2021年05月02日公開
2021年05月02日更新
ギヴンの映画版あらすじをネタバレ解説!感想や評価は?キャラの魅力も紹介
大人気BLバンド漫画の劇場映画化作品『映画 ギヴン』は、多くの人から高い評価を得ました。ここでは、そんな『映画 ギヴン』のあらすじをネタバレありで解説。『映画 ギヴン』を観た人の感想や評価、アニメ『ギヴン』でキャラクターの声を担当した声優についても紹介していきます。『映画 ギヴン』のあらすじを知り、物語の魅力に迫っていきましょう。これから映画を観る人、ネタバレが苦手な人は注意してください。
目次
ギヴンの映画とは?
2013年から連載されている大人気バンドBL漫画『ギヴン』。その圧倒的な人気から2019年にアニメ化されたこの作品が、2020年8月に劇場映画化されました。ここでは、多くの観客を感動の渦に巻き込んだ『映画 ギヴン』のあらすじをネタバレありで解説。
映画の登場人物たちの魅力や、各キャラクターの担当声優、映画を観た人の感想や評価について紹介していきます。『映画 ギヴン』のネタバレあらすじや映画の感想・評価を見ていく前に、まずは『映画 ギヴン』の基本情報を押さえておきましょう。
ギヴンの映画の概要
劇場版『映画 ギヴン』は、2020年8月22日から公開されたアニメ映画作品です。原作はBL漫画家・キヅナツキによる漫画作品。フジテレビによるBLアニメレーベル「BLUE LYNX」の1作品です。上映時間は59分。アニメーション制作はLercheが担当し、監督は山口ひかるが担当しました。ストーリーは、2019年の7月から9月にかけて放送されたアニメ『ギヴン』の続編となっており、原作漫画の3巻から5巻までの内容となっています。
アニメ『ギヴン』では佐藤真冬と上ノ山立夏のカップリングを中心とした物語が展開されましたが、『映画 ギヴン』は2人と同じバンドに所属する中山春樹と梶秋彦、そして秋彦に関係する村田雨月に焦点を当てた物語が展開されます。アニメの『ギヴン』と話は続いているので、先にアニメ『ギヴン』を観たほうが、より『映画 ギヴン』を楽しめるでしょう。
カウントダウンフェスアマチュアコンテストとは?
「カウントダウンフェスアマチュアコンテスト」とは『ギヴン』作中に登場する架空の音楽コンテスト。その名の通り、アマチュアバンドが出場するコンテストで、優勝すると国内のビッグイベント「カウントダウンフェス」への出演権を手に入れることができます。審査は全部で第3次まであり、1次審査は書類選考、第2次は動画審査、第3審査は観客の前でライブを行うライブ審査となっています。
コンテストの略称は「CAC」。『映画 ギヴン』では、カウントダウンフェスアマチュアコンテストに挑むバンド「given」のメンバーである、中山春樹・梶秋彦、秋彦の元恋人である村田雨月を中心としたストーリーになっており、作品の中でカウントダウンフェスアマチュアコンテストはとても重要なものとして描かれています。
期間限定トーク&バンド・ギヴン「冬のはなし」特別映像付き上映
『映画 ギヴン』が劇場公開された際、8月22日から28日にかけて、通常上映に加えて、本編に特別映像は追加した上映が行われました。それが期間限定トーク&バンド・ギヴン「冬のはなし」特別映像付き上映です。
映像は前半と後半に分かれており、前半は佐藤真冬役の矢野奨吾、上ノ山立夏役の内田雄馬の高校生組。中山春樹役の中澤まさとも、梶秋彦役の江口拓也、村田雨月役の浅沼晋太郎の大人組の2組に分かれ、映画の感想やそれぞれのお気に入りのシーン、アフレコ秘話などを話すトークパートとなっていました。
後半は、真冬役の矢野奨吾がギターボーカルを務める作品から生まれたバンド「ギヴン」の実写ライブ映像となっています。ライブ会場は、テレビアニメ『ギヴン』第9話の舞台にもなったライブハウス「町田The Play House」。歌唱曲はバンド「given」が初ライブで披露した「冬のはなし」でした。まるで真冬がそのままアニメから抜け出してきたかのような映像に、ファンは歓喜していました。
