【炎炎ノ消防隊】ジョーカーと新門紅丸の関係とは？協力する理由や共闘シーンを考察

本記事では「炎炎ノ消防隊」に登場した新門紅丸とジョーカーの関係性や、皇国の国教に定められている聖陽教の裏の顔を紹介していきます。その他には、新門紅丸の死亡説や読者・視聴者の感想なども載せていきます。

新門紅丸とジョーカーのかっこいい魅力や共闘エピソードを知る前に、まずは「炎炎ノ消防隊」の基本情報を紹介していきます。炎炎ノ消防隊は2015年から連載されている漫画が原作で、2019年と2020年にアニメが放送されていました。アニメは「ジョジョの奇妙な冒険」「サクラダリセット」「ストライクウィッチーズ」などの作品を手掛けている「デイヴィッドプロダクション」が制作しています。

炎炎ノ消防隊の主人公はシンラ/森羅日下部です。シンラは少年時代に見たテレビでヒーローに強い憧れを抱いており、「家族を守るヒーローになる」という目標を掲げていましたが、突然発生した火事で母親と弟を失ってしまいます。またその火事の原因がシンラの能力だと断定されたため、シンラは家族を殺した「悪魔」と呼ばれてしまいます。

ジョーカーは様々な場所で火災を起こしていた謎の男で、本名が分からないため特殊消防隊が「ジョーカー」という名前を付けています。物語序盤にはシンラを襲撃していましたが、その後にはシンラに情報を与えるなどの謎の多い行動を取っています。能力の世代は不明で、トランプや煙草の煙を操る能力を使用しています。

新門紅丸は第7特殊消防隊の大隊長を務めているキャラクターです。ぶっきらぼうで口が悪い性格をしていますが、部下や浅草の人々に対して情が厚い姿が描かれています。また原国主義者のため他のキャラクターとは違い日本人のような名前を名乗っています。年齢は20歳で、誕生日は2月20日のようです。

ここからは「炎炎ノ消防隊」に登場した新門紅丸とジョーカーの関係性を紹介していきます。新門紅丸とジョーカーは敵対する関係でしたが、作中では何故か協力して聖陽教会に殴り込みをかけています。その理由や協力関係になった経緯を解説していきます。

炎炎ノ消防隊の作中ではシンラが仲間と中華半島に上陸するエピソードが描かれており、そのエピソードで「天照はアドラバーストを持つ人間がエネルギーになっている事」が判明しています。その事実をシンラは公表しようとしましたが、人々が混乱すると考えた上層部は公表を止めています。また特殊消防隊では対処できない事案だったため、単独で真実を探っていたジョーカーが動き始めます。

ジョーカーは秘密を隠している聖陽教会に侵入する事を決めましたが、暗部の強さを知っていたため1人では返り討ちに遭うと考えました。そのためジョーカーは「最強の消防官」と呼ばれている新門紅丸に声をかけ、ジョーカーの考えに新門紅丸が賛同したため2人で聖陽教会に侵入しています。

ジョーカーは指名手配されている危険人物で、新門紅丸は特殊消防隊の大隊長のため、本来ならば2人は敵対する関係です。ですが新門紅丸が指揮する第7特殊消防隊は聖陽教に忠誠を誓っておらず、原告主義者の浅草の人々は聖陽教から迫害を受けていたため、新門紅丸は「聖陽教会を潰せる」と考えてジョーカーに協力する事を決めたようです。

新門紅丸が指揮する「浅草の火消し」は特殊消防隊に所属していませんでしたが、強さを認めた聖陽教会から声を掛けられて所属が決まっています。その時に新門紅丸は誘いを断っていましたが、相模屋紺炉の「あちらがこちらを利用するなら、こちらもあちらを利用しよう」という言葉で所属を決めています。そのため新門紅丸は特殊消防隊の大隊長になってからも聖陽教会を潰す機会を伺っていた事が分かります。

