【魔女の宅急便】先輩魔女と猫の名前は？アニメ版・原作版のセリフの違いも紹介

ジブリ映画の中でも古くから人気を集めている作品といえば、『魔女の宅急便』です。そんな『魔女の宅急便』に登場する先輩魔女と連れている猫がかわいいと視聴者の間で話題になっているようですが、先輩魔女と猫の名前はどのようなものなのでしょうか？まずは、『魔女の宅急便』の作品情報と、かわいいと評判を集めている先輩魔女と猫の名前についてチェックしてみましょう。

『魔女の宅急便』は、スタジオジブリ制作の日本のアニメーション映画作品であり、スタジオジブリにおける宮崎駿監督の長編映画としては初の、他者の原作です。そんな『魔女の宅急便』の原作は、角野栄子による児童書です。2014年3月には実写映画が公開されています。実写映画はアニメ版のリメイクではなく、原作の第1巻・第2巻を基とされています

魔女の少女・キキは、13歳になったら魔女の修行のためよその町に移り住み独り立ちするというしきたりに従って満月の夜、相棒の黒猫・ジジと共に新たな街を探して旅立っていきます。その後、キキは定住先に決めたコリコの町のパン屋『グーチョキパン店』のおかみ・おソノさんに気に入られます。

おソノさんの厚意でパン屋に居候させてもらったキキは、唯一のとりえである空飛ぶ魔法を活かして空飛ぶ宅急便屋を開業します。次々に舞い込むお届け物の仕事や飛行クラブの少年・とんぼとの出会いなど、様々な出来事をキキは経験していきます。

『魔女の宅急便』で、キキが魔女として故郷を旅立った日の夜に会った先輩魔女。そんな先輩魔女は見た目がかわいいと言われ、『魔女の宅急便』でも人気のキャラクターですから、先輩魔女の名前は一体何なのかと気になっている原作ファンも多いようで、先輩魔女の名前を調査してみました。

しかし、そんな先輩魔女の名前は見つかりませんでした。『魔女の宅急便』アニメーション映画のWikipediaでは『先輩魔女』と名前が記されていたり、原作でも『おねえさん魔女』とされており、先輩魔女に確かな名前がないことがわかりました。

『魔女の宅急便』で、先輩魔女に名前がないことはわかりましたが、先輩魔女は黒くて赤い首輪をつけている猫を連れていました。そんな先輩魔女が連れていた、「黒い猫には名前があるのか？」という声も多いようでした。そこで、先輩魔女の猫の名前を調査してみたのですが、やはり先輩魔女の猫にも名前がないようでした。

先輩魔女自身にも名前がないのですから、猫に名前がなくてもおかしくはないのですが、アニメーション映画ファンからは落胆されていました。しかし、先輩魔女の猫は原作版で「ププ」と呼ばれていることから、アニメーション映画では名前がないものの、原作漫画では先輩魔女の猫に名前がつけられているようでした。

『魔女の宅急便』に登場する先輩魔女や猫の名前についてはわかりましたが、名前の項目でもあったように、原作バントアニメーション映画では設定が異なることがあります。では、『魔女の宅急便』で、先輩魔女に関するアニメーション映画と原作版での違いは一体どのようなものがあげられるのでしょうか？お次は、『魔女の宅急便』に登場する先輩魔女のアニメーション映画と原作版の違いについてチェックしてみましょう。

『魔女の宅急便』・先輩魔女のアニメ映画と原作版の違い1つめは、『原作だと飛ぶのが苦手？』です。まず、先輩魔女のアニメーション映画と原作での違いとして真っ先に挙げられるのが、魔法で飛ぶことについてです。アニメーション映画での先輩魔女は、先輩らしくスイスイと飛んでおり、キキはそんな先輩魔女の飛ぶ姿に感心していました。

しかし、原作版での先輩魔女はアニメーション映画で見せた先輩魔女の姿とは正反対、飛ぶのが苦手な様子でした。原作漫画での先輩魔女は、がくがくと、暴れ馬にでも乗っているように見える飛び方をしているようでした。飛ぶことが苦手でありながらも、「飛ばないと魔女だかなんだかわからなくなっちゃう」という理由でがくがくしながらも飛んでいました。

