魔女の宅急便の名言・名シーン集!キキやトンボの心に残る素敵なセリフ一覧

魔女の宅急便は、スタジオジブリ作品の中でも特に人気の高い作品の一つです。主人公の少女キキが、魔女として独り立ちしていく姿を前向きに描いている魔女の宅急便。そんな魔女の宅急便には、数々の名シーンや名言が登場しています。ここでは、魔女の宅急便に登場する数多い名言や名シーンを、名言集・名セリフ集としてまとめて紹介していきます。キキだけではなく、トンボやウルスラといった他の人物の名言集もまとめます。

魔女の宅急便の名言・名シーン集!キキやトンボの心に残る素敵なセリフ一覧のイメージ

目次

  1. 魔女の宅急便とは?
  2. 魔女の宅急便の名言や名セリフ・名シーン集~キキ編~
  3. 魔女の宅急便の名言や名セリフ・名シーン集~トンボ編~
  4. 魔女の宅急便の名言や名セリフ・名シーン集~ウルスラやその他キャラ編~
  5. 魔女の宅急便に関する感想や評価
  6. 魔女の宅急便の名言集まとめ

魔女の宅急便とは?

魔女の宅急便の概要

魔女の宅急便の名言集や名セリフ集を紹介していく前に、魔女の宅急便という作品について紹介していきます。魔女の宅急便は、1989年に公開されたスタジオジブリ作品です。スタジオジブリ作品としては、監督の宮崎駿以外の原作が起用された作品となります。魔女の宅急便の原作は、角野英子の児童文学作品です。1985年に魔女の宅急便の長編アニメーション作品の企画が立ち上がり、スタジオジブリが制作する事となりました。

魔女の宅急便のタイトルにある「宅急便」という名称は、ヤマト運輸の商標登録であり、魔女の宅急便の長編アニメーション化に際して、ヤマト運輸がスポンサーを務める事となりました。スポンサー契約に関して最初は難色を示していたヤマト運輸でしたが、偶然にもヤマト運輸のトレードマークである黒猫のキャラクターが登場することから、最終的にはスポンサー契約に合意したという逸話もあります。

アニメ版魔女の宅急便では、原作の文学作品にあるファンタジー要素は抑えられている傾向にあります。魔女の宅急便作中に登場するキキの魔法とは、あくまでもキキの個性の一つとして描かれています。その為、ファンタジーよりも現実味のある作風になっています。魔女の宅急便作中では、思春期を迎えるキキの葛藤や、知らない町で懸命に独り立ちしていく姿が描かれ、多くの観客の心を掴む人気作品となりました。

魔女の宅急便のあらすじ

数々の名言や名セリフが登場する、魔女の宅急便のあらすじを紹介していきます。魔女の宅急便の主人公キキは、魔女の血を受け継いでいる少女です。静かな田舎町で暮らしていたキキでしたが、魔女は13歳になると独り立ちするために、家を出るというしきたりがあるのでした。魔女として生きていく事を決めたキキは、13歳になったある日、家族や友人に見送られながら、黒猫のジジと共に旅立っていきました。

魔女のいない町を探して旅に出たキキは、海辺の美しい街・コリコに住むことに決めました。田舎町で暮らしてきたキキにとって、都会に暮らす人々はどこか冷たく感じてしまい、戸惑いを感じます。そんな中でも、キキは希望を失わず、様々な人と出会っていきます。キキはグー・チョキ・パン店というパン屋を経営しているおかみ・おソノと出会ったことをきっかけに、パン屋で居候させてもらえる事となりました。

パン屋の手伝いをしながら、キキはホウキで飛べるという魔法を活かして、「魔女の宅急便」を始めることにしました。キキは宅急便の仕事をこなしていきますが、ある時スランプに陥り魔法が使えなくなってしまいます。落ち込むキキでしたが、グー・チョキ・パン店のお客としてやってきたトンボや、休暇の途中で出会ったウルスラと仲良くなり、次第にコリコの街に馴染んでいくのでした。

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魔女の宅急便の名言や名セリフ・名シーン集~キキ編~

キキの名言①「落ち込む事もあるけれど…」

落ち込む事もあるけれど、私この街が好きです。

魔女の宅急便に登場する、主人公キキの名言・名セリフ集を紹介します。まず、「落ち込む事もあるけれど…」とう名言は、キキが独り立ちの為にコリコの街へやってきて、紆余曲折を経験して両親へ書いた手紙に書かれていたセリフです。13歳とい若さで自分の力で生きていくため、住み慣れた街を後にしたキキ。両親とも離れて自分の生活を何とかしなければいけませんでした。

コリコの街にやってきて、宅急便を届ける仕事を開始したキキ。慣れない都会の街に戸惑い、トラブルに見舞われることもありましたが、数々の困難を乗り超えて成長していきます。そんな経験をしたキキが描いた手紙。そこにはこの名言が描かれていたのでした。また、「おちこんだりもしたけれど、私は元気です」というキャッチコピーは有名ですが、この言葉は作中にセリフとしては登場していません。

キキの名言②「飛べ!!」

飛べ!

