2019年04月30日公開
2019年04月30日更新
ドリフターズは休載が多い理由は?漫画の完結予定や作者・平野耕太について紹介
累計発行数400万部を突破した前作・『ヘルシング』作者が現在連載している漫画・『ドリフターズ』。そんなドリフターズは休載が多いと話題を集めているようです。一体なぜ、ドリフターズは休載が多いのでしょうか?やはり何か理由があって休載が多くなってしまっているのでしょうか…?そこで今回は、漫画・『ドリフターズ』の休載理由を探るとともに、漫画の完結予定や作者・平野耕太についても徹底調査してみました!
ドリフターズとは?
魅力的なキャラクターと独特の世界観で漫画好きの間で今話題になっている漫画といえば、平野耕太が手がける『ドリフターズ』です。ご存知の方も多いと思いますが、まだまだ『ドリフターズ』を知らない方もいらっしゃると思いますので、まずは今漫画好きの間で話題になっている『ドリフターズ』について調査してみましょう!
ドリフターズの作品情報
ドリフターズの概要
少年画報社が出版する月刊漫画雑誌・『ヤングキングアワーズ』にて、2009年6月号から2019年4月現在も連載中の漫画・『ドリフターズ』。作者は平野耕太です。4巻までの累計発行部数は240万部を突破しています。『ドリフターズ』は2016年10月〜12月にかけて、TOKYO MXほかご当地にてテレビアニメも放送されています。
ドリフターズのあらすじ
1600年の関ヶ原の大戦の退き口の中、主人公の島津豊久は謎の存在である「紫」の手により、島津の退き口からエルフやオークなどの空想上の生き物がいる異世界に召喚されてしまいました。その地で『漂流者(ドリフターズ)』と呼ばれる島津豊久は、歴史上の英雄である織田信長や那須与一と出会います。
島津豊久は成り行きと武士としての本能から異世界の軍隊・オルテ帝都から弾圧されるエルフ達に助勢して、「国奪り」に加勢することになります。一方、北方の地では『EASY』の送り込む召喚者達『廃棄物』が黒王を頂点とし、「人ならざる者の軍勢」を使って人類を絶滅させるべく進軍を開始します。
その中で安倍晴明率いる魔導結社「十月機関(オクト)』と対立しますが、兵権の掌握と自軍の設立に向け動き出します…。この様に、歴史上の人物達がファンタジー世界に揃い、戦いを繰り広げていくのが『ドリフターズ』のあらすじです。
ドリフターズの作者は平野耕太
- 愛称:ヒラコー
- 生誕:1973年7月14日(45歳)
- 出身地:東京都
- 職業:漫画家
- ジャンル:青年漫画
- 活動期間:1998年〜
ドリフターズの作者である平野耕太は、専門学校東京デザイナー学院アニメーション科(現東京ネットウエイブ)に在学中、漫画研究会に所属し、COMICパピポに掲載された『COYOTE』でデビューを果たします。デビューから暫くは成人向け漫画を執筆ししていましたが、その後、一般雑誌に転向します。
コミックガムにて、同人誌に全てを賭けるオタク達の野望と狂気を描いた漫画・『大同人物語』で人気をあつめるも、連載を中断してみかんとなりました。1998年からはヤングキングアワーズにて、漫画『HELLSING(ヘルシング)』を連載し、10年近い長期連載となり、平野耕太の代表作品となりました。
ドリフターズの休載が多い理由
一般的に、読み切りや数話完結の漫画として世に送り出される漫画を除き、連載漫画は、習慣や月刊・隔週・2ヶ月に一度…などと、期間はそれぞれ異なるものの、一定期間で連載されていきます。しかし、ごく稀に休載が多い漫画というものが存在します。休載が多い作者として有名なのが、『HUNTERxHUNTER』でおなじみの冨樫義博です。
連載再開したと思えばまたすぐに休載…という『HUNTERxHUNTER』は漫画好きの中でも『休載四天王』と呼ばれる漫画家の一人とされています。そして、『ドリフターズ』を手がける平野耕太も休載四天王と呼ばれるうちの一人です。一体なぜ『ドリフターズ』は休載が多いのでしょうか…?お次は、『ドリフターズ』の休載が多い理由について調査してみましょう!
