ダイの大冒険の名言集!かっこいいセリフや感動の名シーンをまとめて紹介

1991年から放送されたテレビアニメ『ダイの大冒険』には、敵味方関係なく魅力的なキャラが多く登場しています。ダイ達を阻み苦しめてきた魔王軍と、魔王軍との戦いで苦しみながらも成長してきたダイ達。魔王軍とダイ達の戦いの中には多くのドラマがあり、泣けるシーンやかっこいいシーン、そしてそのシーンで残された名言など視聴者を魅了する要素が多くあります。そこで当記事では『ダイの大冒険』の名言集・名セリフや、名シーンをまとめていきますので是非ご覧ください。

ダイの大冒険の名言集!かっこいいセリフや感動の名シーンをまとめて紹介のイメージ

目次

  1. ダイの大冒険とは?
  2. ダイの大冒険の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP20~16
  3. ダイの大冒険の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP15~11
  4. ダイの大冒険の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP10~4
  5. ダイの大冒険の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP3
  6. ダイの大冒険の再アニメ化
  7. ダイの大冒険に関する感想や評価
  8. ダイの大冒険の名言まとめ

ダイの大冒険とは?

『ダイの大冒険』とは、1989年から1996年のジャンプ黄金時代に連載されていた漫画です。そして1991年からテレビアニメも放送されており、あらすじも原作と同じくシンプルな構成となっていました。本作はジャンプの大原則「友情・努力・勝利」をしっかりと抑えているため、多くの名言や名シーンが残されています。ここでは、そんな名言集や名シーンを取り上げる前に『ダイの大冒険』の具体的な作品情報を見ていきましょう。

ダイの大冒険の概要

『ダイの大冒険』は原作:三条陸と作画:稲田浩司による漫画およびそれに基づいたアニメ作品です。監修は堀井雄二が務めました。1989年から『週刊少年ジャンプ』にて連載がスタートしており、エニックスの人気RPG『ドラゴンクエストシリーズ』の世界観と設定を元にした物語が描かれています。そして、漫画を原作としたテレビアニメが1991年10月から1992年9月の間で放送されました。

ダイの大冒険のあらすじ

ここでは『ダイの大冒険』のあらすじを簡単に紹介していきます。魔王ハドラー率いる魔王軍と勇者率いる勇者パーティーとの戦いで、勇者パーティーが勝利したことによって平和が訪れた世界が舞台です。それから十年が経過した怪物の島・デルムリン島では、少年ダイが鬼面道士のブラスに育てられながら平和に暮らしていました。しかしそんなある日、ダイがパプニカ王国王女のレオナ姫と知り合ったことで物語が大きく動き出します…

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ公式サイト

ダイの大冒険の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP20~16

ここまで『ダイの大冒険』の概要やあらすじを交えた作品情報を紹介してきました。では、本作に登場する名言や名セリフ・名シーンはどんなものがあるのでしょうか?ここからは早速、名言集や名セリフ・名シーンをまとめていきます。ランキング形式でTOP20~1位までを紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

20位:「強すぎるって…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP20位は、バーンとの戦いでダイが放った下記の名言がランクインしました。主人公・ダイは人間と竜の騎士の間に生まれた存在ですが、本来竜の騎士は地上に1人しか存在できません。異例の存在であるダイは、人間の身体能力ではなかったため人間じゃない自分自身に悩んでいたことがありました。

「強すぎるっていうのもさ、あんまりいい事じゃないよね!!」

この名言が残された20巻では、ダイがバーンを倒すために連発は不可能と言われる最大最強の技・ドルオーラを連発してバーンを倒しています。本来ドルオーラは威力が高い分魔法力を消耗するため連発は不可能の技です。ダイがドルオーラを連発できたのは魔法力を回復していたからでした。一見バーンに向けて放ったセリフのようですが、人間とは比較できない強さを持つダイの心の声と言えるでしょう。

19位:「おまえたちのような相手に…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP19位は、ダイに敗北した時に放ったクロコダインの名言がランクインしました。クロコダインは己の身の可愛さゆえにダイの育ての親を人質に取って勝利を得ようとします。しかし、ダイに後を託して命懸けで立ち向かうポップが、クロコダインの思惑を阻止します。