週替わり「来場者特典」配布
『映画 ギヴン』は、4週間連続で来場者に週替り特典を配布していました。特典は原作者・キヅナツキが描き下ろした「ネタバレ有り」4コマ漫画4Pリーフレット。描き下ろされた4コマ漫画の内容は映画の後日談となっており、ファンなら気になるものです。
ギヴンの映画のあらすじをネタバレ解説
あらすじネタバレ①新曲作り
劇場版アニメ『映画 ギヴン』のあらすじネタバレその1、新曲づくり。佐藤真冬・上ノ山立夏・中山春樹・梶秋彦の4人で結成されたバンド「given」。彼らはカウントダウンフェスアマチュアコンテストに出場することになりました。1次審査の書類選考を突破、2次審査の動画審査も無事に突破し、観客の前で実際にライブを行う最終審査まで残ったgiven。
最終審査で披露する新曲を作りたいと意気込む真冬ですが、彼にはまだまだ音楽の知識がありません。そこで秋彦は、真冬に音楽を教えるために、同居人のヴァイオリニスト・村田雨月のコンサートに彼を連れて行きました。
海外で活動していた雨月。秋彦が雨月と顔を合わせるのは久しぶりです。秋彦は元恋人である雨月と体を重ねました。後日、真冬が秋彦の家を訪ねると、玄関から出てきたのは雨月。真冬を気に入った雨月は、真冬に音楽に関するアドバイスをしてくれます。
あらすじネタバレ②秋彦と雨月の馴れ初め
劇場版アニメ『映画 ギヴン』のあらすじネタバレその2、秋彦と雨月の馴れ初め。雨月は真冬に、秋彦と自分の過去を語り始めました。2人の出会いは高校生のとき。秋彦が通っていた高校に、雨月が編入してきたことが始まりでした。
今はバンドでドラムを担当している秋彦ですが、高校生の頃の秋彦はヴァイオリンを弾いていました。コンクールで上位に入るほどの腕前だったのですが、雨月の演奏を聴いたことでヴァイオリンから離れてしまうことになります。
雨月は当時から天才ヴァイオリニストとして名を馳せていました。才能の違いを見せつけられ、挫折してしまったのです。秋彦は雨月の才能に嫉妬しながらも雨月に惹かれるようになり、雨月もまた秋彦に惹かれていきました。2人はつき合うことになったのですが、後に破局。しかし現在でも同居生活は続いており、肉体関係もあるという複雑な状況にあったのです。
秋彦をフったのは雨月のほうでした。自分が秋彦のことを苦しめているから突き放したはずなのに、やっぱり秋彦のことが好きだから最後の最後で突き放しきれない雨月。そんな苦しい想いを、雨月は苦笑混じりに真冬に吐き出したのです。
あらすじネタバレ③秋彦の秘密
劇場版アニメ『映画 ギヴン』のあらすじネタバレその3、秋彦の秘密。雨月と同居しており、しかも彼と肉体関係にあることを、秋彦はgivenのメンバーには話していませんでした。長年、秋彦に恋心を抱いている春樹も、そのことを知りません。しかしここにきて秋彦は、春樹に同居人がいることを明かします。その事実は、春樹の心を大きく揺さぶりました。
さらに、春樹を動揺させる出来事が。音楽に関しては素人同然だった真冬の急成長です。音楽の才能がある真冬は、様々な音楽を聴いて驚異的なスピードで成長していました。givenのメンバーは自分以外は天才。そう考えた春樹は劣等感と疎外感を抱き、その結果、他のバンドのサポートメンバーになる、という誘いに心が揺らいでしまいます。
そんな春樹のもとに、秋彦がやってきました。雨月と喧嘩してしまい、家にいられなかったのです。秋彦を泊めることになった春樹は、彼に他のバンドのサポートメンバーにならないかと誘われていることを話してしまいます。気が立っていた秋彦は春樹に襲いかかり、強引にキスをしました。
春樹は秋彦のためなら何でもするつもりでしたが、当の秋彦から拒絶されてしまい、フラれたと思って家を出ていきます。向かったのは友人・矢岳光司のところ。そこで春樹は、秋彦への恋心から願掛けのように伸ばしていた髪を、想いを振り切るようにバッサリと切ってもらいました。
あらすじネタバレ④春樹と秋彦の同棲生活の始まり
