2021年03月31日公開
2021年03月31日更新
【呪術廻戦】一級術師一覧まとめ!特別一級術師とは?キャラクターの生死もネタバレ
呪術廻戦において分かりにくいと言われているのが階級です。呪術廻戦作中での活躍と階級が合っていないとも言われており、特に一級術師に関しては準一級術師や特別一級術師なども登場しておりその違いは分からないと言われています。今回は呪術廻戦の一級術師について、それぞれの階級についているキャラクターとその特徴、その違いについてそれぞれを一覧にしつつまとめて紹介していきます。
目次
一級術師とは?
呪術廻戦の階級において規格外の存在である特級を除いて頂点にいるとされているのが一級術師です。今回は呪術廻戦の一級術師についてまとめて紹介していきます。
呪術廻戦の作品情報
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は2017年にジャンプGIGAで連載されていた「東京都立呪術高等専門学校」を前日譚に2018年から週刊少年ジャンプで芥見下々先生が連載しているダークファンタジーバトル漫画です。「呪い」をテーマにしたバトル漫画で、連載開始当初こそその重いテーマや演出から人気を低迷させていましたが個性豊かなキャラクター性で徐々に人気を獲得した作品になっています。
2020年にはアニメ化も行われその人気はさらなる高まりを見せている作品で特にそのアニメはバトルシーンや臨場感のある演出が高い評価を受けるアニメとなっています。
呪術廻戦のあらすじ
常人離れした身体能力を持つ高校生の虎杖悠仁は、高校のオカルト研の先輩が見つけた呪物を見つけた事をきっかけに呪いが具現化した呪霊を対面する事になります。虎杖悠仁は呪物を回収にきた伏黒恵と共に呪霊と対峙する事になります。しかし強大な力を取り込んだ呪霊に苦戦する事になります。追い込まれた虎杖悠仁は呪物「両面宿儺の指」を取り込んだ事で呪術師としての歩みを始める事になります。
一級術師の概要
呪術廻戦において呪術師は実力に合わせて階級わけされており、4級~1級、そして「ナナメ上のハズレた存在」である特級に区分されています。基本的に特級は特別な存在であり、呪術界において頂点であり、呪術界を導く存在とされているのが一級術師です。これらの階級はあくまでも個人の実力を示すものであり、呪術高専における立場とは関係なく学生でも実力さえあれば一級術師になる事が出来ます。
ちなみに呪霊にも同じように階級が設定されており、基本的に一級術師であれば1級呪霊を倒すのは余裕というように基本的には同じ数字の階級なら呪術師が上という形になっており、術師を呪霊のランク分けの上に置く形に分類されています。その為、一級術師はより強い敵に当たる場合も多く、呪術廻戦作中でも「危険度・気密性・俸給」でも1つ下のランクである準1級より遥かに高いとされています。
一級術師のキャラクターの名前や生死一覧
七海建人
出典: https://ciatr.jp
七海健人は五条悟世代の1つ後輩です。七三分けした茶髪とゴーグルが特徴的なキャラクターで、虎杖悠仁からは「ナナミン」の愛称で呼ばれています。学生時代に行動を共にしていた灰原の死によって呪術師から距離を置いていましたが後に復帰しました。先輩である五条悟からの依頼を受ける形で虎杖悠仁と共に任務に赴く事になり、当初は子供だとして呪術師として認めていませんでしたが共に行動する内にその実力を認めるようになります。
対象を10等分にした時、7:3の比率になる場所に弱点を生み出す術式「十劃呪法(とおかくじゅほう)」と、戦闘開始から一定時間呪力を制御する代わりに一定時間が経過すると呪力が上昇する特性を持ち合わせています。渋谷事変でもその能力を使って特級呪霊との戦いを繰り広げますが、最後には特級呪霊の一体である真人に殺されて死亡してしまいました。
東堂葵
今回の一覧で唯一学生の立場にありながら一級術師となっているのが東堂葵です。元々は非術師の家系の生まれですが、小学3年生にして高校生をボコボコにしてしまう程規格外の存在であり、特急術師九十九由基と出会った事で術師としての道を歩む事になります。性格は自己中心的ながらも気の合った相手には普通以上に入れ込む性格をしており、「性癖にはソイツの全てが反映される」という考えの元に様々な相手を試すような行動をしています。