「おまえたちのような相手に敗れたのであれば全く悔いはない…むしろ誇るべきことだ」

最終的にはクロコダインがダイに敗北し上記の名言を放ちました。敗北して瀕死状態にも関わらず、見下していたポップたちを最大限評価していますが、普通は負かした相手にここまでのセリフを投げかけれるのでしょうか?この名言から、クロコダインは作中屈指の愚直で熱い漢というのが分かります。ネット上でも「熱いワニ野郎」とネタにされるキャラのようなので、そんなところがクロコダインの人気の理由かもしれません。

18位:「オレは戦うのが…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP18位は、バルジ島でダイとブリザードが戦った時に放った下記の名言がランクインしました。名言が残されたシーンでは、レオナたちがダイが救出に来るのをバルジ島で待っていました。その時にフレイザードの襲撃にあっています。そして、何とか救出に間に合ったダイは、みんなを守るためにフレイザードとの戦闘を開始しました。

「オレは戦うのが好きなんじゃねぇんだ・・勝つのが好きなんだよォォッ!」

冷徹なフレイザードは炎魔塔と氷魔塔を作って周囲一帯に強力な結果陣を張ったため、ダイは呪文と力を封じられてしまいフレイザードに手も足も出ませんでした。

フレイザードの名言は、ダイが卑怯な戦い方をするフレイザードに向かって「正々堂々と戦えないのか」と言ったことに対する答えとなっています。フレイザードは人格に歴史が無いため戦闘以外に自分の存在を証明することができません。だからこそフレイザードは勝利することに執着しているのでしょう。

17位:「前回の課題をすべて…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP17位は、超魔ゾンビと化したサボエラがチウに対して放った名言がランクインしました。チウは超魔生物となったサボエラの息子・妖魔学士ザムザと戦ったことがあるのですが、その時に閃華裂光拳が弱点であることに気付いたため、ビースト君に閃華裂光拳で攻撃してもらおうとします。

「…覚えておけネズミ 前回の課題をすべてクリアしてはじめて"改良"という…!」


そんなチウに対してサボエラが放ったのがこの名言です。サボエラは敵味方関係なく魅力の多いキャラの中で唯一変わらなかった存在でした。しかし、ゾンビの弱点であった閃華裂光拳を無効にしたり、自分の肉体を一切傷付かせずに強化するなど科学者としての素質はかなり高いのではないかと思わせる名言を残しています。

16位:「守らなければいけない…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP16位は、ハドラー親騎衛団最強の女王アルビナスと戦うマァムが放った下記の名言ランクインしました。アルビナスは無自覚ながらにハドラーを愛していたのですが、一方でハドラーは自分の死期が近いことを悟ってダイと決着をつけることを望んでいました。マァムはそんなアルビナスの思いを知ったため、戦いたくないと説得します。

「守らなければいけない大切な人がいるのは、あなただけじゃない!!」

しかし、アルビナスの意思は固かったため説得に応じることはありませんでした。そしてアルビナスはマァムに向かって「私に同情するなら手間をかけずに死んでくれ」と言いながらサウザンドボールを放ちます。マァムはこのままでは死んでしまうと悟りました。

その時にマァムはアバンが言っていた「正義無き力と同じで力無き正義も無力」というセリフを思い出し、自分にも守りた存在がいるということに気付きます。その結果、マァムは自分が守りたい仲間を優先しアルビナスとの戦いに身を投じました。マァムは敵味方関係なく優しく接するキャラでしたが、仲間を優先して戦うことを選択したことで見せた決意と覚悟がかっこいいと言えるのではないでしょうか?

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ダイの大冒険の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP15~11

15位「その時、余は真に魔界の…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP15位は、大魔王バーンがポップとマァムに対して放った名言がランクインしました。バーンは神々が脆弱であることを理由に、人間に地上を与えたことに不服を感じていました。そして、バーンは自分達のような魔族と竜を地底に存在する魔界に押し込めたことが許せなかったため、地上を消滅させた後に魔界に太陽の光を降り注がせようとしたのです。

「その時、余は真に魔界の神となる。かつての神々が犯した愚行を余が償うのだッ!!!!」

そんな想いと共に残したのが上記のセリフでした。バーンの野望が数千年単位でおこなわれていることや、神々の行為を正すことなどからスケールの壮大さが伝わってきます。そんなスケールの壮大さを感じ取ったポップたちは戦意を喪失してしまいました。

