【炎炎ノ消防隊】ネザー（地下）はどんな場所？ネザー編のあらすじもネタバレ紹介

炎炎ノ消防隊に登場するネザー（地下）とは、聖陽教によって立ち入りが禁止されている謎多き場所です。この記事ではネザーとは何なのかを解説し、その謎が明らかになる炎炎ノ消防隊ネザー編のあらすじネタバレを紹介します。またネザーに潜む登場人物の紹介や、アニメ炎炎ノ消防隊でアントンを演じたYouTuberの方についても紹介します。炎炎ノ消防隊のネザー編が気になる方はぜひチェックしてみてください。

ネザー編のあらすじネタバレやアントンを演じたYouTuberの方を紹介する前に、まずは炎炎ノ消防隊の作品概要やあらすじを紹介します。炎炎ノ消防隊は炎を操る能力者が戦うバトルファンタジー作品で、物語が進むにつれて世界の謎や主人公の秘密などが明らかになり面白さを増していくと評判です。それではまずは炎炎ノ消防隊の作品概要から紹介します。

炎炎ノ消防隊の作品概要を紹介します。炎炎ノ消防隊は大久保篤先生が2015年から週刊少年マガジンで連載する漫画作品で、炎を操る能力者たちのバトルファンタジーを描いています。2021年3月時点で単行本27巻が刊行され、テレビアニメ化もされています。コミックスの累計発行部数は1400万部、アニメ炎炎ノ消防隊の公式Twitterアカウントのフォロワー数は17.8万人を突破し、コミックス・アニメ共に高い人気を誇る作品です。

太陽暦198年、人類は突然体に炎に包まれ焔ビトとなってしまう恐怖に襲われていました。東京皇国では特殊消防隊が結成され、焔ビトを鎮魂する任務にあたっていました。17歳の少年・森羅日下部は第3世代と呼ばれる炎を出せる能力者であり、ヒーローになるという決意を叶えるため焔ビトを鎮魂する特殊消防官の道を歩き始めます。そのうちにシンラは自身の炎の正体を知り、世界を取り巻く陰謀に呑み込まれていきます。

炎炎ノ消防隊に登場するネザーとは何なのかを紹介します。炎炎ノ消防隊に登場するネザーとは、東京皇国の地下のことを指します。東京皇国の地下には250年前の大災害で崩壊した地下鉄の路線が残っており、その空間をネザーと呼んでいます。東京皇国の人々は聖陽教によってネザー（地下）への立ち入りを禁止されており、許可が降りたとしても一度に下りる人数が制限されます。

聖陽教がネザー（地下）への立ち入りを禁止している理由とは何なのかを紹介します。ネザー（地下）への立ち入りを禁止する理由は、聖陽教が太陽神を信仰する宗教であることに関係しています。聖陽教がいうには、地下に存在するネザーは太陽の光が届かないため地獄と繋がっており、不浄の場所であるそうです。敬虔な聖陽教の信者である東京皇国の人々はこの教えを信じ、地下のネザーは恐ろしい場所だと考えています。

実際、第8特殊消防隊がネザー編で地下に降りて行った時もアーサー以外のほぼ全員がネザーに対し嫌悪感や恐怖感を表していました。地下に下りる扉の前ではシスターアイリスがわざわざ祝詞をあげています。また、ネザー（地下）へ降りることが決まった時にはシンラは幼い頃に母親からネザーに連れていかれるよと言われた記憶を思い出していました。東京皇国の人々に深く刻み込まれたネザーへの恐怖が伝わってきます。

しかし実際のところ、聖陽教がネザーを恐ろしい場所として人々から遠ざけていた理由は他にありました。聖陽教は地下に人に知られたくない秘密を抱えていたからです。それは聖陽教の暗殺部隊「聖陽の影」の拠点がネザーにあることでした。この秘密はジョーカーと新門紅丸が皇王庁を襲撃するためネザーに下りた時に明らかになりました。それでは次に、炎炎ノ消防隊ネザー編のあらすじネタバレを紹介します。

炎炎ノ消防隊ネザー編のあらすじネタバレを紹介します。炎炎ノ消防隊ではネザーが舞台となるエピソードはいくつかあり、ここでは第8特殊消防隊が伝道者一派の秘密を掴むため初めて地下に降りるエピソードを紹介します。ネザー編では最大の敵である伝導者一派の正体や目的が少しずつ明らかになります。ネザー編最大の見どころであるシンラとショウの戦いについても紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