キキの名シーンとして有名な場面に、デッキブラシで飛ぶというシーンがあります。キキは魔女修行中に色々な困難に見舞われ、スランプに陥って魔法が使えなくなってしまいます。魔法が使えないと何の取りえもないと落ち込んだキキ。せっかく仲良くなったトンボにも冷たい態度を取ってしまい、ギクシャクしてしまいました。そんな時、以前ニシンのパイを届けた老婦人から、お礼にケーキを焼いてもらったキキ。

人の優しさに触れて少し救われたキキでしたが、そんな時に街で起こっている大事件を知ります。老婦人の家のテレビに映っていたのは、飛行船事故に巻き込まれ、宙ずりになっているトンボの姿でした。慌てて家を飛び出したキキは事故現場へ走ります。スランプ中で飛ぶことが出来なくなっていたキキでしたが、走る途中で出会った老人から咄嗟にデッキブラシを借り受けました。

使い慣れた自分のホウキですら飛べなくなっていたキキでしたが、トンボを助けるためにデッキブラシに跨ります。深く集中して飛べるように力を込めるキキが言った名セリフが、「飛べ!」というセリフでした。デッキブラシで飛び上がったキキは、まっすぐ飛ぶことが出来ませんでしたが、この時懸命に飛んでいくキキの姿を、街中の人々が応援していました。

魔女の宅急便の名言や名セリフ・名シーン集~トンボ編~

トンボの名言①「才能をいかした仕事だろ…」

才能をいかした仕事だろ、ステキだよ。

魔女の宅急便に登場するトンボの名言も紹介していきます。トンボの名言で、彼の人柄が良く表れているのが「才能をいかした…」という名言です。トンボは明るく優しい青年ですが、登場時はキキに対してあまりに好奇心を向けてしまった為、避けられてしまいました。後にキキが手伝うグー・チョキ・パン店にお客としてやってきたトンボに、キキは最初は素っ気ない態度を取っていました。

しかし、トンボと接するうちに彼の優しい性格や、空を飛ぶことへの憧れを知り、キキも次第に心を開いていきます。トンボは空を飛ぶために飛行船を作ろうとしていたり、飛行船に憧れて見学に行ったりしていました。その為、自由に空を飛ぶことが出来るキキを素直に認めていたのです。キキが落ち込んで自信を無くしている時、トンボはこの名セリフでキキを励ましたのでした。

トンボの名言②「さすがは魔女だな…」

さすがは魔女だな 僕のおばあちゃんみたいだ

トンボはキキと出会ってすぐ、魔女である彼女を気に入っていました。キキに素っ気なくされた後、ホウキで飛んでいくキキを見て、目を輝かせて「かっこいい!」と喜んでもいました。空への憧れが強いトンボにとっては、キキとの出会いはとても嬉しく素敵なものだったのです。最初はキキに素っ気なくされながらも、トンボは持ち前の明るさで彼女に接していきます。そんなトンボの明るいセリフに「さすがは…」というものもあります。

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魔女の宅急便の名言や名セリフ・名シーン集~ウルスラやその他キャラ編~

名言①「魔女の血、絵描きの血

魔女の血、絵描きの血、パン職人の血。神さまか誰かがくれた力なんだよね

「魔女の血…」というセリフは、ウルスラがキキに言った名セリフです。魔女の宅急便作中で、特に人気の名シーンに、スランプ中のキキがウルスラと過ごすシーンがあります。ウルスラは、キキが配達の仕事の途中で出会い、助けてもらったキャラクターです。その後、キキの元を訪ねてきたウルスラは、スランプ中の彼女を気遣って自宅へ招いています。

ウルスラは絵描きをしているキャラクターで、魔女のキキと同じように特別な才能を活かして生きていました。スランプに悩んでいるキキに対し、ウルスラは自分も絵を描けなくなったことがあると話します。そんな時は気ままに過ごして何もしないと言うウルスラ。魔法が使えずに思い悩むキキと、自分の才能を活かして生きていく事について話すのでした。

