2021年02月10日公開
2021年02月10日更新
【耳をすませば】お父さんの声優は下手くそ?セリフが棒読み・なまりの理由は?
大人気アニメ「耳をすませば」はスタジオジブリの名作です、そんな「耳をすませば」に登場するお父さんの声優が下手くそ?そして、セリフが棒読みでなまりがあると話題になりました。この記事は「耳をすませば」に登場するお父さんに関する記事です。耳をすませばのお父さんの声優は下手くそ?棒読みの理由も考察していき、お父さん以外にもジブリには棒読みのお父さんが登場?そしてお父さんの名言や名セリフ集を紹介していきます。気になるお父さんに関する感想や評価についてまとめました。意外な事実が判明!早速見ていきましょう。
目次
耳をすませばのお父さんとは?
耳をすませばに登場するお父さんは主人公「月島雫」の父親です。温厚で穏やかな性格です。文章を作成した際は、文章が一行抜けているのをお母さんに指摘されるまで気付かないといった所や、仕事がある日を忘れたりと、どこか抜けている部分もあります。雫が受験間近で小説に夢中になり成績を落とした時は、優しい言葉をかけ温かく見守っていました。ジブリ作品には今まで描かれなかった全く新しいお父さんとなっています。
耳をすませばの作品情報
大人気となったスタジオジブリ作品「耳をすませば」に関する作品情報について紹介していきます。穏やかな性格で優しく名言を残したお父さんが登場する「耳をすませば」の概要や「耳をすませば」のあらすじを紹介していきます。
耳をすませばの概要
耳をすませばの作品概要について紹介していきます。耳をすませばは原作柊あおいさんによる漫画作品です。1995年にスタジオジブリが映画化されます。設定やストーリーが原作漫画とは異なっています。受賞歴は第13回ゴールデングロス賞最優秀金賞を受賞、日本映画奨励賞受賞するなど数多く賞を受賞されています。
耳をすませばのあらすじ
耳をすませばのあらすじを紹介していきます。中学三年生になる月島雫は読書が好きです。ある日、父が勤める図書館で自分が借りた本の読書カードに毎回「天沢聖司」という名前が記されている事に気が付き、どんな人なのか思いを馳せます。ある日、電車内で出会った猫に導かれるように、地球屋という不思議な店に迷い込んでしまい、その後自分のやりたい事を模索し天沢聖司との恋を描く物語となっています。
お父さん(月島靖也)のプロフィール
耳をすまぜばに登場する主人公「月島雫」のお父さんのプロフィールを紹介していきます。耳をすまぜばに登場するお父さんのフルネームは「月島靖也」です。図書館に勤務しながら郷土史家としての一面も併せもっています。年齢は45歳です。「月島靖也」の声優は「立花隆」さんです。
お父さんの仕事
耳をすまぜばに登場するお父さんである月島靖也の仕事について紹介していきます。本編では登場する機会も少ないお父さんですが、月島雫には優しくも厳しい言葉をかけていました。そんな月島靖也の仕事は、市立の図書館で働く司書をやっています。図書館は電子化が進んでいない為、図書カードでの貸し出しとなっていましたが、バーコードに切り替わると語っています。
また、お父さんには図書館勤務だけでなく郷土史家という仕事も持っています。実は郷土史家として働く描写が描かれています。それは月島雫がお弁当を届けた際、お父さんは郷土史家として資料の整理をしている描写が描かれています。靖也には、図書館勤務以外にはもう1つの仕事があり、実はこちらが本業の仕事で郷土史家です。
お父さんの性格