炎炎ノ消防隊ネザー編のあらすじネタバレを紹介します。ヴァルカンの工房がDr.ジョバンニによる強襲を受け、久遠式火力発電「天照」のキーが奪われてしまいます。蟲を使い人々を人工的に焔ビト化する伝導者一派の横暴をこれ以上黙って待っているわけにはいかず、第8特殊消防隊は今度はこちらから仕掛けていくことを決断します。そして襲撃跡から伝導者一派の拠点がネザー（地下）にあるということを突き止めたのでした。

炎炎ノ消防隊ネザー編のあらすじネタバレを紹介します。伝道者一派の拠点を突き止めた第8特殊消防隊は、早速ネザーへと突入します。第8特殊消防隊のメンバーは初めて入るネザーに恐れを感じながら先に進んでいきます。しかしそこにはショウが団長を務める伝導者一派の傘下の組織・灰焔騎士団が待ち構えていました。

炎炎ノ消防隊ネザー編のあらすじネタバレを紹介します。ネザーに突入した第8特殊部隊は、突然煙に覆われて互いに仲間を見失います。さらにミラージュの陽炎、ヨナの変装術によって隊員たちは誘き出され、完全に分断されてしまったのでした。タマキ・アイリスはアサルトと、茉希はフレイルと、火縄中隊長はショウの守り人のアローと、アーサーはミラージュと、桜備大隊長・ヴァルカンはDr.ジョバンニ・フィーラーと対決します。

元屠リ人で「殲滅特化兵」の異名を持つアサルトはタマキのラッキースケベられに気を取られて敗北します。フレイルは火球で猛攻を仕掛けるもゴツさを気にしている茉希の逆鱗に触れて敗北します。火縄中隊長はアローとの能力による激しい撃ち合いを制するも、ミラージュとヨナが現れて窮地に陥ります。しかしアーサーが助っ人に来てミラージュを倒します。桜備とヴァルカンはジョヴァンニと戦うも逃してしまいます。

炎炎ノ消防隊ネザー編のあらすじネタバレを紹介します。第8特殊消防隊の仲間がそれぞれに死闘を演じるなか、シンラは生き別れの弟・ショウと向き合います。死んだと思っていたショウが生きていて嬉しいシンラは何とかして連れて帰ろうとしますが、ショウはシンラを兄と認めず首を縦にふりません。それならば無理矢理連れて帰ると言うシンラ。2人の間で戦いの火蓋が切られます。

シンラはラピッドを使い目にも留まらぬ速さで一気にショウとの距離を詰めますが、その蹴りはショウに届くことはありません。ショウはアドラバーストを使い、周囲の宇宙の膨張熱を冷やして時間を止めていたのでした。シンラがどれほど早く動こうが時間を止められてしまえばショウに届くことはなく、戦況は絶望的かに思えました。

炎炎ノ消防隊ネザー編のあらすじネタバレを紹介します。しかしシンラは絶対に諦めることはありませんでした。ショウが伝道者にアドラリンクして加護を得ているのなら、自分も加護を受けているショウにリンクして間接的に加護を得ればいいと考えたのでした。加護を得たシンラの動きは光速を超越し、時間の止まったショウの宇宙に侵入することに成功します。

超光速移動するシンラの体は一度粒子にまで分解された後、時間を巻き戻して再構築されていたのでした。さらにシンラはショウへの強い思いを利用して無理矢理アドラリンクし、ショウが失った家族の記憶を送り込みます。母の記憶やシンラの思いを直接受け取ったシンラはついに心を開き、涙したのでした。しかしアドラバーストによる光速移動になれていないシンラはショウの剣に自ら突っ込んでいってしまい、負傷します。

ようやく兄だと認めたシンラが自分の剣によって倒れ、動揺するショウ。そこに伝導者一派のハウメアが現れショウを洗脳して連れて帰ってしまいます。生き別れた兄弟が和解したのも束の間、すぐに引き離されてしまったのでした。ネザー編のあらすじネタバレの次は、炎炎ノ消防隊のネザーに潜む登場人物を紹介します。

炎炎ノ消防隊のネザーに潜む登場人物を紹介します。ネザー編で初めて描かれたネザーですが、その後何度も登場しそこに潜む登場人物も描かれます。ネザーに潜む登場人物は訳ありなことが多く、物語の中でも重要な役割を負っていることが多々あります。