14位:「オレに”マトリフのしるし”とか…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP14位は、越えられない一線を感じ取ったポップが、師匠であるマトリフの元を訪れた際に残された名言がランクインしました。ポップはマトリフに越えられない一線があることを相談します。しかしそれは自分自身の問題であり、マトリフに話したところでどうにかなる問題ではありませんでした。

「オレに”マトリフのしるし”というのがあったらとっくにくれてやっているところだ!!」

マトリフが残した上記の名言は、そんな状況に苦悩するポップを見て、最初の頃から大きく成長したことを感じ取って喜びを表現した時のセリフです。そこには笑顔で名言を伝えているマトリフの姿がありました。あの横暴なマトリフがなかなか見せることの無い描写なので、心温まるシーンでもあるのではないでしょうか?マトリフが戦闘面だけでなく、精神面でも大きく成長したポップを認めた名シーンとなりました。

13位:「国とは土地や建物の…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP13位は、ミストバーンが巨大魔城を操って襲撃してきた際にレオナが残した名言がランクインしました。ミストバーン率いる魔影軍団の襲撃に対応するポップ達。その隙にレオナは王様達を避難させようとしますが、それに対して魔王軍の脅威を知らないベンガーナ王が「自分の国を捨てて逃げるのか?」とレオナに対して反発します。

「国とは土地や建物のことではありません 人間が生きていればそこが国です!!」

上記の名言はベンガーナ王の言葉に対して放ったセリフです。レオナは指導力とカリスマ性を持っており、各国の王が慌てている時も1人だけ殺伐とした態度で窮地を乗り越えようとしていました。寛容な心と広い度量を持ち合わせているレオナらしい名言と言えるのではないでしょうか?各国の王を相手にしても決して気圧されることなく対処する立派な女王の姿を見ることができます。

12位:「どうです?自分が呪法の罠に…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP12位は、呪法の罠にはまったキルバーンに対して放ったアバンの名言がランクインしました。キルバーンはアバンの首元に鎌を近づけますが、そんな状況にも関わらずアバンは余裕の表情を浮かべます。さらにキルバーンは、アバンが襲われることを知っていながらダイ達を先に行かせたことも気に食わない様子でした。

「どうです?自分が呪法の罠にはまった気分は…!?」

そこで、キルバーンはアバンがあえて残ったことに気付きます。キルバーンはすぐにとどめを刺そうと鎌を振ろうとするのですが、なぜか体を動かすことができませんでした。全てはアバンの想定内だったのです。そして、アバンは体を動かせないキルバーンに向かって上記の名言を放ちました。名言が残されたシーンは、常に余裕に満ち溢れていたキルバーンに一矢報いた名シーンでもあります。

11位:「くれてやるぞ…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP11位は、玉砕覚悟で真バーンに立ち向かうラーハルトが放った名言がランクインしました。真バーンの尋常なる強さの前では、ダイやポップ達が助けに来ても戦況を変えることができません。しかし、ポップはバーンの奥義全てを受けてでもとどめのチャンスをダイのために作ると言い切ります。

「くれてやるぞ!!!オレの生命!!!!」

そんなポップの姿を見てラーハルトは初めて尊敬の念を彼に抱きました。そこで、ラーハルトもダメージを受けて目が見えない状態にも関わらず、玉砕覚悟でバーンに立ち向かいます。上記の名言はその時に残されたセリフでした。この時にヒムもカラミティウォールを力でこじ開けているため、少し前までは敵同士だった2人の覚悟と気迫が伝わる名シーンでもあります。

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ダイの大冒険の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP10~4

10位:「男の誇りを失ってまで…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP10位は、命を懸けて立ち向かうポップの姿を見てクロコダインが残した名言がランクインしました。クロコダインはダイ達の敵ではありますが、決して卑怯な手を使わずに男らしく戦う武人です。しかし、クロコダインは一度ダイに敗れているため、妖魔司教サボエラと手を組み、ブラスを人質に取ってダイを倒そうとしていました。

「「男の誇りを失ってまで得る価値のある勝利かっ!?」」

ところが、ポップがダイを守ろうと命を懸けて必死にクロコダインに立ち向かいます。上記の名言は、そんな必死な姿を見て戸惑うクロコダインが、悩みながら葛藤する時のセリフとなっています。卑怯な手を使って勝利を得ようとしたものの卑怯者になりきれないクロコダインの姿に、敵でありながらも思わず応援したくなるのではないでしょうか?クロコダインの魅力が詰まったセリフと言えるでしょう。

9位:ヒュンケルの最期

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP9位は、最も戦闘に明け暮れた戦士ヒュンケルの最期となるシーンがランクインしました。巻数のタイトルは「さらば!闘いの日々よ」。この名シーンに名言はありませんが、燃え尽きたヒュンケルの姿が全てを語っていると言えるのではないでしょうか?