交流会において、当初は虎杖悠仁と敵対する形で登場しますが、性癖の一致に虎杖悠仁を親友と考え成長を促すような動きすら見せています。その呪術「不義遊戯(ブギウギ)」は呪力を持ったものの位置を入れ替える事が出来るシンプルなもので、基本的には肉弾戦で戦うスタイルです。渋谷事変でも虎杖悠仁と共闘していますが、その術式の要である手を失う重症を負っています。
日下部篤也
呪術高専において2年生の担任をしているのが日下部篤也です。自身の術式を持たない上で一級術師にまで上り詰めた稀有な存在であり、普段は呪力の宿った刀を武器と「シン・陰流」の使い手として活躍しています。術式は持っていませんが呪力の感知能力は高いという特徴を持っています。渋谷事変でも特級呪霊と対峙する場面もありながら死にかけこそしますがその危機管理能力の高さで生き残っています。
見た目は逆立てた髪と常に舐めている棒付きキャンディが特徴的になっています。その思考はどちらかといえば保守的で、元々虎杖悠仁の死刑にも賛成派だった事も明らかになっていますが、その一方で生徒を守ろうと身を呈する場面も見せるなど実力と気概を併せ持ったキャラクターです。ただ今回一覧で紹介している一級術師の中では最も目立っていない存在になっています。
冥冥
教師をしている五条悟から見ても先輩的な立ち位置にあると思われる一級術師が冥冥です。長く垂らした前髪が特徴的な見た目をしている女性キャラクターで、妖艶な雰囲気すら持ち合わせています。ちなみに呪術高専の所属ではなく個人で活動しており、お金が行動理念の根幹にある為、基本的には呪術高専に協力していますが、お金を優先して行動する事が多いです。
その理念は時に「世界の平穏」よりも優先されており、渋谷事変でも偽夏油と戦う場面を見せながら最終的には憂憂の力を使ってマレーシアに逃亡しています。彼女の術式「黒鳥操術(こくちょうそうじゅつ)」はカラスを操作する能力で、カラスとの視界共有を利用して監視を行うなど出来ます。またその能力の弱点となりやすい近接戦闘にも対応するべく、若い頃は相当に鍛えていたという描写もあります。
夜蛾正道
呪術高専の学長である夜蛾正道も一級術師です。呪骸を作り出し操る術式「傀儡呪術学(かいらいじゅじゅつがく)」の第一人者であり、様々な呪骸を作り出す能力を持っています。また「気づきを与えるのが教育」という教師としての理念もあり虎杖悠仁入学時にはテストを行うなどしています。ちなみに五条悟の学生時代にはまだ一教師であり、五条悟の担任を担当していました。
いかつい見た目をしていますが可愛いものが好きであり、夜蛾正道の作る呪骸にもその思想は反映されています。夜蛾正道の最高傑作が呪術高専2年生でもあるパンダです。渋谷事変では呪術師として希少な存在である「治療」を行う事が出来る家入硝子の護衛を担当している為、直接的な戦闘には参加しておらず生存しています。ただし渋谷事変の黒幕ではないかとされており、その動向が注目を集めています。
階級不明ながら一級術師だと思われるキャラクター一覧
今回一覧で紹介したキャラクター以外にも既に呪術廻戦本編に登場している呪術師の中でも階級が不明なキャラクターが複数人おり、その中には一級術師ではないかと考察されているキャラクターもいます。その1人は京都校の学長である楽巌寺嘉伸(がくがんじ よしのぶ)です。準一級呪霊を「躾した」といえるだけの実力を持っている事、準一級術師の庵歌姫に先に行くように言える事から一級術師だと考えられています。
もう1人、今回の一覧で紹介していないキャラクターの中で一級術師ではないかと考えられているのが家入硝子です。呪術高専にて稀有な存在である他人の治療を行う事が出来る存在であり、治療を担当するという医者という立場上、最前線に出る事はありませんがその能力の稀有さを考えても一級術師になるのではないかと考えられています。
特別一級術師のキャラクターの名前や生死一覧
禪院直毘人
特別一級術師として呪術廻戦に初めて登場したキャラクターが禪院直毘人(ぜんいんなおびと)です。御三家の1つ、禪院家の現当主であり、基本的に呪術高専の関係者ではありませんが渋谷事変に対応するべく協力しています。禪院直毘人の術式「投射呪法」は1秒を24分割した上で自身の想像した動きを忠実に再現するというアニメーションのような能力です。
渋谷事変では特別一級術師でありながら特級呪霊である漏瑚にもスピードで勝る強さを発揮していますが、特級呪霊陀艮に右腕を奪われてしまった事で、正確なイメージが難しくなり最終的には漏瑚に焼かれる事になってしまいました。その時点では戦線離脱しただけでしたが後に死亡が確認される事になります。
