【炎炎ノ消防隊】双子の名前はヒナタとヒカゲ！ヒカヒナの能力やアニメ声優も紹介

炎炎ノ消防隊にはヒナタとヒカゲという名前の双子の少女が登場します。口が悪く生意気ですが、息がぴったりで仲が良く第7特殊消防隊のマスコットキャラ的存在となっています。双子がお互いの名前を、ヒカ、ヒナと略して呼ぶことがあり、２人の名前を合わせてヒカヒナとも呼ばれます。

炎ノ消防隊は大久保篤による漫画作品で「週刊少年マガジン」に2015年の9月23日から連載を開始。2021年2月の時点で世界の発行累計部数が1400万部を突破し、男女問わず幅広い年齢層から人気の作品となっています。

アニメは1期が2019年に、2期が2020年に放送済で、2021年3月時点で第3期制作の噂が濃厚となっており、ファンの間で期待が高まっているようです。また、その人気ぶりから舞台化も実現しています。

炎炎ノ消防隊の舞台は大災害より250年後の東京皇国という国です。東京皇国の人々は人体発火現象と人体発火現象によって自我を失い暴走する「焔ビト」に悩まされていました。人類は炎の恐怖から身を守るべく、炎を扱う特殊消防隊という組織を発足。主人公のシンラも所属するこの組織で、消防官たちは炎から人々を守るべく活躍しています。

特殊消防官たちは炎を扱う能力者が多く、様々な形で炎を扱う多彩で鮮やかなバトルシーンが魅力的な作品です。また、自然発火現象は何故起きるのか、焔ビトは何故発生するのか、について調査するサスペンス要素も含まれており、奥深いストーリーも魅力的です。

主人公のシンラがまだ幼かった頃、自宅で火事が起きます。その火事でシンラの母と弟のショウが亡くなり、シンラはただ一人生き残りました。火事の現場には家族以外の何者かがいたのですが、誰もその存在を信じてくれず、シンラは火事の犯人という汚名を着せられたまま成長。その12年後、特殊消防官となったシンラは過去の真相を突き止めることを目的に、ヒーローとして日々成長していきます。

双子の名前はヒナタとヒカゲ。第7特殊消防隊が拠点を置く浅草で暮らしており、紅丸や紺炉と仲が良いようです。２人とも袖の長い着物とお団子に結った髪にリボンをつけており、見た目はほぼ同じ、息もぴったりで仲良しな双子です。

「クソババア」と口にするなど非常に口が悪いのが特徴で、チャームポイントでもあります。ヒカヒナの性格や炎を操る能力については次の記事でご紹介しますので是非ご覧ください。

炎炎ノ消防隊のヒカヒナが住む浅草は江戸をモチーフにした町で、ヒカヒナの２人にも江戸っ子の雰囲気が漂います。ここではそんな双子、ヒカヒナの性格や炎を操る能力についてご紹介していきます。

子供らしく無邪気で明るくいつも元気、そして非常に口が悪いです。登場初回で大福を食べながら「大福うめー！こりゃ死にぞこないの最後の輝きだぜ！」などと口にしています。これには紅丸も呆れ顔なのですが、ヒカヒナの口の悪さは紅丸譲りのようです。

物怖じしない性格で初対面の大人相手でも堂々としています。その態度が行き過ぎて生意気に映る一面もありますが、お菓子が好きだったりすぐムキになったり遊ぶのが大好きだったり、子供らしい言動が多いです。

双子は炎を扱う能力を持っており、炎を見に纏って狐のような見た目になることができます。狐は神社にいる狐のような姿でお稲荷様を連想させる姿となっています。普段はヒナタとヒカゲ1人ずつ能力を使いますが、合体して1体の大きな狐になることもできます。

どんな攻撃をするのか、などはまだ登場していないので詳細不明となっています。しかし、10歳の少女が炎を見に纏い俊敏に立ち回る姿から、ファンの間ではかなりの能力者ではないか？と推察されているようです。

ここではヒカヒナの双子が登場した際のエピソードについてご紹介します。今回ご紹介するのは、シンラたち第8が初めて第7と出会った際のエピソードと、シンラ、アーサー、タマキの3人が修行のために第7を訪れた時のものになります。