劇場版アニメ『映画 ギヴン』のあらすじネタバレその4、春樹と秋彦の同棲生活の始まり。夕方までには出ていけ、と秋彦に言って家を出てきた春樹。しかし自宅に戻ると、秋彦はまだそこにいました。秋彦は帰る場所がなく、本当に追い詰められていたのです。秋彦の懇願に負け、春樹はそのまま秋彦を泊めることになりました。秋彦にはフラれ、バンドメンバーへの劣等感で音楽も上手くいかず、春樹の心はどんどん落ち込んでいきます。
そんな春樹に、秋彦は春樹のことが必要だとはっきり告げました。秋彦によって傷つけられた春樹ですが、そんな彼の心を救ったのもまた、秋彦でした。その日から、心のつかえが1つ取れた春樹は、秋彦と穏やかに同居生活が送れるようになります。そんなある日、秋彦はかつての自分の恋を春樹に打ち明けました。秋彦はずっと、雨月への恋心に苦しんでいたのです。
あらすじネタバレ⑤家を出ていく秋彦
劇場版アニメ『映画 ギヴン』のあらすじネタバレその5、家を出ていく秋彦。曲に関するアドバイスをもらおうと、雨月のもとを訪れた真冬。秋彦を追い出した雨月は、憔悴していました。秋彦から離れていくよう仕向けているはずなのに、戻ってこない秋彦に恐怖を感じるという矛盾を抱えていたのです。
そんなある日、秋彦が雨月の家に帰ってきました。秋彦は雨月に対し、ここを出て違う音楽をやってみたいと、同居の解消を申し出ます。雨月が望んだ結末だったはずですが、雨月の口から出たのは「嫌だ」という拒絶の言葉でした。
あらすじネタバレ⑥三次審査
劇場版アニメ『映画 ギヴン』のあらすじネタバレその6、3次審査。それぞれが様々な想いを抱えたまま迎えた、3次審査の日。ライブを見にやってきた雨月の前で、givenはステージに立ちました。真冬は作り上げた新曲を熱唱します。真冬の歌声を聴いて、秋彦はハッとしました。
いつからか音楽に対して苦痛を感じることが多くなってしまった秋彦。しかし自分は音楽が好きなのだと、大切な気持ちを思い出したのです。一方、雨月はステージ上の秋彦を見て、彼の進む道が自分とはもはや重ならないことを悟っていました。そして、秋彦を変えたのが春樹なのだろうということにも気づきました。
あらすじネタバレ⑦秋彦と雨月の別れ
劇場版アニメ『映画 ギヴン』のあらすじネタバレその7、秋彦と雨月の別れ。ライブ終了後、雨月は1人で道を歩いていました。そのあとを追ってきた秋彦。雨月は秋彦の呼びかけに応じることなく、歩を進めます。捕まってしまえば別れ話を切り出されることが、雨月にはわかっていました。それでも、必死に呼び止めてくる秋彦に、ついに雨月は足を止めます。
秋彦は雨月に別れの言葉と、これまで傷つけてきたことへの謝罪、そして感謝を述べました。それだけ告げた秋彦は、雨月に背を向けて歩き始めました。雨月は秋彦を失いたくないという気持ちに駆られ、涙を流しながら秋彦を振り返り、遠ざかっていく彼の背を見つめます。その背に手を伸ばそうとして、しかし雨月はそれをやめました。こうして、雨月と秋彦は完全に別れたのです。
あらすじネタバレ⑧秋彦からの告白
劇場版アニメ『映画 ギヴン』のあらすじネタバレその8、秋彦からの告白。カウントダウンフェスアマチュアコンテストのgivenの結果は、3次審査落選でした。そんな中、秋彦は春樹の家から出て1人暮らしを始めました。そして、離れていたヴァイオリンに再び真剣に打ち込むようになり、大学での発表会にも顔を出すようになります。
秋彦を変えた誰かがいることに、春樹は嫉妬で苦しくなりました。しかし、秋彦を変えたのは春樹でした。秋彦は春樹に見合う男になるために、これまでおざなりにしてきたことに向き合おうとしていたのです。そうして秋彦は春樹に告白し、2人はようやく両想いになりました。
ギヴンの映画の登場人物・キャラの魅力
キャラの魅力①佐藤真冬
『映画 ギヴン』の登場人物・キャラの魅力その1、佐藤真冬。佐藤真冬は天性の歌唱力を持つ人物で、バンド「given」のボーカル兼ギター。真冬の魅力はもちろん卓越した歌唱力ですが、同性の恋人との別れを経験しているゆえの影、憂いも彼の魅力の1つです。音楽を通して恋人との死別という暗い過去を乗り越え、映画では苦しむ雨月の心に寄り添うような歌を歌えるように成長していました。
