【怪物事変】野火丸の正体は化狐！夏羽に協力する理由は？能力や性格を考察

怪物事変で一見穏やかで頭脳明晰な少年として登場した野火丸は、警視庁において捜査特課の刑事として活躍しています。彼は警視として活躍している飯生妖子の直属の部下としてさまざまな任務を行っていました。正体が化狐である飯生の直属の部下としてかつて活躍していたのは、かわいい魅力が満載の紺でした。しかし、大事な任務において失敗してしまったために容赦なく追放されてしまったのです。

その後に冷酷で邪悪な心を持った飯生の直属の部下として任命されたのが野火丸です。頭の回転が速く時に冷酷になることもできる野火丸は、次々と飯生から命じられた任務を完了して優秀さを披露していました。そこで、かわいい少年や凛々しく暴力的な青年にもなることができる野火丸の能力や性格、敵であるはずの夏羽に協力する理由は？アニメ版の声優、かっこいい魅力なども紹介します。

420万部（2021年3月）の累計発行部数を記録している「怪物事変（けものへん）」は、2021年1月10日～3月28に渡ってテレビアニメも放送された漫画となっています。全12話によって展開された怪物事変は、TOKYO MXほかによって放送されました。単行本において13巻（2021年3月の時点）まで刊行されている怪物事変は、ジャンプスクエア（2017年1月号から）によって連載されている漫画です。

女性漫画家である藍本松さんによって描かれている怪物事変では、人間の世界に潜んでいる化け物との戦いが描かれていきました。人間の姿をした半妖である日下夏羽（くさかかばね）は、自分の正体を知らず人間からも臭いからと嫌われ蔑まれて生きていました。彼は正体は化け狸である隠神との出会いによって仲間と一緒に自分の正体と向き合って生きていけるようになります。

ある村では家畜の変死事件が連続で起こるようになります。不吉がって村人が不安を抱えるようになったために、東京の探偵を依頼して事件の解決をしてもらうことになりました。その家畜の変死事件の依頼を受けたのが化け狸である隠神鼓八千（いぬがみこはち）だったのです。臭いからと嫌われ一日中泥まみれになって働かされていた日下夏羽（くさかかばね）は、探偵の隠神と出会ったことで自分の正体を知ることになりました。

怪物事変で頭脳明晰で残忍な性格を持っている野火丸の正体は化狐となっています。化狐であり警察を牛耳っている飯生妖子の直属の部下として働いていた紺が、任務に失敗し追放されてしまったため、その後任として働くことになりました。普段は可愛らしい少年の姿をしており、礼儀正しく掴みどころがない性格を披露しています。しかし、穏やかでかわいい表情とは裏腹に時に暴力的で冷酷な一面も見せていました。

• 名前：野火丸（のびまる）
• 戸籍上の氏名：野分火丸（のわきほむらまる）
• 誕生日：5月30日
• 年齢：13歳（少年時）、19歳（青年時）
• 体重：46kg（少年時）、62kg（青年時）
• 身長：153㎝（少年時）、179㎝（青年時）
• CV（声優）：下野紘
• 職業：警視庁捜査特課刑事
• 好きな物：秘密

アニメ声優や能力などにも注目が集まっている野火丸は、敵対しているはずの化け狸の隠神側に所属している夏羽に協力する姿も見せるなど何を考えているのか掴みずらい人物となっていました。自分のボスである飯生の命令は忠実にやり遂げる実力を持っている野火丸でしたが、それ以外のことであれば自分の思うままに動くところがありました。そのため、青年の姿になることもできる野火丸の本心にも注目が集まるようになります。

怪物事変で正体は化狐？と囁かれている野火丸は、上司である飯生が敵対している化け狸である隠神側に所属している夏羽に協力するような言動を披露していました。そこで、かわいい少年のような姿やかっこいいイケメンの青年の姿にもなることができる野火丸の正体や敵対しているはずの夏羽に協力する理由についてもネタバレ考察していきます。まだ、読んでいない方やアニメを見ていない方はネタバレにご注意ください。

素晴らしい能力や性格にも注目が集まっている野火丸は、怪物事変の5巻「夏羽の長い一日」第16話において、正体をバラされそうになっていた夏羽を助けています。ピンチに陥っている夏羽の前に登場した頭脳明晰な野火丸は、自分に助けを求めてきた夏羽に対して自分に貸しを作ってもいいのかと聞いていました。切羽詰まっていた夏羽は、助けてくれたら仲間を傷つけないことであれば何でもすると約束していました。