禪院甚壱
禪院甚壱は禪院家の分家の出身という立場にありながら特別一級術師に任じられている存在です。まだ術式は不明ですが、おそらくは禪院甚爾の兄弟なのではないかと考察されています。この考察が正しければ、伏黒恵絡みで叔父という立場にある事になります。禪院直毘人から禪院家の持つ呪具や財産の管理を任される1人になるなど、禪院家の中でも高い立場にある様子が伺えます。
禪院扇
禪院直毘人から見て弟にあたる特別一級術師が禪院扇です。同じく術式については不明ですが、直哉からは「パッとせん」と言われてしまっています。ちなみに彼が真希と真依の父親である事が明らかになっています。
禪院直哉
禪院家の27代目当主の候補の1人だったのが禪院直毘人の息子で特別一級術師の禪院直哉です。叔父ら相手にも傲岸不遜な態度で接す一方で確かな実力を持っているようで、彼らを圧倒するような強さの一端を既に見せています。その一方で従兄弟にあたる真希や真依を性的な意味で見下していたり、反りの合わない叔父達が当主として担ぎ出す可能性のあり遺言に残されていた伏黒恵の暗殺を目論むなどかなりのクズ男です。
準一級術師のキャラクターの名前や生死一覧
庵歌姫
一級術師に迫る実力者である準一級術師にまで上り詰めている者の1人が呪術高専京都校で教師をしている庵歌姫です。年齢的には五条悟世代の1つ上ですがその実力は準一級術師と呪術廻戦本編に登場している教師陣の中ではかなり低めになっています。その一方で五条悟とはソリが合わないながらも信頼を受けており、内通者を疑う五条悟が庵歌姫を信頼して京都側を探るように依頼するなどしています。
準一級術師という階級こそ明らかになっていますが、今回の一覧の中でも珍しく比較的序盤から登場しながらも実は戦闘シーンらしいシーンが本編中にはほぼなく、術式なども不明になっています。渋谷事変には参加していないのでもちろん生存しています。
加茂憲紀
出典: https://otajo.jp
京都校の生徒の3年生にして加茂家の出身なのが準一級術師の加茂憲紀です。表向きは嫡子として育てられていますが、実は妾の子であり、養子という過去を持っています。そのような過去から御三家の嫡子としての立場を誰よりも重んじており、虎杖悠仁の死刑にも積極的でした。
加茂家相伝の術式である「赤血操術(せっけつそうじゅつ)」の使い手であり、自身の血液及び血液が付着したものを自在に操る事が出来ます。自身の強化はもちろん操作なども可能なので普段は矢を操り自身血を付けておく事で追尾性をもたせるなどといった戦法を使っています。能力的には遠距離が得意ですが近距離戦闘にも対応出来るなど実力は高いです。
狗巻棘
呪術高専の2年生で一番高い階級を持っているのが準一級術師である狗巻棘です。御三家ではないものの家系的に「呪言師」の家系である狗巻棘の出身で狗巻棘もまた呪言師です。呪言師という特性上、喋った事がそのまま呪いになってしまう為、普段は喋る言葉を制限しており、狗巻棘は「おにぎりの具」で喋るのが特徴的です。呪言は機械越しでも可能で、携帯電話を通して電話先の相手に使ったり、拡声器で広範囲に使うなどもしています。
呪言師は能力を使うと喉の負担が強くなり、また効果の強いもの程負担も大きいという関係上、渋谷事変では非術師の誘導を担当するなどしていましたが、理由は不明ながらも渋谷事変中に左腕を負傷し重症を負っているような事が明らかになっています。生存は確定しているものの今後の展開が注目されるキャラクターです。
与幸吉
京都校のもう一人の準一級術師が与幸吉です。作中では「メカ丸」として登場していた彼ですが、その本体は天与呪縛の効果で極端に弱い肉体を持って生まれた与幸吉でした。メカ丸は与幸吉が天与呪縛によって手に入れた膨大な呪力放出能力を用いた「傀儡操術(かいらいそうじゅつ)」の使い手であり、その能力を用いてメカ丸を通して周囲とコミュニケーションを取っていました。
実は呪霊に内通していた事が明らかになりますが、それは真人の「無移転変」により健康な身体を手に入れる為であり、契約の成立により身体を治してもらった直後に彼らと対峙する事になりました。しかし身体を直した事により天与呪縛の効果が弱まった事を突かれる形となり最終的には真人に敗れて死亡しています。
準一級術師は一級術師の過程?虎杖達がなる可能性もある?