耳をすませばに登場するお父さんの性格について、劇中でもお父さんは声を荒げて怒る事もなく、基本的には何でも優しく接しており、穏やかで落ち着いた性格です。受験生の雫が成績を落とし姉と大喧嘩した際は、止めに入り、大声で怒鳴る様なことはありませんでした。お父さんは雫に対しても非常に冷静で最終的には雫のやりたいようにさせるなど、子供の意見を尊重する事が出来る性格です。
耳をすませばのお父さんの声優は下手くそ?棒読みの理由も考察
耳をすませばに登場する月島雫のお父さんの声優は独特のなまりがある特徴的な声優です。またセリフも棒読みの様な語り口です。ここではそんな耳をすまぜばに登場するお父さんの声優は下手くそなのか?そして棒読みの理由も考察していきます。
お父さん声優について紹介し、お父さんの声優は下手くそなのか?お父さんの声優が棒読みの理由や独特のなまりは何弁なのかについて紹介していきます。お父さんが棒読みである理由は意外な事実が隠されていました。早速見ていきましょう。
お父さん役の声優は立花隆
耳をすませばのお父さんの声優は下手くそなのか?そして、なまりが残り棒読みとされる理由について考察していきます。耳をすませばに登場するお父さんの声優は「立花隆史」さんです。「立花隆史」さんは実はプロの声優ではありません。「立花隆史」さんの本業は、ジャーナリストで作家、そして評論家です。
かつて文藝春秋にて当時の内閣総理大臣であった田中角栄の田中金脈事件を記事にしました。そして田中角栄ロッキード事件について調べ田中角栄の退陣の要因を作ったと云われています。1984年に第45回文藝春秋読者賞を受賞されています。
お父さんの声優は下手くそ?
耳をすませばのお父さんの声優は下手くそなのか?について紹介していきます。耳をすませばに登場するお父さんの声優はプロの声優の方ではありません。耳をすませばに登場するお父さんの声優である「立花隆史」さんの本業はジャーナリストです。プロの声優ではないので、独特な演技やセリフになまりが残り棒読みで下手くそと云われています。
下手くそな理由としてはプロの声優ではない事、セリフになまりがあり棒読みに聞こえる等があります。棒読みでなまりがあるセリフは、下手くそに聞こえているお父さんですが、逆にプロでは出せない味のあるお父さんを演じ話題となりました。
お父さんの声優が棒読みの理由
耳をすませばのお父さんの声優は下手くそなのか?そして、なまりが残り棒読みとされる理由について考察していきます。お父さんの声優がなまりがあり棒読みの理由としてして、プロの声優を起用してない事が挙げられます。お父さんの声優「立花隆史」さんの本業はジャーナリストです。なぜ「耳をすませば」の声優として起用したのか?それは、ジブリのスタッフ向けの勉強会で「立花隆史」さんが講師として参加したのが縁です。
その後、本作品である「耳をすませば」製作中にお父さんの声優が見つからずに講師だった「立花隆史」さんに決まりました。宮崎駿監督は現代の父親像を求めていた為、プロの声優だとお父さんになってしまうと危惧し存在感のある声優を求めていました。棒読みでなまりがありプロの声優ではない独特のお父さんとして適任とされ「立花隆史」さんが起用されました。
お父さんのなまりは何弁?
耳をすませばのお父さんの声優は下手くそなのか?そして、なまりが残り棒読みとされる理由について考察していきます。お父さんのなまりは茨城県の水戸の言葉のなまりです。声優として「立花隆史」さんを起用したプロデューサーの鈴木さんは上手い下手は関係なく訛りがほしかったと語っています。そして、プロの声優では出来ない本物のお父さんだと語っています。
耳をすませばのお父さん以外にもジブリには棒読みのお父さんが登場?
