2021年02月28日公開
2021年02月28日更新
【チェンソーマン】サムライソードは心臓が悪魔になったヤクザの孫!父親は誰?
チェンソーマンに登場するサムライソードというキャラクターをご存知でしょうか?サムライソードはデンジを仇だと思い込んでおり、沢渡アカネと共に公安対魔特異課を襲撃してきました。心臓に悪魔を移植してサムライソードとなり、チェンソーマンと激しい戦いを繰り広げました。今回はチェンソーマンファンからかっこいいと人気のあるサムライソードに注目し、祖父や父親について掘り下げていきます。
目次
チェンソーマンのサムライソードがかっこいい
今回はかっこいい敵キャラクターのサムライソードに注目しました。デンジと同じく心臓に悪魔を宿しており、驚異的な身体能力や回復力を持っている実力者です。また祖父を慕っていたサムライソードは、因縁の相手であるデンジの命を狙っていました。そこでサムライソードの祖父、そしてチェンソーマンファンが噂している父親について掘り下げていきます。
チェンソーマンの作品情報
かっこいい敵キャラクターのサムライソードについて掘り下げていく前に、まずはチェンソーマンの作品情報を紹介します。チェンソーマンは悪魔の存在する世界を描いたダークファンタジーで、主人公や仲間達が強力な悪魔と戦っていきます。血や臓器が飛び出すようなバトルが展開されるため、グロテスクなシーンが多い作品です。
また王道のバトル漫画という訳ではなく、非情さや無常さといったドライテイストな側面が色濃く描かれています。主人公のデンジのキャラクター性も、虐待を受けた子供のドキュメンタリーを参考にしたと語られています。しかしながら仲間との友情などの人間らしい部分もあり、読者の予想の斜め上をいくような驚愕の展開が評価されて人気を集めました。
チェンソーマンの概要
作者である藤本タツキはジャンプSQで新人漫画賞の佳作に選ばれて、2016年に少年ジャンプ+でファイアパンチで漫画家デビューしました。そして2018年にファイアパンチの連載を終えた後に週刊少年ジャンプへと移籍して、チェンソーマンの連載を開始しました。その後2020年に第一部である公安編の終了と共に連載が打ち切りとなりましたが、同時に古巣であるジャンプ+への移籍とアニメ化が発表されました。
2021年1月時点のコミック10巻までの発行部数は640万部を超えており、このマンガがすごい!2021のオトコ編で1位に選ばれた実績もあります。ジャンプ+での連載開始時期やアニメの放送日については発表されていませんが、藤本タツキのビデオメッセージでは高校生となったデンジを描く学校編の構想が語られていました。また呪術廻戦や進撃の巨人を手掛けたMAPPAがアニメの制作をする予定です。
チェンソーマンのあらすじ
父親の借金のせいで貧しい生活をしていたデンジは、瀕死状態だったポチタと出会って契約を結びました。生活費を稼ぐためにデビルハンターとして戦いますが、ポチタの真の力を引き出すことの出来なかったデンジはゾンビの悪魔に殺されてしまいます。しかしポチタが融合したことでデンジは復活を果たし、チェンソーマンに変身する能力を手に入れました。
サムライソードは心臓が悪魔になったヤクザの孫
かっこいいと話題のサムライソードは本名不明のヤクザです。因縁の相手であるデンジからは、モミアゲマンと呼ばれています。跡継ぎとして育てられてきましたが、ある事件をきっかけに祖父と部下を失いました。その後サムライソードは元民間デビルハンターの沢渡アカネと出会います。
沢渡アカネは銃の悪魔と契約して、ヤクザに銃を流していた謎多きキャラクターです。ヤクザと関係の深いサムライソードと沢渡アカネは意気投合し、チェンソーマンや公安対魔特異課の襲撃を企てました。ごく普通の人間だったサムライソードは、沢渡アカネによって刀の悪魔を心臓に移植されました。サムライソードはデンジと同じく変身することで、刀の悪魔の能力を発揮します。
チェンソーマンのサムライソードの祖父と父親
かっこいいと話題のサムライソードについて掘り下げていく前に、まずはチェンソーマンの作品情報を紹介しました。続いてはサムライソードの祖父と父親について説明していきます。サムライソードは祖父から跡継ぎとして育てられていましたが、父親はどこで暮らしているのでしょうか?