キャラの魅力②上ノ山立夏
『映画 ギヴン』の登場人物・キャラの魅力その2、上ノ山立夏。バンド「given」でギターを担当している上ノ山立夏。彼は高校生とは思えない卓越したギターの技術を持っていますが、恋愛に関しては年相応。音楽活動に対する真摯な姿勢と、真冬との恋愛に対する年相応な姿が多くのファンの心を掴んでいます。かつての恋人への想いを抱える真冬に寄り添える優しいところも、立夏の魅力の1つです。
キャラの魅力③中山春樹
『映画 ギヴン』の登場人物・キャラの魅力その3、中山春樹。バンド「given」のリーダーとして皆をまとめ、ベースを担当している中山春樹。彼の魅力は一途さです。長年、春樹は秋彦に対して恋心を抱いており、その想いから髪を伸ばし続けていました。映画では、春樹の切ない片想いが見所の1つになっています。真っ直ぐに秋彦を想う春樹のことを応援したい、と思ったファンは少なくありませんでした。
キャラの魅力④梶秋彦
『映画 ギヴン』の登場人物・キャラの魅力その4、梶秋彦。梶秋彦は、バンド「given」のドラマーです。雨月との関係を断ち切れず、春樹と雨月どちらも悩ませ続けた罪なキャラクター。それでも多くのファンが彼を憎めなかったのは、秋彦がとても人間らしいキャラクターだったから。大切なものに向ける感情が大きいあまり曲がってしまい、しかし最後にはきちんとけじめをつけた秋彦に多くのファンが感動していました。
キャラの魅力⑤村田雨月
『映画 ギヴン』の登場人物・キャラの魅力その5、村田雨月。天才ヴァイオリニストである雨月は、繊細で複雑な心を持ったキャラクター。そこが彼の魅力であり、だからこそ雨月が1番好きだという人は多いです。映画では、秋彦と離れなくてはいけないと思い突き放しながらも、本当は一緒にいたいから突き放しきれないという矛盾した人間らしい一面を見せ、そんな彼の姿は多くの人の心を揺さぶりました。
キャラの魅力⑥鹿島柊
『映画 ギヴン』の登場人物・キャラの魅力その6、鹿島柊。鹿島柊は、真冬と真冬の元カレである由紀の幼なじみ。真冬と由紀の関係も、由紀が自殺したことも知っており、支えになれなかったことを悔いている人物です。不器用ですが根は優しい人物で、なんだかんだと真冬のことを気にかけているところが魅力です。
ギヴンの映画のアニメ声優キャスト一覧
佐藤真冬役/矢野奨吾
アニメ・映画『ギヴン』で佐藤真冬の声を担当したのは、俳優・声優の矢野奨吾(やのしょうご)です。矢野奨吾は1989年3月19日生まれ、徳島県出身。所属事務所は劇団スーパー・エキセントリック・シアターです。趣味は映画鑑賞と舞台鑑賞。特技はアクロバット・アクション。声優としてアニメに出演するだけでなく、俳優として数々のドラマや舞台にも出演しています。
主な出演作品に『遊☆戯☆王ARC-V』(沢渡シンゴ)、『アイドルマスターSideM』(岡村直央)、『ツルネ-風舞高校弓道部-』(如月七緒)、『モブサイコ100 Ⅱ』(ウド)、『number24』(日高拓海)、『恋とプロデューサー〜EVOL×LOVE〜』(ケン)、『美少年探偵団』(足利飆太)、『ヴィジュアルプリズン』(ジャック・ムートン)などがあります。
上ノ山立夏役/内田雄馬
アニメ・映画『ギヴン』で上ノ山立夏の声を担当したのは、声優・歌手の内田雄馬(うちだゆうま)です。内田雄馬は1992年9月21日生まれ、血液型はA型。東京都出身で、所属事務所はアイムエンタープライズです。姉は人気女性声優・内田真礼。17歳のときに声優を志し、日本ナレーション演技研究所に入学。2012年に声優デビューしました。仲の良い声優は、石川界人です。
主な出演作品に『ガンダムビルドファイターズトライ』(コウサカ・ユウマ)、『学園都市アスタリスク』(夜吹英士郎)、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(アイン・ダルトン)、『BORUTO-ボルト-』(カワキ)、『弱虫ペダル』(新開悠人)、『アイドルマスターSideM』(桜庭薫)、『BANANA FISH』(アッシュ・リンクス)、『KING OF PRISM』(涼野ユウ)、『呪術廻戦』(伏黒恵)などがあります。
