2021年02月06日公開
2021年02月06日更新
【終わりのセラフ】柊暮人はどんな人物?声優キャストや強さ・グレンとの関係も紹介
「終わりのセラフ」の柊暮人はどんなキャラクター?について見ていきます。柊暮人のプロフィールや「暮人ポーズ」と言われているポーズを紹介し、柊暮人と関わりのあるキャラクターである白夜優一郎や一瀬グレンとの関係について見ていきます。また、白夜優一郎と戦った柊暮人の強さについて考察します。さらに、アニメ「終わりのセラフ」で柊暮人を担当している声優・前野智昭についても紹介していきます。
目次
終わりのセラフの暮人とは?
終わりのセラフの作品情報
「終わりのセラフ」はジャンプスクエアで連載中の漫画で、原作は鏡貴也、作画は山本ヤマト、コンテ構成は降矢大輔、コミックは第22巻まで発売中です。また、漫画の原作者・鏡貴也によって講談社ラノベ文庫から、小説「終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅(カタストロフィ)」と、続編「終わりのセラフ 一瀬グレン、19歳の世界再誕」が刊行されています。2015年にアニメ版がTOKYO MX他で、全24話放送されました。
終わりのセラフの概要
「終わりのセラフ」は、ラノベ作家の鏡貴也が漫画原作を初めて手掛けた作品で、学園ダーク・ファンタジーとなっています。小説の主人公は15~16歳の一瀬グレンで、漫画の主人公は16歳の白夜優一郎、一瀬グレンは24歳となって登場します。
終わりのセラフのあらすじ
人間世界に恐ろしいウイルスが蔓延したことで大人たちは皆死亡し、子どもたちだけが残されました。白夜優一郎をはじめとする子どもたちは地下都市に監禁され、吸血鬼に血液を採取される日々を過ごしています。優一郎はミカエラたちと脱走する計画を立てますが、吸血鬼に気づかれ、ミカエラたちは殺され、優一郎だけが地上に戻ることができました。4年後、吸血鬼に復讐するため、優一郎は日本帝鬼軍に入隊しました。
柊暮人のプロフィール
「終わりのセラフ」の柊暮人(ひいらぎくれと)は、呪術組織「帝ノ鬼」の宗家である柊家の次期・当主候補の一人です。異母妹は柊真昼と柊シノア、異母弟は柊征四郎、義弟は柊深夜です。日本帝鬼軍の中将ですが、実際には帝鬼軍を思うままに動かす権力を持っています。吸血鬼を滅ぼすためなら人間でさえも犠牲にしても構わないという非情な思想の持ち主です。吸血鬼壊滅の後、帝鬼軍による世界支配を画策しています。
暮人ポーズとは?
柊暮人といえばこれ、というポーズがあります。そのポーズとは、上の画像のように顔の前で3本の指を大きく開くポーズのことです。このポーズ自体に特に意味はないということですが、柊暮人といえばこのポーズと言われるほど浸透しています。
終わりのセラフの暮人のアニメ声優
前野智昭のプロフィール
「終わりのセラフ」の柊暮人の声優・前野智昭は1982年5月26日生まれ、茨城県出身、「アーツビジョン」所属の声優です。「ドラゴンボール」が声優を目指すきっかけで「アミューズメントメディア総合学院」と「日本ナレーション演技研究所」で学びました。声優として最初は吹き替えが多かったのですが、アニメに興味を示し、2008年「図書館戦争」で主要キャラの堂上篤を演じ、その後も数々のアニメで主要な役を演じています。
前野智昭の主な出演作品
声優・前野智昭の主な出演作は、2010年「アマガミSS」橘純一、2011年「遊☆戯☆王ZEXAL」オービタル7、2013年「弱虫ペダル」福富寿一、「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEシリーズ」カミュ、「八犬伝-東方八犬異聞-」犬飼現八、2014年「暁のヨナ」ハク、2015年「スタミュ」空閑愁、2016年「ツキウタ THE ANIMATION」弥生春、2018年「覇窮 封神演義」聞仲、2019年「あんさんぶるスターズ!」氷鷹北斗。
終わりのセラフの暮人の強さや能力
強さ①吸血鬼との力関係
柊暮人と吸血鬼の力関係について見ていきますが、その前にまず第十三位始祖の吸血鬼クローリー・ユースフォードと戦った一瀬グレン(通常時)の強さを見ていくと、グレンは柊深夜と共に戦ってもクローリー・ユースフォードに全く歯が立ちませんでした。このグレンよりも強いとされているのが柊暮人です。しかし、柊暮人であっても一人で上位にある吸血鬼を倒せるほどの強さはないと見られています。
強さ②終わりのセラフとなった優一郎と戦うシーン
柊暮人の強さについて、名古屋決戦編で終わりのセラフとなった白夜優一郎と戦うシーンでの柊暮人の強さを見ていきます。「終わりのセラフ・滅びの悪魔」を操る柊暮人は「終わりのセラフ・塩の王」となった白夜優一郎に対して雷で攻撃し、優一郎を叩きのめすことができました。その後、柊暮人と優一郎は剣で直接対決となりますが、優一郎によって撃退されました。
このように、柊暮人の強さは人間の中では最強といえるレベルにあるのは間違いないのですが、やはり悪魔アバドンさえも一振りで撃破する「終わりのセラフ 第二ラッパ 塩の王」を持つ白夜優一郎には敵わないということです。