サムライソードの祖父
サムライソードの祖父は、デンジが暮らしていた地域のヤクザの親分です。デンジの父親にも多額の金を貸し付けており、デンジをデビルハンターとして雇っていました。デンジとポチタが倒した悪魔を闇市で売り捌いて利益を得ていましたが、デンジには借金の返済分を差し引いた少額の報酬しか支払っていませんでした。
そしてサムライソードの祖父は悪魔の力を手に入れたいと考えるようになり、デビルハンターの死を望む悪魔にデンジを差し出しました。しかし惨殺されてしまったデンジはポチタと融合して復活を果たし、悪魔とゾンビ化していたヤクザを全滅させました。このような経緯があり、サムライソードの祖父は命を落としました。
サムライソードの父親
サムライソードは祖父との思い出しか語っておらず、サムライソードの父親と公式発表されているキャラクターはいません。しかしチェンソーマンの33話「作戦開始」には、サムライソードの父親だと推察されているキャラクターが登場します。公安対魔特異課を取り仕切っているマキマは、郊外で暮らしているヤクザのところへ単身で向かいました。
そのヤクザは沢渡アカネと繋がりがあり、銃の悪魔と契約して銃と弾を入手していました。また東京の銃撃事件を知っているような発言したり、サムライソードの祖父と同じようにデビルハンターは学歴の無いと蔑んでいました。外見的特徴も似ていることから、ファンの間ではサムライソードの父親だと考えられています。
チェンソーマンのサムライソードの能力や今後を考察
かっこいいと話題のサムライソードについて、ヤクザだった祖父と父親候補を説明しました。続いては心臓に悪魔を移植しているサムライソードの能力や今後を考察していきます。チェンソーマンになったデンジと激しい戦いを繰り広げたサムライソードには、どのような能力が備わっているのでしょうか?
考察①腕を引き抜くと変身する
チェンソーマンでは、悪魔の能力を使うための発動条件があります。主人公のデンジであれば胸から出ているスターターロープを引っ張ることで、チェンソーマンの姿に変身出来ます。またデンジの心臓を狙っていたレゼは首元のピンを外すことで、爆弾の悪魔に変身していました。
かっこいいと話題のサムライソードは、心臓への移植で刀の悪魔の能力を手に入れました。サムライソードの発動条件は、左手首を外して日本刀を出現されることです。左手首が刀の鞘の役割をしているようで、能力を解けば引き抜かれた左手首も元に戻ります。
考察②デンジと同じように再起動はできる?
出典: https://note.com
サムライソードと同じく、心臓に悪魔を宿しているデンジには再起動出来る強みがあります。デンジはチェンソーマンとして戦っている時に、何度も死亡状態に陥っています。これは体から大量に流れ出て貧血になっていることが原因なので、血液を飲ませてスターターロープを引けば再起動が可能です。
また貧血になる前に血液を採取すれば、その度に回復して体力を一定状態に保つことが出来ます。刀の悪魔を心臓に移植しているサムライソードにも、同じような機能が備わっていると考えられています。早川アキとの交戦中に呪いの悪魔であるカースにより死亡状態に陥りましたが、すぐさま沢渡アカネが駆け寄って再起動していました。
考察③人との融合は適性が必要?
主人公のデンジを救おうとポチタが心臓を捧げたことで、チェンソーマンが誕生しました。しかしサムライソードの登場により、悪魔の心臓を移植すれば変身能力を手に入れられることが判明しました。しかし公安対魔特異課側とチェンソーマンを狙う敵側を合わせても、悪魔に変身出来るキャラクターは少数しか存在しません。
方法を知っていた沢渡アカネがサムライソードしか生み出してしないことから、悪魔と人との融合には適性が必要だと考えられています。ただ単に体質的な相性だけではなく、デンジとポチタのような精神的な絆が必要だとも言われています。この部分の謎については第一部の公安編では明らかとなりませんでしたが、ジャンプ+へ移籍後の第二部で描かれるのかもしれません。
考察④公安が戦力として使う?
チェンソーマンの世界では、様々な物体や概念の悪魔が登場します。悪魔の大半が人々の死や苦しみを願っているため、悪魔を倒すデビルハンターという職業が誕生しました。独自に活動している民間のデビルハンターと、公安警察に所属している公安対魔特異課が存在しています。
公安対魔特異課は福利厚生や給与のレベルが高いため志願者が沢山いますが、民間のデビルハンターでは手に負えないような強力な悪魔との戦いが課せられます。マキマによるスカウトでも入ることが可能なため、サムライソードが公安対魔特異課の戦力になるのではないかとも言われています。デンジとの再戦でバラバラにされてしまいましたが、第二部で復活して公安の戦力となる可能性も残っています。
チェンソーマンのサムライソードの性格
かっこいいと話題のサムライソードについて、父親候補や能力を考察してきました。続いては心臓に悪魔を移植しているサムライソードの性格を説明します。ヤクザの跡継ぎとして育てられてきたサムライソードは、どのような性格のキャラクターなのでしょうか?
