【ワンピース】福ロクジュの狙いと正体とは？謎の行動やカイドウとの関係を考察

ワンピースでは上記の画像のように凶悪なカイドウがいきなり仲間であったはずのオロチを裏切り首を斬った際には、かなりの福耳を持っている福ロクジュは、いち早くその場の状況を読んでかつての仲間を裏切りカイドウ側に寝返っていました。20年前においても裏から支えていた光月家の後継者となる光月おでんが処刑されるとなった際も即座に裏切り、執念深いオロチ側についていることから彼は世渡り上手なのかもしれません。

かつて仕えてきた主人がピンチになった際には、自分の命を懸けてでも守り抜こうとはせずすぐに情勢が優位な側につくという行動をとってきた福ロクジュは、心から尊敬できる主人に出会ったことがなかったとも考えられます。そこで、次々と仲間を裏切り敵側に寝返りながら自分の立場を変えていくことができる福ロクジュの本当の狙いや正体とは？気分屋であるカイドウやかつての主人オロチとの関係、謎の行動についても紹介します。

4億8000万部の世界累計発行部数を2021年2月の時点で記録している「ワンピース（ONE PIECE）」は、海外でも人気が高い漫画となっています。8000万部の海外での累計発行部数を記録しているワンピースは、1999年よりフジテレビ系列によってテレビアニメとしても放送されました。思わず吹き出してしまう魅力的なギャグシーンや号泣せずにはいられない感動的なエピソードが盛り込まれている作品として人気となっています。

東映アニメーション製作のアニメとしては最長のロングランとなっているワンピースは、週刊少年ジャンプ（1997年7月・34号）によって連載がスタートし現在も連載中の漫画です。98巻（2021年2月の時点）まで刊行されているワンピースは、熊本県出身の尾田栄一郎さんによって描かれています。ギネス世界記録にも認定されたワンピースは、週刊少年ジャンプでは二番目に長期連載の漫画作品となりました。

四皇の一人である赤髪のシャンクスと出会ったことで、海賊王になると心に誓ったルフィは幼いながらも地道に修業を積み重ねついに海賊として海に出る年齢に達しました。麦わらの一味として活動していくようになるルフィは、はじめに海賊狩りと呼ばれていた男気があるゾロを仲間にしていきます。次に訪れた街では海賊専門の泥棒であり優れた航海術を持つナミと仲間になり悪さをする海賊を倒していくことになりました。

ワンピースで数々の裏切りを働いている福ロクジュは、20年前は光月家を裏から支える人物として活躍していました。しかし、ワノ国において将軍となったオロチや凶悪なカイドウらの策略によって主人として仕えていた光月おでんが処刑されると決まった際には早々に裏切り、その他のお庭番衆たちを引き連れて執念深いオロチ側につくようになります。正体や信念が掴みにくい福ロクジュは状況によって立場を変えていました。

• 名前：福ロクジュ（ふくろくじゅ）
• 出身：ワノ国
• 所属：忍者隊であるオロチお庭番衆
• 役職：オロチお庭番衆の隊長（百獣海賊団の真打ちより格上）
• CV（声優）：尾形雅宏
• 容姿：福耳や頭部、顎鬚が異常に長く、サングラスをかけている
• ライバル：赤鞘九人男の雷ぞう
• 過去：20年前は光月家を支えていた

福耳や頭部、顎鬚が異常に長い福ロクジュは、常にサングラスをかけており素顔は見せていません。かつては赤鞘九人男の一人でありごぼう巻が大好きな雷ぞうとはライバル関係となっていましたが、光月家を裏切ったことで敵対する関係となってしまいます。オロチお庭番衆という忍者隊の隊長を務めていた福ロクジュでしたが、四皇の一人であるカイドウによってオロチが死亡した際にはあっさりと裏切りカイドウにつくことになります。

ワンピースで異常に長い頭を披露している福ロクジュは、かつて仕えてきた光月家を裏切り、策士であるオロチ側についています。その後は自分が仕えていたオロチが目の前で首を斬られてしまったため躊躇することなく凶悪なカイドウの申し出通りに味方についていました。そのため、数々の裏切りを働いてきている福ロクジュの狙いや正体とは？と囁かれるようになります。

