【ダイの大冒険】敵キャラをまとめて紹介！魔王軍で最も魅力的・人気のキャラクターは？

「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」は1989年〜1996年にかけて、集英社の週刊少年ジャンプで連載されていたバトルファンタジー漫画です。テレビアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は1991年と2020年の2度されており、第1作目は1991年10月17日〜1992年9月24日に全46話が放送。

第2作目は2020年10月3日からテレビ東京系列で放送中（2021年1月現在）で、再アニメ化したことで話題になりました。さらに「ダイの大冒険」は漫画のスピンオフ版やゲーム化などもされています。

かつて魔王ハドラーは勇者パーティーに倒され、世界に平和が戻りました。それから十数年後、魔王が復活し、モンスターが地上に解き放たれます。そして、少年ダイはモンスターに襲われているところを勇者の家庭教師を自称する謎の男アバンと弟子のポップに救われ、彼の弟子となります。その後、アバンが命を落とし、見習い勇者ダイと魔法使いポップはアバンの意志を継ぎ、魔王を倒すべく旅立ちます。

「ダイの大冒険」の敵キャラ一覧、1人目は大魔王バーンです。序盤はカーテン越しでの登場だったバーンですが、ハドラーがダイを氷山に突き落としてアジトに戻ってきたタイミングで初めてその素顔を晒しました。ただ、このときのバーンは老人の姿で、真の姿ではありませんでした。

それでも、ダイとの初めての戦いで、愛用の武器「光魔の杖」を使ってダイの剣をへし折るほどの圧倒的な魔力と強さをみせつけます。そんなダイバーンの最終目標は六国に散らばった黒の核晶入りの柱を使って世界を崩壊させた後に、地上に魔界をつくり、太陽で魔界を照らすことでした。

「ダイの大冒険」の敵キャラ一覧、2人目はハドラーです。ハドラーはかつて世界征服を目論んだ魔王でしたが、勇者アバンに倒された後、バーンの暗黒闘気によって復活しました。復活したハドラーは不死身で、魔王軍の六団長を率いる魔軍司令を任されます。バジル島編でダイと戦ったハドラーでしたが、ヒュンケルやクロコダインの登場で敗北します。

その後、バランが魔王軍を去り、ダイを抹殺できずにいたハドラーは次も失敗したら命はないとバーンに宣告されていました。後がないハドラーはザボエラと組んで、戦いの傷を癒やすダイと仲間たちを奇襲します。しかし、仲間を守りたいダイの逆鱗に触れ、ハドラーはまたも敗北。最終的にハドラーはダイに勝つためだけに魔族を捨てて超魔生物となり、飛躍的なパワーアップを果たしました。

「ダイの大冒険」の敵キャラ一覧、3人目はミストバーンです。バーンの右腕にして参謀役のミストバーンは、絶対的なバーンへの忠誠心を持つ人物です。ヒュンケルの師匠として彼に暗黒闘気を伝授し、魔剣士に育てたのもミストバーンです。また、彼はバーンを愚弄する者には容赦ないところがあり、ロン・ベルクがバーンから仲間になれと誘われるも断ったことに怒り、彼の顔に傷をつけたこともありました。

また、ミストバーンはいつも闇の衣を纏い、決して素顔を見せませんでしたが、終盤でその正体は数百年の間バーンの若い肉体を守る「ミスト」という魔界の魔物だったことが明らかになります。

「ダイの大冒険」の敵キャラ一覧、4人目はキルバーンです。魔王軍の中で暗殺を担当する死神キルバーンは、冥竜王ヴェルザーの配下からの指示で派遣されてきた人物です。表向きは魔王軍側としてダイたちを抹殺すべく動いていた彼ですが、裏ではバーンを監視する役割を担っています。そして、いつでもバーンを殺せるように監視している彼は「バーンを殺せ」という意味で「キルバーン」と名乗っています。

「ダイの大冒険」の敵キャラ一覧、5人目はバランです。魔王軍の六団長の中でトップクラスの実力を持つバランですが、初めからバーンの味方というわけでなく、むしろバーンのライバル・冥竜王ヴェルザーを倒した英雄でした。そして、主人公ダイの父親でもあります。バランは本来、ヴェルザー戦で負った傷を癒やす奇跡の泉にたどり着く前に力尽きる運命でしたが、そこをアルキード王国のソアラに救われます。