彼の仲間を思う気持ちに心を打たれた野火丸は、自分をその仲間に入れて欲しいとお願いしています。そのことから、自分の利益しか追求しない飯生の部下として活動していた野火丸は、純粋な心を持った夏羽であれば、自分を大切にしてくれるかもしれないと感じたのかもしれません。それ以降は、度々、ピンチに陥っている夏羽を助けたり、助言をしたり、一緒に戦ったりもしていました。

怪物事変で警視であり化狐である飯生の直属の部下として活動することになった野火丸は、純粋な心を持った夏羽と出会いやり取りをしていく中で、次第に信頼を寄せていくようになります。敵対する化け狸である隠神側に所属している夏羽ですが、彼の仲間を大切にする姿勢に次第に影響されていったようです。自分の上司である飯生は、自分をこき使うばかりで追放された紺と同じような運命を辿るのは明らかでした。

正体は化狐？と囁かれている野火丸は、命結石を持っている夏羽に対して警戒するように助言もしています。自分の上司である飯生は、命結石を得るのを失敗したものの諦めていないことを伝えていました。さらに、人間の心を操ることができる飯生は、自らの意思で命結石を自分に渡すように仕向けようとしているということまで教えています。自分の意思で命結石を差し出した場合は化け狸である隠神も口を挟めなかったからです。

能力やアニメ版の声優も話題となっている野火丸は、邪悪な心を持った飯生の手の内まで敵対しているはずの夏羽に伝えていました。さらに、絶対に秘密にして欲しいことだと前置きしながら上記の画像のセリフをいい放っていたのです。怪物事変の5巻「死をもたらす石」第18話では、上司である飯生の指示に従って任務を行っていた野火丸は、大きな怪我を負ってしまいます。

怪物事変で各地に散らばっている結石を集めるように指示されていた野火丸は、命令を忠実に行っていました。しかし、零結石を見つけて持ってしまった野火丸は、手に大きなダメージを負ってしまいます。零結石は、冷たい耐性の人間しか扱うことができない結石であったため化狐である野火丸が怪我をすることは明らかでした。命令に従ったことで負傷してしまった野火丸は、自分がどうなってもいい駒であることを実感します。

正体が化狐である野火丸は、それ以来自分を道具のようにしか扱わない飯生を憎むようになったようです。激しく嫌悪感を抱きながらも従わなければならない野火丸は、上司である飯生の命令以外は自由に行動するようになりました。彼は純粋な心を持った夏羽であれば信用することができるという気持ちから素直な気持ちも伝えていたのでしょう。自ら戦争を起こそうとしている飯生を意外と心優しい野火丸は嫌っていたようです。

怪物事変で純粋で仲間思いの夏羽を気に入っている野火丸は、追放された紺が夏羽と仲がいいと知った途端に嫌味を連発していました。その際には、自分たちの正体は化狐なんだからと念を押していたのです。上司である飯生をはじめ直属の部下である野火丸や追放された紺は化狐となっています。探偵をしている隠神は化け狸となっていました。半妖である夏羽の正体は明らかになっていませんが仲良くなれない関係のようです。

能力や性格にも注目が集まっている野火丸は、追放された紺を先輩と呼んでいながらも発言はかなりの嫌味となっていました。丁寧にあいさつしながらも、率直に落ちぶれたと発言し同じ狐なのだから、品のない行動は慎むようにと攻撃していたのです。考えが幼く純粋な心を持った紺は、傷つきやすい性格でもあったためかなりダメージを受けていました。

母親のように慕っていた飯生に見捨てられた紺はとことん気持ちが沈むことになります。アニメ版の声優も話題となっている野火丸は、警視として活躍している飯生からの伝言を追放したはずの紺に伝えていました。追放した紺が敵対する化け狸の隠神側にいることを上手に利用して、命結石を手に入れようと考えたのです。そのため、母親のように慕っている飯生が期待していると吹き込みながら酷いことをさせようとしていました。

怪物事変で心優しい探偵事務所のメンバーに囲まれて幸せそうにしていた紺でしたが、仲間になりつつあった探偵事務所のメンバーを裏切るような任務をするように野火丸から指示を受けていたのです。怪物事変の6巻「みんななかよし大作戦」第21話においては、純粋な心を持った夏羽ともっと仲良くなって自ら命結石を差し出すように振舞うよう指示されていました。