原作版を拝見しているファンからはそんな姿がかわいいと評判を集めていました。前述した内容から想像すると、先輩魔女はかなりドジというか、少し頼りなさげなかわいい印象です。しかし、アニメーション映画版での先輩魔女は、キキより1年先輩という先輩魔女はとてもしっかりと見え、先輩としての貫禄もあります。

つまり、原作版ではドジでかわいい印象の先輩魔女ですが、アニメーション映画での先輩魔女は自信に満ち溢れた性格という正反対さです。また、アニメーション映画での先輩魔女は占いができるという特技があり、原作版では動物の気持ちがわかるという特技もあるようです。しっかり者でツンとした先輩魔女も、ドジであわあわしている先輩魔女も、どちらもかわいいですね。

『魔女の宅急便』・先輩魔女のアニメ映画と原作版の違い2つめは、『セリフ』です。先ほどご紹介したように、アニメーション映画と原作版では先輩魔女のキャラ設定にも大きな違いがありました。そんな設定の違いはもちろんのこと、セリフにも大きな違いがあるようです。では、どんなセリフの違いがあるのかというと、まずはキキを見つけた瞬間でのセリフです。

原作版では「まあ、なつかしいこと、おなかまに会えるなんて」というセリフで、「おなかま」というあたり、親しみやすそうな印象があります。それに対し、アニメーション映画で先輩魔女が発したセリフは「あら、あなた新人？」という一言でした。原作版のセリフは「おなかま」というのに対し、アニメーション映画では「新人」と呼んでいることに違いが現れています。

『おなかま』と『新人』という言葉の印象は、多くの視聴者も感じていたようで、原作版でのセリフはすこい丁寧な感じ、アニメーション映画でのセリフは相手（キキ）を少し格下に見ている印象を持たれたようです。上記のセリフの違いから、先輩魔女の性格自体もかなりの違いを感じてしまう方も多いようでした。

『魔女の宅急便』に登場する先輩魔女は「かわいい」という声もあれば、「いやなやつ」という声もあり、評価が分かれているようです。先輩魔女がいやなやつと思われてしまうのは、先輩魔女の性格が関係しているのですが、一体どのような性格が関係しているのでしょうか？お次は、『魔女の宅急便』の先輩魔女がいやなやつと言われる性格について考察してみましょう。

『魔女の宅急便』の先輩魔女はいやなやつ？先輩魔女の性格を考察1つめは、『大人っぽく見られたい』です。先輩魔女はキキと比べても非常に落ち着いた印象です。そのような印象の裏には、先輩魔女が大人っぽく見られたいと感じている性格が関係しているようでした。先輩魔女が大人っぽく見られたいと思っている様子がわかるセリフは、「静かに飛ぶのが好きなの」「近頃は恋占いもやるのよ」などです。

静かに飛ぶのが好き、という印象はどこか落ち着いた印象を感じますし、キキと特技の話をした際には恋占いもできるという自身の特技をアピールしています。年齢としてはキキとそれほど違いがないように見える先輩魔女ですが、大人っぽく見られたいという気持ちがあるため、少し背伸びしたような話し方や特技などをアピールしていると考えられます。

『魔女の宅急便』の先輩魔女はいやなやつ？先輩魔女の性格を考察2つめは、『強がり』です。大人っぽく見られたいという性格もあるため、先輩魔女は少し強がりな一面もあるようです。どんなところが先輩魔女の強がりな性格を映し出しているのかというと、大変だった修行の期間をキキに問われた際、「そりゃあね、いろいろあったわ」と発言しています。

とても辛いことがあった修行期間でしょうが、「いろいろあった」という一言で終わらせるあたり、先輩魔女は自分の苦労や辛かったことを他者に見せたくない強がりな性格ではないかと想像できます。また、「あの街が私の街なの。大きくはないけどまあまあね」と発言したことも、大きくはない街を「まあまあ」というあたり、少し膨張して話をしたがる強がり・見栄っ張りそうな印象がうかがえます。