休載が多い理由は病気?
漫画家という職業は非常に過酷であり、作者が体調不良や病気になってしまうことも珍しいものではありません。そのため、多くの読者は連載漫画が休載されると「病気?」「体調大丈夫?」と、まず作者の身の心配をするので、休載が多い『ドリフターズ』も作者・平野耕太が病気なのではないか?という噂がありました。
休載が多い理由は結局不明
休載理由は作者の病気ではないかとネット上では言われていましたが、実際のところはよくわからないようです。多くの漫画では作者が体調不良や病気になってしまうと、「作者急病のため」などと理由を明らかにすることが多いのですが、『ドリフターズ』ではこの様な休載理由が明かされていません。
なので、ネット上では「気まぐれ」「病気」「単行本作業のための休載」などと様々な休載理由が予想されていますが、結局のところ、『ドリフターズ』の休載が多い理由は信ぴょう性の高い話がないようです。休載四天王と呼ばれつつも、読者は平野耕太が描く漫画が大好きで、「休載期間も待ち続けられる!」と連載再開を待ち望んでいる方が多いようです。
ドリフターズの漫画の完結予定を予想
平野耕太の前作漫画といえば、『ヘルシング』。そんな『ヘルシング』も完結までに長い時間を要しました。なんとか『ヘルシング』を完結させ、現在連載中の『ドリフターズ』を手がけるようになりましたが、『ドリフターズ』の完結予定は一体いつ頃になるのでしょうか…?お次は、『ドリフターズ』の完結時期を予想してみましょう!
予想①単行本の発行ペース
平野耕太が手がける漫画・『ドリフターズ』の完結予想1ポイント目は、『単行本の発行ペース』です。2018年11月現在、全6巻となっている『ドリフターズ』ですが、6巻までの発行ペースはどうなっているのでしょうか?調査してみたところ、1巻の発売時期は2010年7月、2巻は2011年10月、3巻は2013年3月、4巻は2014年10月、5巻は2016年6月、6巻は2018年11月となっています。
1巻が発売されてから2巻が発売されるまでに要した期間は約1年3ヶ月、そして2巻発行から3巻発売までには約1年5ヶ月、3巻発行から4巻発売までには約1年7ヶ月、4巻発行から5巻発売までには約2年8ヶ月、5巻発行から6巻発売までには約2年5ヶ月かかっています。
こうしてみてみると、最初のうちは2年かからず発行されていますが、5巻・6巻は2年以上かかって発行されていることがわかります。4巻から5巻発売に時間がかかったのは、2015年3月にアニメ化が決定し、2016年10月〜12月にかけて放送される準備などで多忙だったことが関係していると考えられます。
予想②前作ヘルシングはいつ完結した?
平野耕太が手がける漫画・『ドリフターズ』の完結予想2ポイント目は、『前作のヘルシングの連載から完結までの期間』です。『ドリフターズ』の前に平野耕太が執筆していた漫画・『ヘルシング』も『ドリフターズ』同様、休載が多く、なかなか完結せず、ヤキモキしていたファンもいたようでしたが、無事に完結したようです。
前作の『ヘルシング』はまず、1998年に連載が開始し、2009年に完結しました。単行本は全10巻となりましたが、連載期間は約10年となっています。つまり、前作漫画の『ヘルシング』は1年に1巻ペースで単行本が発行されていたようです。時間はかかれど、しっかり完結させるあたりプロ意識が感じられて素晴らしいですね!
