2021年03月25日公開
2021年03月25日更新
【炎炎ノ消防隊】スコップは言葉を話す謎のモグラ!正体・過去や必殺技も紹介
スコップとは漫画炎炎ノ消防隊に登場するキャラクターの1人です。漫画炎炎ノ消防隊に登場するスコップは人語を話すことが出来る特殊なモグラであり、地下から強力な攻撃を放つ技を使用するなど謎多きキャラクターとして知られています。実はスコップの正体は楽園(オアシス)に住んでいた住人となっており、ある過去が理由となって言葉を話せるようになりました。本記事ではそんな漫画炎炎ノ消防隊に登場するスコップについて正体や過去、必殺技などをまとめてネタバレ紹介していきます。
目次
炎炎ノ消防隊のスコップは言葉を話す謎のモグラ
炎炎ノ消防隊の作品情報
漫画炎炎ノ消防隊の作中で人語を話すモグラのキャラクター・スコップ。漫画炎炎ノ消防隊に登場するスコップは正体が元々楽園(オアシス)に住んでいた住人のキャラクターであり、ある過去が理由で人語を話せるようになりました。本記事ではそんな漫画炎炎ノ消防隊に登場するスコップの正体や過去をネタバレ紹介します。また正体や過去の他にスコップの必殺技やアニメの声優などについても併せてネタバレ紹介していきます。
炎炎ノ消防隊の概要
では人語を話すモグラのキャラクター・スコップの正体や過去、必殺技などをネタバレ紹介する前に、スコップが登場する漫画炎炎ノ消防隊の作品情報と簡単なストーリーのあらすじについてネタバレ紹介していきます。スコップが登場する炎炎ノ消防隊とは2021年3月現在「週刊少年マガジン」で連載されている大久保篤の漫画作品です。大久保篤が描く漫画炎炎ノ消防隊は元々、2015年に「週刊少年マガジン」で連載がスタートしました。
2015年から2021年3月現在にかけて連載されている漫画炎炎ノ消防隊は「焔ビト」と呼ばれる怪物に立ち向かう特殊消防隊の活躍を描いたSF漫画作品であり、これまで合計27巻の単行本が刊行されています。そんな漫画炎炎ノ消防隊は1400万部を超える累計発行部数を記録するほど非常に高い人気を博しており、2019年の7月にアニメ化されました。このアニメ化によって更に注目を集め、2020年の7月にはアニメ2期が放送されました。
炎炎ノ消防隊のあらすじ
時は太陽暦佰九拾八年の東京皇国。人類はかつて起こった大災害により生み出された化物「焔ビト」に恐怖する日々を送っていました。この世界でヒーローになることを夢見る主人公・シンラ(森羅日下部)は足から炎を出す第三世代能力者として生まれ、12年前に火災で母親と弟を亡くしてしまいます。この過去が理由となってシンラは母と弟のような犠牲者を出さないと決意し、「焔ビト」と戦う組織「特殊消防隊」に入隊するのでした。
スコップのプロフィール
本記事で正体や過去、必殺技などをネタバレ紹介するスコップとは漫画炎炎ノ消防隊に登場するキャラクターの1人です。漫画炎炎ノ消防隊に登場するスコップはモグラのキャラクターであり、常に燃えている尻尾と首に巻いたスカーフが大きな特長となっています。また性格は非常に仲間思いであり、漫画炎炎ノ消防隊の中華半島上陸作戦編で初登場しました。スコップはかわいい見た目をしてるのですが、普通のモグラではありません。
スコップは普通のモグラと違い、その正体と関係しているある過去がきっかけとなって人語を話すことが出来ます。さらにスコップは敵と戦う技も身につけているため、謎の多いキャラクターとして有名となっています。そんなスコップは漫画炎炎ノ消防隊の作中で御神体のある楽園(オアシス)に住んでいたものの、鬼の焔ビトであるテンペによって追い出されたことで食料を手にすることが出来なくなり、空腹に窮してしまいます。
空腹になったスコップは畑から密かにジャガイモを盗むことにするのですが、縄張りを荒らしたことでジャイアントワームの怒りを買ってしまいました。この時スコップは逃げる途中にシンラ達と出会い、中華半島の地理に詳しいことから協力関係を結びます。その後シンラは楽園(オアシス)を奪った鬼の焔ビト・テンペを苦戦の末鎮魂します。これにより、スコップは住んでいた楽園(オアシス)を取り戻すことに成功しました。
炎炎ノ消防隊のスコップの正体や過去・必殺技を考察
ネタバレ考察①言葉が話せるようになった理由
ここからは漫画炎炎ノ消防隊に登場するスコップの正体や過去、必殺技をまとめてネタバレ紹介していきます。上述のプロフィールで少しネタバレ紹介した通り、漫画炎炎ノ消防隊に登場するスコップは正体に関係している過去から人語を話せるようになりました。ではモグラのスコップの正体とはいったい何なのでしょうか?スコップの正体は中華半島にある楽園(オアシス)で250年前から生きているモグラのキャラクターです。