彼女がダイの母親となる女性です。しかし、バランが人間ではないことを知ったソアラの父であり国王はバランを追放します。バランに恋をしていたソアラは彼についていく道を選び、2人の間には息子のディーノ（後のダイ）が生まれます。幸せに暮らすバランとソアラでしたが、バランを許せない王は呪文で彼を処刑しようとします。そんなバランをたすけるため、ソアラは彼の代わりに呪文を受けて命を落とします。

しかし、ソアラの父親である国王は彼女のことをを恥晒しと罵るだけでした。そんな国王に対して怒りを爆発させたバランは竜の紋章を光らせてアルキード王国を滅ぼします。バランはこんなどうしようもない人間のために命をかけて冥竜王ヴェルザーと戦ったのか、と嘆き、もっと早く人間の本質に気づいていれば人間を守らなかったのに、と後悔します。

その後、ディーノ（ダイ）も行方不明となり、バランは世界中を駆け巡って息子を探しますが、船がナンパしてしまい、ディーノ（ダイ）は死んだと思い、家族を失った絶望と人間への失望感でいっぱいになりました。そんなバランを魔王軍に招き入れたのがバーンでした。こうして、バランは魔王軍として活動するようになります。

「ダイの大冒険」の敵キャラ一覧、6人目はヒュンケルです。彼は魔王軍不死騎団長ですが、魔族ではなく人間です。彼はアバンの一番弟子ですが、実は師匠のアバンを恨んでいました。かつて勇者アバンがバドラーを倒した後、ヒュンケルを育てた地獄の騎士バルトスも一緒に砕け散ってしまいました。ヒュンケルはそのときバルトスの側にいたアバンが彼を殺害したと思い込み、恨むようになります。

そして、ヒュンケルはアバンの弟子となり、バルトスの仇討ちの機会をうかがっていました。そして、ヒュンケルはとうとうアバンに斬りかかりますが、彼に剣の鞘で払われ、川に落ちてしまいました。アバンは自分がヒュンケルを死なせたと思い込んでいましたが、実際はミストバーンがヒュンケルを助け、魔王軍に引き入れて魔剣士に育てていたのでした。

最終的にヒュンケルはダイたちの仲間となりますが、敵キャラから味方になる魅力的なキャラの1人として人気を集めています。

「ダイの大冒険」の敵キャラ一覧、7人目はクロコダインです。クロコダインは武士道精神を持つ魔王軍の百獣魔団団長です。強者に惹かれるクロコダインは、当初は興味のなかったダイがハドラーに傷を負わせたことを知り、戦いを望むようになります。そして、迎えたダイとの初戦でクロコダインは傷を負わされて敗北。団長の地位が危ないと焦ったクロコダインは卑怯な手を使い、マァムや格下の兵士から批難を受けます。

結局、クロコダインはダイの仲間を傷つけたことで彼の怒りを買い、必殺技を受けて敗北します。最後にクロコダインは涙を流しながら「どうせ負けるなら正々堂々と戦って負ければよかった」と言います。最後は目先の勝利に捕らわれたクロコダインですが、このセリフから最後には武士道精神を取り戻したことが分かります。そして、そんなところもクロコダインの人気の理由の1つとなっているようです。

「ダイの大冒険」の敵キャラ一覧、8人目はフレイザードです。フレイザードはバーンに忠実で優秀な魔王軍の六団長で、その体は左右で氷と炎に分かれています。序盤には魔王軍としてダイたちを大いに苦しめましたが、ファンの間で密かに人気を集めているキャラでもあります。

そんなフレイザードの活躍をみていくと、彼はダイたちを始末させるために死火山を活性化させてダイたちをマグマで抹殺しようとしたり、バジル島で無双の活躍を見せていたフレイザードが、ダイたちを逃さないように禁呪法を使ってレオナを凍らせたりしたこともありました。

その後、フレイザードはミストバーンにもらった最強の鎧を着てダイたちと対峙しますが、ダイの必殺技「アバンストラッシュ」で鎧を壊され、最終的にはミストバーンに踏みつけられて消滅しました。