『魔女の宅急便』の先輩魔女はいやなやつ？先輩魔女の性格を考察3つめは、『繊細』です。大人っぽく見られたいが故に背伸びした態度だったり、強がりな性格だったりと、これらの性格のみを考えると先輩魔女は性格が良くない印象です。「いやなやつ」と言われるのもこれらの性格が関係しているのだと考えられます。しかし、先輩魔女はただ大人っぽく見られたい・強がりという性格ではありません。

そんな性格の中に、繊細さも秘めています。例えば、キキと特技の話をした際には「あなた、何か特技があって？」と質問しています。ただの意地悪に聞こえる方もいるかもしれませんが、繊細な性格でもある先輩魔女は、知らない街に住む大変さを乗り越えるために自分の特技を生かしたという経験から、キキに特技を質問したのです。

​​​​​​キキ自身に、自分でどうやって大変な修行を乗り越えるかを考えさせるところは、あれこれ口出しするのではなく、成長を見守ってくれる包容力があります。また、最後には「あなたもがんばってね」と励ましています。本当にいやなやつなら「がんばって」などと励ますこともしないでしょうし、修行を乗り越えるための体験を教えません。このことから先輩魔女はいやなやつではなく、とても繊細な人柄だと考えられます。

『魔女の宅急便』に登場するキャラクターの中でもかわいいと密かに人気を集めている先輩魔女。そんな先輩魔女のアニメ声優を務めた方は一体どのような方なのでしょうか？お次は、『魔女の宅急便』で先輩魔女のアニメ声優を務めた方のプロフィールや主な出演作品についてチェックしてみましょう。

• 本名：星野優子（旧姓：小林）
• 出生地：東京都
• 生年月日：1961年2月6日（60歳）
• 血液型：A型
• 身長：156センチ
• 職業：女優、声優
• 事務所：81プロデュース
• 活動期間：1982年〜

『魔女の宅急便』で先輩魔女の声優を務めた小林優子の主な出演作品は、『キャプテン翼』のアニメ第2期の小学生編の岬太郎や、『アタッカーYOU!』の葉月優、『機動戦士Vガンダム』のジュンコ・ジェンコ、カレル・マサリクなどが挙げられます。また、映画『劇場版 どうぶつの森』ではアフレコ指導も行っており、声優としてはもちろんのこと、幅広いジャンルで活躍しています。

ツンとした性格がかわいいと人気を集めている『魔女の宅急便』の先輩魔女。そんな『魔女の宅急便』の先輩魔女に対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『魔女の宅急便』に登場する先輩魔女に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『魔女の宅急便』に登場する先輩魔女に対して、「魔女の宅急便は冒頭にでてくる先輩魔女さんがだいすきです」とツイートしています。先輩魔女は決して出番が多いわけではないのですが、それでも先輩魔女がだいすきという方も少なくないので、かなりの魅力を秘めたキャラクターだと愛されています。

こちらの方は『魔女の宅急便』に登場する先輩魔女に対して、「うろ覚えなんだけど、魔女の宅急便の冒頭に出てくるツンケン先輩魔女が子供の頃からカッコいいなと思ってたんだ…」とツイートしています。ツンツンしている印象故に性格が悪いと感じてしまう方も少なくないようですが、そんな先輩魔女をかっこいいと感じる方も一定数いるようでした。

こちらの方は『魔女の宅急便』に登場する先輩魔女に対して、「魔女の宅急便の冒頭で出てくる先輩魔女さん、私も子供の頃は嫌な奴だな！と思っていたような気がするけど大人になった今、別に嫌な奴じゃないしむしろ可愛い。」とツイートしています。先輩魔女に対して嫌なやつだという印象を抱いた方も少なくないようでしたが、時が経ち『魔女の宅急便』を見ると嫌なやつどころか、かわいいと感じるようになった方もいました。

『魔女の宅急便』に登場する先輩魔女に関するまとめはいかがでしたか？『魔女の宅急便』に登場する先輩魔女は、原作バントアニメーション映画版で設定やセリフが異なることがわかりました。そんな先輩魔女はいやなやつと思われがちですが、実はとても優しくて繊細な人柄であるようでした。魅力的な先輩魔女が登場する『魔女の宅急便』、ぜひチェックしてみてくださいね。