2021年05月21日公開
2021年05月21日更新
【ヒロアカ】外典の素顔と性別は?名前の意味や個性・正体を考察
ヒロアカに登場する異能解放軍戦士の1人である外典。その強さは敵連合と互角かそれ以上と言われていますが、登場回数が少なく謎に包まれた人物です。素顔はジャケットのフードに隠されていますし、男なのか女なのか性別すらはっきりしていません。この記事ではそうした外典に関する謎の究明をはじめ、名前の意味や個性、正体に至るまで考察していきます。ヒロアカファン必見の内容になっていますので、この機会にぜひご覧ください!
ヒロアカの外典とは?
ヒロアカの作品情報
堀越耕平による漫画作品「ヒロアカ」。本記事で特集するヒロアカの外典の話題に入る前に、まずはヒロアカの作品情報から紹介していきます。最初に作品概要、そして簡単なあらすじへと続きます。
ヒロアカの概要
僕のヒーローアカデミア、略称ヒロアカは、堀越耕平による漫画作品です。ヒロアカは同じ作者の「僕のヒーロー」をベースにしており、週刊少年ジャンプ2014年32号から現在も連載中の人気作品となっています。
メディアミックス戦略も積極的に行われているヒロアカ。2015年1月に「VOMIC TV!」にてヴォイスコミックが放送され、翌2016年にはテレビアニメが毎日放送・TBS系列で放送されました。その後、テレビアニメについては続編2期から5期までが2017年から2021年にかけて読売テレビ・日本テレビ系列で放送されています。
その他に、劇場版アニメ「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜」(2018年)や「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」(2019年)の公開や劇作品「僕のヒーローアカデミア」The“Ultra”Stage(2019年)の上演が行われました。
ヒロアカのあらすじ
8割の人々が何らかの超人的な能力を持つ世界がヒロアカの舞台です。次第に能力を悪用する敵(ヴィラン)と呼ばれる犯罪者たちが増加、社会問題となっていきます。そんな中、ヴィランに敢然と立ち向かうヒーローが出現、人々は彼らに望みを託すようになります。ヒーローに憧れる少年・緑谷出久(通称デク)。個性を持たないデクでしたが、ヒーローになる夢を叶えるため日々奮闘していくのでした。
外典のプロフィール
- 名前:外典(げてん=本名であるかは不明)
- 性別・年齢:不明
- 出身地・生年月日:不明
- 身長・体重:不明
- 趣味:不明
- 戦闘能力:広範囲攻撃型
ヒロアカに登場する敵(ヴィラン)の過激派組織・異能解放軍の戦士である外典。わかっていることは名前だけで、性別が男なのか女なのかなどその正体には不明な点が数多くあります。外見上の特徴はいつもフードのついたジャケットを着用していること。そのため敵連合と異能解放軍の闘いで登場した時には、顔を見ることは出来ませんでいた。
異能解放軍の最高指導者だったリ・デストロこと四ツ橋力也に可愛がられた外典は、その期待に応えるため学校にも通わずひたすら異能の力を磨きます。「再臨祭」後に新設された超常解放戦線では、荼毘と共にVIOLET行動隊長の任を受けました。
外典の性格
超常解放戦線の式典で頭からフードを外した外典。そこに現れたのはとても大人しそうな顔でした。ところが、この見た目とは異なり彼の言動は意志の強さを強烈にアピールするものでした。
荼毘たちとの闘いでは正体の片鱗を現し、力と強さが生きる全てだとまで言い切っていました。彼の正体は、究極の強さ至上主義と言うべきでしょうか?強さへの執着は半端ではないようです。
外典の正体は、再臨祭での行動にも表れていました。外典は、「歩く災害」と呼ばれ恐れられているギガントマキアにも攻撃を仕掛けていきます。こうした心の強さは、生来の資質以上に学校にも行かずにひたすら励んだ鍛錬の賜物とも言われています。
ヒロアカの外典の素顔や性別は?名前の意味や正体も考察
考察①外典の性別は男?女?
正体に不明なところが多い外典。次に外典の性別を考察してみましょう。なぜこのようなことをテーマにするかと言いますと、外典の顔は常にフードに包まれていて見えず、ヒロアカ作中ではずっと性別について明らかにされなかったからです。
まず、一人称の使い方ですが、荼毘との対戦では盛んに「僕」という男言葉が出てきます。その事実から考えると、当然「男」という結論に至るでしょう。
ところが、フードを取って顕わになった顔は控えめで女性的な顔だちをしていました。外典の性別は男なのか女なのか、果たしてどちらなのでしょうか?実は、この件はその後明らかになるのです。最初は性別が男なのか女なのかわからないといった正体不明な外典でしたが、やはり女ではなく男であることが判明しました。
考察②外典の素顔
240話の超常解放戦線・決起集会でのこと。外典はこの時常に被っていたフードを脱ぎ、初めて素顔を顕わにしました。
この外典の素顔を見て、驚かれた方も少なくないことでしょう。その時お目見えした外典の顔は、意外にも奇麗で女性的な顔だちでした。ロングヘアが男性的ではなく女性的な印象を強めていたのかも知れません。SNSでは青白い肌が特徴のキュリオスこと気月置歳に似ていると話題になっていました。
考察③外典と荼毘はタッグを組む?
