【呪術廻戦】伏黒津美紀は恵の姉！寝たきりの理由や呪いをかけた呪霊を考察

漫画呪術廻戦の作中で伏黒恵の姉として登場する伏黒津美紀。伏黒恵の姉である伏黒津美紀は過去に八十八橋を訪れたことで呪いに掛かって寝たきりとなっているキャラクターであり、作中本編にほとんど登場していません。しかし伏黒津美紀に呪いを掛けた呪霊がはっきりと分かっておらず、多くの読者から注目を集めています。本記事ではそんな伏黒津美紀について過去の八十八橋での呪いの正体や伏黒恵との関係などを考察紹介します。

では伏黒津美紀の八十八橋での過去や呪いの原因、伏黒恵との関係などを考察紹介する前に、伏黒津美紀が登場する漫画呪術廻戦の概要とストーリーのあらすじについて簡単にご紹介していきます。伏黒津美紀が登場する呪術廻戦とは2018年に｢週刊少年ジャンプ｣で連載がスタートした芥見下々の漫画作品です。漫画呪術廻戦は呪いをテーマにしたダークファンタジー作品となっており、2021年1月現在も同誌で連載され続けています。

呪いをテーマにした漫画呪術廻戦は2018年の7月に単行本の第1巻が刊行され、2021年1月現在までに合計14巻刊行されています。またその他にも漫画呪術廻戦は｢東京都立呪術高等専門学校｣といったスピンオフ作品や小説なども制作されています。そんな漫画呪術廻戦は2020年の10月に行なわれたアニメ化によって爆発的な大ヒットを記録し、2021年1月時点の累計発行部数は2000万部という驚異的な数字を記録しています。

ある日祖父と共に暮す主人公の虎杖悠仁が通う学校で｢呪物｣の封印が解かれ、呪霊と呼ばれる人間の負の感情から生み出された化物が出現します。虎杖悠仁はこれを伏黒恵から聞き、呪霊に襲われる先輩達の救出に駆けつけました。この時虎杖悠仁は特級呪物の｢両面宿儺の指｣を喰らい、呪霊を簡単に倒してしまうほどの力を身につけます。しかしこれがきっかけとなって虎杖悠仁は呪術師と呪霊の戦いに巻き込まれてしまうのでした。

本記事で八十八橋での過去や呪いの原因、伏黒恵との関係などを考察紹介する伏黒津美紀とは漫画呪術廻戦に登場するキャラクターの1人です。漫画呪術廻戦に登場する伏黒津美紀とはメインキャラクターの伏黒恵の姉にあたるキャラクターであり、整った容姿と黒髪のポニーテールが特徴となっています。伏黒津美紀は伏黒恵のことを大事にする非常に心優しい性格をしており、弟の伏黒恵からは作中で｢典型的な善人｣と評されています。

弟の伏黒恵と違って姉の伏黒津美紀は呪力を一切持っていない一般人であり、あまり漫画呪術廻戦の本編に登場していません。ただ過去に父親である伏黒甚爾が蒸発したため、伏黒恵が立派に育ったのは伏黒津美紀のお陰となっています。そんな伏黒津美紀は過去に肝試しで八十八橋を訪れ、何者かに呪いを掛けられて寝たきりになってしまいました。この過去は伏黒恵に善人だけを助けるといった考え方を持たせることになりました。

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する伏黒津美紀の伏黒恵との関係や過去の家庭事情についてまとめて考察紹介していきます。漫画呪術廻戦のメインキャラクターである伏黒恵は伏黒甚爾という男性の子供です。伏黒甚爾とは禪院家の人間だったキャラクターであり、｢術師殺し｣とあだ名されるほどの暗殺者として知られています。伏黒甚爾は呪力を持っていない自分をバカにする禪院家を出奔し、暗殺者として大成することになりました。

その中で伏黒甚爾は伏黒恵の母親と出会い、結婚しました。これにより伏黒恵が生まれることになります。しかし伏黒恵は自身が生まれてすぐに母親を亡くしてしまいます。母親の死亡で伏黒甚爾は心を病んでしまい、伏黒津美紀の母親との交際を始めました。そして伏黒甚爾は伏黒恵が小学1年生の時、伏黒津美紀の母親と一緒に蒸発してしまいました。この最低な行為が理由となって伏黒恵は父の伏黒甚爾に強い恨みを抱えています。

上述でご紹介した通り漫画呪術廻戦の過去編で伏黒甚爾は息子の伏黒恵を置いて蒸発してしまいます。この時伏黒甚爾は伏黒津美紀の母親と一緒に蒸発しました。では伏黒甚爾は伏黒津美紀も一緒に連れて行ったのでしょうか？残念ながら伏黒津美紀は伏黒恵と同じく、伏黒恵と母親の2人に取り残されることになってしまいました。これにより義理の姉弟となった伏黒津美紀と小学1年生の伏黒恵は幼いながらも2人暮らしを始めました。