特別一級術師とはまた別の意味で階級の分かりにくい存在となっているのが準一級術師です。彼らは一級術師になる為の過程の存在である事が明らかになっています。呪術界で一級術師になる為にはまず一級術師複数名からの推薦が必要です。この時、自身の教え子を推薦する事は出来ないというルールがあります。そして推薦された者は一級術師或いは一級相当の術師と任務を共にして実力を判断されるのです。
この任務の結果、実力が認められればまず準一級術師になります。準一級術師になった後、一級術師が担当する任務を単独で受けて成功させれば晴れて一級術師になる事が出来るのです。とはいえ一級術師が担当する任務というのはつまり1級呪霊が出現した場合という事なので準一級術師で止まっている者もいるという事なのではないかと推察されます。
また単独で任務をこなす必要があるという昇級条件と本人の術式の相性が悪く準一級術師止まりになっているキャラクターもいるのではないかと考察されています。相手の能力が高くなる程負担が大きくなる呪言師である狗巻棘などはそういう例なのではないかと推察されています。
呪術廻戦本編では一級術師の東堂葵と冥冥によって、「虎杖・伏黒・真希・野薔薇・パンダ」が一級術師に推薦されています。上記の昇級条件を考えると既に準一級術師である狗巻棘は既に推薦されているのでここに名前が含まれていないのも納得であり、推薦された5人は実力を示せばまずは準一級術師という事になるのです。
特別一級術師の強さや条件を考察
考察①特級術師と1級術師の間
呪術廻戦でさらっと登場した特別一級術師。登場時点でしっかりとした説明がなく、またそれまでに説明されていた階級にない存在であった事からその立場がどこにあるのか不透明でファンにより様々な考察が行われる事になりました。その考察の中でも一番可能性が高いのではないかとされていたのが、特級術師と一級術師の間の階級ではないかとする説です。
元々特級術師については規格外の存在であると呪術廻戦作中で言及されている事からおいそれと指定する事は出来ないものだと考えられます。しかし一級術師の中でも特別に強い存在という者が出てくる可能性もあるわけでそんな者達が特別一級術師になるのではないかと考察されたのです。この理論は当初準一級術師や準二級術士なども同様ではないかと考えられていました。
考察②御三家・相伝の術式を継いだ?