「ダイの大冒険」の敵キャラ一覧、9人目はザボエラです。ザボエラは他の団長を利用して卑怯な手段をよく使う、魔王軍の六団長の1人です。クロコダインもザボエラに唆されて、ブラスじいさんを人質に取る卑怯な手を使いました。また、ザボエラは息子ザムザさえも道具として利用する非情な人物で、最終的には超魔ゾンビと化しました。

「ダイの大冒険」の敵キャラ一覧、10人目はマキシマムです。マキシマムはバーンパレスの最大最強の守護神と呼ばれるキングで、チェスの駒を動かすように配下を動かす頭脳戦を好みます。しかし、光の闘気に目覚めたヒュンケルに圧倒され、最終的には蘇ったラールハルトの必殺技「ハーケンディストール」を受け、逃げようと空に飛び上がった瞬間に爆発して消滅しました。

「ダイの大冒険」の魔王軍の人気のキャラクターランキング、3位はクロコダインです。人気キャラクターランキング3位のクロコダインは魔王軍の中で最初にダイたちと戦い、魔王軍の中でもトップクラスの実力者です。

しかし、あまり知能が高くないため、そこをサボエラに利用されてしまいました。ダイに敗北した後は仲間となり、ダイたちを何度も助けてくれます。人気の理由はダイたちを助けるため、ズタボロになっても何度も立ち上がってくる男気となっています。

「ダイの大冒険」の魔王軍の人気のキャラクターランキング、2位はバランです。人気のキャラクターランキング2位のバランは魔王軍の超竜軍団長で、魔王軍屈指の実力者です。そして、ダイの父親でもあります。ハドラーも恐れるほどの戦闘力を持ち、怒ると竜人となってドルオーラを発動したり、真魔剛竜剣からギガブレイクを放ったりします。非常に強くてかっこいいところがバランの人気の理由とされています。

「ダイの大冒険」の魔王軍の人気のキャラクターランキング、1位はハドラーです。人気キャラクターランキング1位のハドラーはかつて魔王としてアバント互角の勝負を展開した人物で、原作初期の頃は残忍な性格に描かれていました。しかし、バランとの対決でハドラーは自分がバーンに利用されていることに気づき、徐々に変化していきます。

そして、最後の戦いで負けた後はアバンに抱えられ、死んでいきました。このように、最初は残忍な性格だったハドラーが次第に正々堂々と闘うようになり、最終的にはダイたちを助けてくれるようになるという、ギャップが人気の理由となっています。

「ダイの大冒険」の最強キャラクターランキング、10位はラーハルトです。竜騎衆最強と称されるラーハルトは魔神族と人間のハーフで、槍術の達人です。また、鎧の霊槍のかつての持ち主でもあり、竜の血を飲んだ後は「ダイの大冒険」の登場キャラの中で最速とも言えるスピードをみせつけ、ミストバーンと互角の戦いを展開しました。

「ダイの大冒険」の最強キャラクターランキング、9位はポップです。もう1人の主人公とも言われるアバンの使徒の1人で、魔法使いです。また、ポップは平凡な人間ながらダイのためなら死をも厭わない勇気と覚悟の持ち主で、一撃必殺の最強魔法「極大消滅呪文（メドローア）」を習得してからはダイのパーティの主力となりました。

さらに、専用の武器「ブラックロッド」によって攻撃力もアップし、自分で回復もできるキャラクターに成長しました。

「ダイの大冒険」の最強キャラクターランキング、8位はヒュンケルです。ヒュンケルは魔王軍の不死騎士団長であり、アバンの使徒です。本来剣士の彼は人間最強クラスの剣技を誇り、槍に関してもアバン流槍殺法をすぐにマスターするなど、非凡な才の持ち主です。

「ダイの大冒険」の最強キャラクターランキング、7位はハドラーです。ハドラーは魔王軍の魔軍司令で、メラゾーマやベギラゴン、イオナズンといった呪文を使うことができます。また、格闘家と魔法使いを交ぜた戦闘スタイルで、大きな野望を抱き、夢に向かって日夜努力を重ねています。さらに、どれだけやられても挑んでいく姿が高い評価を得ています。