しかし伏黒恵は父親を憎む気持ちからか不良となり、喧嘩ばかりの毎日を送ることになります。おそらく伏黒津美紀にとって伏黒恵は非常に手の掛かる弟だったことでしょう。しかし伏黒津美紀は弟となった伏黒恵を心配し、保護者として大事に育てようとします。この心優しい姿から伏黒恵は作中で｢典型的な善人｣と伏黒津美紀を評しているのです。しかしそんな2人を見捨てた伏黒甚爾はお金が理由であり得ない行為をしていました。

伏黒恵は小学1年生の時、蒸発してしまった父親・伏黒甚爾のお金の心配をしていました。しかし実は伏黒甚爾は伏黒恵を恨んでいる禪院家に売り飛ばし、多額のお金を得ていました。これは見下した禪院家に自分の子供を育てさせるという伏黒甚爾の復讐心が1つの原因でした。そのため伏黒恵は姉の伏黒津美紀と共に、禪院家へ行くことになります。しかし禪院家の人間になるという伏黒恵の運命は予想だにしない結末を迎えました。

伏黒恵を禪院家に売って蒸発した後、伏黒甚爾は不死の術師｢天元｣の器となった天内理子の暗殺を依頼されます。この依頼を受けた伏黒甚爾はまだ学生だった五条悟と夏油傑の2人を打ち破り、天内理子の暗殺に成功しました。しかし伏黒甚爾は再戦した五条悟に敗北し、伏黒恵が禪院家に売られるという遺言を残します。この遺言を聞き入れた五条悟は伏黒恵と伏黒津美紀を守り、2人が禪院家に売られるという結末が見事阻止されました。

伏黒甚爾は息子である伏黒恵を見捨てた最低の父親です。実際蒸発した時の伏黒甚爾は息子の名前すら忘れるぐらいのろくでなし人間でした。しかし五条悟との戦いの中で最低な伏黒甚爾に変化が訪れます。上述でご紹介した通り天内理子を暗殺した後伏黒甚爾は五条悟と再戦しました。この時五条悟は｢反転術式｣を会得し、五条家の秘伝奥義を修得するまで成長していました。そのため伏黒甚爾は五条悟に敗れ、死亡してしまいます。

本来伏黒甚爾は五条悟と戦う理由がありませんでした。しかし伏黒甚爾は不幸な運命にあった自分を肯定したいという思いで五条悟と勝ち目の無い戦いをしたのです。そして伏黒甚爾は死の淵で母親に抱きかかえられた伏黒恵のことを思い出します。確かに伏黒甚爾は最低な行為をしていたものの、心の底では伏黒恵とその母親を愛していたのです。最後の最後に父親らしい姿を見せた伏黒甚爾はそのまま息絶え、儚い命を散らしました。

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する伏黒津美紀の呪いや八十八橋での過去をまとめて考察紹介していきます。漫画呪術廻戦に登場する伏黒津美紀は中学生の時まで普通に生活していました。しかし中学の卒業と同時に呪いがかかり、寝たきり状態となってしまいます。現状伏黒津美紀は寝たきり状態ですが、いつ呪い殺されるか分かりません。そんな姉のことを伏黒恵は誰よりも幸せになるべき人間なのに呪われてしまったと語っています。

漫画呪術廻戦の起首雷同編で伏黒恵や虎杖悠仁達は問題となっている呪いを祓いに埼玉県の八十八橋を訪れます。八十八橋を訪れた伏黒恵達は調査のため、伏黒津美紀の同級生に話しを聞くことになります。この調査で同級生は伏黒津美紀が過去に肝試しで八十八橋を訪れたことを明かします。八十八橋を訪れた後、伏黒津美紀は呪いにかかって寝たきりとなってしまいました。なので呪いの原因は当初八十八橋だと考察されていました。

しかし伏黒恵や虎杖悠仁達が八十八橋にいる呪霊を祓った後も、寝たきりとなった伏黒津美紀の呪いが解けることはありませんでした。本来原因を突き止めてれば呪いは消えるはずです。このことから伏黒津美紀の呪いは八十八橋や八十八橋の呪霊と関係があまり無いと考察出来ます。しかし残念ながら2021年1月現在漫画呪術廻戦の作中で伏黒津美紀の呪いの正体ははっきりと判明していません。

上述でご紹介した通り、当初伏黒津美紀の呪いは八十八橋の呪霊が大きな原因だと漫画呪術廻戦ファンに考察されていました。しかし八十八橋の呪霊を祓った後、伏黒津美紀の呪いとは関係無かったことが分かります。2021年1月現在その呪いの原因が一切分かっておらず、本当に呪霊のせいなのかも不明となっています。もしかすると伏黒津美紀の呪いの原因は呪霊を扱うことが出来る呪術師の人間なのやもしれません。

