2021年03月27日公開
2021年03月27日更新
【約束のネバーランド】ヴァイオレットの性別は男?女?性格・能力などキャラ情報まとめ
「約束のネバーランド」に登場するヴァイオレットは、性別が男女どちらかわからないといわれています。今回は、約束のネバーランドのヴァイオレットというキャラクターについて、その能力や性格、名セリフなどについてを紹介しています。ゴールディ・ポンド編で登場するキャラクターですが、実際に約束のネバーランドを読んだ人の、彼女に対するネット上での感想や評価についてもまとめています。
目次
約束のネバーランドのヴァイオレットとは?
魅力的なキャラクターが多数登場する約束のネバーランドですが、性別が気になるキャラクターがいます。今回はヴァイオレットというキャラクターについて、気になる性別や基本的なプロフィールから名セリフなど、あらゆる情報を紹介します。
約束のネバーランドの作品情報
キャラクターについてを紹介していく前に、約束のネバーランドについてを紹介します。約束のネバーランドは「約ネバ」という略称で親しまれており、2016年から2020年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。ジャンルはダーク・ファンタジー作品で、白井カイウ先生が原作、出水ぽすか先生が作画を担当しています。累計発行部数が2600万部を突破するなど、人気の高い作品であることがわかります。
約束のネバーランドの概要
約束のネバーランドは、白井カイウ先生にとっては初の連載作品です。出水ぽすか先生もジャンプでの掲載は初の連載作品となり、本作はジブリ作品の影響を受けていると話しています。週刊少年ジャンプらしい「友情、努力、勝利」が描かれた物語であり、20巻以内で終わることを目標として連載されていました。
本作は、ジャンプ作品には珍しい少女が主人公の漫画です。ダークな表現も多くジャンプらしくない作品にも見えますが、ジャンプらしいセオリーを別の視点から描いているとされています。登場するキャラクターたちが、逆境や試練を努力や友情で乗り越えていく点などはジャンプらしいと考えられます。約束のネバーランドは、テレビアニメ化だけでなく、実写映画や海外ドラマなども制作されている作品です。
約束のネバーランドのあらすじ
グレイス=フィールド(GF)ハウスには、多くの孤児が集まり、「ママ」と呼ばれるシスターと平和な暮らしを送っていました。孤児たちは特殊なテストや勉強を受けながら育てられ、6歳から12歳までの間に里親に送り出されるというシステムです。ある時、孤児の一人であるコニーに里親が見つかりました。ハウスを後にしたコニーですが、大切な人形を忘れていってしまったことに、エマとノーマンが気がつきました。
本来は近づくことを禁じられている「門」まで、二人は人形を届けに向かいます。しかし、そこで目にしたのは死亡したコニーの姿だったのです。GFは単なる孤児院ではなく、鬼のための食用肉を育てるための施設でした。さらに、ママもまた監視者であることが判明します。エマたちは、GFから脱獄する計画を立てることにしました。そんな中、孤児たちの中にママと通じている内通者がいることが判明します。
ヴァイオレットのプロフィール
約束のネバーランドに登場するヴァイオレットは13歳で、認識番号はDⅣ332-198です。一人称が「オレ」であることや、短髪という外見から性別がわかりにくいキャラクターです。下睫毛が生えていることから女の子にも見えますが、見た目だけであれば中世的で性別がわかりづらいといわれることも頷けます。
約束のネバーランドのヴァイオレットの性別は?性格も紹介
男女どちらなのか性別が気になるヴァイオレットですが、続いては肝心の性別についてや、性格などを紹介します。男女多くのキャラクターが登場する約束のネバーランドですが、中世的なキャラクターもいる中で特に性別がわかりづらい人物であることは確かです。性別が男女どちらなのか、はっきりと明言されている場面が登場していました。
ヴァイオレットの性別は男?女?
男女どちらなのか性別が気になりますが、「オレ」という一人称から、男の子なのではないかと予想していた人も多かったかもしれません。しかし、名前を名乗った際に女の子であるということが判明しました。実際に初対面の人間からは、性別が男の子であると間違われることもよくあるようだとわかります。エマは確信は持ててはいなかったものの、彼女が女の子でるということに薄々気がついていたようです。
ヴァイオレットの性格
性別は女の子であることが判明したヴァイオレットですが、その性格は比較的落ち着いていてクールなキャラクターであることもわかります。街に音楽が鳴り響いて密猟者が来るという時にも、落ち着いた様子でエマを誘導してくれていました。密猟者によって行われる惨劇についても、「こんなものだ」と口にしていました。表情の変化には乏しいものの、仲間が落ち込んでいる時には軽い暴力を振るって元気づけるといったこともします。
約束のネバーランドのヴァイオレットの仲間や能力・その後
彼女の仲間についてやどんな能力を持っているのかなど、まだまだ気になるポイントが多いキャラクターです。続いては彼女の仲間についてや、ゴールディ・ポンドでの役割、その能力についてなどの情報を順番に紹介します。13歳の少女でありながら冷静さを兼ね備えたキャラクターですが、どんな能力を持って生き延びてきたのでしょうか?
