【シンフォギア】風鳴翼の天然すぎる名言とSAKIMORI語集！独特なセリフを厳選紹介

戦姫絶唱シンフォギアシリーズは全部で5期のアニメが放送されましたが、風鳴翼は第1期の「戦姫絶唱シンフォギア」第1話から登場するメインキャラクターのひとりです。主人公の立花響にとっては頼りになる先輩ですが、頼りになるだけではなく天然すぎる名言や迷言といったセリフが特徴的なキャラクターです。今回は、そんな風鳴翼の名言・名言のほかに声優の水樹奈々さんやキャラソンについて紹介します。

戦姫絶唱シンフォギアは音楽プロデューサーの上松範康さんが原作を手掛けるアニメシリーズです。2012年に第1期の「戦姫絶唱シンフォギア」の放送がスタート、2019年に放送された第5期「戦姫絶唱シンフォギアXV」でテレビアニメシリーズが完結しました。アニメだけではなく、ソーシャルゲーム・漫画・パチンコ・パチスロとメディアミックスされている人気シリーズです。

音楽プロデューサーの上松範康さんが手がけたシリーズということもあり、戦闘中にキャラクターたちが歌いながら戦うことが特徴の作品です。また、主題歌のほかにキャラクターソングが充実していて「シンフォギアライブ」が開催されるなど、楽曲に注目が集まっています。

天羽奏と風鳴翼によるツヴァイウィングのライブを立花響は楽しんでいました。しかし、そのライブ中に突然認定特異災害ノイズが発生して観客たちを襲いだします。そのノイズたちと戦うのは、それまでステージに立っていた天羽奏と風鳴翼でした。響は天羽奏によって救われますが、このとき天羽奏は自分の命を犠牲にする絶唱を歌ったことで死亡しました。

戦姫絶唱シンフォギアに登場する風鳴翼は私立リディアン音楽院高等科3回生(1期・2期)の18歳で、現役の人気歌手として活動しています。風鳴翼のプロフィールは身長167cm・5月25日生まれ・B型で、主人公の立花響より2学年上です。国家を影から支える風鳴の一族の生まれで、幼いころから自分を剣として鍛え上げてきたまじめな性格をしています。

まじめな性格は任務にも表れていて、どんな任務であっても真剣に取り組みます。しかし、まじめすぎるせいで天然な発言を繰り返し、さまざまな名言を生んでいるキャラです。

戦姫絶唱シンフォギアの風鳴翼の名言・名セリフは、名言というだけではなく迷言といえるものがたくさんあります。そんな名言集のなかから、まずは「不承不承ながら…」を紹介します。「不承不承ながら…」という名言が登場したのは第2期の「戦姫絶唱シンフォギアG」第1話です。ライブが控えているときに、マネージャーをしている緒川さんが司令と連絡しているのを見て不穏な空気を感じます。

風鳴翼は出撃したいという気持ちを抑えて、後輩たちに対処を任せて自分はライブに集中することを決めたときに「不承不承ながら…」と言いました。このシーンは、1期のときより精神面が成長したところが描かれているとして人気です。

続いて紹介する風鳴翼の名言・名セリフは「話はベッドで聞かせて…」です。この名言は第2期の「戦姫絶唱シンフォギアG」第2話で登場しました。これは翼とのちに仲間になるマリアとの戦いで登場したセリフで、倒したあとに話を聞くというニュアンスで使われました。しかし、言い回しが恋人同士のようだと評判で風鳴翼らしい迷言のひとつとされています。

続いて紹介する風鳴翼の名言・名セリフは「かっこいいチョキだ」です。これは第3期の「戦姫絶唱シンフォギアGX」の第7話のビーチ特訓と言いつつ遊んでいるときに、買い出しに行くメンバーを決めるためにじゃんけんをしたシーンで登場しました。風鳴翼が出したチョキは普通のチョキではなく、親指と人差し指でつくったチョキで、響きに「翼さん変なチョキ出して負けてるし」と言われます。

