2021年01月28日公開
2021年01月28日更新
呪術廻戦のアニメ制作会社はMAPPA!代表作や豪華声優キャストも紹介
社会現象を巻き起こした漫画『鬼滅の刃』に次ぐヒット作になると評される漫画『呪術廻戦』は、同じジャンプ作品として注目を集めています。その話題沸騰となっている漫画『呪術廻戦』のアニメを手掛ける制作会社は、代表作としてその名を轟かす『進撃の巨人』を手掛けた制作会社「MAPPA」です。本記事では、テレビアニメ『呪術廻戦』を手掛ける制作会社と代表作や監督をご紹介しています。また、アニメでキャラクターの声を担当する豪華声優キャストも合わせてご紹介していますので、興味のある方は是非ご覧になってみて下さい!
呪術廻戦とは?
惜しくも完結を迎えた漫画『鬼滅の刃』に代わる次なる話題作と噂され、現在話題沸騰中の漫画『呪術廻戦』。書店では連日、完売となる売れ行きを見せる『呪術廻戦』を本記事では、「概要」から「アニメ」にまつわる内容を簡潔にご紹介しておりますので、是非チェックしてみて下さい。
呪術廻戦の概要
集英社発行の少年漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』誌上に2018年14号から連載中の漫画『呪術廻戦(じゅじゅつかんせん)』は、岩手県出身の漫画家・芥見下々(あくたみげげ)氏が手掛ける化け物である呪霊と呪術師たちの闘いを描いたダーク・ファンタジー系のバトルアクション漫画です。原作コミックスは、『ジャンプ・コミックス』から第14巻(2021年1月時点)まで刊行されています。
呪術廻戦のあらすじ
両親の顔を知らず、祖父によって育てられた主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、卓越した身体能力を持つ男子高校生です。育ててくれた祖父が亡くなった夜、学校に眠っていた「呪物」の封印が解かれてしまい、化物である「呪霊」が出現しまいます。そんな中、虎杖悠仁は呪物を回収するために現れた呪術師・伏黒恵(ふしぐろめぐみ)と共に、校内に取り残された先輩を救うために自ら乗り込んでいくことに…。
呪術廻戦のアニメ制作会社はMAPAA!代表作や監督は?
ここからは、2020年10月3日から毎日放送・TBS系列にて放送がスタートしたテレビアニメ『呪術廻戦』のアニメ制作会社についてご紹介いたします。「呪術廻戦のアニメ制作会社はMAPPA!代表作や監督は?」と題して、「呪術廻戦の制作会社はMAPPA」・「呪術廻戦の制作会社・MAPPAの代表作」の2項目で詳しくご紹介しますので、どうぞご覧下さい!
呪術廻戦の制作会社はMAPPA
テレビアニメ『呪術廻戦』を制作しているアニメ制作会社は、東京都杉並区に本社を構える「㈱MAPPA(マッパ)」です。主にアニメーションの企画・制作を手掛けているMAPPAは、日本テレビ放送網の子会社である「㈱マッドハウス」を退職した丸山正雄氏が2011年6月14日に設立した会社であり、東京と仙台の2ヶ所にあるスタジオには従業員数が200名程います。
また、MAPPAが最初に制作した長編アニメーション映画『この世界の片隅に』は、2017年3月3日に授賞式が行われた第40回日本アカデミー賞で「最優秀アニメーション作品賞」に選出されました。MAPPAでは年間8作品以上のテレビアニメーションの元請け制作を受注しており、複数のプロジェクトを同時進行で進めていますが、「業界の抱える問題から目を背けない」という理念の中で高品質を確保しつつ、多くの作品を世に送り出しています。
呪術廻戦の制作会社・MAPPAの代表作
進撃の巨人 The Final season
MAPPAが制作を担当したテレビアニメ『進撃の巨人 The Final Season』は、大分県出身の漫画家・諫山創(いさやまはじめ)氏の代表作であり、『進撃の巨人』のアニメシリーズ第4作目となる作品です。テレビアニメ第1期(2013年4月~9月)・第2期(2017年4月~6月)・第3期(2019年4月~7月)までは、東京都武蔵野市に本社を置くアニメ制作会社「㈱ウィットスタジオ(WIT STUDIO)」が制作を担当しています。
第4期『進撃の巨人 The Final Season』からは、WIT STUDIO側からの制作続行中止の申し出があり、MAPPAが制作を受け継ぐこととなりました。それに伴い、音楽や音響監督などの一部を除いて変更されています。また、テレビアニメ第1期~第2期は毎日放送ほかで放送されていましたが、第3期からはNHK総合にて放送が開始。第4期も引き続き、NHK総合にて2020年12月7日より放送がスタートしています。