楽園(オアシス)とは伝導者が関係している「空間の裂け目」の近くにあるとされており、天照(アマテラス)と似た御神体が存在しています。そんな楽園(オアシス)で250年前から生きていることからスコップはシンラ達の道案内を担当することになりました。元々正体が楽園(オアシス)のモグラであるスコップは人語を話すことが出来ませんでした。しかしある過去の出来事が原因でスコップは人語を喋れるようになりました。
漫画炎炎ノ消防隊の物語が始まる250年前、世界は大災害によって荒廃してしまいます。スコップが住んでいた楽園(オアシス)も大災害で荒廃した場所の1つでした。この時スコップは「黒の女」と呼ばれている謎の女性と出会います。黒の女とは楽園(オアシス)の御神体の中に存在しているといわれる女性であり、作中内で鬼の焔ビト・テンペと戦うシンラに力を与えました。そんな黒の女は250年前に「空間の裂け目」から現れます。
「空間の裂け目」からやって来た黒の女は説法を説いて言葉を授け、スコップに人語を話す力を与えました。この過去がきっかけとなってスコップは人語を話せるようになったのです。またスコップはこの過去に黒の女からアドラバーストの力も分けて貰い、尻尾が常に燃える状態となりました。これらの過去を見ると、漫画炎炎ノ消防隊に登場するスコップの本当の正体は焔ビトに近い存在なのではないかと考察することが出来ます。
ネタバレ考察②黒の女が言葉を教えた理由
過去に黒の女と出会ったことで人語を話せるようになったモグラのキャラクター・スコップ。ではなぜ「空間の裂け目」からやって来た黒の女はスコップに人語やアドラバーストの力を与えたのでしょうか?実際スコップは元々モグラであったため、人語やアドラバーストの力を与える必要がありません。漫画炎炎ノ消防隊の作中にはヤータというカラスのキャラクターが登場します。このヤータもカラスなのにスコップと同じく人語を話せます。
おそらくヤータもスコップと同じように、黒の女から人語を話せる力を貰ったのでしょう。黒の女は大災害の再発を知る元人間であり、楽園(オアシス)を作ることで大災害後の動物達を助けました。このことから黒の女は人語を話すスコップやヤータを使い、アドラバーストの存在を誰かに知ってもらおうとしたと考察出来ます。また黒の女はスコップ達に250年前の大災害や御神体について語り継いで欲しかったのはないでしょうか?
ネタバレ考察③廬山土竜破という必殺技
正体が楽園(オアシス)に250年前から住んでいたモグラで人語を話せるスコップはある必殺技を使うことが出来ます。そのモグラのスコップの必殺技は「廬山土竜破(ろざんどりゅうは)」です。スコップが使う「廬山土竜破」とは右手の土を掘る力に全神経を集め、地下深くから敵に一撃を放つといった能力を持つ技となっています。漫画炎炎ノ消防隊の作中でスコップはテンペから助けて貰ったシンラに強くなるといった約束をしました。
その後スコップは毎日千本穴堀りをするという修行を行います。そしてスコップは遂に必殺技の「廬山土竜破」を会得することに成功しました。このシンラとの約束で必殺技を身につけたのはスコップの真面目な性格がよく分かるエピソードとなっています。「廬山土竜破」は非常に強力な威力を持った必殺技となっており、スコップは漫画炎炎ノ消防隊の作中で「廬山土竜破」を使って東京皇国に向かう途中に戦った焔イヌを見事撃破しました。
炎炎ノ消防隊のスコップの今後や最後はどうなる?
考察①東京皇国にやってくる
ではここからは漫画炎炎ノ消防隊に登場するスコップの今後について考察紹介していきます。漫画炎炎ノ消防隊の作中で鬼の焔ビト・テンペが鎮魂された後、モグラのスコップは御神体のところまでシンラ達を案内します。そしてシンラ達は御神体が東京皇国の天照(アマテラス)とそっくりなことを知り、アドラバーストの力や聖陽教についての大きなヒントを得ました。この大きなヒントはスコップがいないと得られませんでした。
なのでスコップは漫画炎炎ノ消防隊で非常に重要な立ち位置にあるといえます。その後漫画炎炎ノ消防隊ファンはスコップが今後、東京皇国にやって来ると考察していました。この考察は見事に的中し、漫画炎炎ノ書房隊の作中でスコップは海を渡って東京皇国を訪れます。スコップがわざわざ海を渡って東京皇国に行ったことは黒の女の伝言を伝えるためでした。では黒の女がスコップに与えた伝言とはいったい何だったのでしょうか?
考察②今後の伝導者との戦いでも一役買う?