正体が化狐である紺は、かつての上司である飯生からの命令で少しずつ心を開くことができた夏羽を裏切るような任務を与えられたのです。能力や性格にも注目が集まっている野火丸は、言葉巧みに幼い考えしかすることができない単純な性格の紺を少しずつ追い詰めていきました。いい子の紺先輩にしかできない任務だと伝えながら、細かな条件まで提示してコントロールしようとしていたのです。

怪物事変でしっぽも耳も隠すことができない野火丸は、自分の正体を狐の中でも下の下だと卑下して表現していました。しかし、その言動からは明らかに頭脳明晰で、少々ずる賢い姿が披露されています。正体が化狐である野火丸は、狐のしっぽや耳を隠すことはできませんが、子供の姿や大人の姿になることができました。そこで、自分は狐の下の下だと表現する野火丸の能力についてネタバレ考察していきます。

かわいい少年の姿になることができる野火丸の能力について知らない方はネタバレにご注意ください。作中において子供の姿で登場することが多い野火丸ですが、本来の姿は大人の姿だとされています。しかし、普段あえて子供の姿でいるのはかわいい方が得なことが多いからという理由のようでした。子供の姿の野火丸は上記の画像の通りです。笑顔が可愛らしく心優しい夏羽と対等に話すにはぴったりのサイズとなっています。

怪物事変で性格やアニメ声優にも注目が集まっている野火丸は、子供の姿での年齢は13歳となっています。大人の姿の際の年齢は19歳となっており身長も179㎝となっているためかなり長身のイケメンと言われるようになりました。正体が化狐の野火丸は、子供の姿や大人の姿になることができる能力を持っていますが、子供の時と大人の時とでは冷酷で何を考えているのか掴みにくい性格は同じのようです。

時に純粋でかわいい夏羽に協力するような言動をしている野火丸は、大人の時の方が圧倒的な力を披露していました。作中においては上記のように鬼の兄弟やその部下となっている者たちを圧倒的な力によって倒していました。しかし、本人は本来の大人の姿よりもかわいい子供の姿の方が得だと考えているため、作中においては子供の姿で登場することが多くなっているようです。

怪物事変でしっぽや耳を隠せない正体が化狐の野火丸は、自分は下等な狐だといい放っていますが、日本を狐の国にしようと企む飯生の直属の部下に選ばれているため、かなり侮れない能力を持っていると考えることができるでしょう。狐のしっぽや耳を隠すことができない野火丸でしたが、他の化狐では扱うことができない炎や幻を扱うことができたのです。また、化狐の中では唯一子供の姿や大人の姿になることができました。

自分の正体を知られてしまって困っていた夏羽に助けを求められた際にも、冷酷になり切れない性格の野火丸は、幻を操ることができる能力を利用して人間の子供の記憶を夢にしてしまっていたのです。アニメ版の声優にも注目が集まっている野火丸は、警視として東京の警察を支配している飯生からも一目置かれる存在となっていました。

子供の姿になることができる野火丸は、可愛らしい雰囲気を放って相手を油断させたり、話しやすくさせたりしてさまざまな情報を探ったりもしていました。半妖でありながら仲間を自分よりも大切にしようとする夏羽と対等に話すことができるようになったのも子供の姿だったからといえるでしょう。

怪物事変で正体が化狐となっている野火丸は、子供にも大人にもなる能力を持っていました。警視として東京の警察を支配している飯生の直属の部下である野火丸は、捜査特課においてリーダーとして全国各地に散らばっている結石を集めるために捜索をしていました。アニメ版の声優や性格にも注目が集まっている野火丸は、容姿が非常にかっこいいことも魅力の一つとなっています。

子供の姿の際にはかわいいイヤマフをしており、スーツを着こなしている上品な雰囲気を披露していました。19歳の大人の姿の野火丸は上記の画像のようにかっこいいイケメンとして登場しています。子供の姿でも大人の姿でもかわいい、かっこいいと評判の野火丸は、炎の能力を使用して複雑な任務もやり遂げていました。冷酷になり切れない野火丸は、幼稚な考えでかわいい紺や純粋な夏羽らに密かに助言を与えていたのです。