ヴァイオレットの仲間
ゴールディ・ポンドで出会ったヴァイオレットは、単独行動をしているわけではなく、仲間の存在がありました。3日に1度という頻度で行われる「食用児狩り」で生き残るため、仲間たちと共にリーダーの一人として行動しています。彼女の仲間には、リーダーであるオリバーがいます。続いてサブリーダーのソーニャ、救護担当のサンディとザックです。さらに機械類を担当しているナイジェルという人物もいます。
この他に食糧を担当しているペペ、ジリアン、ポーラというキャラクターが登場しており、全部で9人の主要な仲間がいます。この9人が街の中心となって指揮をとり、ゴールディ・ポンドで生き残ることができていました。彼らに生き延びるための術を教えてくれていたのは、同じくゴールディ・ポンドで彼らよりも長く生き延びていた、ルーカスという男性でした。
ヴァイオレットのゴールディ・ポンドでの役割や能力
ゴールディ・ポンドで生き残る仲間たちには、それぞれ能力に応じた役割が振り分けられています。リーダーの一人であるヴァイオレットは、主に斥候役を担っていました。戦闘が開始された際には状況の把握を即座にして、敵情視察なども行います。その上でチームに指示を出していたのが彼女でした。そういった能力があったからこそ、エマがゴールディ・ポンドに来た際にも鬼に捕まらないよう指示を出してくれたのだと考えられます。
ヴァイオレットの過去とGPに来た経緯
ヴァイオレットは、グランド=ヴァレー(GV)という農園で育てられていました。しかし、ある時突然にゴールディ・ポンドに送られてしまったのです。仲間たちと共に生き延びてきた彼女は、気づけば長い時間をゴールディ・ポンドで過ごしていました。彼女は元々は一人だったわけではなく、姉弟と一緒だったのです。けれど、密猟者の手によって姉弟は殺害されてしまったという過去がありました。
ヴァイオレットはエマに沢山の情報をくれた
ゴールディ・ポンドに連れ去られたエマは、始めは状況がわからずに混乱した状態でした。そんなエマに対して、この場所の情報を与えてくれたのも彼女でした。その上で、街の真のリーダーであるルーカスの所へ案内してくれたのです。右も左もわからない状態だったエマにとって、その後を左右する重要な出会いでもありました。状況把握能力に長けている彼女だからこそ、エマを無事に案内してくれることができたのです。
ヴァイオレットのその後
ゴールディ・ポンドでの戦いを終えたエマたちは、シェルターに戻って体力を回復させました。続く目的地はクヴィティダラですが、ユウゴの指名によって彼女もザックと共にパーティとして加わることとなります。GFの子供たちにゴールディ・ポンドのメンバーが加わったことで、かなりの大所帯になりました。その後は、ノーマンの作った楽園でエマたちの帰りを待っているのではないかと考えられます。
約束のネバーランドのヴァイオレットの名言や名セリフ集
約束のネバーランドの中でも、ゴールディ・ポンドではかなりの重要キャラクターだったヴァイオレットです。そんな彼女のセリフの中には、記憶に残る名セリフもいくつも登場していました。続いては、彼女が口にした名セリフについても少しだけ紹介します。多くの感動的なセリフや奮い立つようなセリフが登場する約束のネバーランドですが、彼女はどのような名セリフを残しているのでしょうか?