そこで、かつての自分の上司が不利な状況になったり、殺されたりした場合はいち早く強い相手の部下になる福ロクジュの狙いや正体について考察していきます。かつてワノ国においてヤクザの大親分を務めていた花のヒョウ五郎と共に光月家を裏から支えていたのが長い顎鬚をたくわえている福ロクジュです。主人が邪悪なオロチと酒癖が悪いカイドウらの策略によって処刑された際に花のヒョウ五郎は彼らの部下になることを拒んでいます。

それに対して、かつては同じように光月家を裏でささえていた福ロクジュは、主人である光月おでんの処刑が決まった際には即座に他の仲間であるお庭番衆たちをそそのかして顔がでかいオロチ側につくようになりました。同じように光月家を支えていた二人でしたが、主人が処刑されるという状況になった際には真逆の判断を下し、それぞれの道を歩むことになったのです。福耳の福ロクジュにはそれほど忠誠心がないようです。

かつてはワノ国においてヤクザの大親分を務めていた花のヒョウ五郎と共に光月家を裏から支えていた福ロクジュでしたが、光月家に対してそれほど厚い忠誠心を持っていなかったのか、後継者となった光月おでんがあまりにも勝手な振る舞いをしていたことであきれ果ててしまったのか、カリスマ性が高い光月おでんが処刑されるとなった際には進んでオロチ側についていました。

ワンピースでは次々と主人を裏切り敵側にすんなりとついて働いている福ロクジュの狙いや正体はCP機関の人間なのではないかと囁かれるようになります。その理由としてはすんなり鎖国政策を優先するオロチ側についたということは、鎖国政策を賛成していると考えることができるからです。鎖国政策を望んでいる人物や組織としては、その他に世界政府をあげることができます。

空白の100年について調べることを禁止している世界政府は、自由に海外へ出かけたり他の国との貿易が盛んになったりした場合は自分たちにとって不利な状況になると考えているようです。そのため、鎖国政策を尊重していました。もしも、世界政府が関係しているのだとしたらCP機関の人間であることは十分に考えることができるでしょう。CP機関の人間としてワノ国に潜入していた場合、鎖国政策を守れれば主人は誰でもいいわけです。

ワンピースでかつて立派な光月家を裏から支えていたのは、金剛力士のような屈強な体格を持っていた花のヒョウ五郎と異常に長い福耳を持っていた福ロクジュでした。豪剣としても活躍していた花のヒョウ五郎は、ワノ国一のヤクザの大親分として裏社会を取りまとめていましたが、裏から支えていた光月おでんが処刑されたことで、将軍となったオロチから自分の部下になるようにいわれます。

すぐに裏切りを働く福ロクジュとは異なり、仁義と情に厚い花のヒョウ五郎はそれを拒んだために危険人物として20年に及ぶ牢屋生活を強いられることになりました。心身ともに疲弊してしまった花のヒョウ五郎はかつての大きな身体もかなり小さくやせ細ってしまったのです。そんなワノ国一のヤクザの大親分であった花のヒョウ五郎の代わりに裏社会を仕切るようになったのが居眠り狂死郎でした。

かつてカリスマ性を放っていた光月家を支えていたのが、男気のある筋の通った態度を見せることができる花のヒョウ五郎と何を考えているのか正体が不明な福ロクジュであったように、ワノ国において将軍となったオロチに仕えるようになったのは、数々の裏切りを働いている福ロクジュと狂死郎一家の親分を務めている居眠り狂死郎となったのです。

ワンピースでつり目でリーゼント頭を披露している居眠り狂死郎は、黒炭家御用達両替屋として活躍していくようになります。「狂死郎親分」とワノ国の民衆からは呼ばれるようになった狂死郎は、部下や仲間がやられた際には容赦しない男らしさを披露していました。さらに、将軍であるオロチに逆らった者も容赦しないという厳格さを持っているため、主人であるオロチからも厚い信頼を寄せられる存在となっていきます。

オロチお庭番衆の隊長として活躍している福ロクジュは、仲間を大切にする主人に忠実な狂死郎とは特にいがみ合うこともなく良好な関係を築いているようでした。お互いに主人であるオロチの部下として忠実に働いています。利害関係が一致している際にはお互いに良好な関係を築くことができたようです。しかし、主人であるオロチが仲間であったはずのカイドウに首を斬られた際には、薄情な福ロクジュは即座に寝返っていました。