中山春樹役/中澤まさとも
アニメ・映画『ギヴン』で中山春樹の声を担当したのは、声優・俳優の中澤まさともです。中澤まさともは1983年2月14日生まれ、血液型はO型。東京都出身で、所属事務所は東京俳優生活協同組合です。愛称は「なも」。賢プロダクション、パワー・ライズ、プロダクション・タンク、そしてフリーランス。様々な場所を転々として経験を積み、東京俳優生活協同組合の所属となりました。
主な出演作品に『銀の匙 Silver Spoon』(豊田直樹)、『DRAMAtical Murder』(クリア)、『ハイキュー!!』(二口堅治)、『キラキラ☆プリキュアアラモード』(横川りゅう)、『プリンセス・プリンシパル』(エリック)、『巨人族の花嫁』(バロ・バロウズ)、『NOBLESSE -ノブレス-』(タオ)、『ヤリチン☆ビッチ部』(鹿谷樹)、『フリクリ プログレ』(マルコ野方)などがあります。
梶秋彦役/江口拓也
アニメ・映画『ギヴン』で梶秋彦の声を担当したのは、声優・歌手の江口拓也(えぐちたくや)です。江口拓也は1987年5月22日生まれ、血液型はB型。東京都生まれ、茨城県出身で、所属事務所は81プロデュースです。2007年にオーディションに合格し、81プロデュースの養成所に通うようになりました。2008年に声優デビュー。声優の木村良平・代永翼と共に音楽ユニット「Trignal」としても活動しています。
主な出演作品に『GOSICK-ゴシック-』(久城一弥)、『織田信奈の野望』(相良良晴)、『機動戦士ガンダムAGE』(アセム・アスノ)、『魔界王子 devils and realist』(ウイリアム・トワイニング)、『TSUKIPRO THE ANIMATION』(篁志季)、『アイドリッシュセブン』(六弥ナギ)、『転生したらスライムだった件』(ソウエイ)、『あんさんぶるスターズ!』(日々樹渉)、『A3!』(皇天馬)などがあります。
村田雨月役/浅沼晋太郎
アニメ・映画『ギヴン』で村田雨月の声を担当したのは、声優・俳優・脚本家・演出家・コピーライター・デザイナーの浅沼晋太郎(あさぬましんたろう)です。浅沼晋太郎は1976年1月5日生まれ、血液型はO型。岩手県出身で、所属事務所はダンデライオンです。演劇活動の傍ら脚本家・コピーライターなどの仕事をこなし、2006年には声優としてデビューしました。柄の悪い成人男性から元気な少年まで演じられる演技派声優です。
主な出演作品に『ゼーガペイン』(十凍京/ソゴル・キョウ)、『遊☆戯☆王5D's』(クロウ・ホーガン)、『生徒会役員共』(津田タカトシ)、『絶園のテンペスト』(早河巧)、『ダイヤのA』(倉持洋一)、『一週間フレンズ。』(九条一)、『落第騎士の英雄譚』(有栖院凪)、『あんさんぶるスターズ!』(月永レオ)、『A3!』(茅ヶ崎至)、『ヒプノシスマイク』(碧棺左馬刻)などがあります。
鹿島柊役/今井文也
アニメ・映画『ギヴン』で鹿島柊の声を担当したのは、声優の今井文也(いまいふみや)です。今井文也は1997年10月5日生まれ、血液型はO型。青森県出身で、所属事務所はRush Styleです。愛称は「なうディーさん」「ナウディ」。趣味はスノーボードやダーツ、そして麻雀です。アニメ『CLANNAD』に感動し、声優を志したそうです。
主な出演作品に『ゴブリンスレイヤー』(男森人)、『ダイヤのA actII』(中田中、矢部浩二、梶山、伊藤大我、一倉)、『ワンパンマン』(ロジー)、『禍つヴァールハイト』(主人公)、『黒騎士と白の魔王』(アモン)、『CLEARWORLD-クリアワールド-』)祇園寺緑道)、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』(東雲彰人)などがあります。