超常解放戦線では共にVIOLETの行動隊長を務める外典ですが、この荼毘とタッグを組む可能性はあるのでしょうか?
再臨祭では一戦を交えた両者ですが、轟家との闘いを見据えるとタッグを組むことは双方にメリットがあるのも事実。外典の氷の能力が手に入れば轟冷とも同等以上の闘いが期待できます。また、外典には氷を操る能力があるとされていますので、轟冷が繰り出す氷を利用することができるようになるかも知れません。そうなれば、轟と言えども苦戦を強いられるのは必至と言えるでしょう。
考察④轟冷と関係がある?
ファンの間では「外典は轟冷と関係があるのでは?」という噂があるようですが、本当なのでしょうか?その根拠は、同じ氷を操る個性を持っていること。さらに、どちらも美しい容姿をしていることが、その噂に拍車をかけているようです。
しかし、現実的にはトガヒミコのように変身対象の個性を使うことができない限り、同じ個性を持つキャラはいないでしょう。轟冷との関係については、未だ噂の域を出ないようです。この件についてはヒロアカの今後の展開を待つことにしましょう。
考察⑤外典の名前の意味
最後に外典の名前の意味を考察してみます。「外典」という言葉の意味を辞書で調べると以下のようになります。
聖書の〈正典〉から外されている文書の総称で,旧約外典・偽典と新約外典を含む。
正典から外された文書を意味する「外典」。正典である「個性」から外された「異能」を持つ超常解放戦線・VIOLETの若き行動隊長にはピッタリのネーミングではないでしょうか?
また、言葉の説明に出てきた「偽典」とは聖書として認められたことがない文書を意味しています。ヒロアカの世界での偽典とは、ヴィランを意味すると考えられます。ヴィラン(偽典)でもヒーロー(正典)でもないという意味において、「外典」という名前はまさに「名は体を表す」と言えるでしょう。
ヒロアカの外典の個性や能力・強さ
個性や能力・強さ①氷を操る
ここからはヒロアカの異能者・外典の個性や能力そして強さについて解説していきます。まず個性ですが、外典の個性には名前が与えられていません。ただ氷を操ることができるという能力だけがわかっています。
外典の能力を知る手掛かりの多くは、荼毘との戦闘シーンに見出すことができます。氷の個性を使って氷から剛腕を作り出し、荼毘に攻撃を仕掛ける外典。幼いころから鍛錬を積んできた異能の威力は凄まじく、街一面を氷で覆ってしまうほどでした。
それまで劣勢に立たされていた外典を取り巻く勢力の状況は一気に好転します。この光景を目撃した敵連合の一人で圧縮の個性を持つMr.コンプレスは、外典の強さについて「規格外すぎる」と驚嘆を隠せませんでした。
個性や能力・強さ②氷の温度も操る
氷を操る個性を持つ外典ですが、彼の能力はそれだけではありませんでした。氷の温度を操ることもできることが判明します。荼毘都の闘いでは、水道管に氷を送り込み温度を下げ手足へと凝固させることに成功しています。
外典の異能の強さを前にして、防戦一方となる敵連合の荼毘たち。外典の所属する異能解放軍では、異能の強さがそのままステータスとなる社会を標榜していました。強さ至上主義を自負する外典にとって、理想的な社会なのでしょう。
個性や能力・強さ③弱点はある?