このときに風鳴翼は「変ではない!かっこいいチョキだ!」と反論し、この名言が生まれました。これは名言・名セリフというより、完全に迷言と言われていますがファンに人気があるシーンのひとつです。

続いて紹介する風鳴翼の名言・名セリフは「古風な真似を…」です。このセリフは第3期の「戦姫絶唱シンフォギアGX」の第5話で登場しました。これはノイズが第1期の最終決戦地のカ・ディンギル跡地に登場したシーンですが、多くのファンが「風鳴翼のほうが古風なのに」と思ったとされる迷言です。

続いて紹介する風鳴翼の名言・名セリフは「風鳴る刃、輪を結び…」です。これは風鳴翼の必殺技のひとつである「風輪火斬・月煌」を使うときの口上です。名言・迷言というより、かっこいい口上ですが「翼らしいかっこよさがある」という感想を抱く方が多いようです。

数々の名言・名セリフ・迷言がある風鳴翼は、独特な言葉遣いをすることが特徴です。そんな風鳴翼の独特な表現は「SAKIMORI語」とファンから呼ばれています。まず最初に紹介するSAKIMORI語は「戦場」です。これは「いくさば」と読み、普通に戦う場所を表します。戦姫絶唱シンフォギアの世界で「いくさば」と読むのが常識となっているようで、翼以外のキャラも「いくさば」という言葉で認識しています。

続いて紹介するSAKIMORI語は「歌女」です。これは「うため」と読み、感じの意味通り歌を歌う女性のことを意味しています。辞書で「歌女」を調べると、「古代の雅楽寮に属していた女の歌い手」と出てきます。実際にある言葉ですが、かなり古い言い回しをするところが風鳴翼らしいと評判です。

続いて紹介するSAKIMORI語は「剣」です。これは「つるぎ」と読み、風鳴翼は自身のことを「つるぎ」と見立てて戦闘をおこないます。

続いて紹介するSAKIMORI語は「狼煙」です。これはそのまま「のろし」と読みますが、現役女子高生があまり使う言葉ではありません。このあたりの言葉のチョイスの古風さが、風鳴翼らしさを出していると言われています。

続いて紹介するSAKIMORI語は「防人」です。これは「さきもり」と読み、SAKIMORI語はこの言葉から生まれました。日本史で奈良時代に九州を守るために配置された兵士たちを防人と呼ぶことを習った記憶がある方がいるのではないでしょうか？しかし、なかなか自分を防人と評する女子高生はいないでしょう。こんな言葉がすんなり出るところが、風鳴翼らしいと評判です。

戦姫絶唱シンフォギアシリーズは主題歌だけではなくキャラソンが充実していることで有名です。そして風鳴翼のキャラソンは、もちろん担当する声優の水樹奈々さんが歌っています。そんな風鳴翼のキャラソン紹介1曲目は「絶刀・天羽々斬」です。「絶刀・天羽々斬」は第1期「戦姫絶唱シンフォギア」のキャラソンで、冒頭の部分が印象的と評判です。

ちなみに「絶刀・天羽々斬」は「ぜっとう・あめのはばきり」と読みます。天羽々斬は日本神話に登場する刀剣で、神話ではスサノオがヤマタノオロチを倒したときにつかったとされています。

続いて紹介する風鳴翼のキャラソンは「恋の桶狭間」です。これは先ほどの「絶刀・天羽々斬」とは違い、戦闘中の曲ではありません。「恋の桶狭間」は第1期「戦姫絶唱シンフォギア」の9話で、風鳴翼がカラオケで歌った曲です。風鳴翼役の声優の水樹奈々さんは幼いころに演歌歌手を目指していて、その水樹奈々さんが歌う演歌として放送当時に評判になったようです。