ギヴンの映画の見どころの名シーン
名シーン①髪を切る春樹
『映画 ギヴン』の名シーンその1、髪を切る春樹。雨月と喧嘩して情緒不安定だった秋彦に襲われ、一夜の過ちを犯してしまった春樹。秋彦のことが好きだから秋彦のためなら何でもする。
そんな真剣な気持ちで手を伸ばしたのに拒絶されてしまい、フラれたと思った春樹は友人のもとに行き、長い髪をバッサリと切ってしまいました。秋彦を好きになり、祈るような気持ちで髪を伸ばしてきた春樹。秋彦を想った時間そのものを振り払うように髪を切る春樹のシーンは、映画の中でも切ないシーンの1つであり、大きな見所の1つです。
名シーン②秋彦と雨月の別れのシーン
『映画 ギヴン』の名シーンその2、秋彦と雨月の別れのシーン。秋彦から別れを告げられた雨月。雨月は去っていく秋彦の背中を咄嗟に振り返るのですが、その目からは涙が溢れていました。そして思わず、遠ざかっていく背中に手を伸ばします。このまま一緒にいたら2人とも駄目になってしまう。
そう思い、雨月から秋彦を遠ざけたのですから、秋彦が離れていくのは雨月の想定通りの出来事のはずです。しかし頭ではそうしたほうがいいとわかっていても、心はそう簡単に納得できていませんでした。雨月の秋彦への気持ちがいかに大きかったか、喪失の悲しみがどれほど大きいかが表現された、劇中屈指の名シーンです。
名シーン③秋彦の告白シーン
『映画 ギヴン』の名シーンその3、秋彦の告白シーン。ヒモ生活を辞め、離れていたヴァイオリンともう1度向き合い、これまでの自分から変わろうとした秋彦。そんな彼がずっと自分を想い続けてくれた春樹に告白するシーンは、映画屈指の名シーンの1つです。春樹へ自分の気持ちが届くようにと真摯に、必死に言葉を紡ぐ秋彦と、それを受け入れた春樹。ようやく結ばれた2人に感動し、涙を流したファンは少なくありませんでした。
ギヴンの映画の主題歌や挿入歌
僕らだけの主題歌
『映画 ギヴン』の主題歌は、アニメの劇中バンド「given」の作詞・作曲・編曲・サウンドプロデュースを手掛けている温詞によるソロ・プロジェクト「センチミリメンタル」による楽曲「僕らだけの主題歌」でした。別れの切なさと、それでも前に進んでいく勇気や希望が歌われた楽曲で、映画で描かれた春樹・秋彦・雨月の恋模様にマッチする1曲となっています。
夜が明ける
「夜が明ける」は『映画 ギヴン』の劇中で流れる挿入歌。givenのボーカルである佐藤真冬が歌唱しています。この曲は、真冬が雨月の話を聞いて歌詞を書き上げました。アニメで披露された「冬のはなし」とは違い、映画で披露した「夜が明ける」は、真冬が自分ではなく他者に届けるために歌った歌です。この歌は、秋彦と雨月の別れの際に、雨月の心に寄り添う重要な1曲となっています。
ギヴンの映画に関する感想や評価
「映画 ギヴン」 感想
— モヤシ (@beansprouts0510) December 16, 2020
テレビシリーズでは高校生の真冬と立夏がメインだったが、今回は大学生の春樹と秋彦、そして雨月がメインの話。好きだけど苦しい、苦しいけど離れられない秋彦と雨月。秋彦が好きだけど見てるだけの春樹。そんな3人の複雑な関係は大学生ならではという感じがして良かった。 pic.twitter.com/kzGJR4ViTM
『映画 ギヴン』に関する感想と評価その1。テレビアニメ『ギヴン』で描かれたのは、真冬・立夏の高校生組の関係についてでした。『映画 ギヴン』では大人組である春樹・秋彦・雨月がメイン。大人ならではのほろ苦い恋愛が描かれており、多くのファンから高評価を獲得しています。以上『映画 ギヴン』に関する感想と評価その1でした。
ちょ、映画ギヴンの感想言っていい?(いいよー!!)
— ♦️しましま♣️ (@shima__shi214) September 28, 2020
ストーリーは漫画で知ってたからあれとして演奏シーンとかの音めちゃくちゃ良くない!?!?セミアコの音とか感動したよ!!!!!!あと推しの声を劇場で聞けるのやばいな!?