「ダイの大冒険」の最強キャラクターランキング、6位はアバンです。アバンはかつて魔王ハドラーを倒した人間の勇者で、彼の弟子はアバンの使徒と呼ばれています。また、剣や槍、弓や斧、鎖から牙（徒手）まであらゆる武芸を極めており、賢者しか使えない破邪魔法「マホカール」や、魔法使いが使用する「ドラゴラム」も使うことができます。

さらに、マジックアイテムの開発にも長けており、大魔王バーン、ミストバーン、キルバーンなどの魔王軍からもその実力を高く評価されています。

「ダイの大冒険」の最強キャラクターランキング、5位はヴェルザーです。冥竜王ヴェルザーはかつてバーンと魔界の勢力を二分していた竜族の王で、数百年前に「真竜の戦い」として語り継がれる雷竜ボリクスとの激闘を制し、冥竜王の称号を手に入れました。しかし、その後バランとの戦いで破れ、石として魔界の奥地に封印されてしまいました。

「ダイの大冒険」の最強キャラクターランキング、4位はバランです。バランは魔王軍の超竜軍団長で、純血の竜の騎士です。彼は通称「竜騎将バラン」と呼ばれており、竜魔人になったときには超魔生物と化していたハドラーも圧倒していました。そして、大魔王バーンからも「底知れぬ殺気」と言われ、その実力を高く買われていました。

「ダイの大冒険」の最強キャラクターランキング、3位はミストバーンです。ミストバーンはバーンに忠誠を誓っている、バーンの側近です。終盤でミストバーンの正体が「凍れる時の秘宝」によって、肉体を若く保っているバーンであることが判明しました。

また、彼は魔王軍最強キャラを自称しており、常に纏っていた闇の衣を脱ぐと無敵な状態になります。闇の衣を脱いだ状態では実力者であるラーハルトとヒムの連携技も一切効かず、その状態で必殺技「フェニックスウイング」を発動したときには、ポップの最強魔法「極大消滅呪文（メドローア）」をも弾き返していました。

「ダイの大冒険」の最強キャラクターランキング、2位は真・大魔王バーンです。「ダイの大冒険」のラスボスであり、同時に魔法と攻撃と防御を繰り出す無敵の必殺技「天地魔闘の構え」を発動し、ダイたちを圧倒します。最終的には自身の身体が最強の武器となるという強者で、太陽の光を魔界にもたらしたいという思いから地上征服を目指しました。

「ダイの大冒険」の最強キャラクターランキング、1位はダイです。竜の騎士の最強の戦闘形態とされる竜魔人化した状態のダイは、獣のような殺気を放ち、完全無欠の戦闘力を発揮します。それは大魔王バーンからも「化物め」と言われるほどで、大魔王バーンを素手で圧倒していました。このときのダイは人間・竜族・魔族といった様々な種族の中でも最強と言われる存在となります。

こちらは「ダイの大冒険」の敵キャラに関するツイートです。敵キャラの中でフレイザードが最も好きだという感想となっています。

こちらも「ダイの大冒険」の敵キャラに関するツイートです。最後の最後でクロコダインが良い敵キャラとなったという感想となっています。

こちらも「ダイの大冒険」の敵キャラに関するツイートです。敵キャラが仲間に加わるシチュエーションが評価されており、ヒュンケルが推しキャラだという感想となっています。

こちらも「ダイの大冒険」の敵キャラに関するツイートです。ハドラーが最初と最後で別人のように成長したところが見どころだと評価されており、こんな敵キャラは見たことがないという感想となっています。

こちらも「ダイの大冒険」の敵キャラに関するツイートです。フレイザードなど「ダイの大冒険」に登場する敵キャラはきちんと背景が描かれている者が多く、そこが魅力の1つだと高く評価されています。

いかがでしたか？「ダイの大冒険」の敵キャラを一覧で紹介し、魔王軍で最も人気のあるキャラクターランキングTOP3もみてきました。さらに「ダイの大冒険」の最強キャラもランキング形式でみてきました。

そして、ハドラーやバラン、クロコダインなどの敵キャラが人気で、その他にフレイザードやヒュンケルも人気を集めていることが分かりました。皆さんもぜひ魅力的な人気キャラが多く登場する「ダイの大冒険」の敵キャラに注目してみてください！