予想③打ち切りの可能性
平野耕太が手がける漫画・『ドリフターズ』の完結予想3ポイント目は、『打ち切りの可能性』についてです。「あまりにも休載が多いと読者離れが加速してしまい、打ち切りとなってしまいそう…」と心配しているファンも少なくないようですが、現在のところは打ち切りの可能性はないのではないかと考えられています。
というのも、『ドリフターズ』は4巻までの累計発行部数は240万部を突破していたり、アニメ化もされた大人気漫画であるためです。また、前作の『ヘルシング』では大手出版業界関係とNBCの協力で行われる『クィル賞』の『読者が選ぶベスト本』ベスト・グラフィックノベル部門に、国内外問わずに大人気の漫画・『NARUTO -ナルト-』と並んでノミネートされていました。
そして、日本でも2006年に発表された『日本のメディア芸術100選・マンガ部門』では22位に選ばれたり、全世界での累計400万部突破という輝かしい記録を残しています。このように前作漫画でも輝かしい実績を収めた平野耕太は今や人気漫画家として知られているので、打ち切りにされる可能性は極めて低いはずです。
予想④完結は2020年代前半?
平野耕太が手がける漫画・『ドリフターズ』の完結予想4ポイント目は、『完結予想は2020年代前半?』疑惑についてです。ネット上で予想されていたのは、前作『ヘルシング』と同じ10巻完結であれば、これまでの単行本発行ペースなどから予想して最終回まであと8年ほどはかかるのではないかと言われていました。こちらの予想が当たれば、『ドリフターズ』の完結は2020年代前半ではないかと一部では囁かれています。
ドリフターズの作者・平野耕太のエピソード集
人気漫画・『ドリフターズ』の作者・平野耕太は、漫画だけではなくその人柄も魅力的で、ちょっぴり破天荒な一面があるんだとか。多くのファンは単行本あとがきやSNSで感じられる、そんな平野耕太の人間性に中毒化しているファンも少なくないようです。お次は、『ドリフターズ』の作者・平野耕太の人間性がわかるエピソードをチェックしてみましょう!
エピソード①ツイッター
『ドリフターズ』の作者・平野耕太のエピソード1つめは、『ツイッター』です。作者の平野耕太はツイッターをされており、たびたびツイートでも話題を集めています。怖いもの無しであれこれつぶやくツイートや、クスッと笑えるツイートなど、様々なツイートをつぶやいています。百聞は一見に如かず。気になる人は是非平野耕太のツイッターを見てみてください!
エピソード②過激な作品
『ドリフターズ』の作者・平野耕太のエピソード2つめは、『過激な作品』です。平野耕太ファンの間では、本編だけではなくあとがきを楽しみにしている方も少なくないようです。というのも、平野耕太はあとがきや『以下略』で過激すぎる内容の漫画を描いているためです。
過去には、等身大人形を引越しの際に処分しようとしてバラしていたところを編集者や小説家が来訪してバラバラになったリアルな女の子を目撃し、「何も見てないよ」と連呼していたなどといったびっくりハプニング内容も書いていました。漫画内容だけでなく、日常も面白く描けるなんて凄腕漫画家でないと不可能ですから平野耕太の凄さを再認識させられます!
エピソード③アニメに大激怒
『ドリフターズ』の作者・平野耕太のエピソード3つめは、『アニメに大激怒』です。アニメ化された『ヘルシング』の内容に納得いっていないようで、「野沢那智の無駄遣い」「もらったDVDをまんだらけに売った」などと発言しているようです。確かにアニメ化された『ヘルシング』は、多くの原作ファン視聴者も「…?」という状態になっていたようで、原作とは異なる点も多かったようです。
そんな原作とは異なるアニメ『ヘルシング』に対し、作者の平野耕太は「さっさとゲームWAVE見たら寝ようや。馬鹿馬鹿しい。」戸発言しており、DVD第1巻の初回特典パッケージイラストの依頼すらもあっさりと断ってしまったそうです。しかし、のちに原作に沿って忠実に作られたOVAには作者の平野耕太も絶賛していましtあ!