ここからは「炎炎ノ消防隊」の作中で新門紅丸とジョーカーが聖陽教会に侵入したエピソードを解説していきます。また読者・視聴者の間で新門紅丸の死亡説が浮上した理由を考察していきます。

共闘関係になった新門紅丸とジョーカーは聖陽教会に侵入しましたが、門を入ってすぐの所で新門紅丸が倒れてしまいます。この時に新門紅丸は暗部から毒矢の攻撃を受けており、毒が回って倒れてしまったようです。この描写で「新門紅丸の死亡説」が浮上したようですが、新門紅丸は何らかの能力ですぐに毒を解毒して復活しています。

最強の消防官と呼ばれている新門紅丸は、第二世代と第三世代両方の力を持つ稀有な煉合能力者です。そのため作中では最強クラスの強さを見せていますが、毒に耐性がある事はこの時に初めて明らかになっています。また炎を生み出す能力と操作能力で毒を体内に出したという考察がなされているようです。

聖陽教会の侵入に成功した新門紅丸とジョーカーの前にバーンズが現れましたが、バーンズに好戦の意思はなく、2人に「ラフルス1世の妻の手帳」を渡しています。ラフルス1世は聖陽教を布教した人物で、旅から帰った後に人格が変わったと言われているため、何者かがラフルス1世に成りすまして人々を操っているという説が浮上しています。

レオナルド・バーンズは聖陽教会に対して強い信仰心を持つ第1特殊消防隊の大隊長で、かつては聖陽教会の表と裏を繋ぐ役割を担っていた事が判明しています。そのため聖陽教会を信じていましたが、アドラリンクを経験した後に考えが一変した事が分かっています。そしてバーンズは大隊長の地位を使って独自に聖陽教会を調べていたようです。

新門紅丸の死亡説や聖陽教会の侵入エピソードを知った後は、ジョーカーの過去を解説していきます。またジョーカーが眼帯を着けている理由や、最終的な目的を考察していきます。

ジョーカーは親がいない孤児で、幼少期から聖陽教会に都合の悪い存在を消す「暗部」で訓練を受けていた事が分かっています。その時のジョーカーは「52」というコードネームで呼ばれており、大隊長のバーンズとも顔見知りだったようです。ジョーカーは教官から酷い虐待を受けていたため訓練所を脱走しており、逃亡先で出会った家族に匿われていましたが、家族が殺された事で人格が歪んでしまったようです。

ジョーカーは自分を匿ってくれた家族が殺された事で、「暗部の自分には光は当たらない」という考えを持つようになります。また聖陽教会が全てを奪っていったため、「このクソみたいな世の中の真実を知ること」という自分なりの正義を貫こうとしています。

ジョーカーはアドラリンクを経験した時に左目を失った事が分かっています。また同じ場所でバーンズもアドラリンクを経験しており、バーンズはジョーカーと反対の右目を失明してしまったようです。この時から2人の意思が共有される事象が起こっているようです。

主人公・シンラは死んだと思っていた弟・ショウと再会を果たしますが、ハウメアに操られているショウとの戦いを強いられてしまいます。この時にシンラはショウの強さに圧倒されており、突然現れたジョーカーに助けられています。その後、ジョーカーが新門紅丸と共に聖陽教会に殴りこむという流れになっています。

新門紅丸の死亡説やジョーカーの過去を知った後は、アニメ「炎炎ノ消防隊」で2人の声を演じている声優を紹介していきます。新門紅丸とジョーカーはかっこいいキャラクターと言われていますが、キャラクターだけでなく声優もかっこいいと言われているようです。

アニメ「炎炎ノ消防隊」でジョーカーの声を演じているのは声優の津田健次郎です。津田健次郎は大阪府出身で、1995年から声優活動を行っている人物です。学生時代から「映画を撮りたい」という想いを抱いており、演劇研究所に合格した事で演劇にも興味を抱くようになったようです。俳優と声優活動は同時期に開始しており、2021年の声優アワードで主演男優賞を受賞しています。