また、カラオケで演歌をチョイスするところが風鳴翼らしいシーンとしてファンの間で人気があります。

続いて紹介する風鳴翼のキャラソンは「Beyond the BLADE」です。「Beyond the BLADE」は第3期の「戦姫絶唱シンフォギアGX」で風鳴翼の戦闘中に使われているキャラソンで、ほかの風鳴翼のキャラソンと同じように和風の雰囲気が魅力的と言われています。また、イグナイトモジュールバージョンの「Beyond the BLADE (IGNITED arrangement)」も人気があります。

戦姫絶唱シンフォギアはシリーズごとにキャラソンがつくられているので、風鳴翼のキャラソンはここで紹介したもの以外にもあります。ぜひここで紹介したキャラソン以外も聞いて、お気に入りにキャラソンを見つけてください。

「戦姫絶唱シンフォギア」の風鳴翼役を演じる声優は水樹奈々さんです。水樹奈々さんは1997年にゲーム「NOëL 〜La neige〜」の門倉千紗都役で声優デビューし、「戦姫絶唱シンフォギア」の風鳴翼役以外にさまざまなメインキャラクターを演じる人気声優です。もともとは歌手志望だった水樹奈々さんは、声優だけではなく歌手としても活躍しています。

2009年には声優初となるNHK紅白歌合戦に出演したため、普段アニメを見ない方でも声優の水樹奈々さんを知っているという方が多いようです。また、さまざまなアニメの主題歌を歌っている水樹奈々さんは「戦姫絶唱シンフォギア」では風鳴翼のキャラソンだけではなく、「Synchrogazer」「Vitalization」といった主題歌を担当しています。

水樹奈々さんの主な出演作品の1つ目は、「魔法少女リリカルなのは」のフェイト・テスタロッサ役です。「魔法少女リリカルなのは」は、2000年に発売された美少女ゲーム「とらいあんぐるハート3」のスピンオフ作品です。2004年に1期が放送されるとアニメが評判になり、2021年4月現在でアニメは5期まで、劇場版は4作上映されています。

水樹奈々さんが演じるフェイト・テスタロッサは、第1期の「魔法少女リリカルなのは」では主人公なのはの敵として登場しましたが、2期以降はなのはとともに戦う親友として描かれています。また、水樹奈々さんは「魔法少女リリカルなのは」シリーズで「ETERNAL BLAZE」「SECRET AMBITION」といった主題歌を担当していることでも有名です。

続いて紹介する水樹奈々さんの主な出演作品は、「WHITE ALBUM」の緒方理奈役です。「WHITE ALBUM」は1998年に発売された美少女ゲームが原作で、浮気や恋人たちのすれ違いといったテーマで描いた作品です。水樹奈々さんが演じる緒方理奈は、メインヒロインのひとりで森川由綺の先輩の人気アイドルとして登場します。

アニメ版「WHITE ALBUM」の主題歌である「深愛」は、水樹奈々さんが紅白歌合戦で歌った楽曲として有名です。

「戦姫絶唱シンフォギア」の風鳴翼がかっこいいという感想がとてもたくさんありました。かっこいいという内容は顔・戦闘シーン・歌といったさまざまなものが挙げられています。しかし、絶唱の顔は怖いという感想が少なくありませんでした。

シンフォギアの戦闘シーンの感想のなかで、翼とクリスのコンビがいいというものがたくさんあります。2人のコンビのほかに、翼とマリアのコンビが好きという方がいました。

「戦姫絶唱シンフォギア」といえば、主題歌・キャラソンの出来がいいと評判です。そのため、風鳴翼のキャラソンに対する感想がかなりの数ありました。こちらの感想の「風のあなたに」のほかに、さまざまなキャラソンが好きという声があります。

「戦姫絶唱シンフォギア」の風鳴翼の名言やSAKIMORI語、声優の水樹奈々さんについて紹介しました。風鳴翼は真面目な性格をしていることが影響しているのか、真顔で天然な面白い名言・迷言を言うことが特徴です。今回紹介した名言のほかにも、風鳴翼らしい名言・迷言がたくさんあります。風鳴翼のセリフに注目して、「戦姫絶唱シンフォギア」を視聴してみてはいかがでしょうか?