終わりのセラフの暮人とグレンの関係
関係①強制的に部下にしグレンの父親を人質にする
柊暮人は一瀬グレンの強さを看破し、強制的に自分の部下にしました。柊暮人は命令を忠実に遂行するグレンを部下として信頼していました。そんな忠実なグレンに対して柊暮人はグレンの父・一瀬栄を人質にして、グレンに柊真昼の処刑を命令しました。この時、グレンが真昼の阿朱羅丸を持って帰ることができたので、柊暮人はグレンの父の処刑を延期しました。しかし、結局グレンの父は「帝ノ鬼」たちによって処刑されてしまいました。
関係②グレンが二重人格であることを知っている
一瀬グレンには二つの人格があるのですが、柊暮人はこのことを理解しています。グレンのもう一つの人格は、目的のためには殺人さえも行うという所が柊暮人の性格と合っています。そのため、柊暮人はこの人格を大いに利用しているということです。通常時のグレンはもちろん柊暮人の忠実な部下ですが、もう一つの人格ではただの上下関係ではないとも言われており、二人の関係について今後の物語の展開が注目されています。
終わりのセラフの暮人の家族
柊真昼
柊真昼は柊暮人の異母妹で、同母の姉が柊シノアになります。柊家の次期・当主候補とされています。一瀬グレンとは幼なじみで当時から互いに好意を寄せていましたが、柊家の事情により離れ離れにされ、高校で再会しました。高校では「白夜教」側となり、グレンとは敵対関係になりました。柊真昼は「阿朱羅丸」を宿して生まれてきた鬼で、吸血鬼クルルとの交渉によって吸血鬼となります。
柊シノア
柊シノアは漫画版「終わりのセラフ」のヒロインです。柊暮人の異母妹で、「月鬼ノ組」所属で、後に「柊シノア隊」を結成します。柊シノアは「四鎌童子」と混ぜられた状態で生まれました。天才と称される姉の真昼とは違った次元での天才で、鬼を何体でも受け入れることができる力を持っていると言われていますが、本人にその自覚はありません。白夜優一郎に好意を寄せているようです。
柊征志郎
柊征四郎は「日本帝鬼軍」の少将で、柊暮人の異母弟です。実力は柊暮人や柊真昼よりも下で、当主候補の一人に数えられていませんが、柊暮人への対抗心は持っています。柊家の一員として一瀬グレンに対して見下す態度をとります。しかし、一瀬グレンの策略で柊暮人をスパイと疑い、柊家での立場が悪くなり、グレンに報復するも逆に打ちのめされました。
柊深夜
柊深夜は「日本帝鬼軍」の少将で、柊家の養子です。一瀬グレンとは仲が良く、互いにフォローし合って、良いコンビネーションを見せます。一瀬グレンは花依小百合、十条美十、雪見時雨、五土典人たちとチームを組み、活動しています。高校時代に鬼呪装備として「白虎丸」と契約しています。柊真昼は柊家が決めた婚約者です。
終わりのセラフの暮人に関する感想や評価
『俺がお前を導いてやる』
— にっか(nikka)☪︎⋆。˚ (@cocos2nikkasama) March 9, 2019
____
柊暮人たん
残酷で傲慢だけど忠実な部下たちは信頼してるし思いやりみせるとこ好きです
本編では頑張ってる最中だね...
あ、最新刊買わなきゃ🙄#セルフィコーデ #終わりのセラフ pic.twitter.com/SPJL9ofSyH
「終わりのセラフ」の柊暮人は冷徹で傲慢な完璧主義者というキャラクターとして描かれていますが、時には思いやりを見せたり、部下から信頼されているところなどが好きだという感想です。
柊暮人の好きなところは効率主義合理主義なところ だから目的達成に必要ならなんでも使う っていうイメージを持っている ドラマCD聞いて思ったけどやっぱこう 圧倒的に正しいんだ暮人様…必要なら激詰めしてくるけど必要以上の嫌味も言わないし認める時は認めるし うん 組織の長向いてると思う
— N子 (@nazumoumou) January 6, 2016
「終わりのセラフ」の柊暮人の合理主義なところ、目的のためならどんな手段でも使うところなどが好きだということです。そして、無駄なことは言わず、認めるべきところは認める、この柊暮人のような人物は組織の長にふさわしいという感想です。
この柊暮人の自信良いよなあ…柊家の傲りで発しているのではなくそこで確実に身に付けて手元にあるからこそ言えるんだろうな、誰とも比べない、そこにあるから、そして自分はここにいる、主張していて揺るがないのが本当に素敵だ。柊家は色んな思いと考え方があるなあ
— ゆゆ (@kyuchi35) December 1, 2015
「終わりのセラフ」の柊暮人は圧倒的な自信に満ちており、誰とも比べず、何があっても揺るがないところ、そんな柊暮人が素敵だという感想です。
終わりのセラフの暮人まとめ
いかがでしたか?「終わりのセラフ」の柊暮人の強さと白夜優一郎や一瀬グレンとの関係と「暮人ポーズ」について見てきました。強さでは白夜優一郎には勝てませんが、人間としては最強と言われていました。一瀬グレンとは上司と部下という関係ですが、グレンのもう一人の人格の時、柊暮人とグレンの関係はただの上下関係ではないと考えられています。そんな柊暮人に注目して「終わりのセラフ」をお楽しみください。