ドロヘドロ
MAPPAが制作を担当したテレビアニメ『ドロヘドロ』は、東京都出身の漫画家・林田球(はやしだきゅう)氏が手掛けるダーク・ファンタジー漫画です。小学館が発行する漫画雑誌『スピリッツ増刊IKKI』・『月刊IKKI』・『ヒバナ』・『ゲッサン』の4誌面上に2000年~2018年の18年間に亘って連載され、漫画『魔剣XANOTHER』に続く、作者の2作品目となる作品です。
また、『ドロヘドロ』は魔法使いの世界からきたという魔法使いによって頭部を爬虫類に変えられて記憶まで失ってしまった男・カイマンが、自身の記憶と真の姿を取り戻すために魔法使いを狩っていく作品です。作者はこの作品が、「歌詞がめちゃくちゃダークで凶暴なのにメロディーは踊りたくなるくらい楽しい曲」からインスピレーションを受けて生まれた作品であると語っています。
呪術廻戦のアニメ監督
- 名前:朴性厚(パク・ソンフ)
- 国籍:大韓民国
- 職業:アニメーター、アニメ監督
- ジャンル:アニメ
- 出身校:千代田工科芸術専門学校
- 主な作品:『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(作画監督補佐、原画)、『FAIRY TAIL』(作画監督)、牙狼-GARO--VANISHING LINE』(監督、絵コンテ)、『THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール』(監督、コンテ、作画監督)、『呪術廻戦』(監督、演出、原画)など
呪術廻戦のアニメ主題歌
では、ここからは「呪術廻戦のアニメ主題歌」と題して、「主題歌①廻廻奇譚」・「主題歌②LOST IN PARADISE feat.ALKO」・「主題歌③VIVID VICE」・「主題歌④give it back」の4項目から、それぞれの主題歌をお届けいたします。テレビアニメ『呪術廻戦』の主題歌には、どのような曲が選ばれたのでしょうか?気になった方は、是非聞いてみて下さい!
主題歌①廻廻奇譚
テレビアニメ『呪術廻戦』第1クールのオープニング主題歌に選曲されたのは、シンガーソングライターとして2009年10月1日からインターネットサイト「ニコニコ動画」を中心に活動していたEve(イブ)が歌う「廻廻奇譚(かいかいきたん)」です。Eveは2019年にレコード会社「㈱トイズファクトリー」からメジャーデビューしました。自身のYouTubeチャンネル登録者数は100万人、ミュージックビデオ視聴回数は6億回を突破しています。
Eveのメジャーデビューして4作目のシングルとなる「廻廻奇譚」は、2020年10月3日にデジタル配信限定シングルとして音楽配信サービスを通じてリリースされました。また、漫画『呪術廻戦』の読者でもあったEveは、当アニメ主題歌のオープニングに自身の「廻廻奇譚」が起用されたことについては、「感慨深い」、「己の真っすぐな虎杖の生き様と葛藤には考えさせられる瞬間が沢山あった」などとコメントしています。
主題歌②LOST IN PARADISE feat.AKLO
テレビアニメ『呪術廻戦』第1クールのエンディング主題歌に選曲されたのは、ロックバンドとして活動するALI(アリ)が歌う「LOST IN PARADISE feat.AKLO」です。ALIは2016年に結成された東京渋谷初の7人組の多国籍音楽集団で、日本・ヨーロッパ・アジア・アフリカなどの多国籍ルーツを持つメンバーによって構成されており、Funk・Soul・Jazz・Latin系ミュージックにHip Hopを掛け合わせた音楽が特徴的となっています。
「LOST IN PARADISE feat.AKLO」の作詞はLEO(ボーカル)・LUTHFI(ベース)・ALEX(パーカッション)とHIP HOP MCでラッパーのAKLO(アクロ)、作曲はALIとAKLO、編曲はALIが担当しています。また、本楽曲の映像としての見どころは、本アニメの主人公・虎杖悠仁たちが曲に合わせて躍るようになっています。
主題歌③VIVID VICE