もう1つの可能性として考察されたのが御三家相伝の術式を受け継いだ者が昇級していくと特別一級術師になるのではないかとする説です。今回の一覧で紹介したように2021年3月時点で特別一級術師として登場しているキャラクターはいずれも禪院家の人間であり、術式を継いでいる可能性も高いのです。この理論でいくと同じく加茂家の術式を使っている準一級術師である加茂憲紀もいずれは特別一級術師に上り詰めるという事になります。
ただこの説が正しい場合禪院直毘人の使用した術式が禪院家の術式という事になるので汎用性に欠けるのではないかという声があったり、伏黒恵の使っている「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」が禪院家の相伝術式の1つであることが明らかになったりした事もあり、上記の説よりも信憑性が低くなっています。
考察③御三家の箔
強さとは別のベクトルから考察された説が「御三家の箔」説です。呪術廻戦の世界、特に上層部はかなりの権力闘争をしている様子が伺えそんな彼らが普通の一級術師と自分達を同一視させない為の階級が特別一級術師なのではないかと推察されたのです。これなら現在判明している特別一級術師が皆禪院家の関係者であるという事にも説明が付きます。
ただこの場合も変わらず準一級術師止まりになっている加茂憲紀の存在や箔を示す為であるなら逆に真希や真依の昇級を邪魔しないのではないかという声もあり、御三家でありながらも通常の階級になっている者もいる事がその可能性を下げる要因になっています。
考察④芥見下々先生による解説
様々な考察が行われた特別一級術師ですがなんと呪術廻戦のファンブックにて作者の茶未下々先生が解説しました。この解説によると特別一級術師とは「高専関係者じゃないから階級を持たないけれど、一級術師相当の実力を持つ術師」という事である事が明らかになりました。
真希や真依の過去のエピソードでも描かれているように、特に術師の家系に生まれた場合、必ずしも呪術高専に通う事が術師になるべき道ではありません。特に相伝の術式を扱えるものであればそれぞれの家が独自に教育していても不思議ではないのです。もちろん高専側もその存在は認識している為に名誉的な立場として特別一級術師という立場を与えているのではないかと考えられます。
考えてみれば禪院家にいても術師になれるからこそ、禪院真希と真依の姉妹は家出をしてわざわざ呪術高専に通っているとも言えるのです。もし御三家の者も禪院呪術高専に通う事になるのであれば呪術高専行きは「セルフ勘当」とはならずそもそも入学時点で妨害する事も出来るでしょう。
またこの説明をそのまま受け取ると今回の一覧では紹介していませんが二級術師以下の特別枠、今後呪術廻戦の中で「特別二級術師」などが登場する場合もあるのかもしれません。高専側が御三家についてどこまで把握しているのかは不明ですが、今後の注目ポイントになっています。
特級術師のキャラクター一覧
夏油傑
過去に特級術師として活躍した1人が夏油傑です。元々は五条悟の同級生であり、共に特級術師に指定される存在でしたが、非術師の残忍さ故に呪いが生まれるという思想を持った事、そして虐待を受ける呪術師の存在を知った事でそこから一般人を呪殺した事で呪詛師となり追放される事になりました。前日譚「東京都立呪術高等専門学校」にて五条悟に敗北しており既に死亡しています。
呪術廻戦本編では彼の死体を乗っ取った通称「偽夏油」が暗躍していますがそれは彼の持っていた術式「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」の為で、これは呪霊を取り込み自在に操る事が出来る術式になっています。降伏した呪霊を取り込む事で使役でき、その数に制限はないなど非常に強力な能力となっています。今回の一覧の中で唯一死亡しているキャラクターですがその影響力は未だ大きいです。
九十九由基
呪術廻戦作中でおそらく最も早い段階から特級術師として活動しているのが九十九由基です。一応呪術高専の関係者ですが、呪術高専の現れた呪霊を祓っていくというやり方を「対処療法」でしかないと考え、呪霊が発生する要因そのものを取り除こく「原因療法」を行う為に海外を飛び回って研究している存在です。その為、作中ではほとんど活躍が描かれておらず戦闘描写もありません。
一方で作中のキャラクターに与えている影響は大きく、一級術師となった東堂葵が呪術師になるきっかけを作り鍛え上げていたり、夏油傑が結果的に呪詛師としての道を歩む事になるきっかけを作ったりもしています。また東堂葵が「好みの女を聞く」のは九十九由基へのリスペクトであり、彼女もまた初対面の相手に好みの女を聞くのが口癖になっています。
乙骨憂太
