【約束のネバーランド】実写版映画には年齢制限がある？子供には怖い内容？

実写映画化されることとなった「約束のネバーランド」ですが、年齢制限はあるのか気になった人もいるのではないでしょうか？今回は、実写映画版の約束のネバーランドに年齢制限はあるのか、さらに怖さやグロいのかといった内容についてもまとめていきます。人気漫画の実写映画化とあって、注目した人も多いはずです。ホラーではないものの、怖い描写も多そうな本作に果たして年齢制限は設けられているのでしょうか？

実写映画版の約束のネバーランドは、女優の浜辺美波さんが主演でGFハウス脱獄編がメインとなるストーリーです。原作とは設定が異なっている点もあり、本来の出荷年齢が12歳から16歳へ引き上げられています。さらに、映画には原作には登場しないオリジナルのキャラクターも登場しています。撮影は日本国内で行われており、主に長野県の茅野市や富士見町、福島県の国指定重要文化財「天鏡閣」といった場所で撮影されています。

グレイス＝フィールドハウスでは、孤児たちが母親代わりであるママと共に幸せで平和な暮らしを送っていました。外の世界で生活することを夢見ていたエマたちは、ある日里親が決まったというコニーを見送ります。しかし、コニーは大切な人形を忘れていってしまったのです。出て行ったばかりのコニーに追いつけると判断したエマとノーマンは、近づいてはいけないとされている「門」へと向かいました。

けれど、人形を手に足を踏み入れた門では、命を奪われて食糧として出荷されていくコニーの姿があったのです。楽園だと思われていた孤児院は、鬼の食糧となる人間を育てる農園であることを知りました。母親代わりであったママもまた、食用児を育てるための飼育監だったのです。偽りの楽園で暮らしていた事実を知った二人は、共に暮らす孤児たちを連れて無謀な脱獄計画を立てることにしました。

2020年12月18日に公開された実写映画の約束のネバーランドですが、あらすじを読むだけでも怖い、グロいと感じた人もいたかもしれません。続いては、約束のネバーランドの映画には年齢制限があるのかという疑問についてを紹介します。大筋は原作と同じ流れであると考えられる実写映画ですが、原作は「怖い」「描写がグロい」といった感想が出るなど話題にもなりました。映画に年齢制限が設けられても不思議ではありません。

そもそも映画というものは、洋画や邦画といった種類を問わず、国内での上映をする際には「映画倫理機構」という場所の審査を受ける必要があります。「映倫」と省略されることもあり、内容を審査してレイティングを決定する一般財団法人の名称です。映倫は「旧映倫」と呼ばれる委員会が1949年に設立されて以降、それを基礎として新映倫となっていき、2017年に現在の映倫が設立されています。

対象年齢が気になる約束のネバーランドですが、本作は年齢制限が設けられていません。そのため、何歳でも鑑賞することが可能な作品であるとされています。ただし、「子供を食べるために飼育している」といった設定であることからも、幼すぎる年齢の子供が鑑賞するのには注意が必要な作品でもあるかもしれません。スプラッターのように内臓が飛び散るようなグロい表現はないはずですが、感想を読んでの判断も必要です。

年齢制限が設けられる基準は、主に青少年の成長を阻害するような要素が含まれているかどうか、という点です。怖い作品やグロい作品であっても、年齢制限が設けられていない場合もあります。残酷なシーンが含まれている場合には、12歳未満には親の同伴が必要とされる「PG12」という制限がかかります。過激でグロい描写が含まれる場合にはR15+、性的な描写が含まれる場合にはR18+となる場合があります。

何歳でも鑑賞することが可能だとわかった約束のネバーランドですが、子供が観るには怖いのではないかと懸念する人もいるかもしれません。続いては、小学生が約束のネバーランドの実写映画を鑑賞するのはどうなのかといった点についても考察していきます。怖いものやグロいものに耐性がない子供にとっては、悪影響を及ぼしてしまう場合もあるかもしれません。事前に情報を収集しておくことで、鑑賞できるかの判断材料にしましょう。

制限は設けられていないとはいえ、約束のネバーランドの対象年齢は、小学校高学年以上からが良いのではないかと考えられています。そもそもの設定自体が、子供たちが食用として育てられているというものです。自分と同年代の子供たちが食用肉になっているという設定は、怖いと感じる子供も多いかもしれません。週刊少年ジャンプの連載作品にしてはグロいともいわれており、低学年の子供には特に怖い作品だと考えられます。

映画館といえば、真っ暗な空間の中で作品の世界に入り込める場であることもメリットです。しかし、そうした逃げ場がないと錯覚させる空間が、子供にとっては怖いと感じさせるものにもなっているかもしれません。さらに、渡辺直美さん演じるクローネとのやり取りなど、ホラー映画を彷彿とさせるような演出も登場します。グロいと感じるシーンは少なくとも、子供が怖いと感じるシーンは何度か登場する作品だといえそうです。

もしも映画を観ている最中に怖いと感じてしまった場合、もちろん途中退席することは可能です。無理をしてまで鑑賞を続ける必要はありません。映画館を利用したことがある人であれば、怖いシーンではなくとも、トイレなどで途中退席をしている人を目にしたことがあるはずです。ただし、他の利用者は当然作品の内容に集中しているはずなので、邪魔にならないよう姿勢を低くして静かに退席するのがマナーです。

怖いのか、グロいのかといった感想も気になる実写映画版の約束のネバーランドです。原作ファンはもちろん、映画に興味を持った人はどのようなキャストが出演しているのかも気になったのではないでしょうか？続いては、約束のネバーランドの実写に出演している豪華キャストについても一覧にして紹介します。原作の設定よりも少し年齢が高いので、イメージとは異なるキャストもいるかもしれません。