ヴァイオレットの名言①「反乱だ…」
ノウマとノウムとの戦いにおいて、3人の仲間が戦闘不能という状況に追い込まれてしまいます。そんな中、彼女は大きなダメージを負うことはしておらず、どうすれば鬼を倒すことができるかを考えていました。普段は冷静な彼女がその状況に混乱を見せますが、レイとユウゴが参戦したことによって戦況が変化します。すぐに状況を伝えると、レイは少ない情報だけで状況を即時に理解して見せました。そんなレイに彼女は驚きます。
ヴァイオレットの名言②「いけ!!アダム!! …」
最終局面となるレウウィス戦では、アダムと共に戦場へと駆け付けました。そこで彼女が発したのが、こちらのセリフです。アダムに対して簡単でありながら的確な言葉を選び取り、指示を出したのです。戦力が増えたことによってエマたちに加勢し、戦況を変化させていきます。レイへの説明の際にも見られましたが、セリフを見ても言葉の選び取り方に彼女の器用さが垣間見えるのです。
約束のネバーランドのヴァイオレットに関する感想や評価
約束のネバーランドに登場するヴァイオレットは、性別が女性で様々な役割を担っていたこともわかりました。そんな彼女に対して、約束のネバーランドという作品を読んでいた人は、どのような感想や評価をしていたのかも気になるポイントではないでしょうか?続いては、実際に約束のネバーランドを読んでいたファンの、彼女に関するTwitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。
約ネバよりヴァイオレットちゃん
— 🥀せら(黒扇) (@Alice_Toru_Aoi) April 9, 2020
すごいツボ pic.twitter.com/gb5dRA7pRu
約束のネバーランドの女性キャラクターの中では、彼女が一番好きだという感想も多いようです。中性的なキャラクターではありますが、だからこそ男女を問わずファンになる人も多いのかもしれません。オレという一人称から、男性キャラクターなのだと思い込んでいて、驚いた人もいたようです。
約ネバのヴァイオレットめちゃくちゃ好きなんですけど、わかる人いません???くっそ可愛いんですよ!!✋( ͡° ͜ʖ ͡° )
— 花 (@hana_87_xxx) August 4, 2018
こちらも同様に、約束のネバーランドではヴァイオレットが凄く好きだという人の感想もありました。原作を読んだ人にしかわからないキャラクターではありますが、その魅力を布教したいと考えている人も多いようです。守られるばかりではない強いキャラクターというのも、彼女の魅力のひとつなのかもしれません。
約ネバのヴァイオレットちゃんめちゃくちゃキレイでカッコいい美人で一人称オレって可愛すぎるよヴァイオレットちゃん!!
— 碧飛@その辺の隅っ子 (@Aito_xx05) April 2, 2019
かなりの人数のキャラクターが登場する約束のネバーランドですが、その中でもヴァイオレットというキャラクターのファンは、潜在的なものも含めてとても多いのではないかと予想されます。ボーイッシュな見た目に反して綺麗な顔立ちをしている点なども、ファンの心をくすぐる要因のひとつになっているのかもしれません。
約ネバのヴァイオレット、何だかんだで面倒見の良い姉御肌だし口調的にも男勝りですごくかっこいいのにGVの幹部?の中じゃ最年少だしお姉さま方に可愛がられてる感あるのかわいい
— りんごりらいおん (@eats_an_apple) November 10, 2019
彼女のビジュアルだけではなく、性格や周辺のキャラクターとの関係性に好意的な感想もありました。普段はクールなキャラクターでもあるので、一見すると実年齢よりも大人びて見えることもある人物です。しかし、実際には仲間内では最年少であることなどを踏まえて、可愛さを強く感じているファンも少なくないようです。
約ネバ2期ヴァイオレット出ないの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!ちょっと耐えられなさすぎて
— あほくさ子 (@pigmanwaaa) January 31, 2021
テレビアニメ版の約束のネバーランドでは、ゴールディ・ポンド編が丸々カットされてしまっています。そのため、ゴールディ・ポンドのキャラクターの登場を楽しみに待ちわびていた人にとっては、ショックは大きいものだったようです。担当する声優の予想をしていた人など、お気に入りのキャラクターが映像として動くのを楽しみにしていたファンは多かったのではないでしょうか?
※宅コス 約ネバ
— 永星りぶら@トウカイテイオー作る? (@libra_hope) May 14, 2019
ヴァイオレット反転直した。#約ネバコスプレ農園 pic.twitter.com/SLGvob1QU9
コスプレを楽しむファンの姿もありました。テレビアニメ版には登場していないキャラクターのため、こうしたコスプレやファンアートを見て、キャラクターが気になったという人もいるようです。髪型が特徴的なキャラクターなどに比べると、初心者でも比較的コスプレを楽しみやすいキャラクターでもあるのかもしれません。
約束のネバーランドのヴァイオレットまとめ
約束のネバーランドに登場するヴァイオレットというキャラクターについて、性別や能力、名セリフなどの情報をまとめて紹介しました。これまであまり彼女には注目していなかったという人も、改めてゴールディ・ポンド編を読み返してみたくなったのではないでしょうか?
テレビアニメ版の約束のネバーランドでは、ゴールディ・ポンド編自体が全編カットされてしまっているため、アニメにヴァイオレットを始めとするキャラクターは登場していません。これまで約束のネバーランドはアニメ派だったという人は、この機会にぜひ原作となる漫画版を読んでみるというのもオススメです。彼女以外にも、魅力的で重要なキャラクターが多数登場しています。