ネザーに潜む登場人物を紹介します。最初に紹介するのは、聖陽の影です。聖陽の影とは聖陽教傘下の暗殺部隊であり、孤児を集めて幼い頃から暗殺の訓練を受けさせます。白い全身を覆う服に仮面を付けており、一見では誰が誰なのか区別がつきません。東京皇国で信じられている聖陽教の闇そのものであり、聖陽教にとって都合の悪い人物や出来事を処理するために動きます。

ネザーに潜む登場人物を紹介します。次に紹介するのはジョーカーです。ジョーカーは炎炎ノ消防隊の初期から登場し、12年前に起きたシンラの家の火事の真相を知っている様子でした。その正体は元聖陽の影であり、子供の頃から聖陽の影の過酷な戦闘訓練を受けさせられていました。あるとき自身の命の危険を感じて聖陽の影を抜け出し、以来ネザーを拠点にして身を潜めていました。

アウトロー同士であるヴィクトル・リヒトとは協力関係にあり、第8特殊消防隊が皇国から反逆者として追われた時は秘密裏にネザーに匿いました。ジョーカーは聖陽の影では「52」と呼ばれていました。皇王庁に強襲をかけた際にネザーで聖陽の影の隊長と因縁の再会を果たし、死闘を繰り広げています。

ネザーに潜む登場人物を紹介します。次に紹介するのはシスタースミレです。シスタースミレはシスターアイリスやプリンセス火華が育った聖ラルフス修道院のシスターで、アイリスたちの母親代わりのような存在だった人物です。修道院でシスターたちが一斉に人体発火を起こした火事で亡くなったと思われていましたが、実は生きていたことが明らかになります。

火華が修道院の跡地を探り秘密の地下室を見つけると、そこにシスタースミレが姿を表します。シスタースミレの正体は伝導者一派であり、さらに七人目の柱であることが明かされます。修道院での火事はシスタースミレによる人工的な焔ビトを作り出す実験でした。シスタースミレは地震を起こし、修道院の地下は埋まってしまいます。

ネザーに潜む登場人物を紹介します。最後に紹介するのはアーサーの両親です。アーサーの両親はかつて経営していたレストランが潰れて借金を抱え、幼いアーサーを置いて夜逃げしていました。父親は辛い現実から逃れるため現実逃避で自分を王だと教えており、アーサーは現在でも両親は王国を救うためにいなくなったのだと信じています。

アーサーが剣を作り直すために材料を求めてネザーに下りた時、両親と再会します。妄想癖のある父親は王国を救うためにネザーで活動をしていたと自称し、母親は心配してそれに付き合っていたそうです。両親はアーサーと少しの間一緒に時間を過ごした後、再び活動に戻ると言ってネザーに帰っていきました。

炎炎ノ消防隊のネザー編はアニメの何話で見ることができるのか、原作では何巻で読めるのかを紹介します。炎炎ノ消防隊は原作コミックスの20巻までの内容がテレビアニメ化されています。ネザー編が気になりこれからアニメを見ようと思っている方、原作コミックスを読んで見ようと思っている方はぜひチェックしてみてください。それではまず、炎炎ノ消防隊のネザー編がアニメの何話で見れるのかを紹介します。

炎炎ノ消防隊のネザー編はアニメの何話で見れるのかを紹介します。ネザー編が描かれたのは、テレビアニメ1期19話「地下への」から23話「笑顔」までとなります。ネザー編のアニメ化は炎炎ノ消防隊の原作ファンからは好評の声が多く、特にショウとシンラの対決は迫力満点だったという声が挙がっています。シンラとショウの時間を扱う能力者同志の対決はアニメ映えし、視聴者からも良い評価を得たようです。

炎炎ノ消防隊がアニメ化され、ネザー編で登場するアントンの声優が話題になりました。アントンにキャスティングされたのはYouTuberのシルクロードさんです。アントンを演じたシルクロードさんは、人気YouTuberグループ「Fischer’s」のリーダーです。アントンを演じたシルクロードさんは元々炎炎ノ消防隊のファンであり、コミックスもアニメも見ていたそうです。

アントンが登場するのは炎炎ノ消防隊で二度目のネザー調査が行われた時のエピソードです。テレビアニメ2期「炎炎ノ消防隊　弐ノ章」の20話でアントンが登場します。第2特殊消防官の1人であるアントンはネザー調査の途中で焔ビトに襲われ、出産間近の妻のことを走馬灯で見ながら死亡します。その後アントンは伝導者一派のリツの能力「ネクロパイロ」で焔ビトになり、同僚を襲っています。