エピソード④イギリス旅行
『ドリフターズ』の作者・平野耕太のエピソード4つめは、『イギリス旅行』です。前作漫画・『ヘルシング』の終盤はイギリスの首都であるロンドンが戦場となり、地獄絵図のような惨状になっていました。これは平野耕太が取材でイギリスを訪れた際に、イギリス人の対応などで大変不愉快な思いをしたことが要因となっているそうです。
エピソード⑤平野綾大好き
『ドリフターズ』の作者・平野耕太のエピソード5つめは、『平野綾大好き』です。平野綾が大好きな平野耕太は、漫画内で「なんで俺が平野綾と結婚できねーんだよ!」「同じ名字なんだから歴史的に見て俺の嫁だ」と激怒していたエピソードがファンの中でも話題です。苗字が同じというだけで嫁だと言うのはちょっぴり理不尽な気もしますが、そんなぶっ飛んだ発想力があるのも平野耕太の魅力です。
ドリフターズに関する感想や評価は?
平野耕太が手がける大ヒット漫画・『ドリフターズ』。そんな『ドリフターズ』に世間の人々はどんな感想や評価をしているのでしょうか?最後に、平野耕太が手がける大ヒット漫画・『ドリフターズ』に関する世間の感想や評価をチェックしてみましょう!
ドリフターズとか言う9年で6巻しか出てない漫画の感想
— しゃこたん@ゲーム垢 (@k_kouta0326) April 29, 2019
おもろすぎると同時に手を出してしまった後悔もあるよね笑
こちらの方は、漫画『ドリフターズ』を愛読されているようですが、休載四天王である平野耕太の漫画ですから、思うように物語が進まないことにじれったさを感じているようです。内容が面白すぎるゆえに、なかなか単行本発行されないとじれったく感じてしまいますよね。
「ドリフターズ」6巻、ちょっと面白すぎてずっと「いや〜面白い、これ誰書いてるの?平野耕太か〜〜」「ヒラコーあと100年生きて」「いや〜〜ちょっと、いや〜〜」と連呼していた。本当に面白いよこれは
— 青柳美帆子 (@ao8l22) December 2, 2018
こちらの方は、『ドリフターズ』が面白すぎて、「ヒラコーあと100年生きて」とつぶやかれているほどです。休載が多くても、こんなに面白い作品を書ける平野耕太ですから、少しでも長生きしていつまでも漫画を描き続けて欲しいと読者は願っているようです。ここまで読者に思ってもらえるなんて漫画家として最高ではないでしょうか。
壁|ᆺↀ^=)o ドリフターズ6巻読了。
— 旋風猫 (@senpuneko) December 5, 2018
こっちはもうジジイなんだよ。
感情移入の対象はお豊じゃなくて
ノブノブなんだよ。
展開鋭過ぎて感情揺れて
泣くわっ!!
このまま作者急病で最終回でも
名作だったと思えるくらい
盛り上がりがすんごかった。。
こちらの方は、『ドリフターズ』6巻に感情移入しすぎて泣きそうになってしまったようです。また、「作者急病で最終回でも名作だったと思えるくらい盛り上がりがすごかった」ともつぶやかれており、平野耕太がどれほど面白い漫画を描いているのかが一言でわかるツイートです。
ドリフターズの休載が多い理由まとめ
『ドリフターズ』の休載が多い理由についてのご紹介まとめはどうでしたか?休載四天王の一人と言われている『ドリフターズ』の作者・平野耕太ですが、休載が多い理由は明らかにされていないようでした。しかし、休載が多くともファンは非常に多く、ゆっくりペースでも連載を楽しみにしている方もたくさんいます。漫画好きの間で今大注目の『ドリフターズ』、気になる方は是非チェックしてみてください!