津田健次郎はアニメ「呪術廻戦」で七海建人というキャラクターを演じています。七海建人は1級術師で、視線に気付いて襲ってくる呪霊対策のためにゴーグルを着用しています。基本的にはクールで無愛想な性格をしていますが、困っている人を放っておけない情に厚い一面を持っています。そんな七海建人が登場した本作は2018年から連載されている漫画が原作で、2020年10月からアニメが放送されています。

津田健次郎はその他にも「テニスの王子様」「東京喰種トーキョーグール」「ワンパンマン」「ハンドシェイカー」「バキ」などの作品でキャラクターの声を演じています。プライベートでは駆け出し時代に一般女性と結婚しており、「公表しない方が家族を守れる」という理由でしばらく公表を控えていたようです。

アニメ「炎炎ノ消防隊」で新門紅丸の声を演じたのは声優の宮野真守です。宮野真守は埼玉県出身で、2001年から声優活動を行っている人物です。小学生時代には児童劇団に所属しており、中高生時代は俳優としてドラマに出演していたようです。学生時代に海外ドラマの吹き替えで声優デビューしており、2007年からは歌唱力を生かして音楽活動も開始しています。

宮野真守はアニメ「ちはやふる」で真島太一というキャラクターを演じています。真島太一は本作のメインキャラクターで、主人公・綾瀬千早の幼馴染です。負けず嫌いな性格をしており、小学生時代に出会った綿谷新の影響で競技かるたを始めています。そんな真島太一が登場した本作は2007年から連載されている漫画が原作で、2011年からアニメシリーズが放送されています。

宮野真守はその他にも「アイシールド21」「機動戦士ガンダム00」「裏切りは僕の名前を知っている」「東京喰種トーキョーグール」などの作品でキャラクターの声を演じています。プライベートでは2008年に結婚を発表しており、先輩の水樹奈々が歌手デビューするきっかけになった事を明かしています。

死亡説や声を演じた声優を知った後は、新門紅丸とジョーカーに関する読者・視聴者の感想を紹介していきます。炎炎ノ消防隊は2021年時点で累計発行部数が1400万部を突破している大ヒット漫画のため、新門紅丸・ジョーカーに対して様々な感想が挙がっているようです。アニメで2人の声を演じた声優に関する感想なども載せていきます。

本記事で紹介したように「炎炎ノ消防隊」の作中では新門紅丸とジョーカーという意外な2人が共闘しています。そんな2人の共闘エピソードがかっこいいという感想や、イケメン2人が共闘している事自体がかっこいいという感想が挙がっているようです。

ジョーカーは主人公・シンラの敵として登場しましたが、現在は新門紅丸のもとに身を寄せています。そのためジョーカーのこれからの行動が気になるという感想が挙がっているようです。またジョーカーは聖陽教会の暗部で虐待を受けて人格が歪んでいるため、物語終盤に裏切るという説が浮上しているようです。

本記事で紹介したように新門紅丸とジョーカーの声は声優の宮野真守と津田健次郎が演じています。宮野真守と津田健次郎はイケメン声優として有名なため、キャラクターだけでなく声優もかっこいいという感想が挙がっているようです。また炎炎ノ消防隊は出演している声優が豪華と言われているようです。

本記事で紹介したように新門紅丸は死亡していませんが、インターネット上の予測変換で「新門紅丸」「死亡」と出ているため、死亡したと勘違いしている読者もいるようです。また新門紅丸はあまりに強すぎるキャラクターのため、それが死亡フラグになっているという感想が挙がっているようです。

本記事では「炎炎ノ消防隊」に登場した新門紅丸とジョーカーの関係性や死亡説を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？聖陽教会の侵入エピソードが終わってからも新門紅丸とジョーカーは協力関係のため、今後の展開にも注目が集まっているようです。そんな2人が活躍しているエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！