シンラたちが第7を訪れた直後、町中に町の人たちの偽物が現れ町が混乱に陥るという事件が起きます。これは白装束の一味ヨナの仕業で、ヒカゲの偽物も登場しいつもは喧嘩をしない仲良し双子が喧嘩になってしまいます。

２人は互いに、ヒナタは「こいつはヒカゲの名を名乗る別人だ」と主張し、ヒカゲはヒカゲで「こいつはヒナタの名を名乗る別人だ」と互いに譲らず、見守る紺炉たちも困っていました。最終的にはアーサーの一言がきっかけで見破ることができたのですが、双子は偽物が現れてもすぐに見抜くことができるようです。

こちらは双子が能力を使うエピソードになります。シンラたちと共に、自分も強くなってみんなを助けたい、と浅草を訪れたタマキは紅丸からヒナタとヒカゲの双子から1分間逃げ延びるよう言われます。

最初は、相手は子供だと舐めていたタマキですが、２人の動きは素早く、タマキが遠慮などする余裕もありませんでした。炎を見に纏い狐の格好になった２人から1分間逃げ延びるのは難しく、成功する頃にはタマキの能力が一段階強化されていました。

炎炎ノ消防隊でヒナタとヒカゲの双子を演じるのはアニメ声優の赤尾ひかるです。ここからは２人の声を演じる声優、赤尾ひかるについてプロフィールや主な出演作品をご紹介します。

赤尾ひかるは1995年6月16日生まれ、埼玉県の出身で血液型はO型、アイムエンタープライズに所属しています。小学校6年生の時にアニメで「NARUTO ナルト-」を見て声優に興味を持ったものの、自分の声が嫌いだったのでその時は声優になるという思いはまだなかったようです。

しかし、担任の言葉をきっかけに放送部への入部を決意した赤尾は、中学高校と放送部に所属。朗読会や実況などをこなす内に自分の声へのコンプレックスは消え、人に声を届けるということを好きになっていったようです。その後、高校2年の頃に届いた声優養成所のパンフレットを見て、本格的に声優への道へと進んでいきます。

趣味・特技はヴァイオリン・ピアノ・声楽と音楽関係が得意なようです。憧れの声優として釘宮理恵、田村ゆかりの２人の名をあげており、声優2年目のインタビューの際には「新人の枠にとらわれず、立ち向かっていけるようになりたい」と語っています。

声優・赤尾ひかるが演じるキャラは今回ご紹介のヒナタとヒカゲのように、ハキハキとした声で喋る女の子を演じることが多いようです。ヒナタとヒカゲも代表作の1つですが、他にも多数出演作品があります。以下、声優・赤尾ひかるの出演作品をまとめてみました。

・こみっくがーるず（萌田薫子）
・えんどろ〜！（ユーシャ〈ユーリア・シャルデット〉）
・Back Street Girls -ゴクドルズ-（杉原チカ）
・メルヘン・メドヘン（ウピールチカ）
・七星のスバル（天羽晴奈）
・メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-（ピスティア）
・ぼくたちは勉強ができない（マチコ）

炎炎ノ消防隊にはヒカヒナコンビ以外にも兄弟やパートナーが登場します。ここからは炎炎ノ消防隊に登場する名コンビなども含め、兄弟やパートナーをいくつかピックアップしてご紹介していきます。キャラクター関係の都合上ネタバレを含みますのでご注意ください。

主人公シンラと弟のショウの日下部家の兄弟です。２人はまだ幼かった頃に火事あっており、シンラだけが生き延びてショウは亡くなったと思われていました。実はショウは生きていて、その裏には白装束の一味がいたのですが、それがわかるのはシンラが消防官になってしばらくして経ってからのことでした。

ショウは記憶を消去されていたため家族のことは覚えておらず、白装束の一味としてシンラに戦いを挑んできました。シンラとショウが激しくぶつかり合う中、ショウがシンラのことを思い出し涙するというシーンがあり、日下部兄弟の絆を思わせるエピソードとなっています。

第8特殊消防隊に所属する茉希の一家。父の名前は暖郎、母の名前はまどか、兄の名前は滝義で茉希を含む４人家族です。暖郎は軍隊の中ではとても厳しい人で「皇国の仁王」などと恐れられていますが、茉希の前ではデレデレで、特殊消防隊で働く娘をとても心配しています。