前日譚東京都立呪術高等専門学校の主人公であり、後に本編にも登場する事になるのが乙骨憂太です。元々交通事故で亡くなった幼馴染リカに呪われており、その強大さから本編での虎杖悠仁と同じように死刑される所でしたが五条悟により救われ呪術高専の生徒となりました。呪術廻戦本編では夏油傑一派であったミゲルと共に海外に出向いており、本格的に登場したのは渋谷事変以降です。
実は呪術廻戦に登場するキャラクターの中でも屈指の呪力量を誇っており、それが結果敵にリカを呪いに転じさせている事が発覚しており、そのポテンシャルの高さを見せています。リカの存在があり元々特級術師に設定されましたが前日譚にてリカを解放し成仏された際には1度四級術師に降格した事が明らかになっていますが、本編再登場時には再び特級術師となっており、祓ったはずのリカも共にいる事が明らかになっています。
五条悟
呪術廻戦において自他共認める最強の存在が五条悟です。御三家の1つ五条家の出身で、その存在は「生まれた瞬間に呪術界のパワーバランスが一変した」と言われる程で今回一覧で紹介しているキャラクターの中でも突出したものになっています。「強く聡い呪術師を育てて保身や権力塗れの呪術界を変革させる」という夢の為に教鞭を取っています。事実作中でも五条家当主という権限も活用して、虎杖、伏黒、前日譚での乙骨などを助けています。
術式を視認する事で情報を得る事が出来る特殊な目「六眼」と五条家相伝の術式で収束する無限級数を現実にする「無下限呪術」を併せ持った存在で、その相性の良さが最強たる所以になっています。その強さは最強と言われるだけあり、特級呪霊相手にも余裕を持って戦う事が出来る程の実力の高さを持っています。この能力の高さ的に五条家は実質的に五条悟のワンマンチーム状態になっています。
一級術師に関する感想や評価
犠牲になった術師、準一級もいたんだったな……
— てててててつちた (@TETORAPOTTO98) March 5, 2021
ファンブックで人手不足な術師の世界でも準一級以上はさらに貴重ということがわかった からさ……うん……#呪術廻戦
ここからは既に呪術廻戦を視聴している人の一級術師を代表とする階級についての感想を紹介していきます。本編では当たり前のように活躍している一級術師ですが、準一級術師を含めてその数は非常に貴重な存在である事が明らかになっており、虎杖悠仁という存在も相まってより上位層だけが出ているのが分かって驚いたという声も多くなっています。
その一方で特級術師を除けば一級術師は最高位である事、呪術界の保守的な体制や権力闘争から、一級術師2名からの推薦が必須という昇級の条件などから実力はあっても一級術師になれていない者も多いのではないかと考察されています。実際御三家が昇級の邪魔をするような描写があったりと実力主義であるとはいえ完全な実力そのままというわけでもなさそうという声も多いです。
呪術廻戦ファンブック読んでるけど秤の停学理由とか特別一級術師の基準とか結構バンバン出しててビックリ
— 全身全霊の暇人 (@unknown2521) March 4, 2021
今回紹介したように特別一級術師に関しての設定は本編ではなくファンブックで明らかになっており、今後も本編では話の流れを阻害しないような書き方がされるのかと注目を集めています。呪術廻戦はそういったスピーディーな展開も人気を集めた秘密になっている一方で、設定などを見るのが好きという人にはもう少し詳細を書いてほしいという声も多いです。
呪術廻戦、初っ端から特級とかポンポン出てくるしそれに比例して主人公達どんどん成長してくから呪霊とか呪術師の階級ってなんだっけってなってる
— Mikoto_orzPhrays (@Mikoto_Herr) March 19, 2021
ただ呪術廻戦に関してはそのストーリーの構成上、階級の制度はいらなかったのではないかとする声も多いです。本編開始当初から特級呪霊を相手にしている事も多く、虎杖悠仁や主要なキャラクターの成長速度も加速度的過ぎるという声が多いのです。作中での描写を見ると全員が一級術師でも良いんじゃないかとするような声もある程になっています。
一級術師まとめ
一級術師は呪術界における最高位であり、呪術界を引っ張る存在です。呪術廻戦本編では準一級術師や特別一級術師も含めて今回一覧で紹介したように相当数の一級術師が登場しています。呪霊のレベルも高くなっている事もあり、今後も新たな一級術師が登場する機会も多いのではないか、むしろ一級術師以下の術師には活躍の場がないのではないかともされています。
呪術界は権力闘争によって昇級出来ていない者もいる為、必ずしも一級術師でなければいけないわけではありませんが今後の展開次第とはいえ活躍のメインになってくるのは一級術師ではないかとされています。今後も呪術廻戦でも一級術師の活躍に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?