ワンピースでワノ国において将軍を務めていたオロチに仕えていた福ロクジュですが、目の前で四皇の一人であるカイドウに首を斬られているオロチの姿を見てすぐに裏切りを働いていました。凶悪なカイドウにこのまま自分と戦うか、自分の仲間になって戦うかの選択を強いられた際も迷いなくカイドウの味方になるといい放っています。しかし、かなり不審な行動をとっているためかなり怪しまれることになりました。

そこで、即座に凶悪なカイドウの部下となるといい放った福ロクジュですが、上司となったカイドウとの関係や実は裏切りを働いている？などについて考察していきます。985話～986話において仕えていたオロチが首を斬られたことで即座にカイドウ側についた福ロクジュでしたが、990話において反逆の意志を持った者たちが乗り込んできた際には一人でさっと姿を消してしまいました。

彼同様にカイドウ側につくと意思表示した元見廻り組総長を務めているホテイもその不審な行動に疑問を抱いているようでした。多くを語らず仲間内での争いも好まない福ロクジュは本当に凶悪なカイドウに仕えるつもりがあるのでしょうか？数々の裏切りを働いている福ロクジュであるため、このような不審な動きがある状況ではカイドウに仕える気は感じられないといえるかもしれません。

ワンピースで正体が明らかになっていない福ロクジュが四皇の一人であるカイドウに仕えない場合はどのような行動をとるつもりなのでしょうか？数々の裏切り行動と不審な行動から照らし合わせていくとさまざまな可能性を考えることができます。目の前で首を斬られたはずのオロチが生きている場合は、密かに死亡したはずのオロチのところへ向かい策士であるオロチの指示に従うのかもしれません。

海賊になりたくないと思っている場合は、完全にカイドウに支配されると考えた福ロクジュは、ワノ国を諦めて海外へ逃亡しようとしたとも考えられます。さらに、かつて仕えていた光月スキヤキが実は生きていた場合は、これらの状況を伝えるために争いに紛れて光月スキヤキの元へ向かったとも想像することができるでしょう。光月家を裏切っていなかった場合は、最後の希望であるモモの助を助けに行ったのかもしれません。

正体がCP機関の人間の場合は、鎖国政策を行ってきたワノ国もコントロールすることができないと諦め、任務を終了して帰ろうとしていたとも考えることができます。正体が明らかになっていない福ロクジュは、誰を本当の主人として忠誠を誓っているのかがはっきりとわかっていないため、さまざまな可能性を考えることができるでしょう。

ワンピースで数々の裏切りや不審な動きをしている福ロクジュの本当の狙いがロードポーネグリフの場合はどうでしょうか？正体が明らかになっていない福ロクジュは、その時々の情勢によって上手く自分の立場を見極めて行動しています。かつての主人であるオロチが殺されて状況が不利になると酒癖が悪いカイドウのいいなりになって部下になる道を躊躇なく選んでいました。

彼が流れに身を任せていたのは、本当の目的は別に会ったからなのかもしれません。ロードポーネグリフの写しが鬼ヶ島にあるとされていますが、その事実は明らかになっていませんでした。何を考えているのかわからない福ロクジュも実はロードポーネグリフの写しを必死に探していたのかもしれません。この場合は世界政府のCP機関の人間として動いていると考えることができるでしょう。

常にサングラスをかけている福ロクジュは、数々の謎の行動をしているためかなり正体が掴めないキャラクターとなっていました。そこで、不審な行動が多い福ロクジュの戦いの最中に向かった場所や単独で動いている理由、かつての主人であるオロチの生死についても考察していきます。ワノ国において将軍を務めていたオロチが今まで一緒に酒を飲んでいた仲間のカイドウにあっけなく首を斬られてしまいます。

その後ライブフロアにおいて壮絶な戦いが繰り広げられることになりました。ワノ国の侍たちは麦わらの一味たちを場内へ送り込もうと必死に突進していきます。四皇の一人であるカイドウの城を守ろうとするお庭番衆らはそれに立ち向かって戦っていました。

新たな主人となったカイドウの城をバックにして戦っている自分の部下であるお庭番衆らを放っておくかのように、何を考えているのか理解し難い存在の福ロクジュは、ササっと逆方向へ向きを変えて走り去っていきました。その行動を見ていたホテイは、かなり不審そうな表情を浮かべています。そのため、謎の行動が多い福ロクジュは、凶悪なカイドウの城内に急いで向かったと考えることができるでしょう。