性格①自分勝手で非情な性格
チェンソーマンには個性豊かな性格のキャラクターが沢山登場します。主人公のデンジは義務教育さえも満足に受けられなかったこともあり、教養が無い言動を繰り返していますが性根は純粋で優しいところがあります。また公安対魔特異課を取り仕切っているマキマは他人に優しく普通のOLのような可愛らしい一面を見せていますが、支配の悪魔である本質の部分は目的を達成するには手段を選ばない残忍なところがあります。
元々はヤクザの跡継ぎとして育てられてきたサムライソードは、自分勝手で非情な性格をしています。若と呼ばれて沢山のヤクザを従えてきたためか、他人に対して高圧的な態度をとります。また命を軽んじているので、自分の目的に合わないものは躊躇なく殺してしまうような残忍な言動をとります。
性格②祖父を尊敬している
ヤクザをしていたサムライソードの祖父は父親を失ったデンジの前に現れて、死にたくなければ借金を支払うための金を用意するように言い放ちます。そして瀕死の重傷を負ったポチタを見た時には、幼いデンジに向かって殺すように指示をしました。このようにサムライソードの祖父は、血も涙もないような非情なキャラクターでした。
しかしサムライソードはそんな祖父のことを、心から尊敬していました。薬の売買で得た金で何でも買ってくれたり高い物を食べさせてくれる祖父のことを、世界一優しいと表現していました。また祖父の存在は必要悪であり、女子供を数えるほどしか殺していない正義のヤクザだと語っていました。だからこそサムライソードは、祖父の仇であるデンジを恨んでいました。
チェンソーマンのサムライソードに関する感想や評価
かっこいいと話題のサムライソードについて、父親候補や能力を考察してきました。それでは最後に、サムライソードに関する世間からの感想や評価を紹介します。心臓に悪魔を移植しているサムライソードに対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?
サムライソード戦は特に映像化したときに映えるシーンだと思うし、地獄の悪魔のところとかはシャフトっぽく異様な空間の演出を期待しているし、チェンソーマンは漫画でしか出来ないことと、映像が頭に浮かんでくるようなシーンとがあるから、そこのところの共存とかも気になるところ。
— Eröffnen Sie das stärkste Turnier (@urlaubemochten) February 25, 2021
こちらはチェンソーマンとサムライソードの戦いのアニメ化を楽しみにしている感想ツイートです。チェンソーマンはグロテスクなシーンも多い作品ですが、驚くべき展開や白熱したバトルで人気を集めています。特にサムライソード戦は注目度も高く、多くのファンからアニメ化を心待ちにしている声が寄せられています。
とりあえずチェンソーマン読んで、推しはチェンソーマン(デンジも好きだけど)、ポチタ、アキ君、パワーちゃん、姫野先輩、コベニちゃん、サムライソード、レゼ、岸辺さん…かな
— りぃ (@ly_toxin) February 22, 2021
こちらは好きなキャラクターにサムライソードを挙げている感想ツイートです。チェンソーマンには個性豊かなキャラクターが沢山登場しますが、サムライソードは登場回数が少ないものの多くのファンから愛されています。チェンソーマンファンからは第二部での再登場と、今後の活躍が期待されています。
プロペラヘッドですねわかります!
— k91/kIXI/キクシィ@Ramuh (@k91) February 21, 2021
チェンソーマンのデザインいいですよねー♪
サムライソードは普通にかっこ良きですが、ボムレディーとかデザインや動かし方がマジで痺れました!!!
こちらはサムライソードをかっこいいと評価している感想ツイートです。サムライソードはスタイリッシュなデザインでファンの心を掴み、悪魔を移植して強化された身体能力と回復力でファンを驚かせました。チェンソーマンとの斬り合いも好評で、敵キャラクターの中でも圧倒的な存在感を示しました。
チェンソーマンのサムライソードまとめ
かっこいいと話題のサムライソードについて父親候補や能力を考察してきましたが、いかがでしたでしょうか?チェンソーマンには心臓に悪魔を移植しているサムライソード以外にも、悪魔の力を持つキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、チェンソーマンをご覧になってみてはいかがでしょうか?