テレビアニメ『呪術廻戦』の第2クールのオープニング主題歌に選曲されたのは、音楽ユニットのWho-ya Extended(フーヤエクステンデッド)が歌う「VIVID VICE」です。Who-ya Extendedは、ボーカリストのWho-ya(フーヤ)を中心としたクリエイターズユニットで、音楽・映像ソフトの企画・制作会社「㈱エスエムイーレコーズ」よりシングル「Q-vism」を出し、メジャーデビューを果たしています。
また、この「VIVID VICE」のEP(Extended Play)が、2021年2月17日の発売予定です。「初回生産限定盤」・「通常盤」・「期間生産限定盤」の3種類があり、期間生産限定盤には「描き下ろしアニメジャケット デジパック仕様」と「テレビアニメ『呪術廻戦』第2クールオープニングノンクレジットムービー」、初回生産限定盤には「VIVID VICE MUSIC VIDEO DVD」 が付いています。
主題歌④give it back
テレビアニメ『呪術廻戦』第2クールのエンディング主題歌に選曲されたのは、中村未来(ボーカル)と松本駿介(ベース)を中心に結成した3人組ロックバンドのCö shu Nie(コシュニエ)が歌う「give it back」です。バンド名は造語で意味はないが、「自分たちで初めてその言葉の意味になる」という思いが込められているそうです。
Cö shu Nieはテレビアニメ『東京喰種 トーキョーグール:re』の主題歌として選曲された「asphyxia」で、音楽系事業統括会社「㈱ソニー・ミュージックエンターテインメント」からメジャーデビューを果たし、当バンドの楽曲である「絶体絶命」・「Lamp」・「bullet」・「inertia」・「red strand」は、いずれもテレビアニメや映画の主題歌に起用されています。
呪術廻戦のアニメ声優一覧
ここからは、アニメ『呪術廻戦』のアニメ声優についてご紹介いたします。「呪術廻戦のアニメ声優一覧」と題して、本作に登場する主要キャラクターたちの声を担当する声優をピックアップしました。選ばれた声優キャストたちの豪華顔ぶれをどうぞお楽しみ下さい!
虎杖悠仁役/榎木淳弥
- 名前:榎木淳弥(えのきじゅんや)
- 生年月日:1988年10月19日
- 血液型:A型
- 身長:168cm
- 出身地:東京都
- 職業:声優
- 所属事務所:㈱アトミックモンキー
- 主な出演作品:『カードファイト‼ヴァンガードG』(綺場シオン役)、櫻子さんの足元には死体が埋まっている(館脇正太郎役)、『ベイブレードバースト』(紅シュウ役)、『風が強く吹いている』(城太郎/ジョータ役)、『BEASTARS』(ジャック役)など
伏黒恵役/内田雄馬
- 名前:内田雄馬(うちだゆうま)
- 生年月日:1992年9月21日
- 血液型:A型
- 身長:163cm
- 出身地:東京都
- 職業:声優、歌手
- 所属事務所:㈱アイムエンタープライズ
- 主な出演作品:『学戦都市アスタリスク』(夜吹英士郎役)、『血界戦線』(音速猿・ソニック役)、『ダイヤのA』(奥村光舟役)、『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS』(カワキ役)、『ぐらんぶる』(北原伊織役)など
釘崎野薔薇役/瀬戸麻沙美
- 名前:瀬戸麻沙美(せとあさみ)
- 生年月日:1993年4月2日
- 血液型:O型
- 身長:167cm
- 出身地:埼玉県
- 職業:声優
- 所属事務所:㈱シグマ・セブン
- 主な出演作品:『ちはやふる』(綾瀬千早役)、『輪廻のラグランジェ』(ラン役)、『ストライク・ザ・ブラッド』(藍羽浅葱役)、『魔法戦争』(五十島くるみ役)、『東京喰種 トーキョーグール』(真戸暁役)、『刻刻』(間島翔子役)など
禪院真希役/小松未可子
- 名前:小松未可子(こまつみかこ)
- 生年月日:1988年11月11日
- 血液型:B型
- 身長:160cm
- 出身地:三重県
- 職業:声優、女優、歌手
- 所属事務所:㈱ヒラタオフィス
- 主な出演作品:『遊☆戯☆王ZEXAL』(観月小鳥役)、『凪のあすから』(潮留美海役)、『やはり俺の青春ラブコメはましがっている』(戸塚彩加役)、『アオハライド』(村尾修子役)、『風夏』(石見沙羅役)、『ゆらぎ荘の幽奈さん』(神刀朧役)など
狗巻棘役/内山昂輝
出典: https://prcm.jp
- 名前:内山昂輝(うちやまこうき)
- 生年月日:1990年8月16日
- 血液型:A型
- 身長:177cm
- 出身地:埼玉県
- 職業:声優、俳優
- 所属事務所:㈱劇団ひまわり
