【ブラッククローバー】シスター・リリーの正体を考察！アスタと結婚する可能性は？

ブラッククローバーに登場するシスター・リリーは、作品の序盤から主人公のアスタになんども結婚を迫られては断りつづけているキャラクターです。今回は、そんなシスター・リリーがアスタと結婚できる可能性や年齢・正体といった秘密について紹介します。また、シスター・リリー役を演じる声優の久保田未夢さんの情報もあります。

週刊少年ジャンプで2015年から連載をしている「ブラッククローバー」は、2021年4月現在で28巻まで単行本が発行されている人気作品です。2017年から2021年3月まで全170話でアニメ化されたほか、劇場版の製作が決定しています。また、小説版「ブラッククローバー」やスピンオフの「ブラッククローバー外伝 カルテットナイツ」といったメディア展開を行っている作品です。

世界は魔神とよばれる存在によって滅ぼされようとしたことがありましたが、そのときに1人の魔導士が現れて魔神を打倒します。その魔導士は魔法帝と呼ばれる伝説の存在になりました。ときは流れ、主人公のアスタは魔法帝になることを目標に鍛錬に励みますが、アスタには魔力がまったくなく周囲から馬鹿にされます。そんなアスタは五つ葉の魔導書を入手し目標に向かって進んでいきます。

シスター・リリーはアスタたちが暮らす孤児院のシスターで、身長160cm・誕生日7月20日・血液型はA型です。年齢については次の項で詳しく紹介するのでチェックしてください。そんなシスター・リリーの本名はリリー・アクアリアで、幼いころから繰り返しアスタにプロポーズされていますが「私はみんなのシスターだから」という理由で断り続けています。

ここからはシスター・リリーについて考察していきたいと思います。最初の考察は、シスター・リリーの正体についてです。シスター・リリーはアスタたちがいる孤児院のシスターですが、その孤児院は恵外界と呼ばれる地域にあります。ブラッククローバーの世界において、恵外界とは下民層たちが暮らす地域で、とくに孤児院があるバージは最果ての村と呼ばれるほど辺鄙な場所にあります。

そんなバージでシスターをするシスター・リリーの正体は貴族ではないかと言われています。正体が貴族だと言われる理由のひとつがエルフ編でのエピソードです。シスター・リリーは転生したエルフから孤児院の子供たちを守るために魔法を使って抵抗します。このときにエルフが「多少はまともな魔法…貴族と呼ばれる者かな…?」と言っています。

魔法がすべてのブラッククローバーの世界では、貴族のような高位の地位にいる者ほど魔力が強い傾向があります。そのため、シスター・リリーの強力な魔力からその正体は貴族ではないかと考えられているようです。また、シスター・リリーの正体が貴族かもしれないと思われている理由として本名のリリー・アクアリアが挙げられます。

水の魔法を使うキャラクターがたくさん登場するブラッククローバーの世界で、水を連想させるアクアリアのような名前をもつのはシスター・リリーだけです。そのため、代々水の魔法を使う貴族の一族出身がシスター・リリーの正体ではないかと考察する方がいるようです。

シスター・リリーの年齢を考察する前に、シスター・リリーがいつから孤児院でシスターをしていたのかを考察します。アスタが教会の孤児院に拾われた段階では、シスター・リリーは孤児院にいませんでした。それは、アスタの回想シーンでシスター・リリーとの出会いが描かれていることがわかります。その回想シーンでは、アスタが10歳程度に見える描写のときに初めて2人が会っています。

ブラッククローバーの物語がスタートした時点でアスタの年齢は15歳なので、およそ5年前にシスター・リリーが孤児院に来たといわれています。また、初めて会ったときからすぐにアスタはシスター・リリーにプロポーズをしている描写があります。

ブラッククローバーが連載されてからしばらくの間は謎に包まれていたシスター・リリーの年齢ですが、26歳だと判明しました。アスタの年齢が15歳なので、その年齢差は11歳となります。シスター・リリーの年齢が判明したシーンは、コミックス「ブラッククローバー」17巻に掲載されています。

アスタとユノが王都に旅立ったあとに、シスター・リリーと神父は魔導書塔の塔主の元を訪れました。訪れた理由は、アスタが入手した五つ葉の魔導書について聞くためです。塔主はシスター・リリーたちにわからないと言っていましたが、心当たりはあるようです。このときに、塔主がなんらかの秘密をシスター・リリーと神父に話している可能性があるとされています。

アスタになんどもプロポーズされているシスター・リリーがアスタと結婚できる可能性について考察します。シスター・リリーはアスタのプロポーズを断るときに「私はみんなのシスターだから」と言って断ることが多いです。このことから、聖職者であるシスターは結婚できないという戒律があって結婚自体が不可能ではないかという可能性が考えられるようです。

地球においてキリスト教や各宗教のシスター・聖職者が結婚できるかどうかは、宗教や宗派の教義や教義のとらえ方によって変わってきます。ブラッククローバーのシスターが戒律で結婚できるかどうかは、はっきりと描写されていないため不明とされています。そのため、シスター・リリーは本当に結婚できないという説と、アスタのプロポーズを断る口実としてシスターの立場であることを利用しているという説があるようです。

アスタがシスター・リリーと結婚できないかもしれない理由として、アスタが女性にモテていてライバルが多いことが挙げられます。少なくても、アスタと同年代の女性のうち3名がアスタに対して好意を抱いている描写があります。そのうち一人が、黒の暴牛の同僚で王族のノエル・シルヴァです。ノエルは王族という立場もあって、最初に登場したときは下民のアスタを見下していました。

しかし、魔力の制御がうまくいかずに家族から馬鹿にされていたノエルは、アスタが純粋にその力を認めてくれたことで好意を抱くようになります。ツンデレな性格のノエルは素直に気持ちを伝えることが苦手ですが、アスタの気を引こうとするシーンがなんども作中で描かれています。

