【フェアリーテイル】アンクセラムの呪いとは？メイビスの死因とゼレフとの関係を考察

アンクセラムの呪いとは、フェアリーテイルに登場する黒魔法の一種です。フェアリーテイルの物語に大きく関わる重要な要素でした。ここでは、フェアリーテイル作中で、ゼレフとメイビスがかかったアンクセラムの呪いについて詳しく紹介していきます。まず、フェアリーテイルの作品情報をまとめます。

フェアリーテイルとは、週刊少年マガジンで連載されていた人気の少年漫画作品です。魔法を使う人々と、個性豊かなキャラクターの属するギルドが登場する、ファンタジーバトル漫画として人気を博しました。フェアリーテイルのタイトルは「FAIRY TAIL」と表記され、2006～2017年の間連載されていました。2020年には累計発行部数7000万部を突破する人気作品です。

フェアリーテイルのあらすじを紹介していきます。フェアリーテイルの世界には、数々の魔導士ギルドが存在しています。主人公ナツ・ドラグニルは、王国最強と謳われるギルド「フェアリーテイル」の一員です。ある時、立派な魔導士を目指す少女ルーシィと出会ったナツ。ナツとルーシィは、共に様々なクエストに挑んでいきます。

アンクセラムの呪いとは、フェアリーテイルに登場する黒魔術の一種でした。フェアリーテイル作中では、メイビスとゼレフがかかっています。その為に二人は過酷な運命をたどる事となってしまいます。アンクセラムとは、生や死を司っている神の名前です。ゼレフは弟を蘇らせる為、魔法を使って研究を行っていましたが、これがアンクセラムの神を怒らせてしまいます。

アンクセラムの神に呪われてしまったゼレフは、アンクセラムの呪いにかかってしまいます。不老不死となったゼレフは、400年もの間生き続けていました。このアンクセラムの呪いには、不老不死になる事以外にも様々な特徴があります。まず、アンクセラムの呪いは「矛盾の呪い」とも呼ばれており、考え方に矛盾が生じてくることもあります。また、最も悲劇的な矛盾が、「命を大事に思うと、命を奪ってしまう」というものです。

アンクセラムの呪いにかかっているものが、命を大切に感じてしまうと、周りの人間を死なせてしまうのです。また、命を奪ってしまうだけではなく、魔法を使えなくなってしまいます。アンクセラムの呪いにかかってしまったゼレフとメイビスは、このような悲劇的な症状に絶望しながらも生きていました。

フェアリーテイル作中で、アンクセラムの呪いにかかってしまったゼレフとメイビス。二人は不老不死となって「死にたくても死ねない」という苦しみの中にいました。そんなゼレフとメイビスは、不老不死になった状態で再会し、アンクセラムの呪いを解除して死ぬ方法を探し始めます。ゼレフとメイビスは、矛盾の呪いであるアンクセラムの呪いにかかった「不老不死の者」同士が愛し合う事で、お互いを死なせられると考えます。

矛盾の呪い・アンクセラムの呪いがメイビスの死因なのか？ゼレフとの関係も詳しく考察していきます。まず、ゼレフがアンクセラムの呪いにかかったのは、幼い頃に死んでしまった弟を蘇らせる為でした。アンクセラムの呪いにかかったゼレフは、周りの人々の命を奪ってしまいます。その後、長い時間を生きていくことになります。メイビスは、親の借金を返済するため、あるギルドに所属して働かされていました。

やがてギルド同士の戦いに巻き込まれたメイビス。所属するギルドは壊滅してしまいましたが、その後親友と一緒に暮らしてきました。メイビスは敵のギルドに島の宝を奪われた事を知ります。メイビスはここでゼレフと出会い、敵のギルドと戦うために魔法を教わりました。ゼレフの魔法のおかげで、親友と一緒に敵を倒す事が出来たメイビス。しかし、島の宝に触れた親友は暴走してしまいます。

親友を助けるため、メイビスはロウという魔法を使います。しかし、この魔法はまだ未完成の状態であり、その代償としてメイビスは矛盾の呪い・アンクセラムの呪いにかかったのでした。アンクセラムの呪いでメイビスは不老不死になり、彼女の死因となってしまいます。

親友を助けるためにロウを使用し、身体の成長も止まって少女のままになってしまったメイビス。その数年後にゼレフと再会しますが、少女のままのメイビスを見て、ゼレフは自分と同じアンクセラムの呪いにかかったのだと確信します。ゼレフはアンクセラムの呪いで不老不死となり長い苦しみの中で生きてきました。メイビスとゼレフは、不老不死になった者同士で愛し合えば、お互いに死ぬことが出来ると考えました。

ゼレフとメイビスは恋人となり愛し合います。ここでアンクセラムの呪いが発動し、メイビスは死亡してしまいます。しかし、ゼレフは死ぬ事が出来ませんでした。メイビスはフェアリーテイルに登場した時点ですでに故人であり、死因は何なのか？と考察されていましたが、メイビスの死因はアンクセラムの呪いだった事が判明しています。

フェアリーテイルのメイビスのアニメ声優を紹介します。メイビスのアニメ声優を務めたのは、能登麻美子です。能登麻美子は1980年2月6日生まれ、石川県出身の日本の声優です。癒し系の声が特徴の人気声優で、様々な作品でメインキャラを演じています。また、女優や歌手やナレーターとしても広く活動しており、大沢事務所に所属しています。

能登麻美子の主な出演作品を紹介していきます。能登麻美子は、GUNSLINGER GIRLのエルザ・デ・シーカ、成恵の世界の七瀬成恵、エルフェンリートのユカ、いちご100%の東城綾、史上最強の弟子ケンイチの香坂しぐれ、君に届けの黒沼爽子、輪るピングドラムの時籠ゆり、ViVid Strike!のアインハルト・ストラトス等でも知られている声優です。

フェアリーテイルに登場するアンクセラムの呪いに関しての感想や評価を紹介していきます。アンクセラムの呪いに関しての感想では、アンクセラムの呪いにかかったゼレフとメイビスの運命が悲しいと言う感想がたくさん挙がっていました。ゼレフもメイビスも、自分以外の誰かの幸せを願った結果、アンクセラムの呪いにかかってしまいます。不老不死となって悲しい運命をたどった二人のエピソードはとても泣けると評価されています。

ゼレフはアンクセラムの呪いかかって、大切に想い人の命を奪うようになってしまいます。その為、周囲の人々を死なせてしまわないように、敢えて愛情を抱かないよう生きてきました。ゼレフの忠臣にスプリガン12というキャラクター達がいますが、ゼレフは彼らも「ただの駒」だと思い込んで接していました。そんなゼレフの心境を思うと悲しいという感想も挙がっていました。

フェアリーテイルに登場するアンクセラムの呪いは、不老不死になって死ねなくなるだけでなく、大切な人の命を奪います。このような呪いの内容が、恐ろしいという感想も見られていました。ルーシィも過去に未完成の魔法ロウを使ったが為に呪われてしまいますが、彼女がアンクセラムの呪いの真相について語るシーンは、涙なしには見られないと話題となっていました。

ここでは、矛盾の呪いと呼ばれているアンクセラムの呪いについてまとめています。矛盾の呪い・アンクセラムの呪いは、フェアリーテイル作中ではゼレフとメイビスがかけられています。不老不死になって命を奪ってしまうアンクセラムの呪いは、フェアリーテイル作中ではメイビスの死因となっています。是非、フェアリーテイルをチェックして、アンクセラムの呪いにまつわる悲しいエピソードにも注目して見て下さい。