上述でネタバレ紹介した通り、スコップは黒の女の伝言を伝えるために東京皇国を訪れます。その黒の女の伝言とは柱の数と円周率の解読が揃った状態で大災害が再び起こるという内容でした。確かに漫画炎炎ノ消防隊の世界は250年前に大災害が起こっています。しかしこの250年前の大災害は円周率の解読が済んでいないことや、アドラバーストを持った柱の存在が無かったことから結果的に失敗に終わってしまっていました。
ただ250年後の漫画炎炎ノ消防隊の世界はアドラバーストを持つ柱が揃っています。また円周率を解読したような数字が並ぶ石版をシンラ達が御神体の内部で発見しています。さらに東京皇国では大災害の前兆である地震が多発している状況です。なので黒の女の言う大災害の再発生は事実であると考えていいでしょう。この伝言を伝えに登場したスコップはおそらく今後描かれる伝導者との最終決戦や大災害で一役買いそうです。
炎炎ノ消防隊のスコップのアニメ声優
伊藤健太郎のプロフィール
アニメ炎炎ノ消防隊でスコップを演じたのは日本の男性声優である伊藤健太郎です。アニメ炎炎ノ消防隊でスコップを演じた伊藤健太郎は1995年にデビューした声優兼舞台俳優であり、2021年3月現在マウスプロモーションに所属しながら活動しています。そんな伊藤健太郎は二枚目キャラや三枚目キャラを得意としている声優として知られており、これまで数々の人気アニメ作品やゲーム作品などのメディア作品に出演しています。
伊藤健太郎の主な出演作品
- 1996年のアニメ「機動戦艦ナデシコ」:アオイ・ジュン役
- 2000年のアニメ「とっとこハム太郎シリーズ」:タイショーくん役
- 2001年のアニメ「仰天人間バトシーラー」:キャプテンファッツ役
- 2002年のアニメ「ナルトシリーズ」:秋道チョウジ役
- 2005年のアニメ「BLEACHシリーズ」:阿散井恋次役
- 2006年のアニメ「金色のコルダシリーズ」:土浦梁太郎役
- 2008年のアニメ「純情ロマンチカシリーズ」:上條弘樹役
- 2010年のアニメ「GIANT KILLING」:黒田一樹役
- 2011年のアニメ「ONE PIECEシリーズ」:フカボシ役
- 2012年のアニメ「銀魂シリーズ」:佐々木鉄之助役
- 2013年のアニメ「キングダムシリーズ」:桓騎役
- 2014年のアニメ「東京喰種シリーズ」:万丈数壱役
- 2015年のアニメ「ジョジョの奇妙な冒険3部」:ンドゥール役
- 2018年のアニメ「ゴールデンカムイシリーズ」:白石由竹役
炎炎ノ消防隊のスコップに関する感想や評価
炎炎 話すモグラのスコップかわいいよね。このお話大好きです。
— 月音 (@moonne12) August 15, 2020
漫画炎炎ノ消防隊に登場するモグラのスコップに関する感想ではスコップがかわいいといった感想が多く寄せられていました。確かにスコップは人語を喋る能力とアドラバーストの力を黒の女から授けられた普通のモグラでは無いキャラクターです。しかしその容姿は可愛く、漫画炎炎ノ消防隊のマスコット的な立場にあります。このかわいい見た目からスコップは漫画炎炎ノ消防隊ファンに高い人気を博しています。
炎炎スコップかわいすぎる早くぬいぐるみになってほしい
— いりこ (@irino14UTA) September 13, 2020
漫画炎炎ノ消防隊に登場するモグラのスコップに関する感想ではスコップのぬいぐるみが発売して欲しいといった感想も多く寄せられていました。上述の感想でご紹介した通り、スコップは非常にかわいい見た目をしたマスコット的なモグラのキャラクターです。しかしスコップのグッズは残念ながら発売されていません。そのため多数の漫画炎炎ノ消防隊ファンからスコップのグッズ展開が望まれています。
炎炎の溜まってた話見てたけどスコップ、チョウジやん?って思ったらやっぱり伊藤健太郎さん!
— なつこ (@74646_n) September 1, 2020
今回は恋次よりチョウジ感じたわ
スコップかわええ
漫画炎炎ノ消防隊に登場するモグラのスコップに関する感想では声優の伊藤健太郎に注目する感想も多く見受けられました。アニメ炎炎ノ消防隊でスコップを演じた伊藤健太郎は「ナルトシリーズ」の秋道チョウジや「BLEACHシリーズ」の阿散井恋次などを演じているベテラン声優です。そんな伊藤健太郎がスコップを演じたことは多数の漫画炎炎ノ消防隊ファンを驚かせました。
炎炎ノ消防隊のスコップまとめ
本記事では漫画炎炎ノ消防隊に登場するモグラのキャラ・スコップについて正体や過去、必殺技などをネタバレ紹介しました。正体が楽園(オアシス)の住人だったスコップは人語とアドラバーストの力を授けてくれた黒の女の伝言を伝えるため、東京皇国に乗り込みました。そのためスコップは今後どんどん活躍の機会が増えていくと予想出来ます。なので漫画炎炎ノ消防隊ファンの方は今後のスコップの活躍にご注目下さい。