耳をすませばのお父さん以外にもジブリには棒読みのお父さんが登場?ジブリ作品にはそれぞれ代表作にお父さんが登場しています。ここではそんなお父さん達が棒読みで登場しているのかについて紹介していきます。となりのトトロより草壁タツオ、魔女の宅急便よりオキノ、そして崖の上のポニョよりポニョのお父さんについて紹介していきます。早速見ていきましょう。
となりのトトロ/草壁タツオ
耳をすませばのお父さん以外にもジブリには棒読みのお父さんが登場している作品の一つとして、「となりのトトロ」の草壁タツオがいます。草壁タツオはサツキとメイのお父さんです。草壁タツオ役は糸井重里さんです。
糸井重里さんはプロの声優ではありません。棒読みに聞こえますが子供達と宮崎駿監督は何でも知ってるお父さんではなく一緒に遊ぶお父さんを求めていた為、プロの声優ではなくコピーライターでタレントである糸井重里さんを起用しました。
魔女の宅急便/オキノ
耳をすませばのお父さん以外にもジブリには棒読みのお父さんが登場している作品の一つとして、「魔女の宅急便」のオキノがいます。オキノはキキのお父さんです。オキノ役は三浦浩一さんです。三浦浩一さんは俳優でプロの声優ではありません。温厚で優しいお父さんとして描かれています。声優としての仕事はこの一本だけだと云われています。
崖の上のポニョ/ポニョのお父さん
耳をすませばのお父さん以外にもジブリには棒読みのお父さんが登場している作品の一つとして、「崖の上のポニョ」のフジモトがいます。フジモトはポニョのお父さんです。フジモト役は所ジョージさんです。所ジョージさんは自称シンガーソングコメディアンです。数多くの冠番組を持つ人気タレントとして活躍されています。ポニョのお父さんとしていい味のある演技で話題となりました。
耳をすませばのお父さんの名言や名セリフ集
耳をすませばに登場するお父さんの名言や名セリフ集について紹介していきます。普段から優しく穏やかな性格のお父さんですが、作中で語られるセリフは印象的で奥が深い名言と話題になりました。ここではそんな耳をすませばに登場するお父さんの名言や名セリフ集について紹介していきます。早速見ていきましょう。
お父さんの名言①「雫のしたいようにさせようか…」
耳をすませばのお父さんの名言や名セリフ集みを紹介していきます。耳をすませばに登場するお父さんの名言や名セリフ集として、「雫のしたいようにさせようか…」というセリフがあります。受験生である雫が小説にのめり込み成績を落としてしまいます。そして、成績の事で姉の汐と雫が大喧嘩しお父さんが喧嘩を止めます。その後、お母さんを交えて雫と三人で話すシーンででた名言です。
試したい事があると語る雫は、その試したい事が何故そこまでして大切なのかを答えようとはしませんでした。大事な受験よりも優先させ成績を落としてしまった雫の試したい事がわからないままですが、雫の行動を優しく認めたお父さんの名言です。お父さんは図書館で何かを一生懸命に頑張る雫の姿を何度も見ていたので容認しました。最後まで渋っていたお母さんも最後には容認します。
「雫のしたいようにさせようか、母さん。一つしか生き方がないわけじゃないし」
お父さんの名言②「人と違う生き方は…」
耳をすませばのお父さんの名言や名セリフ集みを紹介していきます。耳をすませばに登場するお父さんの名言や名セリフ集として、「人と違う生き方は…」というセリフがあります。この名言は「雫のしたいようにさせようか…」という名言の後に続きます。
「人と違う生き方は…」の中に込められたお父さんの思いは一般的とされる道ではなく小説の道に進むというのは、しんどいという事を優しく諭した名言です。だから勉強も大事だという事を教えた名言です。
人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。 何が起きても誰のせいにも出来ないからね。
耳をすませばの主なキャラの声優一覧
耳をすませばの主なキャラの声優一覧について紹介していきます。耳をすませばには数多くのキャラクターが登場しています。ジブリ作品では名だたるスターが声優として参加していました。耳をすませばに登場するキャラクターの声優を紹介していきます。今や大人気となっているあの人も参加しています。気になる耳をすませばに登場するキャラクターの声優を紹介していきます。
月島雫役/本名陽子