アスタを巡るライバルのひとりが、「金色の夜明け」に所属する魔法騎士のミモザ・ヴァーミリオンです。ヴァーミリオン家は王族のひとつで、同じく王族のノエルと幼馴染。ノエルは魔力を制御できないことから周囲の王族たちから見下されていましたが、ミモザはノエルの力を早くから認めていてノエルの数少ない友人となりました。

ミモザがアスタに好意を抱くようになるきっかけとなったのは、ダイヤモンド王国との国境付近にある魔宮(ダンジョン)を攻略するエピソードのときです。ミモザとノエルがダイヤモンド王国のマルスから攻撃されたときに、アスタが2人を救います。仲間のためにぼろぼろになってまで戦うアスタの姿に惹かれたのか、それ以降アスタを意識するシーンが描かれるようになりました。

アスタを巡るライバル3人目はレベッカ・スカーレットです。レベッカはアスタが黒の暴牛のメンバーと合コンに行ったときに出会った女性で、ネアンの街で食堂を営んでいます。合コンでアスタと話が盛り上がっただけではなく、酔っぱらいのおじさんに絡まれたときにアスタに救われました。性格が合い、優しいアスタにレベッカは惹かれていきました。

また、アスタは「白夜の魔眼」からレベッカの妹たちを救ったときにレベッカからキスをされています。レベッカは、アスタとノエルの仲の良さを見て「勝ち目がない」と悟って身を引きましたが、これからレベッカとの新しいエピソードがあるかもしれません。このように、シスター・リリーにはライバルたちがいます。シスター・リリーとの新しいエピソードが描かれなければ、結婚相手として不利かもしれないという意見が多いようです。

水魔法の使い手であるシスター・リリーですが、はっきりと魔法名まで描かれたのは「水創成魔法”愛の聖拳突き”」のみです。「水創成魔法”愛の聖拳突き”」は水でつくられた拳で正拳突きする技で、基本的にはアスタに対するおしおきの用途で使用されています。貴族と同じくらいの魔力を持つとされているシスター・リリーの魔法なので、かなり強力ではないのかとされています。

シスター・リリーがつかった名称付きの魔法は「水創成魔法”愛の聖拳突き”」のみですが、過去に回復魔法を使ったと思われる描写があります。それは、幼いころのアスタが大けがをして帰ってきたときのエピソードです。はっきりと回復魔法を使ったと言ってはいませんが、傷口に手を当てるシスター・リリーは回復魔法なようなものを使いました。

アニメ版「ブラッククローバー」でシスターリリー役を演じたのは声優の久保田未夢さんです。久保田未夢さんはアイドルグループ「i☆Ris」のメンバーで、アイドル活動と声優活動をおこなっています。声優としてのデビューは2013年でアニメ「這いよれ! ニャル子さんW」の店員役を演じました。2016年には「i☆Ris」として第10回声優アワードの歌唱賞を受賞しているほか、2019年には写真集を発表しています。

アイドルグループ「i☆Ris」のメンバーは、久保田未夢さんだけではなく山北早紀さん・芹澤優さん・茜屋日海夏さん・若井友希さんの全員が声優として活動しています。また、2021年3月に脱退した澁谷梓希も声優活動をおこなっています。

シスターリリー役を演じる久保田未夢さんの主な出演作を紹介します。ひとつめの作品は「プリパラ」の北条そふぃ役です。アニメ「プリパラ」は2014年から放送され、北条さふぃは久保田未夢さんがはじめてレギュラー出演を果たしたメインキャラです。北条そふぃは「SoLaMi♡SMILE」の一員で、幼いころからプリパラでアイドルとして活躍しています。

久保田未夢の主な出演作品として、邪神ちゃんドロップキックのメデューサ役を紹介します。邪神ちゃんドロップキックはユキヲさんによるウェブコミックが原作で、2018年にアニメ「邪神ちゃんドロップキック」の第1期が放送されました。2019年には第2期が放送されたほか、クラウドファンディングの成功により2022年に第3期のアニメが放送されることが決定しています。

邪神ちゃんドロップキックに登場するメデューサは邪神ちゃんと幼馴染で、見た者を石化する能力をもっているため、人間界に来るときは紙袋を被っています。悪魔としては気弱で優しい性格のメデューサは、じゃしんちゃんに対して基本的には逆らいませんが、怒ると無表情で説教をすることが特徴です。

久保田未夢の主な出演作品として、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の朝香果林役を紹介します。ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」を主人公としたラブライブ!シリーズの第3作目で、2020年10月からテレビアニメ版が放送されました。

久保田未夢さんが演じる朝香果林は、高校生離れした抜群のルックスとプロポーションの持ち主で将来はモデルになることを目指しています。アニメ版では冷酷に聞こえる発言をしますが、相手のことを思いやってるキャラクターとして描かれました。

アスタがシスター・リリーと結婚してほしいという感想がたくさんあります。それと同時に、ノエルやミモザと結婚している姿や、一夫多妻制になってほしいという感想がありました。

シスター・リリーはエルフの襲撃から子供を守るシーンで、強力な魔力を持っていることが判明しました。物語の序盤からその伏線が描かれていたことに対する感想があります。

アスタは序盤から一貫してシスター・リリーに対してプロポーズをします。そんなアスタが好きだという声や、アスタとシスター・リリーの関係性が好きという感想がたくさんあります。

ブラッククローバーに登場するシスター・リリーの正体や年齢、声優といった情報を紹介しました。アスタに思いを告げられつづけるシスター・リリー、いまはそれを断っていますが結婚する可能性はあるのでしょうか?ライバルがたくさんいますが、これから2人の関係がどうなるのか注目しましょう。