての日野聡さんに関する感想や評価は上記のものになります。こちらの方は、『鬼滅の刃』の映画を観に行った際の感想で、『鬼滅の刃』に登場するキャラである煉獄さんの声優を務めている日野聡さんの声ばかりに集中してしまったというものでした。日野聡さんに関する感想や評価には、日野聡さんの声に聴き惚れてしまう方が多くいらっしゃり、日野聡さんのこえが如何に美声なのかが窺えます。

続いての日野聡さんに関する感想や評価は上記のものになります。こちらの方は、テレビアニメ『呪術廻戦』の18話を視聴後の感想として、加茂憲紀の声優である日野聡さんの実力が発揮されている点やテレビアニメで加茂憲紀というキャラの印象がすごく変わったという感想でした。加茂憲紀の声優に関しては、加茂憲紀とマッチしているといった感想や、声優のすごさが分かったという高い評価がされている方が多くいらっしゃいました。

以上、大人気漫画・テレビアニメ『呪術廻戦』にて加茂憲紀の声優を務めた日野聡さんや、加茂憲紀の術式などに関するまとめでした。日野聡さんは、『鬼滅の刃』で注目を集めた声優ですが、『鬼滅の刃』以外にも様々な役柄を演じることのできる声優だということがこれまでの出演作などで分かったことでしょう。サイト内には、『呪術廻戦』に関するほかのまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。