耳をすませばの主なキャラの声優について紹介していきます。月島雫役は「本名陽子」さんです。「本名陽子」さんは1979年生まれの声優で女優です。1991年に「おもひでぽろぽろ」の主人公の少女期を演じ声優デビューします。
1995年に本作品である「耳をすませば」の月島雫役に抜擢され、主題歌「カントリー・ロード」を歌い新人アーティストトップ10に入りました。ジブリ美術館ライブラリーのナレーションも務めており、多岐にわたり活躍されています。
天沢聖司役/高橋一生
耳をすませばの主なキャラの声優一覧について紹介していきます。天沢聖司役は「高橋一生」さんです。「高橋一生」さんは1980年生まれの俳優です。1990年に「ほしをつぐもの」にて映画デビューし、1995年には本作品である「耳をすませば」の天沢聖司役を演じました。
2015年に「民王」で第1回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第86回ザテレビジョンドラマアカデミー賞にて助演男優賞を受賞されています。2017上半期ブレイク俳優ランキングでは、10代から50代までの男女対象の世代別ランキングにおいて全て首位となり、現在も数多くの話題作に出演され活躍されています。
西司朗役/小林桂樹
耳をすませばの主なキャラの声優一覧について紹介していきます。西司朗役は「小林桂樹」さんです。「小林桂樹」さんは1923年生まれの俳優です。1942年に「微笑の国」の工員役でデビューし、その後は喜劇や社会派ドラマまで幅広く演じました。2010年に逝去。生涯253本もの映画に出演されました。
原田夕子役/佳山麻衣子
耳をすませばの主なキャラの声優一覧について紹介していきます。原田夕子は月島雫の親友で同級生の中学校3年生です。優しくておとなしい性格です。杉好に好意を寄せるも杉村に女心を理解してもらえなかった為、泣いてしまいました。彼女はアン・シャーリーをイメージして描いたとされています。原田夕子役は「佳山麻衣子」さんです。
耳をすませばのお父さんに関する感想や評価
耳をすませばに登場するお父さんは優しく穏やかな性格です。そのなまりがある独特のセリフは印象的でジブリ作品の中でも名言を残したキャラクターとして知られています。そんな耳をすませばに登場するお父さんに関する感想や評価について紹介していきます。印象深くのこるお父さんに関する感想や評価を早速見ていきましょう。
耳をすまぜば久しぶりに全部見たけど、おじいさんやお父さんの言葉が前よりグッときた。我ながら単純……
— 平井琢也 (@hracchi07) January 27, 2017
耳をすませばに登場するお父さんの言葉に感動したという意見が圧倒的に多くありました。登場するシーンは少ないがその言葉は深い名言となり数多くの方に共感され高い評価を得ている事が分かりました。
最近色んなとこで10歳不登校YouTuberゆたぼんの記事見るけど、賛成も反対もしないけど、耳をすまぜばの雫のお父さんの「人と違う生き方は、それなりにしんどいぞ」これは本当その通りだと思う。はい、耳をすませば大ファンです。聖司のじいちゃんも雫の両親も姉ちゃんも出てくる大人が皆素晴らしい映画
— HOUSE& (@housound_aat) May 11, 2019
耳をすませばに登場するお父さんのセリフが実生活でも生きるという感想も数多くありました。中でも名言はやはり「人と違う生き方は…」でした。全くその通りであり、非常に共感される方が多くお父さんは素晴らしいという意見もありました。
耳をすまぜば~
— Yuka。.:* (@xfmb0514x) July 5, 2013
お父さんの声(笑)懐かしい~
あー、音楽ーーー
耳をすませばに登場するお父さんの声優が独特のなまりと棒読みに聞こえるという意見も多くありました。そして、味のある声優で一度聞けば忘れない印象的な語り口調だという感想も数多くありました。耳をすませばに登場するお父さんの声優と音楽が素晴らしいという感想も数多くありました。
耳をすませばのお父さんまとめ
耳をすませばに登場するお父さんの声優は下手くそではなく、リアルを追及した宮崎駿監督たっての希望である事が分かりました。結果としてプロの声優では出せない味のある本物のお父さんを演じる事が出来ました。その独特のなまりで語られるセリフは名言として多くの方が共感を得ていました。耳をすませばに登場するお父さんはリアルなお父さん像として描かれていました。