【ドリフターズ】織田信長（ノブさん）の名言がかっこいい！心に残る名セリフを紹介

古今東西の英雄たちが登場する漫画「ドリフターズ」は、謎の現象により異世界に飛ばされた歴史上の人物たちが、漂流者（ドリフターズ）と、黒王率いる廃棄物（エンズ）として国奪りに挑む作品です。以下では、「ドリフターズ」の主要キャラで、漂流者として活動するノブさんこと織田信長のかっこいい名セリフ・名シーンや名言集、アニメ声優や強さなどを紹介します。

平野耕太先生の漫画「ドリフターズ」は、2009年から月刊「ヤングキングアワ―ズ」（少年画報社）にて連載されているアクション系歴史ファンタジーであり、単行本は、2020年12月時点で計6巻が刊行されています。

漫画「ドリフターズ」は、異世界に召喚された古今東西の英雄たちが、それぞれ漂流者（ドリフターズ）と廃棄物（エンズ）となり、己の目的の達成のために戦いを繰り広げます。また、漫画「ドリフターズ」は、重厚な絵柄や、平野節と呼ばれる独特の台詞回しが特徴に挙げられ、幅広い世代に支持されています。

西暦1600年、関ケ原にて島津軍の捨て奸を担った島津豊久は、謎の現象に遭遇後、異世界に召喚され、織田信長・那須与一から傷の手当てを受けます。2人は、豊久が来る半年前に異世界に飛ばされており、現地の人々は彼らを「漂流者（ドリフターズ）」と呼びました。豊久・信長・与一は、成り行きでエルフの村を解放させたことで異世界での「国奪り」を開始し、彼らと対立する廃棄物（エンズ）との戦いに挑みます。

ノブさんの愛称で親しまれる織田信長は、燃え盛る本能寺の内部からある現象を通じて異世界に到達した経歴の持ち主で、島津豊久・那須与一と行動を共にする漂流者（ドリフターズ）です。「ドリフターズ」では、ふざけた一面が目立つものの、いざという時には持ち前の知識と経験を駆使して軍を指揮するなど、漂流者の戦略・戦術を担っています。

漫画「ドリフターズ」の信長は、史実からは想像がつかない明るく・親しみやすい性格に描かれている一方、時には、戦国武将らしい冷酷な一面も見せています。以下では、「ドリフターズ」の信長のかっこいい名セリフ・名シーンや名言集を紹介します。

長島一向一揆での苦い経験から生まれた以下の名言は、武士は尊厳さえあれば空腹に耐えることができ、農民はご飯が食べられれば、尊厳がなくても生きていけると説く、信長の人生訓です。尊厳と飯の両方を失った人間の末路を、信長は身を持って知っており、異世界を生き抜く糧とした名言集です。

尾張の小国から頂点に上り詰めた大名・織田信長の国づくりに対する考えを表現した名言です。戦国時代から未知なる世界に飛ばされても、国の本質は日本や異世界でも同じであることを見抜き、一国一城の主としての心得を説いたかっこいい名シーンです。

第六天魔王を自称する織田信長は、普段は感じの良いオジさんを装っており、史実のイメージとは正反対に描かれています。しかし、戦など大事な局面では、持ち前の冷酷さを表に出し、相手に刃を向けます。以下の織田信長の名言集からは、目的の為なら手段を選ばない、信長本来の姿が垣間見えるでしょう。

どんなに親しい間柄でも、相手は必ずしも自分の味方であり続けるとは限らず、些細なきっかけで敵対関係に陥ることもあります。以下の名言集からは、何度も味方の裏切りにあった信長の知られざる苦悩がにじみ出た名セリフでしょう。

数々の強敵を打ち破ってきた信長の合戦に対する考えを示した名言・名セリフです。合戦は、勝つだけでなく、それまでの過程も大事と捉えており、それらが天下を勝ち取る上で欠かせない要素と説いているでしょう。

島津豊久・那須与一と共に、異世界での国奪りに挑む織田信長ですが、国は相手から奪うだけでなく、その後の過程も大事だと説いています。

「ドリフターズ」では、漂流者の敵対者として廃棄物（エンズ）が登場します。自身も漂流者である信長が放った以下の名言は、読者の問いを代弁しているかのようにも見える名シーンです。