このような個性や能力・強さを誇る外典ですが、彼に弱点はあるのでしょうか?氷を操るだけでなくその温度も思いのままになる外典ですから、水が手に入る状況であれば向かうところ敵なしでしょう。
ただ裏を返せば水のない状況に追い込まれたとき、外典の個性や能力・強さは封じこまれたに等しいと言えます。水のない状況、例えば砂漠地帯での戦闘は彼の弱点となり得ると考えられるのです。
ヒロアカの外典の名言や名セリフ・シーン
外典の名言①「知らないようだから教えてやる…」
ヒロアカに登場する外典の名言や名セリフ・シーン、最初に紹介するのは宿敵・荼毘との対戦での一言です。全てを焼き尽くす炎系の個性を持つ荼毘。外典を煽った上で、炎を放ち次々に氷を溶かしていきます。
知らないようだから教えてやる。僕は氷を操る。ずっと異能を鍛えてきた。学校も行かずヒーローなんかよりもずっと長く最高指導者が僕を強くしてくれた。
そこで外典の口から飛び出したのが上記の名セリフでした。その後、街中の氷を集めると個性を使って巨大な氷の龍を作り上げました。そして、個性を使い続ける荼毘に向かって、そのうち自身の体も焼いてしまうため長くは闘えないだろうと余裕の表情を浮かべました。
外典の名言②「ごめんなさい リ・デストロ…」
次に紹介する外典の名言ですが、力と強さが全てと言って憚らない外典が珍しく素直に謝っています。その謝罪の相手とは、外典を寵愛し闘い方を教えた師匠、リ・デストロこと四ツ橋力也でした。
ごめんなさい リ・デストロ…。あなたを心配してしまうなんて
後に死柄木弔と壮絶な闘いを繰り広げることになるリ・デストロですが、敵連合を一人で圧倒する外典の師匠ですから、その強さは推して知るべしでしょう。この2人の過去のいきさつについてはこれまでヒロアカでは詳しく語られてきませんでした。今後のヒロアカのさらなる展開に期待しましょう。
外典の名言③「異能の強さ以外に」
性格の項でも説明した通り、強さ至上主義を標榜する外典。幼いころからリ・デストロの英才教育を受け、ストイックな鍛錬を積み重ね異能に磨きをかけてきました。そうした外典の信念が表現されている名言がこちらです。
異能の強さ以外に生の価値はない
異能の力を高めることが生きる目的であり、異能の強さがなければ生きる価値はないとも受け取れる、外典独特の価値観と言えるのではないでしょうか?
ヒロアカの外典に関する感想や評価
ここまでヒロアカの外典特集をお届けしてきましたが、最後に外典に関する感想や評価をTwitterより紹介していきます。
最近のヒロアカ2話ぐらい飛ばしてたから外典ちゃんか外典君か分からないけど綺麗なお顔してるのね
— かんでんち@堅揚げポテト (@kandench29) August 28, 2019
好き
ゴリゴリマッチョメンかと思った
ヒロアカの外典に関する感想や評価、最初に紹介すのは直近のヒロアカ2話ぐらい読み飛ばしてしまったという方のツイートからです。
読み飛ばしてしまった結果、外典が男の子なのか女の子なのかの情報を得られていないと言います。フードを脱いで現れた顔が奇麗なのを意外に思ったそうです。体つきからもっとマッチョなお顔を想像していたようです。こうした感想のツイートは数多く見られました。
ヒロアカ外典様が顔出したけどまさかの美形で震えた…イケメンや…ちょっと轟家のDNA感じてしまう…
— りりー (@lily_more_p) May 17, 2020
続いて紹介するヒロアカの外典に関する感想や評価も、顕わになった外典の顔だちについてツイートしている方になります。
こちらの方も外典の顔がまさかの美形だったことに、震えるほど驚いたと言います。さらに、轟家のDNAを感じてしまうそうです。本記事でも触れたように、同じ氷の個性を持つ轟冷との関係を想定しているのでしょう。この方の他にもこうしたツイートは多く、轟冷と親族では?と呟いている方もおりました。
ヒロアカの外典さん気になりすぎて夜しか寝られない。これが……恋……?(違う)
— りと (@NoahMogu) December 8, 2019
圧倒的美人。男の子でも女の子でも美しい。
24巻の骨格見ると男の子っぽいけどなんとも言えん。
どっちにしろ素晴らしい。
これは推しですね
ヒロアカの外典に関する感想や評価、最後に紹介するのは、外典が気になり過ぎて夜しか寝られない?という方のツイートからです。
恋の病にかかったのでは?と冗談めいて呟いていました。性別にかかわらず美しいと賛辞を惜しみません。体型を見ると男の子かな?と思うそうですが、いずれにしても推しのキャラであると感想を結んでいました。
ヒロアカの外典まとめ
ここまでヒロアカの外典に焦点を当て、名前の意味や個性・正体を考察、さらには男なのか女なのかといった外典の性別に関する疑問にもお応えしてきました。いかがでしたでしょうか?
「外典」という名前の意味は、正典から外された文書。正典である「個性」から外された「異能」をもつ異能解放軍の隊長にはピッタリのネーミングでした。また、氷を操る個性を持つ外典は、氷の温度も自在に操り水のある環境では無敵を誇る強さを発揮しました。性別に関しては男性的なところも女性的な面も持ち合わせていましたが、男であることが判明しています。
ただ本文でも触れておきましたが、外典の正体については明らかにされていない点もまだ残されています。そうした点の解明も含めてヒロアカの今後の展開に期待することにいたしましょう。