怪物事変で左の口元に小さなほくろがある野火丸は、作中において残忍な性格を披露していました。正体は化狐となっている野火丸は、基本的に上司である飯生の命令には忠実に従っているため残忍な行動になってしまうのかもしれません。怪物事変の3巻「黒い工場」第10話において登場した野火丸は、初めて会った夏羽に対して礼儀正しく自己紹介しているもののその後かなり残忍な行動をとっていました。

アニメ声優にも注目が集まっている野火丸は、会社内において一瞬で灰にしてしまう炎の能力を披露していました。あらゆる証拠を消さなければならない野火丸は、驚く夏羽に対しても悪びれることなく、後二体の人間も消していくといい放っています。顔色を変えることなく、邪魔になったものを灰にしてしまう野火丸は、可愛らしい顔をしながらもかなり残忍な行動をする人物だったのです。

怪物事変で残忍な性格を披露している野火丸は、本来は上記の画像のように19歳の青年・大人の姿のようですが、かわいい方が何かと得だという考えから子供の姿で登場することが多くなっていました。怪物事変の3巻「蜘蛛の糸」第11話において子供の姿で登場した野火丸は、お風呂に入るシーンで全裸を披露しています。ここでも礼儀正しく「お邪魔します」と挨拶をしてから入っていきました。

怪物事変で冷酷になり切れない優しい心も持っている野火丸のアニメ版の声を担当したのは声優の下野紘さんです。声優の下野紘さんは、高校時代は演劇が好きで演劇部に所属していました。その後、日本ナレーション演技研究所で声優の学びをした下野紘さんは、在籍中にさまざまなオーディションを受けて現在所属しているアイムエンタープライズに入って声優として活動するようになりました。

• 名前：下野紘（しものひろ）
• 生年月日：1980年4月21日
• 愛称：ひろたん、しもんぬ
• 職業：声優、ナレーター、歌手
• 声優デビュー：2001年
• 身長：168㎝
• 血液型：B型
• 出身地：東京
• 所属事務所：アイムエンタープライズ

声優の下野紘さんは、2012年の第6回声優アワードにおいて「ST☆RISH名義」という作品で歌唱賞を受賞しています。さらに、同年には「からあげグランプリ（日本唐揚協会主催）」においてベストカラアゲニストを8年連続で受賞しました。声優として15周年を記念した際には歌手としても活動を開始しています。2021年3月には第15回声優アワードにおいてMVS賞を受賞しました。

声優の下野紘さんの主な出演作品には、迷宮ブラックカンパニーのワニベ役やピーター・グリルと賢者の時間のピーター・グリル役、可愛ければ変態でも好きになってくれますか?の桐生慧輝役、同居人はひざ、時々、頭のうえ。の河瀬篤役、伊藤潤二『コレクション』の押切役、弱虫ペダルシリーズの鏑木一差役、プリンス・オブ・ストライド オルタナティブの門脇歩役、SERVAMP-サーヴァンプ-の有栖院御園役などがありました。

子供の姿や大人の姿になることができる野火丸の大人の方がかっこいいと感想を寄せている人もいました。大人の野火丸にウインクされた際にはキュン死してしまうとコメントしている人もいます。長身でイケメンな大人の姿の野火丸は、大人のかっこ良さを披露していました。子供のかわいらしさも魅力的な野火丸ですが、大人の姿を支持している人も多くいたようです。

怪物事変において登場している野火丸の声がかっこいいと感想を寄せている人もいました。子供の姿や大人の姿になることができる野火丸は、頭脳明晰で上司である飯生の考えや目的でさえも見抜いてしまうところがありました。盲目的に信用してしまう紺とは根本的に考えが異なっていたのです。

残酷になり切れない要素も持っている野火丸が、本当にかわいいし、かっこいいとコメントしている人もいます。子供の姿や大人の姿になることができる野火丸は、すぐに目が死んでしまったり、不敵な笑みを浮かべたりするのも魅力の一つとなっていました。大きな闇を抱えているかのような不気味な発言も多いことから、謎が多い掴みどころがない性格を披露しています。

イケメンでかわいい要素の子供姿を多く披露している野火丸は、警視として東京の警察を支配している飯生の直属の部下として活躍していました。自分の利益のことしか考えず自分のことを駒の一つという扱いをする飯生を嫌っている野火丸は、上司の命令以外では自由に行動していたのです。残酷になり切れない野火丸は、純粋な夏羽と接触するうちにだんだんと心にも変化が訪れるようになりました。