『映画 ギヴン』に関する感想と評価その2。ストーリーに関しては、漫画を読んでいたため心の準備をしていた人が多いですが、音楽に関しては度肝を抜かれたという人が多かったようです。『映画 ギヴン』はバンド作品としてのクオリティも高く、音の良さが高評価のポイントとして挙がっています。BL好きだけでなく、リアルバンドマンからの評価も高いのが特徴的でした。以上『映画 ギヴン』に関する感想と評価その2でした。
#映画ギヴン エンドロールについての感想。本編もさることながらエンドロールの場面写にも無言のストーリーがつまっていると感じました。坂の向こう側で泣き崩れていた秋彦さんの足元には「好きだけど離れる」重みがあるし、あの後どんな顔して戻ったのかな?とか。後ろ姿の雨月さん文字数
— 春日野文子 (@Ayane_ksgn) September 23, 2020
『映画 ギヴン』に関する感想と評価その3。『映画 ギヴン』のエンドロールについての感想です。エンドロールでは、雨月と別れたあとに泣き崩れる秋彦の様子が描かれました。秋彦と雨月の恋の結末に胸を締め付けられたという人は多かったようです。以上、『映画 ギヴン』に関する感想と評価その3でした。
映画ギヴン見た。良かった…めちゃくちゃ良かった…。ライブシーンずっと鳥肌たってたし泣いた。ありがとう…全てに感謝…。
— ゆーり (@yuuri_harapeko) September 13, 2020
『映画 ギヴン』に関する感想と評価その4。『映画 ギヴン』の見所は、登場人物たちの恋模様だけではありません。クオリティーの高いライブシーンも注目すべきポイントの1つ。想いのこもった真冬の歌声に涙が出てきた、という感想を抱いたファンは少なくありませんでした。以上『映画 ギヴン』に関する感想と評価その4でした。
映画ギヴン見てきたけどほんと見れてよかった…😭
— リンネ/ユナ (@rinne_ota_0522) September 16, 2020
もち原作読んで行ったけどやっぱり秋彦と雨月のとこはうるっとしたし、
ラストの秋彦と春樹さんのとこ拍手したいくらいこっちまで幸せになって泣いた…ヽ(;▽;)ノ
『映画 ギヴン』に関する感想と評価その5。秋彦と雨月の別れに切なくなり、秋彦と春樹の恋の成就に幸せな気持ちになった、という感想・評価は多いです。恋する切なさと喜びの両方が描かれた作品が『映画 ギヴン』でした。以上『映画 ギヴン』に関する感想と評価その5でした。
劇場版ギヴン感想
— スンチッチ (@sun_sun_festa) September 3, 2020
それを表すような「ほらもうすぐ 夜が明ける 夜が明ける」で朝日が差すように明るくなるメロディ 真冬に背中押される不器用な大人組、かわいいな
2020/08/26 02:03:42
『映画 ギヴン』に関する感想と評価その6。映画の劇中歌に関するコメントです。劇中、真冬が歌った「夜が明ける」は、切ない恋に苦しんでいた大人組の背中を押す重要な1曲でした。「夜が明ける」の歌詞とメロディや、この曲が大人組にどんな気づきを与えるのかに注目です。以上『映画 ギヴン』に関する感想と評価その6でした。
ギヴンの映画、最後に僕らだけの主題歌流れた時に完全に泣いた
— ぺんたろ (@pentaro_nanosa) August 24, 2020
歌詞が雨月さん思い浮かべちゃう
『映画 ギヴン』に関する感想と評価その7。『映画 ギヴン』の主題歌に関するコメント。主題歌である「僕らだけの主題歌」には、雨月と秋彦の関係を彷彿とさせる歌詞が散りばめられています。曲を聴きながら雨月の幸せに思いを馳せたファンは少なくなかったようです。以上『映画 ギヴン』に関する感想と評価その7でした。
ギヴンの映画ネタバレまとめ
『映画 ギヴン』のあらすじをネタバレありで解説し、感想や評価、登場キャラの魅力や担当声優についてなどを一挙に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?『映画 ギヴン』はBLファンはもちろん、普段BLは好んで見ないという人たちからも高く評価された作品でした。登場人物たちが真剣に恋と音楽に向き合う様子は、観客に大きな感動を与えてくれます。興味を持った人はぜひ『映画 ギヴン』をチェックしてみてください。