漫画呪術廻戦に登場する伏黒津美紀は｢誰かを呪う暇があるなら大切な人を考えたい｣と語るほど呪いにほど遠いキャラクターです。しかし典型的な善人である伏黒津美紀は中学卒業後呪われてしまいました。それを知った伏黒恵は善人でも呪われてしまうと語り、｢不平等に人を助ける｣と決意するようになります。これは伏黒恵自身が思う善人だけを助けるといった意味が込められており、全ての人間を助けないという意味の表れでした。

伏黒恵は小学生の時、禪院家に行けば姉の伏黒津美紀が幸せになれるのかどうか五条悟へ問いました。禪院家は術式至上主義の家系であり、呪力を持たない伏黒津美紀が幸せになれるはずがありませんでした。そのため五条悟は100%幸せになれないと答え、伏黒恵と伏黒津美紀を引き取ります。しかし伏黒津美紀は原因不明の呪いに苦しめられてしまいます。ただ伏黒恵の姉であるため、今後の展開で呪いが祓われるのは間違い無いでしょう。

アニメ呪術廻戦で伏黒津美紀を演じた声優は日本の女性声優である早見沙織です。伏黒津美紀を演じた早見沙織とは2007年にデビューしたアイムエンタープライズ所属の女性声優であり、歌手としても活動しながら｢はやみん｣や｢みさお｣といった愛称で高い人気を博しています。そんな早見沙織は透明感のある声質が特徴であり、これまで｢バクマン。｣の亜豆美保や｢魔法科高校の劣等生シリーズ｣の司波深雪などを演じています。

• 2007年のアニメ｢桃華月憚｣：川壁桃花役
• 2008年のアニメ｢セキレイシリーズ｣：結役
• 2009年のアニメ｢そらのおとしもの｣：イカロス役
• 2010年のアニメ｢バクマン。｣：亜豆美保役
• 2011年のアニメ｢あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。｣：鶴見知利子役
• 2012年のアニメ｢フェアリーテイルシリーズ｣：カグラ・ミカヅチ役

• 2013年のアニメ｢俺ガイルシリーズ｣：雪ノ下雪乃役
• 2014年のアニメ｢魔法科高校の劣等生シリーズ｣：司波深雪役
• 2015年のアニメ｢ワンパンマンシリーズ｣：地獄のフブキ役
• 2016年のアニメ｢魔法つかいプリキュア！｣：花海ことはことキュアフェリーチェ役
• 2017年のアニメ｢ボルトシリーズ｣：うずまきヒマワリ役
• 2019年のアニメ｢鬼滅の刃シリーズ｣：胡蝶しのぶ役
• 2020年のアニメ｢ドラゴンクエストダイの大冒険｣：レオナ役

漫画呪術廻戦に登場する伏黒津美紀に関する感想では伏黒津美紀が綺麗といった感想が多く寄せられていました。漫画呪術廻戦に登場する伏黒恵の姉・伏黒津美紀は非常に整った容姿をしたキャラクターであり、漫画とアニメ問わず綺麗な姿を見せています。この綺麗な姿から伏黒津美紀は登場回数が少ないものの、漫画呪術廻戦読者から高い人気を博しています。

漫画呪術廻戦に登場する伏黒津美紀に関する感想では呪い関係のストーリーが見たいといった感想も多く寄せられていました。当初伏黒津美紀の呪いは八十八橋の呪霊が原因と考察されていたものの、2021年1月現在までその真相が詳しく判明していません。そのため伏黒津美紀の呪いの原因は多くの漫画呪術廻戦読者から注目を集めています。

漫画呪術廻戦に登場する伏黒津美紀に関する感想では声優の早見沙織に注目する感想も多く見受けられました。伏黒津美紀は2021年1月現在そこまで重要なキャラクターで無いため、アニメ呪術廻戦の登場回数がかなり少ないです。しかしそんな伏黒津美紀を演じたのは｢鬼滅の刃｣の胡蝶しのぶ役で知られている早見沙織です。大人気声優である早見沙織が伏黒津美紀を演じたことは多くのファンを驚かせました。

本記事では漫画呪術廻戦に登場する伏黒津美紀について呪いの原因や八十八橋での過去、伏黒恵との関係をまとめて考察紹介しました。伏黒津美紀の呪いの真相は多くのファンから注目されているものの、残念ながら2021年1月現在判明していませんでした。しかし伏黒恵の姉であることから、呪いの原因は今後判明されると断言出来ます。なので漫画呪術廻戦ファンの方は今後の展開にご注目下さい。