名前：浜辺美波(はまべ みなみ)
生年月日：2000年8月29日(現在20歳)
出身：石川県
身長：156cm
血液型：B型
職業：女優
所属事務所：東宝芸能

浜辺美波さんの出演している主な作品は、「咲-Saki-」「大根侍」「賭ケグルイ」「ボキャブライダー・ドラマSP 選ばれし者」「ピュア! ～一日アイドル署長の事件簿～」「アリバイ崩し承ります」「私たちはどうかしている」「タリオ 復讐代行の2人」「君の膵臓をたべたい」「センセイ君主」「アルキメデスの大戦」「屍人荘の殺人」「思い、思われ、ふり、ふられ」「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」などが挙げられます。

名前：城 桧吏(じょう かいり)
生年月日：2006年9月6日(現在14歳)
出身：東京都
身長：163cm
血液型：不明
職業：俳優、歌手
所属事務所：スターダストプロモーション

城桧吏さんの出演している主な作品は、「グッド・ドクター 第5話」「大河ドラマ 西郷どん」時効警察はじめました 第2話」「ドクターX～外科医・大門未知子～ 第6期 最終話」「赤ひげ3 第6話」「となりの怪物くん」「万引き家族」「HOKUSAI」「都会のトム&ソーヤ」「Netflixドラマ 僕だけがいない街」「松竹 ポリシーシネマ「ぼくの友だち」篇」などが挙げられます。

名前：板垣 李光人(いたがき りひと)
生年月日：2002年1月28日(現在19歳)
出身：山梨県
身長：164cm
血液型：AB型
職業：俳優
所属事務所：スターダストプロモーション

板垣李光人さんの出演している主な作品は、「奴隷区 僕と23人の奴隷」「最後の命」「ピラメキ子役恋ものがたり～子役に憧れるすべての親子のために～」「悪と仮面のルール」「凜-りん-」「ツナガレラジオ～僕らの雨降Days～」「先に生まれただけの僕」「仮面ライダージオウ」「神酒クリニックで乾杯を」「ここは今から倫理です。」「カラフラブル～ジェンダーレス男子に愛されています。～」などが挙げられます。

名前：渡辺直美(わたなべ なおみ)
生年月日：1987年10月23日(現在33歳)
出身：台湾・台北県板橋市
身長：157cm
血液型：A型
職業：お笑いタレント、司会者、女優、歌手
所属事務所：吉本興業

渡辺直美さんの出演している主な作品は、「綱引いちゃった!」「R100」「五つ星ツーリスト THE MOVIE ～究極の京都旅、ご案内します!!～」「SUNNY 強い気持ち・強い愛」「新解釈・三國志」「デカワンコ」「Oh!デビー」「永沢君」「殺しの女王蜂」「慰謝料弁護士～あなたの涙、お金に変えましょう～」「愛情來的時候」「隱世者們」「潔癖クンの殺人ファイル3」「カンナさーん!」などが挙げられます。

名前：北川景子(きたがわ けいこ)
生年月日：1986年8月22日(現在34歳)
出身：兵庫県神戸市
身長：160cm
血液型：O型
職業：女優
所属事務所：スターダストプロモーション

北川景子さんの出演している主な作品は、「モップガール」「太陽と海の教室」「ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～」「筆談ホステス～母と娘、愛と感動の25年。届け!わたしの心～」「LADY～最後の犯罪プロファイル～」「この世界の片隅に」「悪夢ちゃん」「探偵の探偵」「黒い樹海」「家売るオンナ」「パラダイス・キス」「ルームメイト」「スマホを落としただけなのに」「ファーストラヴ」などが挙げられます。

鑑賞自体は誰でも可能な約束のネバーランドですが、実際に鑑賞した人からはどのような感想が出ているのか、気になっている人も多いのではないでしょうか？続いては、Twitter上に投稿されている実写映画の約束のネバーランドについての感想も、少しだけまとめていきます。作品を観る決意ができずにいるという人も、人の感想を読むことで鑑賞してみたいと思う場合もあるかもしれません。

本作は漫画の実写化ということもあって、感想に賛否両論が出ている作品でもありました。しかし、実際に鑑賞してその世界観が上手く表現されていたと感じた人の感想もありました。大人側のキャラクターを演じている渡辺直美さんや、北川景子さんの配役が合っていると絶賛する感想も見られる作品です。

渡辺直美さんや北川景子さんがハマり役だという感想は、こちらでも見られています。特に渡辺直美さんの役柄に関しては、作品を鑑賞しながら何度も笑ってしまったという感想もありました。お笑いタレントの渡辺直美さんが演じるからこそ、怖い中でもクスリとくる面白さを感じさせる作品に仕上がっているのかもしれません。

本作で使用されている楽曲についての感想もありました。単体でも素晴らしい楽曲であることに違いはありませんが、作品の世界観を知った上で視聴すると、また違った感想が出てくる楽曲でもあるのかもしれません。

映画から本作を知って、原作を読み始めたという人の感想もありました。映画でもメインとなっているGF編は、作品の中でも一番盛り上がるともいわれているストーリーです。脱獄を経て子供たちがどのような道を辿っていくのか、先が気になって原作に手を出したという人も多い作品かもしれません。

実写映画化された約束のネバーランドについて、年齢制限はあるのか、怖さやグロさはどうなのかといった情報をまとめて紹介しました。普段は漫画原作の実写映画は鑑賞しないという人でも、出演しているキャストを見たり感想を読んで興味を持ったのではないでしょうか？

Amazonプライム・ビデオでも海外ドラマ版が配信予定となっている本作ですが、原作はすでに完結している作品です。これまで約束のネバーランドという作品に触れてこなかった人も、この機会にぜひ本作を知ってみてはいかがでしょうか？