名言②「大きな町だから、いろんな人がいるさ

大きな町だから、いろんな人がいるさ。でも、私はあんたが気に入ったよ

キキがコリコの街に来て出会ったキャラクターで、欠かせない存在なのがおソノです。コリコの街にやってきた当初、キキは都会の人々の冷たい態度に戸惑っていました。ある時、グー・チョキ・パン店に忘れ物をしてしまった親子がおり、キキは忘れ物を届けてあげました。この事が縁となり、キキはグー・チョキ・パン店の部屋を間借りする事になります。おソノは慣れない生活に戸惑っているキキを励ましてくれました。

「大きな町だから…」という名言には、おソノの面倒見がよく優しい人柄が良く表れています。おソノは裏表のない性格で、自分の意志をまっすぐにキキに伝えていました。そんなおソノに気に入ってもらえ、パン屋の手伝いをする事になったキキ。この出会いのおかげで、キキはコリコの街に馴染んでいく事になります。

名言③「そして、いつも笑顔を忘れずにね

そして、いつも笑顔を忘れずにね

「そして、いつも…」という名言は、キキの母親・コキリのセリフでした。魔女の血を受け継ぎ、将来は魔女になれるように育てられていたキキ。母親であるコキリは薬草を調合して薬を作る仕事をしていました。しかし、キキは空を飛ぶことしか覚えなかったのでした。そんなキキを母・コキリは心配していました。キキが旅立っていくと決まり、コキリは娘を心配する気持ちを胸に、彼女を送り出しました。

名言④「帰って来てもいいんだよ…」

帰って来てもいいんだよ

住み慣れた街と、両親から離れて旅立っていくキキ。キキの父親オキノも、「帰って…」という名言でキキを送り出していました。娘を信じて送り出す両親でしたが、やはり心配な気持ちは消えないままでした。父親オキノも可愛い娘を心配する気持ちがあり、辛くなれば帰ってくる場所があるという事を、出発の前のキキに伝えていました。

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魔女の宅急便に関する感想や評価

魔女の宅急便に関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。魔女の宅急便に関しての感想では、スタジオジブリ作品の中でも一番好きだという感想が多くなっています。様々な人気作品を世に送り出しているスタジオジブリですが、魔女の宅急便はそのストーリーが爽やかで可愛らしいとして、広い年代の人々から愛されています。子供の頃から何度も見続けているという人も多く、時代を超えて支持されている作品と言えます。

魔女の宅急便に関しての感想では、キキをはじめとするキャラクターがかわいいという感想も見られています。キキは魔女なので黒いワンピースを着ているのですが、シンプルなワンピースと赤いリボンがとても可愛いと人気のキャラクターです。また、黒猫のジジもかわいいと人気で、魔女の宅急便のシンボルのようなキャラクターとして愛されているのです。

魔女の宅急便は、原作の文学小説から大幅に世界観が変更されています。そんなアニメ版魔女の宅急便の世界観は、科学と魔法のバランスが絶妙で好きだと評価されていました。主人公のキキは魔法が使える魔女なのですが、ホウキで飛ぶことしか覚えておらず、他はごく普通の少女です。空を飛べるという才能を活かして配達の仕事を始めたキキでしたが、魔女の宅急便ではそんな彼女の少女から大人への成長をメインに描いているのです。

魔女の宅急便に関しては、主人公キキに感情移入出来るという評価も多いです。キキは13歳という若さで家を出て、都会の町にやってきました。都会の生活になかなか馴染めず悩んだこともあったキキですが、懸命に前を向いて暮らしていきいました。そんなキキの健気な姿に共感が集まっているのです。引っ越しなどで慣れない環境に身を置いたことがある人は、特に寂しいキキの気持ちが分かって感情移入出来ます。

魔女の宅急便に関しては、登場するニシンのパイなどの食べ物が美味しそうだったという感想も多いです。魔女の宅急便作中のストーリーでは、雨の中キキが苦労して運んだニシンのパイを、届け先の少女に無下に扱われてしまいます。しかし、スタジオジブリの細やかな描写で描かれたニシンのパイは、とても美味しそうだと視聴者の印象に残っていました。レシピを再現してパイを焼いたという人もいる程です。

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魔女の宅急便の名言集まとめ

ここでは、魔女の宅急便に名言集・名セリフ集を紹介しています。魔女の宅急便は、13歳の少女キキの成長を描いている作品で、スタジオジブリ作品の中でも人気のある作品となっています。キキをはじめ、登場するキャラクター達も魅力に溢れており、そんな彼らの残した名言は見る人の心に残る名言ばかりです。見る人に勇気と感動を与えてくれる人気作品・魔女の宅急便。

魔女の宅急便に登場した名シーンや名言は、何年経っても色あせないものばかりです。是非、魔女の宅急便をチェックして、作中に登場する印象的な名シーンや、キャラクター達の名セリフにも注目してみてください。

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