最期を迎える前のヒュンケルは無数の魔物やハドラー親衛隊の強敵ヒム、オリハルコン部隊など多くの敵と戦い勝利しました。そして、戦いを終えたヒュンケルの前に陸戦騎ラーハルトが現れたことで、ヒュンケルは彼に使命と意志を託します。その後、生まれて初めて宿命と戦いのことを忘れ、これまでの戦いで傷付いた体と心を癒して眠りについたヒュンケルの姿がこの名シーンとなりました。

8位:「オレをなめるな…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP8位は、ダイとの戦いを終わらせようとしたバーンに対して放ったハドラーの名言がランクインしました。ダイ達はバーンに剣を折られたことで戦意を喪失し、そんな彼らを見てバーンはカラミティウォールで戦いを終わらせようとします。ヒュンケルやクロコダインは自ら盾となりますが、それでも止めることができませんでした。

「オレをなめるなァッ!!!大魔王ォッ!!!!」

そしてカラミティウォールがポップ達の元に迫りますが、なんとまさかのハドラーが助けに入ります。そこで、バーンはそれを許すわけもなく、部下の前でハドラーの公開処刑をおこなおうとハドラーの首を刎ねようとしました。しかし、ハドラーはそれを白羽取りで受け止めて攻撃を弾き返します。名言が残されたこのシーンは、大魔王をも敵に回してしまうハドラーの強さが分かる名場面でもあると言えるでしょう。

7位:「オレの死に場所を…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP7位は、死に際でハドラーがポップに向けて放った名言がランクインしました。名言が残された28巻では、アバンがキルバーンのトラップからポップとハドラーを救い出しています。

「オレの死に場所を…この男の腕の中にしてくれるとはな」

そしてハドラーは朽ち果てる寸前で、アバンの弟子たちを「生き方を変えるほど素晴らしかった」と褒め称えました。その後、ダイ達を勝利に導いてくれと言いながら、ポップに放ったのがこの名言です。このハドラーの最期からは全てを成し遂げて悔いのない人生を全うした雰囲気が伝わり、悲しみだけを残していないためかなり感動的なシーンと言えるのではないでしょうか?

6位:「男の戦いには…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP6位は、窮地に追い込まれたハドラーに対してポップが放った名言がランクインしました。ハドラーは度重なる失態を犯したため、大魔王バーンから最後通知を受けてしまいます。勝利するために手段を選んでいる余裕が無くなったハドラーは、妖魔司教サボエラと手を組みました。

「男の戦いには…勝ち負けより大事なものがあるんだってことをな…!!」

そして不意打ちとだまし討ちでポップを攻めるのですが、そんな余裕の無いハドラーを見て上記の名言を放っています。ポップが名言を放つ前に「残酷だけど卑怯じゃなかった」と言っていることから、これまでは卑怯な手を使わずに堂々と戦うハドラーのことを評価していたのがうかがえます。また最初のハドラーは魔軍司令で威厳の無い魔王だったのですが、ポップがこの名言を残した辺りから少しづつハドラーの補正が入ってきています。

5位:「強さというのは…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP5位は、自分の野心や保身しか考えていなかったハドラーが何度も敗北を経験したことで残すことになった名言がランクインしました。ハドラーは敵キャラの中で最も変化していった存在と言えるでしょう。

「強さというのは空しいものだ いくら上げても上には上がいる」

ダイに勝つという野望のためだけに戦ってきたハドラーですが、次第に戦闘を経験していく内に竜の騎士やバーンのように上には上がいるということを理解し始めます。登場初期のハドラーはプライドが高く、自分の立場が危ぶまれることを恐れるキャラだったのですが、そんなハドラーが全て捨ててダイと戦うようになってからはかっこよくなっていきました。この名言はハドラーの変化を感じさせる名セリフとなっています。