- 主な出演作品:『ソウルイーター』(ソウル=イーター役)、『屍鬼』(結城夏野役)、『絶園のテンペスト』(滝川吉野役)、『ニセコイ』(一条楽役)、『ハイキュー‼』(月島蛍役)、『僕のヒーローアカデミア』(死柄木弔役)など
パンダ役/関智一
- 名前:関智一(せきともかず)
- 生年月日:1972年9月8日
- 血液型:AB型
- 身長:174cm
- 出身地:東京都
- 職業:声優、舞台俳優、歌手、漫画原作者
- 所属事務所:㈱アトミックモンキー
- 主な出演作品:『頭文字D』(高橋啓介役)、『はじめの一歩』(宮田一郎役)、『ドラえもん/テレビ朝日版第2期』(骨川スネ夫役)、『のだめカンタービレ』(千秋真一役)、『学園BASARA』(石田三成役)、『鬼滅の刃』(不死川実弥役)など
東堂葵役/木村昴
- 名前:木村昴(きむらすばる)
- 生年月日:1990年6月29日
- 血液型:O型
- 身長:183cm
- 出身地:東ドイツ
- 職業:声優、俳優、ナレーター
- 所属事務所:㈱アトミックモンキー
- 主な出演作品:『ドラえもん/テレビ朝日版第2期』(剛田武役)、『CØDE:BREAKER』(平家将臣役)、『暗殺教室』(寺坂竜馬役)、『遊☆戯☆王VRAINS』(草薙翔一役)、『池袋ウエストゲートパーク』(池内ヒロト役)など
呪術廻戦のアニメ制作会社に関する感想や評価
では、ここで漫画『呪術廻戦』のテレビアニメを制作する会社の評価及び感想を見てみましょう。本作はテレビアニメの影響も受け、原作コミックは売り切れ続出となるなど、世間では大変な人気を博しています。そんな人気沸騰中の漫画のテレビアニメを手掛けるアニメ制作会社「MAPPA」に関する感想や評価をどうぞご覧下さい。
海外で『呪術廻戦』のアニメ制作会社はMAPPAだとニュース記事になっていました。
— 【海外の反応】海外のジャンプ通信 (@kaigaiWSJtsu) April 27, 2020
テレビアニメ『呪術廻戦』は、日本だけでなく海外でも人気があるようです。そして、そのアニメを手掛けるアニメ制作会社が「MAPPA」であることが海外のニュースでも取り上げられたようです。制作会社「MAPPA」は、同じく海外でも高い人気を集める『進撃の巨人』を手掛ける制作会社でもあります。そのため、人気のあるアニメを手掛けている制作会社として何かと話題を集めやすいようです。
呪術廻戦の13話
— 赤さん (@shiorashika) December 30, 2020
MAPPAほんとすごい
作画に感動した#呪術廻戦#MAPPA
こちらのコメントは、同じくアニメ『呪術廻戦』を制作担当する制作会社「MAPPA」に関する意見です。『呪術廻戦』のアニメを実際に観て、MAPPAの製作技術に感動した様子がこのコメントされています。このことから、MAPPAの作画に対する技術力の高さが窺えます。
#呪術廻戦
— こはく (@potyapoltyaa) January 15, 2021
五条先生の作画半端ない。さすがはMAPPA! pic.twitter.com/QKhGTAT2Ge
アニメ『呪術廻戦』を制作する「MAPPA」の制作技術、特に「作画」がすごいという評価がTwitter上でいくつか見られました。本作に登場するキャラクターの中で、主人公・虎杖悠仁が通う「東京都立呪術高等専門学校」の1年生担任・五条悟は大変な人気があり、その五条悟の作画が半端ないと評価していることからも、その作画ビジュアルの素晴らしさを窺うことができます。
呪術廻戦のアニメ制作会社まとめ
最後に「呪術廻戦のアニメ制作会社まとめ」と題して、簡単にまとめていきます。漫画『鬼滅の刃』に続く話題作として人気を集める漫画『呪術廻戦』は、毎日放送・TBS系列で2020年10月3日から放送がスタートしていますが、そのテレビアニメを手掛ける制作会社は人気アニメ『進撃の巨人』を手掛ける「MAPPA」です。MAPPAは2011年6月14日に「㈱マッドハウス」を退社した丸山正雄氏が設立した会社で、東京と仙台にスタジオがあります。
また、MAPPAが最初に手掛けた長編アニメーション映画『この世界の片隅に』が、第40回日本アカデミー賞「最優秀アニメーション作品賞」に選出されました。そして、MAPPAは年間に8作品以上のテレビアニメ作品を制作・放送しており、アニメ業界が抱える様々な問題に正面から向き合っています。そんな多忙であるにも関わらず、クオリティの高い作品を作り上げるMAPPAが手掛ける作品の数々を是非、皆さんもご覧になってみて下さい。