兄も父もとても心配性で茉希を気に掛けるあまり、無理矢理軍に引き戻したり、調査についていったり、と行き過ぎた行動を取りますが、茉希が消防官として働くことは認めてくれています。母のまどかは温厚ですが怒ると口調が荒っぽくなります。

ヴァルカン、リサ、ユウの3人は血は繋がっていませんが強い絆で結ばれた3人です。リサが白装束の一味で、実はアマテラスのキーを探し出すために潜り込んだスパイだった、と判明してから1度はバラバラになってしまいましたが、第8の協力もあってリサを奪還することの成功。3人の絆はより一層強いものとなりました。

森羅とアーサーは第8に所属する同僚で、炎炎ノ消防隊の名コンビの1つです。日頃から「アクマ」「バカ」と互いのことを罵り合っており、ライバル心を燃やしては日常の些細なことから戦いまで何かと張り合っています。

森羅にはヒーローになる、という信念がある一方でアーサーには騎士王として人々を守るという信念があります。２人とも根っこの部分では同じ気持ちを持っていることもあり、実は互いの実力を認め合っている良き友でもあります。

火縄と茉希は第8特殊消防隊の上司と部下の関係です。元々2人とも軍人で、その時は先輩と後輩の仲でした。火縄と桜備の出会いがきっかけで第8特殊消防隊結成となったのですが、その際に火縄がここに相応しい人物だ、と茉希を誘ったことで同じ部署で働くこととなりました。

日頃は茉希に厳しく当たることの多い火縄ですが、茉希の人のために働きたい、という優しい気持ちはよく理解しており、実力も含めて認めているようです。

カリムとフォイェンは第1特殊消防隊の中隊長神父コンビです。カリムは話し方のクセが強いのが特徴的で、とクールでても仲間想いなキャラです。フォイェンは冷静で理知的、温厚な性格をしており、２人はとても仲が良いようです。

烈火との戦いで、フォイェンが白装束の一味からカリムを庇って片腕を失っています。カリムはそのことを気にしているのですが、フォイェンが「不便なのは合掌をする時くらいだ。それにカリムが手伝ってくれる」と２人で片手ずつ差し出して「ラートム」と合掌するシーンがあり、お茶目な２人が見られるエピソードとなっています。

紅丸と紺炉は大隊長と中隊長の上司と部下のコンビです。最初は紺炉は面倒見の良い兄貴分、紅丸が血の気の多いヤンチャな性格の弟分といった立ち位置でした。紺炉は紅丸に皆を引っ張るリーダーになって欲しい、と願っていたのですが、過去の事件で紺炉に病を背負わせてしまったことを気に病んでいた紅丸は、思うように動けずにいたのでした。

しかし、浅草の事件をきっかけに紅丸が吹っ切れたことで、紅丸がボス、紺炉がそれを支える優秀な右腕、といった立ち位置へ変化。強い信頼関係で結ばれた炎炎ノ消防隊の名コンビとなっています。2人の強さや男気のある性格から、炎炎ノ消防隊で1番人気のコンビと言われているようです。

炎炎ノ消防隊のヒナタとヒカゲには可愛いという声がとても多いです。見た目が可愛いというのもあるのでしょうが、口が悪くてお転婆なところに魅力を感じるファンが多いようです。

双子は2人で声をそろえて「ひぇひぇ」や「うへへへ」など、独特な笑い声を上げるシーンが多く、そこもまた特徴であり魅力の1つです。口の悪さは紅丸譲りですが笑い方も誰かを真似しているのでしょうか？

炎炎ノ消防隊で第7の構成員を思い浮かべる時、大隊長の紅丸、中隊長紺炉、ヒカヒナは3つセットと認識されていることが多いようです。また、紅丸がなんだかんだと言いながら双子を甘やかす様子が家族のようで微笑ましく見えるようです。

炎炎ノ消防隊の双子、ヒカヒナコンビや炎炎ノ消防隊に登場するパートナーをご紹介してみましたがいかがだったでしょうか。ヒカゲとヒナタはまだ幼いですが、炎を操る能力に長けておりこれからの成長が楽しみ、と思う方も多いのではないでしょうか？

まだまだ活躍シーンの少ない２人ですが、今後、戦闘に参加したり成長する姿が見られる日が来るかもしれません。ヒカヒナの双子が気になる方は原作やアニメ、公式サイトなども是非チェックしてみてください。