炎炎ノ消防隊のネザー編は原作コミックスでは何巻で読めるのかを紹介します。炎炎ノ消防隊のネザー編は、原作コミックスの8巻から10巻までで描かれています。ショウとシンラの兄弟対決や第8特殊消防隊と伝導者一派の戦いが見られますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。それでは次に、炎炎ノ消防隊に登場するネザー以外の地名を解説します。

炎炎ノ消防隊に登場するネザー以外の地名を紹介します。炎炎ノ消防隊の舞台は太陽暦198年の地球であり、実在する地名も聞いたことのない地名も登場します。現実の世界に似ているようで似ていない、炎炎ノ消防隊の世界が気になる方はぜひチェックしてみてください。

炎炎ノ消防隊に登場するネザー以外の地名を紹介します。最初に紹介するのは東京皇国です。東京皇国は皇国とも呼ばれ、炎炎ノ消防隊の主な舞台となっています。東京皇国では聖陽教が信仰され、その教えが生活に深く根付いています。250年前の大災害以来、地球上で人類が住める数少ない場所であり世界各国から生き残った人々がやってきて生活しています。現在は皇王ラフルス三世が国を治めています。

炎炎ノ消防隊に登場するネザー以外の地名を紹介します。次に紹介するのは浅草です。浅草は東京皇国に存在する地区の一つで、東京皇国が聖陽教を信仰するのに対し浅草の人々のほとんどは原国主義者です。人々は江戸っ子言葉を使い、建物や服装は和風です。第7特殊消防隊の管轄であり、その大隊長である新門紅丸が人々から慕われている様子が描かれています。

炎炎ノ消防隊に登場するネザー以外の地名を紹介します。次に紹介するのは中華半島です。中華半島は東京皇国と海を挟んで隣り合う半島です。第二特殊消防隊のジャガーノートと呼ばれる武能登の生まれ故郷であり、港町以外はほとんどが荒れ果てた土地となっています。吸うと興奮状態になってしまうガスが地面から出ている上、人を飲み込めるくらい大きいミミズなどが住み着いています。

炎炎ノ消防隊に登場するネザー以外の地名を紹介します。次に紹介するのは空間の裂け目です。空間の裂け目とは、中華半島に存在する空間がズレたような境目のことです。250年前の大災害の時に生まれ、そこから先に行って帰ってきたものはいないと言われています。しかし通常通り抜けることはできず、行こうとすれば壁のようなもので阻まれます。

炎炎ノ消防隊に登場するネザー以外の地名を紹介します。最後に紹介するのは楽園（オアシス）です。楽園（オアシス）とは空間の裂け目の近くにある場所で、しゃべるモグラやカラスなどの動物が住み着いています。御神体と崇められる発電所があり、それは東京皇国に存在する久遠式火力発電「天照」と同型です。御神体のエネルギーで周囲の木々は成長し、動物たちの楽園となっています。

炎炎ノ消防隊のネザー編では第8特殊消防隊が分断され、それぞれ伝導者一派を相手に激闘を繰り広げます。シンラとショウの対決だけでなく、火縄中隊長やアーサー、茉希尾瀬や桜備大隊長などがそれぞれの能力や技術を活かして戦う姿がかっこいいというこのツイートのような感想が多くみられました。焔ビトではなく能力者を相手に戦うため、それぞれの信念がぶつかり合う見応えのあるエピソードになっています。

炎炎ノ消防隊のアニメは作画が良いと視聴者から高い評価を受けていますが、中でもネザー編が最も作画が良かったと評価をしているツイートです。ネザー編終盤のシンラとショウの戦いは特にレベルが高く、原作コミックスのファンも満足したという声が挙がっていました。

アニメ炎炎ノ消防隊のネザー編にはYouTuberのシルクロードさんがアントン役で出演しており、アントンの演技が違和感なくかっこよかったという感想のツイートです。アントンのセリフはあまり多くはありませんでしたが、Fischer’sやシルクロードさんのファンは出演してくれて嬉しいという声が多く挙がっていました。

炎炎ノ消防隊に登場するネザーとは何なのか紹介しました。また、ネザー編のあらすじネタバレやネザーに潜む登場人物、アニメ炎炎ノ消防隊でアントンを演じた声優について紹介しました。炎炎ノ消防隊は物語の謎がどんどん明らかになっていっており、今後もネザーが舞台となるエピソードがあることが予測されます。このまとめでネザー編に興味を持った方は、炎炎ノ消防隊の原作やアニメを見てみてはいかがでしょうか？