4位:「こうする事が…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP4位は、ダイと一緒に爆発しようとするポップに対してダイが放った名言がランクインしました。この名言が残されたのは大魔王を倒した最終回です。ダイ達は大魔王を倒したものの、キルバーンの黒の結晶によって再び地上消滅の危機が降りかかってしまいます。キルバーンの黒の結晶というのは大爆発を引き起こすというものでした。

「こうする事が…!!こうして自分の大好きなものをかばって生命をかける事が…!!!ずっと受け継がれてきた……おれの宿命なんだよ!!!!」

そこで、ダイとポップは黒の結晶を装着したキルバーンの人形を抱えて上空へと駆け上ります。ポップはダイとなら爆発の犠牲になるのも厭わないと考えていたのですが、ダイはその心情を理解した上でポップを蹴り飛ばします。そしてポップが「なぜなんだよォッ」と言ったことに対して、ダイが答えたのが上記の名言です。ダイはポップから反感を買うと分かりつつも自分だけが犠牲になる選択を取ったのでしょう。

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ダイの大冒険の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP3

3位:「勝者に敗者の生命を奪う権利など…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP3位は、バーンパレスで死んだと思われていたヒムに対して放ったヒュンケルの名言がランクインしました。ヒムはヒュンケルのことをライバルとして認め、何度も彼に挑んでいたキャラです。そして、ヒムはハドラーや親衛騎団の仲間たちの思いを背負って奇跡の復活を果たし、闘気を放ってさらなるパワーアップを遂げていました。

「勝者に敗者の生命を奪う権利などというものがあるなら、オレはおまえから生命ではなく死を奪う」

そんなヒムに手も足も出ないヒュンケル。しかし、ヒュンケルはそれでも仲間のために負けるわけにはいかなかったため、ヒムに一騎打ちで決着をつけようと提案します。その結果、真正面から戦ったヒムの敗北となりました。

上記の名言は、敗れたヒムがヒュンケルに殺せといったことに対するセリフです。ヒムがヒュンケルを認めているように、ヒュンケルもヒムのことを認めていたため、敵ながら変わっていくヒムをほっとけなかったというのが名言から読み取れます。ヒュンケルは人間に救われたキャラです。だからこそ誰かを救うことのできる人物となったのではないでしょうか?

2位:「敗北とは傷つき倒れることでは…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP2位は、ダイ達が開いたアバンの書に記載されていた名言がランクインしました。マトリフはダイの運命を知ったポップ達が精神的に傷付くと考えたため、アバンの書を捜し出してダイ達に手渡します。この名言はその時に心の章のページにあったセリフでした。

「…傷つき迷える者たちへ… 敗北とは 傷つき倒れることではありません そうした時に 自分を見失った時のことを言うのです」

アバンは絶大な信頼によって、居なくなってもアバンの使徒達を導き続けていました。ダイ達も壁にぶつかった時にアバンの教えで導かれてきています。この名言は死してなお、アバンとアバンの思いを繋いできた使徒達の関係が温かいものであるということが分かるセリフと言えるのではないでしょうか?きっとアバンはダイ達にとって安心できる大きな存在だったのでしょう。

1位:「つき合ってやるよ…」

『ダイの大冒険』の泣ける名言集や名セリフ・名シーンランキング堂々の1位に輝いたのは、一度バーンに敗れてしまったダイに対してポップが放った名言です。ダイは自分ではバーンに勝てないと自信を無くしていました。そしてバーンとの再戦準備に取り掛かる勇者や仲間の期待に応えることに耐えることができなくなり、逃げ出してしまいます。その後、ダイは逃げてきたテラン王国で「どうしたらいんだ…」と1人泣いていました。

「……とりあえず ゆっくり泣いてもいいぜ…つき合ってやるよ 月夜の散歩もたまにゃいいもんだ…」

その時、ダイを追いかけていたポップがダイのところへ辿り着いて、「ゆっくり泣いてもいいぜ…」と声をかけます。ポップはこれまでに何度も逃げ出したことがありました。だからこそ、ダイの気持ちを理解することができのでしょう。ポップはダイがいなくてもバーンと戦うと言い切っているため、この名言からポップの成長がうかがえます。そして仲間の中で誰よりも付き合いの長いポップとダイの強い絆が伝わる名シーンとなりました。