合戦経験の豊富な織田信長らしい、自信と余裕があふれ出た名言です。負け戦と分かっていながら、持ち前の知略・戦術を駆使して、数々の強敵を打ち破って来た信長の経験は、廃棄物（エンズ）との戦いにも発揮されています。

ドリフターズの信長は、原作漫画だけでなく、アニメ版も高い人気を誇っています。以下では、アニメ版「ドリフターズ」の信長の担当声優・内田直哉さんのプロフィールと、主な出演作品を紹介します。

ドリフターズ・織田信長役の内田直哉さんは、1953年生まれ、東京都出身の声優・俳優です。1972年に「幻の殺意」で俳優デビューを果たし、1987年には、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の初代アンジョルラス役に選ばれました。声優活動は、1996年頃から行なっており、アニメから海外作品まで、幅広いジャンルに出演しています。

声優・内田直哉さんの主な出演作品は、アニメ「DEATH NOTE」夜神総一郎役、「逆境無頼カイジ」遠藤勇次役、「ナルト疾風伝」うちはマダラ役、「ヴィンランド・サガ」アシェラッド役、「どろろ」醍醐景光役等です。また、海外作品では、オーシャンズシリーズのアンディア・ガルシアや、ハリソン・フォード、ブルース・ウィルスを始めとする、海外俳優の吹き替えを担当しています。

漫画「ドリフターズ」では、年齢による体力の衰えから、直接的なバトルシーンこそ少ないものの、生前の戦や国づくりの経験を戦略・戦術に生かすことで、漂流者の躍進を促しています。以下では、「ドリフターズ」の信長の能力や強さを考察しました。

ドリフターズの最年長メンバーであり、かつ戦経験も豊富な織田信長は、政治家としての手腕にも優れており、漫画「ドリフターズ」では、洞察力・想像力を駆使した心理戦で相手を追い込んでいきます。また、信長の強さは合戦以外の面でも発揮され、火薬や火縄銃の量産を成功させて、ドリフターズの戦力増強に貢献するなど、知識の豊富さも挙げられます。

異世界でも、史実にも劣らないかっこいい名セリフ・名シーンを生み出した織田信長は、漂流者側にとって欠かせない戦力として頼りにされる一方、漫画「ドリフターズ」での信長の年齢は、本能寺の変から半年後に登場したため50歳とされています。戦国時代の平均寿命と比較しても、信長はすでに高齢とも呼べる年齢であり、そのため、豊久・与一と比べて体力面では劣ってしまいます。

漫画「ドリフターズ」では、体力の衰えを理由に直接戦う描写こそないものの、50年の人生で培ってきた知識や経験を元に、漂流者（ドリフターズ）のブレーンとして、味方を勝利に導いています。

従来の人物像に親しみやすさを加えた「ドリフターズ」の織田信長は、かっこいいだけでなく、人生を力強く生きるためのヒントが詰まった名セリフを数多く残しています。以下では、ドリフターズの信長に関する感想や評価を紹介します。

戦国武将の中でもっとも高い認知度と人気を誇る織田信長は、漫画「ドリフターズ」でも絶大な人気を見せており、斬新な設定が施された新たな信長像にも注目が集まっています。また、漂流者（ドリフターズ）で最年長という立場から、一見何気ないセリフにも深い意味が込められており、信長ファンの中には、信長のセリフ全てが名言に聞こえるとも評されています。

信長と言えば、明智光秀との因縁は欠かせない要素であり、漫画「ドリフターズ」でも両者の激突が描かれました。異世界に飛ばされた光秀は、黒王軍の軍師として活動する廃棄物（エンズ）となっており、今後の2人の動向や、本能寺の変を発端とする両者の戦いの結末に注目が集まっています。

5月1日は、アニメ「ドリフターズ」で信長役を担当した内田直哉さんの誕生日で、SNS上では内田さんが過去に演じたアニメキャラの画像と共に、祝福メッセージが投稿されています。アニメ版「ドリフターズ」での気迫あふれる演技は、アニメファンに多大なインパクトを残し、信長の強烈なキャラクター性に拍車をかけました。

漫画「ドリフターズ」のノブさんこと織田信長のかっこいい名セリフ・名シーン・名言集等を紹介しました。普段はふざけていながら、いざという時には頼りになる信長の名言は、過酷な時代を生き抜いてきた、戦国武将らしい考えが詰まっており、現実世界にも通じる内容が支持されています。