自分が仕えていた主人であったオロチが死亡した際には、いち早く仲間になることをカイドウに申し出ていた福ロクジュでしたが、その後すぐに同じくカイドウの仲間になるといい放っていたのは、見廻り組の総長を務めているホテイでした。

麦わらの一味たちを迎えて戦っている際に同じ立場にいるはずのホテイは戦いとは逆の方向へササっと消えていく福ロクジュに不信感を抱いているため、明らかに福ロクジュが単独行動をしているということがわかります。戦いの場から離れて城内へ向かった福ロクジュが単独行動をしている理由は今後少しずつ明らかになっていくのでしょう。

不審な行動が多いと注目を集めている福ロクジュは、なぜ、戦いの最中に急いで城内へ駆け込んだのでしょうか？走ってその場を去っていることからも急ぐ必要がある重要な用事があるからだと考えることができます。城内へ向かったことが事実の場合は、場内で首を斬られてしまったオロチのところへ向かったのかもしれません。

数々の裏切りを働いている福ロクジュですが、今回の裏切りは首を斬られているはずのオロチが実は生きていたからその状況を隠すために即座にカイドウに寝返ったとも考えることができます。もし、首を斬られたはずのオロチが生きているのだとしたら事前に執念深いオロチに何かの指示を受けていたのかもしれません。

• 名前：尾形雅宏（おがたまさひろ）
• 血液型：不明
• 生年月日：1972年5月5日
• 出身地：千葉県
• 職業：声優
• 声優デビュー：1990年
• 所属事務所：悟空

さまざまな裏切りを働き何を考えているのかよくわからない福ロクジュの声を担当したのは声優の尾形雅宏さんです。声優の尾形雅宏さんは、かつてはイベント企画会社である元氣プロジェクトに所属して声優活動をしていましたが、現在は悟空に所属しています。1990年から声優活動を始めた尾形雅宏さんは、テレビアニメやゲーム、劇場アニメ、OVA、Webアニメなど幅広く活動をしています。

声優の尾形雅宏さんの主な出演作品には、サイレントメビウスのディロス役や南海奇皇の上水流役、レレレの天才バカボンのアナウンサー役、ミツオ役、SHADOW SKILL -影技-のバル役、エデンズボゥイのベルナール役、人造人間キカイダー THE ANIMATIONのグリーンマンティス役、電光超特急ヒカリアンの特車隊イーワンスナイパー役、南海ラピート役などがありました。

その他のテレビアニメとしては、攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIGのアズマ役、探検ドリランド -1000年の真宝-のハニワ王役、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Societyのアズマ役、WOLF'S RAINのセド役、藍より青しの内田くん役などがあります。

ワンピースにおいて最後のコマでシルエットだけが登場した人物について注目が集まっていますが、その人物が福ロクジュだったら嬉しいとコメントしている人もいました。心優しく大きな器を持った光月おでんの家臣として忠誠を誓って戦っている赤鞘九人男やワノ国の人たち以外の印象があまりよくないため、謎めいている福ロクジュだったらいいなと考えている人は意外と多かったようです。

麦わらの一味たちが凶悪なカイドウの城に攻めてきた際に敵と戦わず、逆方向へ走っていった福ロクジュの行動が怪しいと感じていた人は多かったようです。仲間に何もいわずに単独行動をしているため、同じ立場のホテイからも不審がられることになりました。長い頭に長い福耳を持っている福ロクジュは数々の裏切りを重ね不審な行動が多いためどのような人物なのかと正体を知りたがる人も多くいました。

ワンピースにおいて謎めいているキャラクターである福ロクジュに対して「やっぱ味方でいいんだよな」と確認するかのように感想を寄せている人もいました。数々の不審な行動をしている福ロクジュですが、最終的には味方であって欲しいと考えている人も多かったようです。独特な容姿をしている福ロクジュは、当初は光月家に仕えているため心根は真っすぐな人物ではないかと考えている人もいました。

一旦主人と決めた相手に対しては忠実な姿を披露している福ロクジュは、状況に応じて主人をコロコロと変えているため、数々の裏切りをしてきた人物ともいえるかもしれません。当初は光月家に仕えていたものの、跡取りである光月おでんの処刑が決まった際には簡単にオロチに寝返っていました。さらに、短気なオロチが首を斬られた際にはカイドウに従っているため本心が読みにくいキャラクターとなっています。