ダイの大冒険の再アニメ化

『ダイの大冒険』は1989年から1996年までに「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、いわゆるジャンプ黄金期の漫画です。多くの読者を魅了した漫画であり、メディアミックスとしてテレビアニメと3本の映画も制作された作品でもあります。そんな本作のテレビアニメですが、実は放送局の都合によって原作の3分の1ほどで終了しています。しかし2020年秋から再アニメ化が決定されました。ここでは再アニメの情報をまとめていきます。

ダイの大冒険の再アニメのあらすじ内容

それではここで再アニメのあらすじがどこから始まってどこで終わるのかを考察しまとめていきます。始まりについて、最も可能性が高いのは旧アニメの続きからです。ただ、再アニメは完全新作を標榜しているため、旧アニメの序盤から放送される可能性も考えられます。

そして次に終わり方についてですが、これには公式サイトがヒントになるかもしれません。公式サイトでは、主人公・ダイの生還を示唆する原作の最終回が用いられています。このシーンが意味するのは、旧アニメのファンに作品の復活を伝えるというものです。そしてもう一つの意味として、物語を最後まで描く予定であるということ。再アニメでは納得感のある終わりに期待できるかもしれません。

ダイの大冒険の再アニメの声優キャスト

  • ダイ役:種﨑敦美
  • ポップ役:豊永利行
  • マァム役:小松未可子
  • レオナ役:早見沙織
  • アバン役:櫻井孝宏
  • ヒュンケル:梶 裕貴
  • ブラス役:緒方賢一
  • ゴメちゃん役:降幡 愛

  • ハドラー役:関 智一
  • クロコダイン役:前野 智昭
  • フレイザード役:奈良 徹
  • ミストバーン役:子安 武人
  • ザボエラ役:岩田 光央
  • バラン役:速水 奨
  • バーン役:土師 孝也

ダイの大冒険の再アニメの主題歌

続いて気になるのが再アニメ『ダイの大冒険』の主題歌ではないでしょうか?こちらは残念ながら未発表のようです。旧アニメ『ダイの大冒険』の主題歌は今でも人気なので、ファンとしては現代版リメイクのような形がベストな選択と言えるのではないでしょうか?ちなみに旧アニメの主題歌はオープニングテーマが「勇者よいそげ!!」、エンディングテーマが「この道わが旅」となっています。

Thumbダイの大冒険の最終回のあらすじをネタバレ!最後の戦いでダイはどうなった? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ダイの大冒険に関する感想や評価

こちらは今回のまとめで紹介したフレイザードの名言「俺は戦うのが好き…」に関する感想があがっています。フレイザードは悪役キャラではあるものの、この名言に共感する方が多く同情する声が多いようです。

また、『ダイの大冒険』が放送されていた当時は「悪役にも過去などの堂上する所がある」という意見が流行っていたと言われているので、この意見もフレイザードの名言が取り上げられる理由となっているんでしょうか?

こちらは今回のまとめで紹介したクロコダインの名言「男の誇りを失って…」に対する感想があがっています。当記事のまとめでは紹介していませんが、クロコダインの名言については他にも取り上げられていました。また、「クロコダインは名言の宝庫」とも言われているので今回のまとめ以外でも彼の名言に注目してみてはいかがでしょうか?

こちらは今回のまとめで紹介したアバンの名言「敗北とは傷つき…」に対する感想があがっています。アバンもクロコダインのようにまとめで紹介していない名言が多く取り上げられていました。アバンは理想の先生といった感想もあがっていますが、そんな彼だからこそ名言を多く残しているのではないでしょうか?アバンについて興味を持たれた方は、ぜひまとめで紹介したアバンの名言以外にも注目してみてください。

ダイの大冒険の名言まとめ

『ダイの大冒険』の名言集や名セリフ・名シーンをまとめて紹介してきましたがいかがでしたか?今回のまとめでは、名言集や名セリフ・名シーンをランキング形式でTOP20~1位までをまとめてきました。そして、まとめのランキング1位に輝いたのが「勇者一行の敗北シーン」です。誰よりも長い付き合いのあるダイとポップの強い絆が伝わる名シーンであり、ポップの成長が分かる名言も残されています。

今回のまとめはかっこいいセリフや感動的なシーンを基準にまとめていますので、もしかすると他の名言や名シーンが1位に輝くのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。あくまでも基準にのっとって厳選してまとめていますので、再アニメ『ダイの大冒険』をご覧になって自分の好きな名言や名シーンを探してみるのも良いでしょう。

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